ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

マイキーのバプテスマ

2012年08月16日 | Family
8月3日(金)、先月8歳になったマイキーがバプテスマを受けた。
3番目のバプテスマは今までで一番バタバタだった。


普通は毎月第一土曜日にステークのプライマリーバプテスマ会がある。
なので8歳になったら翌月のステークバプテスマ会でバプテスマを受けて翌日の日曜日に自分のワードの聖餐会でConfirmationを受ける。
ちょうど義母がメインランドにいる時期だったので好都合!!
マイキーのバプテスマ会に参加してからハワイに帰る、という予定を立てた。

が!
なぜか8月の第1週はSA(シングルアダルト)の活動があるから金~日まで教会で他の活動が出来ない、となった。
毎月プライマリーが第1週末にバプテスマ会をするって知っててわざわざ第1週に予定を組んだのか?!
この辺がすっごく我がステークらしい。
聖餐会だって3ワード合同で日曜学校などはなしですよ。
せっかく義母がマイキーのバプテスマのためにオレゴンに来るのに、ステークバプテスマが1ヶ月延期ってどうよ?!
義母は8月7日の早朝にハワイに帰るのに。
7月最後の週末でも可能だったんだけど、なんせ我が家はまだカリフォルニアにいたのでね…。


ステークのプライマリー会長に聞いてみると、他の建物なら使えるとのこと。
でもそのためにはビショップが他の建物のバプテスマ担当の人に連絡しないといけないとか。
カリフォルニア旅行から帰ってきてビショップに連絡してみると、同じステーク内の別の建物が使えそうなので、そこで土曜日(4日)の午前10時に予定してみよう、となった。
でも最終確認をするまでは保留。
数時間後にビショップが電話をくれてこう言った。

「18th Ave.の建物は12時半にしかバプテスマの準備が出来ないそうだ。
でもねぇ、僕がステークのミュージカルの方に2時までに行かなきゃいけないから12時半はちょっときついんだよね。
別の建物をあたってみるよ」

この週はステークが2月から練習していた開拓者のミュージカルの公演週だった。
火~金曜までは夜の部で、土曜は昼と夜の部の公演。
本格ミュージカルで私達の友達も家族全員で出演しているというのが何家族かいた。
つまりその家族たちはマイキーのバプテスマには来られない、ということなんだけど。


更に数時間後、また電話。

「President St.の建物なら金曜日(3日)の5時から出来るよ。
どう?」

おぉ、隣のステークの建物に移りましたな!!
私達はマイキーのバプテスマが義母滞在中に出来ればどこでも何時でもいいのですぐ承諾。
これが月曜日の夕方だった。
バプテスマの4日前。


バプテスマ前に教会で集うことがないので電話、Facebook、テキストで友達にお知らせ。
便利な世の中になったわねぇ。
マイキーだけのバプテスマなのでプログラムを決めるのも我が家。
誰と誰が話をして誰と誰が祈って…とかね。
水曜日にワードのプライマリー会長さんも連絡してきてくれて、ばたばたで準備が進んだ。


当日の金曜日、4時半にPresident St.の教会へ。
その建物のバプテスマ担当のご夫婦が待っててくださった。
わざわざありがとうございます。
ジョセフ君とマイキーはまず着替え。
残りはバプテスマ会が行われるプライマリーの部屋へ。

キリを野放しにしてたんだけど、全然じっとしない!!
もう嬉しくなっちゃったらしく走る、走る!!
これじゃバプテスマ会をゆっくり楽しめないので車からストローラーを持ち出しましたよ。
ストローラーに乗ること自体は好きだけど、1箇所にじっとしているのは嫌いなキリ。
叫びそうになったので母のケータイを渡してゲームをさせることに。
便利な世の中ねぇ。


急に決まったバプテスマ会にも関わらず、6家族くらいが集まってくれた。
特にここ数年会ってなかったベル夫婦が来てくれて嬉しかったなぁ。
ベル夫婦には我が家がハワイから引っ越してきたときにすごくお世話になったのよね。
このPresident St.の教会のすぐ近くに住んでいるから、ある意味この建物でバプテスマ会をすることになって良かったのかも。
ちなみにベル兄弟は元オリンピック選手。
世界陸上大会では金メダルも取ったことがあるすんごいセレブだったりする。
それと、アレン家族がそろって来てくれたのも嬉しかったな。
ここの次女がケイキクラスで踊っていて今回のフラ大会で我がグループ最年少ダンサーだったソフィア。
ママもShantiaと同じクラスで踊っている。
ここの長男ノアがマイキーと同じ年で、フラはやっていないけどいつの間にか仲良くなったんだよね。
この家族を教会で見かけたときはそれはそれは驚いたよ。
(ワードは違う)
ノアがバプテスマに来てくれてマイキーも嬉しそうだった。


5時から始まる予定だったバプテスマ会、開会のお祈りを頼んだジェイソンがまだ来ていなかったのでしばし待つことに。
金曜日だもんね、仕事があるのよ皆さん。
会がやっと始まったのが5時半。
誰も急いでなかったのが幸いでしょうか。


無事にバプテスマを受け終わったマイキーに感想を聞いてみると

「ちょっと熱かった」

って。
全く違う方向からきた感想に戸惑っていると横からジョセフ君が苦笑しながら

「お湯がね、お風呂状態だったんだよ」

と言ってきた。
マイキーの後に7時から別のバプテスマがあったらしく、その人が冷たい水に入らずに済むようマイキーのときの水温がちょっと高めだったらしい。
つまりお風呂状態。
あははは。
いいんじゃない、凍えるよりは。


そしてバプテスマの儀式が終わった後にConfirmationも執行。
義母がいる間に出来る限りの儀式を行いたいもんね。


マイキーのバプテスマには義母とかかさまが参加してくれて、一層特別な日になりました。
義母も孫のバプテスマ会に参加するのは初めてだったんだよ。
家に帰ってから『マイキーのバプテスマ記念』と称して義母が『SweetLife』で買ったケーキをJ家も一緒に満喫。
チョコレートヘーゼルナッツだそうだ。
サンドしてあるのは生クリームベース、上の縁取りは生チョコっぽいチョコ。
予想通りリッチではあったけど、思ったほどは甘くなくて美味しかった。




マイキー、バプテスマおめでとう!
これからしっかり正しい道を選んでね!!


プールタイム!

2012年08月13日 | Family
夏には子供達をプールに連れて行きたい母。
泳げる時期にいっぱい泳がせてあげたいタイプ。
カリフォルニアでは何回かプール遊びをしたけどユージーンではまだだった。
なのでプー10日(土)に唯一の屋外市営プール『Amazon Pool』に連れて行った。
友達もJ家も一緒に。


アマゾンプールのRecreation Swimの時間は午後2時から5時まで。
2時ぎりぎりに駐車場に着くと、入り口に長蛇の列を発見。
やっぱりみんな考えることは同じなのねぇ。
気温が上がる日の週末だもん、プールが一番だよねぇ。
列は長かったけど、意外とスムーズに動いてくれてそんなに外で待つ必要はなかった。

列で待っているときにマイキーのジムナスティック仲間イーサンも家族で来ているのを発見。
イーサンはマイキーと同じ年。
マイキーは7&8月とジムナスティックをお休みしているし、イーサンは6月下旬にジムナスティックをお休みしていたのでほぼ2ヶ月ぶりの再会。
マイキーを見つけたときのイーサンの反応がかわいくてねぇ!!

「Michael!! Where were you?」

って。
いいお友達に恵まれていいわねぇ。


アマゾンには広い芝生があるので、荷物監視役のジョセフ君が芝生でケコアと荷物と共に待機。
Shantiaはキリをプールに連れて行った。
最初はちょっと半信半疑な顔をしていたキリ、ベビープールに入って数秒で楽しいと悟ったらしくかわいい笑顔で遊び始めた。
キッズプールに連れて行くと、浅い方で遊べばいいのにどうしても深い方(と言っても水深90cm)に歩いていくキリ。
心配する母がキリの横に腕をスタンバイしているので、キリは足が届かなくなったらさっと母の腕を掴んで水中に浮く、という技を覚えた。


しばらくキリと母と一緒にいたアレックスがウォータースライダーに姉達と行くことにした。
それを見たキリも滑りたい、と言い出した。
そこでまず最初にJ家のパパと一緒に滑ることに。
抱っこされて階段を登り、記念すべき初ウォータースライダー!!
楽しかったらしく、戻ってきたらすぐにJ家のパパの手をとり

「Again!」

って。
なので今度は母と一緒に行くことに。
っていうか私がウォータースライダーを滑ったのは何年ぶり?!
子供のときはウォータースライダー大好きだったのよねぇ。


母と滑ったあとももう一度行きたがったけど、キッズプールへ連れて行った母。
しばらく遊んでいたらJ家のパパが

「キリ見ててあげるからホットタブにIちゃん(J家のママ)と入っておいで」

と嬉しいことを言ってくれた。
お言葉に甘えてキリをJ家パパに託し、ホットタブでくつろぐ母2人。
一応目はキリの方に向けて。
そのうちキリはまたウォータースライダーに行きたくなったらしく、J家パパの手をとってウォータースライダーへ歩いていった。
その様子をおしゃべりしながら見ていたんだけど、階段の頂上についたJ家のパパ、身振りで

「キリ、今滑ってるよ」

と伝えてきた。
母2人びっくり!!

えっ、キリ1人で滑ってるの?!

アマゾンプールは泳げない子が1人で滑るときは下の監視員さんがちゃんと着水前に捕まえてくれる。
それでもキリは1人で滑るには幼すぎないか?!
心配して見ていたらキリが滑り降りてきた。
頭から…。
その後をJ家のパパが滑ってきて監視員さんからキリを受け取り、ホットタブへやってきた。

「上についてさぁ、『キリ1人で滑ってみる?』って聞いたら『うん』って言ったかと思った瞬間自分で滑り出してねぇ。
驚いたよ。
上から見てたらカーブのところで(2箇所ある)1回転してた。
めっちゃ笑ってたよ」

だそうだ。
…無事でなにより。
恐怖心がなさすぎるのも困るんですが。


キッズプールでプールサイドからジャンプというのにも目覚めまして。
何度も何度もジャンプしてたね。
捕まえるのは母ですよ、もちろん。
母の髪もずぶぬれになった。


途中でケコアが起きたので、キリをジョセフ君に任せて母は授乳。
水着で授乳は初めて。
一応タオルで隠して授乳してたんだけど、目の前にはトップレスで背中を焼いているお姉さんが。
あれが許されるなら授乳はなんの問題もないでしょうな。
まぁ、ユージーンは街中をトップレスで歩いても全く問題がないんだけどね。
(そんな人はあまりいないけど)


ちなみにこの日のプールで一番おもしろかったのはすれ違った兄ちゃんの腕にあったタトゥー。
日本語で

『上に深い焦点』

と彫られていた。
…何が言いたい?!
悪いけどこれほどまでに意味の分からない日本語は久しぶりに見たよ。
笑わずにはいられなかった。
この兄ちゃんのお腹にも中国語のタトゥーが入っていたけど、あっちの意味も変なんだろうなぁ。


予想通り、2時から5時までしっかり水遊びをして夏の午後を満喫したShantia家でした。

嬉しくないサプライズ

2012年08月13日 | Family
7月19日、午前10時ちょっと前にユージーンを出発してカリフォルニアに行った我が家。
休憩なしで走れば7~8時間でサクラメントに着くんだけど、我が家は子供が6人。
しかもそのうちの1人は生後6週。
休憩なしなんて無理な話。
ランチのためにとまり、トイレ休憩でとまり、授乳のためにとまり。
結局サクラメントのホテルに着いたのが午後10時ちょっと前。
12時間もかかった。
こんなに長時間車に乗ってると疲れるのよね。
特に運転したジョセフ君&Shantiaは余計お疲れモード。
(車2台で行ったので2人とも12時間運転)


ホテルにチェックインして早速寝る準備。
子供達にパジャマに着替えるように言うとマイキーが

「僕のパジャマどこ?」

と聞いてきた。

「マイキーのかばんの中でしょ?」

と言う母に

「僕のかばん…って??」

と聞く息子。

「スヌーピーのバッグよ。どこにあるの?」

「えっ…知らない」

「ジョセフ君!マイキーのスヌーピーのバッグ、どっちの車にいれた?」

「スヌーピーのバッグ??入れた覚えがないけど」


何、家に忘れたの?
今朝の着替えはバッグの上に置いてたじゃん。
なんで全て母任せなの?!
自分のかばんくらい自分で責任持ってくれてもいいんじゃない??


12時間のドライブの後に突きつけられたこの現実は母を発狂させるのに十分すぎた。
もうね、1時間くらい軽く愚痴を言い続けられそうな勢いだったよ。
でも何を言ってもどうしようもないので、母は怒りモードでバッグを手に取りフロントへ。
もちろんケコアも一緒。
母が行くところ、ケコアも行く。

「すみません。一番近いWal-mart、どこですか?」

とフロントに聞くShantia。
えぇ、買い物ですよ。
長時間運転した後でさっさと休みたいのにまた運転。
しかも初めて足を踏み入れた土地で。
しかも大都会サクラメント。
時間は午後10時半。


フロントで場所を聞いているとアシュランドのアラカイをしているレイラニがやってきた。
ついでなので今起きたハプニングを話すと買い物に一緒についてきてくれることになった。
知らない大都会を夜中に1人で運転せずに済むのはありがたい。


Shantiaが運転手でレイラニがナビゲーター。
技術的には逆の方がきっと良かったと思うけど、ケコアのカーシートがあるから仕方ない。
2回ほど別の道に入って半分迷いそうになりながらもWal-martに無事に到着。
2人だったから大笑いしながらたどり着けたけど、これ1人だったら絶対超がつくストレスになってたと思う。


外観が全く違うWal-mart西サクラメント店について急いで男児服売り場へ。
これがまた分かりにくくてねぇ。
天井から吊り下げてあるサインで場所を探そうとしたんだけど、女児服とベビー服売り場は見えても男児服売り場が見当たらない。
歩いているとちょうど店員さんがいたので

「あ、すみません。男児服売り場はどこですか?」

って聞いたら

「男児服売り場…
このことですよね?」

と店員さんのすぐ真後ろを指差された。
見ると確かに男児服売り場。

「あぁ、これです。どうも」

とお礼は言ったけど、絶対に変な客だと思われたね。


出来るだけ安いTシャツ4枚と短パン4枚、そして優しい母は水着も購入。
っていうかね、マイキーは激細だから短パンや水着を探すのが大変なのよ!!
8歳だけどウエストサイズは4歳なので。
商品を手にとってウエストのサイズを確認。
ウエストがよさそうだったら丈の確認。
家にある服だったら絶対に着れるって分かってるのに忘れるからねぇ。
ちなみに買った短パン&水着は4~5歳用で長めのものばかり。
8歳用なんて買ったら使えない。


買い物からホテルに戻ってきたらもう真夜中近くになっていた。
新しい服がマイキーの誕生日プレゼントになりましたよ。
(この日はマイキーの誕生日だった)
まさか見知らぬ町を夜運転することになるとはねぇ。
あ、でも夜で良かった。
車線数が多いから昼間だったら絶対に目的地につけなかったと思う。
夜なら交通量が少ないから車線変更も楽だったし少しくらいのろのろで走っても誰も後ろからこないから気が楽だったわぁ。

フラ大会2日目☆’Auana②

2012年08月13日 | Hula/Tahitian
女の子達のステージが無事に終わって控え室に戻るとクムから

「男の子達、バックステージに連れてきてね。
あと4つだから」

と指示された。
やっぱり私が連れて行くのね。
男の子達のクラスはあんまりアシストしなかったからどうかと思っていたんだけど。


男の子達の衣装は女の子達と違ってとても簡単。
下は海パンなので、イスに座ってもOK。



なのでバックステージ(=キッチン)でもこの余裕。
大して緊張もしてない様子。


出番になり、曲に合わせてステージへ。
そして正面を向いてメレ(メインの曲)が始まると後ろに隠していたサングラスをちゃっと着用。
その瞬間の観客の反応はすごかった!!
絶対に男の子達のアウアナは観客に受けるだろうとは思っていたけど、予想以上の反応に思わずステージ袖でにやりとしてしまったよ。
ちなみにこのサングラス、クムが友達で今回審査員を務めていたクムフラマーク・ホオマルを意識して1ヶ月ほど前に採用したもの。
クムマークはいつも白淵のサングラスをしているからね。
男の子達がサングラスを取り出したとき、クムマークは立ち上がって自分のサングラスを取って見せたらしい。
しっかり我がクムのおちゃめなメッセージを受け取ったようで。



このポーズをフラ中にびしっと決めたときも観客の反応はすごかった。
もう会場大盛り上がり状態。
このポーズも1ヶ月くらい前に追加されたのよね。
2秒くらいなんだけどバランスを崩さないかが一番心配だったわぁ。
男の子達は見事に静止してくれたけど。



さて我が家から出場したマイキー。
たった2ヶ月でよく大会のステージに出るまで成長したなぁ、と母は感心しています。
フォーメーションもしっかり覚えて上手に踊れてました。


男の子達も本番が終わったら外で写真撮影。



ケイキの出番が全て終了したし、残りはアシュランド支部のクプナ達2つだからもうShantiaの出番は終わりかな、と思っていたら次のクプナカネ(年配男性)もバックステージに連れてくるように言われた。
休憩を挟んであと3つらしい。
休憩があるから時間に少し余裕を見つけたShantiaは控え室で急いでケコアの授乳開始。
えぇ、ケコアもいたんです。
母がケイキちゃんの準備&本番でバタバタしている間、ダンサーの1人であるUncle Ryanにずっと抱っこされて大人しく寝てくれていた。



ケコアは本当にいい子でねぇ!!
母は頭があがりません。
床に座ってケコアにおっぱいをあげながら、カネ達の衣装チェック。
手が空いてそうなヘルパーに指示しながらケコアのお腹を満たす母。
授乳が終われば今度は部屋にいるAunty達に抱っこされるケコア。
ハラウみんなで育ててます。



男性陣をバックステージにご案内するShantia。
もうバックステージ係の人には十分覚えられました。
男性陣もアイロンかけが必要ない衣装なのでイスに座ってくつろぐことが可能。
ドレスを着る女性陣には無理ですなぁ。
7人のダンサー中、3人が新人。
うち1人は初ステージ。
他6人が結構リラックスして本番を待っている横で、ひたすら真顔で振りを確認していて緊張が伝わってきた。
そんな彼に対しフラブラザー達は

「そんなに踊りこまなくても大丈夫さ。
まぁ、水でも飲んで」

と優しい。
この超緊張していたデビューダンサー、本番が終わって写真を撮っていたときに

「…うん、楽しかったな。
もう1回やりたい」

とステージの楽しさを既に実感していた。
観客があれだけ喜んでくれたらそりゃあ踊る方は絶対に楽しいはず。



本番終了後のこの写真がお気に入り。
各々の個性が出てておもしろい。


男性陣も終わり、残すはクプナワヒネ(年配女性)のみ。
彼女達の出番は一番最後。



アシュランド支部のアラカイが連れて行くのかと思っていたらやっぱりShantiaの仕事だった。
アシュランドアラカイは観客席から応援。
っていうかね、この二日間でShantiaが観客席から見たのは初日の最初の5つだけ=マリアまで。
後の他のハラウは全然見てないし、自分のハラウだってソロは見てない、グループはバックステージからのみ。
DVDの販売もしていたんだけど、そのブースに行く時間だって外のプレートランチを買いに行く時間だってなかったさ。
あぁ、大会ライフ。


大会が全て無事に終わってようやく一息つくことが出来た。
母が忙しかったので娘達はクラフトブースを見に行くことが出来なかったので、表彰式が始まる前にお買い物。



女の子達はクラスでクムの質問に答えたり上手に踊ったりしたときに"フラマネー"なるものをもらっていたので、このクラフトフェアでお買い物するのを楽しみにしていた。


出場ハラウ関係者&観客が徐々に会場に戻ってきて、さぁ表彰式!!となったのになかなか始まらない。
点数の間違いがないか2度、3度とチェックしていたらしい。
それでも間違いがあったんだけどね…。
しかもその間違いが我が女の子達のアウアナのスコアだったし。
表彰式では入賞しなかったんだけど、翌日に実は130点も低く計算されていることが判明して大会委員会に連絡。
返り咲き1位ですよ。
あんなに時間がかかったのにこの間違い。
う~ん。
ついでに受賞者の発表の順番がわかりにくくて、女の子達はクムと一緒にステージに上がって表彰されるという機会を逃した。
残念すぎる!!


後に応援に来てくれていたハラウメンバーがハラウのステージだけを録画したDVDをくれたので見てみた。
一番見たかった男の子達のアウアナとクプナカネのソロが入っていなかったのがすっごく残念!!
クプナカネのソロ、これも相当観客の反応が良かったらしいのよね。
司会者が

「いやぁ、彼はプロだね!!」

と言ったらしい。
そしてソリストであるスコットが舞台を降りる際に、クムマークに向かって身振りで

「後で電話してねっ」

とやり余計笑いを誘っていたとか。
あぁ、見たかった!!
マイキーの出たカヒコ、みんな今年になってから始めたとは思えないほどの上出来でびっくり。
そして1位を受賞していいのか、と本気で疑った女の子達のアウアナ。
アラカイShantiaが驚くくらい目立った間違いがなく踊れていた。
みんな本番に強いのねぇ。


そうそう。
2日目はクムがアラカイとメインヘルパーにマイレ&プアケニケニのレイを用意してくれていた。
共にすごく香りがいいレイ。



一日中つけていたかったんだけど、Shantiaはケコアに授乳するたびにレイを外さなきゃいけなかった。
プアケニケニはあまり触るとすぐにしおれるんだよね。
表彰式にはもうレイなしだったよ。
フライベントにレイは欠かせないけど、ケコアの方が大事だもんねぇ。


こうして練習に明け暮れて迎えたフラ大会が終了!!
皆さん、お疲れ様でした!!

初めての買い物?!

2012年08月11日 | Family
3月にシャーちゃんの誕生日パーティをしたとき、友達の1人がプレゼントにShantiaお気に入りのお店『Trader Joe』のギフトカードをくれた。
Trader Joeには美味しい物がいっぱい売ってあるから、お嬢さん達もかなり気に入っている。
そのお店のギフトカードならかなりうれしい。
ちなみにギフトカードに入っている金額は20ドル。


カリフォルニアに行く前、旅中でのおやつ用にTrader Joeで買い物がしたいとシャーちゃんが言ってきた。
もちろんギフトカードを使って。
ティアも一緒に選んでいいよ、と言われてティアも大喜び。
長時間の車での旅は出来るだけ楽しい方がいいので、シャーちゃんの希望通りTrader Joeに買い物に連れて行った。


普段、母と買い物に行くことはあっても自分の好きなものを自分で買うということはまずない。
なので2人ともかなり興奮気味だった。
2人でこれがいい、あれがいい、と言いながらかごを持って店内を歩き回る娘達。
母はその間、自分の買い物。
しばらくして嬉しそうに戻ってきた娘達のかごは美味しそうなお菓子やケーキが入っていた。
さっと見渡して、原材料のトップがサラダ油であることを知っているチョコレートだけは他のものに変えてもらって。
別のものを選びに行くときも2人で腕組んで嬉しそうに去っていった。
あんなに楽しそうに仲良くしている2人を見るのは久しぶりじゃない??ってくらいすごく嬉しそうだった。


母と娘達の買い物が終わり揃ってレジへ。
お嬢さん達のかごは自分達でレジへ置く。
この辺も普段の買い物とは違う。
レジのお姉さんがお嬢さん達に話しかけながらお会計してくれた。

「いいわねぇ、美味しそうなデザートがいっぱいで!
はい、26ドルね」

.
.
.
26ドル?!
1ドルか2ドルくらいはオーバーするだろうとは思っていたけど6ドルオーバー?!
シャーちゃんは一応自分のお財布も持ってきていたんだけど6ドルは入ってなかったらしい。

「…ママ、ちょっと足りない」

って。
そこで母がさっと10ドル札をレジのお姉さんに渡してお会計終了。
おつりとレシートは母がもらいました。


予想以上のオーバー額に疑問を感じながら二人に質問。

「お買い物中に計算していかなったの?」

すると2人は

「してたけど…途中でわからなくなったみたい」

だそうだ。
6ドルって明らかに計算してないよね。
クッキー一箱減らしてもまだ20ドルより高いと思うよ。


初めてのお買い物で相当嬉しくて計算なんてどうでもよくなったのかもねぇ。
これじゃ日本の遠足のおやつでアウトだよ。
200円という予算でいかに上手におやつを買うか、これが日本の小学生の買い物能力を高めているのかも知れない。
遠足にはそんな隠れた効能があったのねぇ。


初めてのかいもので娘達の買い物力の低さを実感した母。
次の誕生日のプレゼントは二人ともギフトカードにしようかな、とちょっと本気で思っていたりする。

フラ大会2日目☆’Auana①

2012年08月11日 | Hula/Tahitian
二日目はアウアナ(現代フラ)
ケイキだけじゃなくクプナもこの日は出場するので、我がハラウは大忙し。
ソロ・グループ合わせて全8エントリー。
クム率いるミュージシャン達は何度もステージに出ることに。
ご苦労様です。


二日目のトップバッターはカイカマヒネソロのマリア。
一番最初って緊張するよねぇ。
ケイキちゃんの集合時間は10時、大会開始時間と同じだった。
だから全員が揃ってから一緒にマリアのソロを見に行く予定だったのに、半数以上のケイキちゃん達は保護者と一緒にマリアを見に行っていた。
つまり集合時間を無視ですよ。
控え室に既にいたヘア担当のケイキママもShantiaもマリアを見たいのは同じなのに。
結局、言われた通りに集合した人はマリアを見れなくて集合時間を無視した人はマリアを観戦できるという状況に。
…これ、ダメじゃない??


マリアから始まってまずはソロ4人がステージへ。
1人終わって控え室に戻ってくるたびにクムが

「次は誰?
女の子達、しっかり準備進めておいてね」

と指示。
もうこの日の女の子達の準備はアラカイ任せですな。


髪の毛をやってもらった子からまずはブラウスとパンタルーンに着替えさせる。
次に口紅以外のメイクの列に並ばせ、メイクが終わったら軽食タイム。
食べ終わった子から口紅をつけてもらい、少しずつ準備を進めていた。
スカートを着たら本番が終わるまで座れないから(しわになるから)、スカートは4人目のソリストがステージ裏にスタンバイしてから着用するように指示するつもりだった。
でもクムが3人目のソリストが終わって戻って来た時に、誰かが思わず女の子達にスカートを着用するように指示してしまったらしい。
気付いたらスカートを着始めている子が数人。

「あ~あ、今はいても絶対早いと思うけどなぁ」

と思うShantia。

「スカート着たら座ったらダメだからね!
お手洗いに行きたくなったらスカート脱いで行くんだよ!」

と指示。
女の子達、座れないというのがどれだけ大変かまだわかっていなかった。
スカートを身につけた女の子達、髪が崩れるから暴れられないしスカートがシワになるから座れないし、でちょっと退屈ぎみになってきた。
なので控え室でリハーサルさせることに。
アウアナの方が出来が悪いからリハは何回やっても無駄にはならない。
あははは~。


準備を進めている間に大会の方は1時間のランチ休憩に入った。
我がハラウの女の子達の出番は休憩後2番目。
つまり休憩が終わるまでにはバックステージにいた方がいい。
女の子達はあとレイをつけて帽子をかぶるだけ。
大して時間はかからない。
でもマイレレイをクムがどうつけたいのかわからないからとりあえずクムが帰ってくるのを待っていた。
ちなみにクムはランチに行ったらしい。
待っても待ってもなぜかクムが戻ってこない。
一緒にランチにいったクムの奥さんは戻ってきたのに。
もしもクムがぎりぎりに戻ってきたら大変なので、まず1人のダンサーに2通りのスタイルでレイをかけてみた。
真っ直ぐにかけた場合は3連のロケラニのレイが見えにくかったので、アラカイの独断でマイレは斜めにかけることに。


女の子達を縦1列に整列させ、まずマイレレイを斜めにかける。
マイレをかけてもらった子から3歩ほど左に移動してロケラニのレイをかけてもらう。
2つともレイをかけてもらったら更に3歩ほど左に移動してラウハラの帽子を頭に乗せてもらう。
流れ作業をやっているとクムが戻ってきた。
すでに出来上がったダンサーを見ても別に何も言わなかったから、きっとこの出来上がりで良かったんだと思われる。


12人全員の準備は出来たけど、まだちょっと本番までは時間がありそうだった。
でも男の子達、男性陣、女性陣がそれぞれの出番に向けて準備を始めたので控え室の人口密度はかなり高くなっていた。
なので女の子達を廊下に連れ出すことにした。
廊下に出る際、他のダンサー達から声援を受ける女の子達。
そして廊下に出るとミュージシャン仲間と話していたクムが

「お、準備できた?
じゃあShantia、バックステージに連れて行って」

と指示。
…もう行っていいの?
ていうかクムが連れて行かないの??
連れて行け、と言われたので12人のおしゃれなお嬢さん達を引き連れてバックステージへ。
ここでも20分ほど待つことになった。
座れなくなって約2時間。
女の子達、さすがにもう座りたいらしい。
でもこれが大会なのよ~。
アイロンがけが必要な衣装の場合は座れないのさ。
立っておくのが限界に近づいてきた女の子達に

「そうそう。ステージが終わっても着替えちゃだめよ。
表彰式まで衣装着ててね」

と言うとほぼ全員の顔色が一瞬青ざめた。
何がそんなに嫌なんだ?!と疑問に思ったShantiaに1人の子が

「表彰式が終わるまで座っちゃいけないの?!」

とすがるような目で聞いてきた。
なるほど、それを心配していたのね。
本番のステージが終わったら座るのはOKだと伝えてあげるとかなり安心しておりました。


本番は近づいてくるんだけど、またクムが来ない。
大丈夫だろうか、と心配していると突然どこからかクム登場。

「…どこから来たの?」

と聞くと

「ん?厨房のゴミ置き場から」

って。
…外でタバコを吸っていた、という意味でしょうかね?


クムが来たのでステージ袖に移動してスタンバイ。
すると急にクムが女の子達に

「You know what?
そのラウハラ帽子、記念に君たちにあげるよ」

って。
よく事がつかめていない女の子達の横でShantiaの口があんぐりになりましたよ。
だってこのラウハラ帽子、ハワイで一つ一つ手編みで編んであるもので1つ100ドル以上するんだよ?!
この帽子は元々はハラウの備品(っていう?!)になる予定だったのに。
それをプレゼントですと?!
私が欲しい。


サプライズのギフトをもらった直後にやってきた本番!!
カイ(入場)の曲♪Sassy Hula♪、入場に使う1番の歌詞が

『イヴィレイのお嬢さん、Sassyな踊り方をするんだよ。
いつも黒いカニを食べて、Sassyな踊り方をするんだよ』

というもの。
これをクムがちょっと変えて

『オレゴン州ユージーンのお嬢さん、Sassyな踊り方をするんだよ
いつもおいしいもの食べて、Sassyな踊り方をするんだよ』

と歌うと観客大喜び。
いい反応してくれるねぇ。



この写真、ボケてるけどスカートの動きがすっごく気に入ってる。
"とにかくSassyに"が影のモットーだったから。


前日同様、退場する側のドアまで移動して踊り終わった女の子達を外へ誘導。
再び外で写真撮影。
アウアナも無事終わってよかったね!!


ティアの買い物

2012年08月09日 | Family
1週間ほど前、脱走したキリを捕まえるようにおばあちゃんから頼まれたティア。
その時におばあちゃんが

「連れてきてくれたらご褒美買ってあげるから」

と言った。
それを聞いてやる気が出たティアはシャーちゃんに手伝ってもらって見事にキリを家の中に連れ戻すことに成功。
その日は

「帽子が欲しい。
ねぇおばあちゃん、Wal-martに行こう」

と行っていたけど、その日は忙しくてWal-martに行けなかった。


日が経つにつれ帽子への興味は薄れたようで、

「お店に行ってから欲しいもの選びたい」

というようになった。


そして月曜日。
ようやく一緒にモールに買い物に行くことになった。
最初に『JCPenny』というデパートをチェック。
次に『The Children's Place』という子供服専門店をチェック。
そして隣にある『Justice』という小中学生の女の子の服専門店に行ってみた。
このお店、結構小学校高学年の女の子達に人気がある。
だからこのお店で何か選ぶんだろうなぁ、とは思っていた。
服以外にもちょっとした文房具やアクセサリーなんかが売ってあるからね。
案の定、しばらく店内を見て回ったティアが嬉しそうにやってきて

「欲しいもの見つけた!!
こっち!!
きて、きて!!」

と言ってきた。
なんだろうなぁ、ラメラメのバッグかもなぁ、なんて思いながらティアに付いて行った母。
行き着いた先でティアが嬉しそうに見せてくれたもの、それは

ロイヤルブルーのボブスタイルのかつら

母ね、思いっきり

「はっ?!」

って言ってしまったよ。

「そのかつら、いつ使うつもり?」

と聞く母に

「もぉこれ、超かわいい~」

と答えにならない発言をする娘。
どうしようもなさそうなので

「おばあちゃんが買ってくれるんだからおばあちゃんに聞いたら?」

とちょっと責任転嫁(?!)してみた。
青いかつらを見せ付けられたかかさまも

「えっ?!」

って。
多分、誰に見せても同じ反応だと思う。
娘の意思を尊重したいと同時に、これ以上どうしようもない買い物があるだろうか、と思った大人2人。

「それ、ハロウィーン以外使い道なくない?
家で着けるのは構わないけど、それ着けてる時は外に一緒に連れて行かないからね」

と忠告。
さっさと初日にWal-martに連れて行けばよかった。


どうやら青いかつらは買ってもらえないらしい、と悟ったティアは別の物を選ぶことに。
これにもあまり時間はかからなかった。
青いかつらの上に売ってあった『子供用ヘアマニキュア』が欲しいと言ってきた。
しかも色はピンク。
ピンクが一番ティアの髪には似合うそうだ。
それもどうかと思ったけど、青いかつらよりはずっとマシだったので、ピンクのヘアマニキュアを買うことに。


相変わらず自分の世界を繰り広げてくれるティアの買い物、なかなか理解しがたいですよ。

ケコア☆2ヶ月

2012年08月09日 | Family
2ヶ月になったケコアの記録。


身長 23.5インチ(59.6cm) 74パーセンタイル
体重 14LB(6350g) 94パーセンタイル
頭囲 16.25インチ(41.2cm) 82パーセンタイル


体重が…。
抱っこするたびにずっしり重くなったなぁ、とは思っていたけど14LBにも増えていたとは…。
どおりでカーシートごと持つと腕が痛いわけだ。


Pacifier(おしゃぶり)を上手に吸う事が出来るケコア。
おっぱいが欲しいわけじゃないけど何か吸わないと落ち着かないというときは口にPacifierを入れてあげると大人しくなる。
こんなに上手にPacifierを使える子は初めてよねぇ。
出掛けるときもかばんには必ず入れないといけないアイテムですもん。



泣き方は相変わらずとてもかわいい。

「ぎゃー!!」

じゃなくて

「ふんにゃ~」

って感じ??
ごくまれに

「んぎゃー!」

って泣くけどそれも数秒で終わっていつものふにゃふにゃな泣き方に戻る。
おかげで(そのせいで?!)注射をされて痛い思いをして泣いても

「あらあら~。でもそこまで本気じゃあないわね」

と看護婦さんに言われてしまう。
こういう泣き方をする子なんですけどね。
ドラマキングだったキリとは違うんです。


生後2ヶ月にしてワシントン州までとカリフォルニア州までの2回の長距離往復ドライブを経験。
なんともかわいそうだと思うんだけど、ドライブ中は本当にいい子でいてくれてねぇ。
いや、ドライブしてなくてもすっごくいい子なんだけど。
おなかが空いた時以外は泣かずに寝ててくれたし、おっぱい欲しさに泣くのも2~3時間に1回。
4時間近く寝ていてくれたこともあって、停車の数が少なくて済んだ。
もう本当に偉いな、って母は心底思ってる。
ジョセフ君に

「ケコア、本当に偉すぎる!何かご褒美をあげなきゃ気がすまないくらいすっごくいい子だったよね?」

と言う度に(えぇ、何度も言いました)

「おっぱいをあげるのが一番のご褒美だと思うよ」

と言われた。
それはそうなんだけど…。


ここ1週間くらいで機嫌がいいときは微笑むようになった。
話しかけてあげると嬉しそうに笑って、ついでにお話もしてくれるように。
これがまたかわいいのよね~!!
笑うようになるともっともっと話しかけてあげたくなっちゃうのよね。
よく出来てるわぁ。
ちなみに微笑み始めは右頬から始まる。
それを見るたびに母の頭の中には

「武士は三年片頬」

というフレーズが浮かぶ。
ケコアには毎日いっぱい笑って欲しいけどね。


笑うようになったけど、相変わらず眉間にシワをよせることも多々。
漢字の『八』が眉間に現れる度に

「しっかり考えてるの??」

と聞かずにはいられない。
あの顔、かわいいのよぉ。


兄姉達の対応はといえば。
ティアが無駄に抱っこしたがるのがちょっと悩み。
少しでもケコアの声が聞こえればすぐにでも抱っこしたい姉。
下手すると寝ているのに抱っこしようとする。
寝ているときは寝かせてあげて!

そしてキリは容赦ない。
ケコアのことはかわいいらしい。
でも手加減をしらないから怖い。
寝ているケコアの目を無理矢理開けるのはやめて!!
泣いてるケコアの口をふさぐのはやめて!!
キリがケコアの側にいるときは絶対に目がはなせない。



で、母の対応はというと。
正に

『鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス』

状態。
ちょっとくらいケコアが

「んぎゃ」

と言ったくらいじゃ慌てない。
しっかり泣くまで待つ。
(ケコアの"しっかり"レベル、という意味)
かかさまはケコアがちょっと声を発すると

「あらっ、おっぱいかな?」

と言うんだけどね。
で、母が

「うぅん、泣くまで待つから」

と言うと横からティアが下手に抱っこしてケコアが泣く。

『鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス』

母が徳川なら娘はサル(豊臣秀吉)ってことですな。


毎日かわいいケコアのお世話が出来てShantiaは幸せです。

かかさま到来

2012年08月06日 | Family
カリフォルニア旅行記の最中ですが…


7月11日に熊本からかかさまがやってきた。
前回来たのがキリが生まれたときなので、約2年半ぶりの再会。


今回はケコアがまだ小さいので空港までのお迎えはジョセフ君とシャーちゃんにお任せ。
娘Shantiaはユージーンの自宅でお出迎え。


かかさまはこの家に来るのは初めてなので、我が家に到着したらまず家の中を観察(?!)
部屋に荷物を運び、お土産を娘&孫達に渡して食品を片付けたら長旅の疲れを取るために休むかと思いきや!!

家中に掃除機をかけ始めた
ついでに窓のサッシも拭き始めた。

ジョセフ君&Shantia、驚きましたよ。
これ、日本&韓国の母によく見られるらしい。
純アメリカ人の義母は絶対にしない。


かかさまが来てから家事は99.9%かかさまがやってくれている。
これ、本当に大助かり。
ケコアの授乳中はShantia身動き取れないからね。
どうしてもケコアは小さい分手がかかるし。
料理・洗濯・掃除・片付けがリストから省かれるとShantiaはケコアのお世話がゆっくり出来る。
やっぱり、実母様々よねぇ!!
車まできれいに掃除してもらったときは

「さっすがベテランタクシー運転手!!」

って思ったわ。
ケコアのお世話に余裕が出てきたらその家事技術を少しずつ伝授して頂きたいわねぇ。


かかさまがいると子供達の日本語能力もあがる。
ママが「ダメ」というようなこともおばあちゃんなら「いいよ」と言う確立が高い。
でもそのためには日本語でおばあちゃんに聞かなければならない。
いいよねぇ、この"日本語で話す以外手はない"っていう状況が。


今回、かかさまは10月上旬まで滞在。
それまでいっぱい甘えちゃおうかな~??


そうそう。
かかさまが使った航空会社はデルタなんだけど、今回なんどビジネスクラスにアップグレードしてもらえたらしい。
エコノミーより遥かに広くてサービスもいいビジネスクラス、隣の席には偶然にもキリが生まれた病院に生徒を研修に連れて行くという英語が出来る産婦人科の先生。
今回の旅は結構楽しかったらしい。
長いフライトは少しでも楽で楽しい方がいいよね。

フラ大会1日目☆Kahiko

2012年08月06日 | Hula/Tahitian
土曜日はカヒコ(古典フラ)の大会。
カヒコにはクプナは出場しないので、この日はケイキオンリー。
ソロの2人がまず先で、その後グループの番。
プログラム5番目が我がハラウのカイカマヒネ(少女)ソリストであるマリアの番。
グループの集合時間にはまだ時間があったので、会場でマリアを応援すべく準備しているとクムから電話。

「3番が始まるまでにはバックステージにいたいから進行具合を連絡して」

とのこと。
そうよね、テレビ番組みたいに出番前に呼びに来てくれる人なんていないもんね。


10時開始予定の大会、相変わらずハワイアンタイムで10分ほど遅れて開始。
始まったからといってすぐにステージで誰かが踊るわけではなく、観客のマナーの確認や審査員の紹介などが続く。
ようやく司会者が

「じゃあ早速最初のフラです!!」

と勢いよく言ってステージに最初のグループが登場したので会場外に行きクムに連絡。
任務を終えて再び中に戻り、落ち着いてプログラムを見てみると最初のフラは『Opening Hula』であって、審査対象外だった。
つまり0番目と同じだね。
0番目が終わり本当の1番目が始まるときにマリアのママとグランマがやってきて

「マリアとクムはステージ裏にいるわ」

と教えてくれた。
…待ち時間、長そうです。


ようやくマリアの番になってチャンター席にクム登場。



司会者がハラウの紹介をしてクムがまずチャントを唱える。
.
.
.
マリアどこっ?!
クムがチャントを唱え終わる頃にはステージ横にいるはずだろうマリアがいない。

「まさかマリア、バックステージに1人残されたのか?!」

みんながそう思っただろう。
ちょっとタイミングを逃したもののマリアは無事に出てきてくれた。
ふぅ。


他のソリスト達より年下のマリアのチャントの声はちょっと小さかったけど、フラは上出来。
重いティーリーフスカートを見事に動かして踊ってました。
更にクムの力強いチャントが迫力を増してくれてねぇ。
マリアが踊り終わって退場するとき、審査員であるクム・マークホオマルは立ちあがってマリアに拍手を送っていた。
そして司会者達は

「これこそ子供達を通してフラを次世代に繋ぐ最高の模範ですね!!」

と絶賛。


マリアのソロが終わったらケイキちゃん達の集合時間が近かったので衣装などを持って控え室へ。
女の子達はヘアスタイリストであるケイキママによってみんなお揃いの超アップスタイルに変身。
女の子達が髪の毛を整えている横で他のママ達はレイをとめる針金作り。
ベッタベタのフラワーテープと悪戦苦闘しながら針金を巻く。
その横でアシュランド支校のアラカイであるレイラニがパラパライのレイを各ダンサーのサイズに合わせて切って並べる。
切られたパラパライにShantiaが針金を取り付ける。
大会の準備は大掛かりですな。


女の子達の準備で大忙しの横で男の子達は2人のアンクル達の助けを得て黙々と準備を進めていた。
すると急にクムに呼ばれたShantia。
言ってみると

「なんでマイキーのクペエ(手首&足首につけるレイ)はブラッシングされてないんだ?
他の4人と揃ってないじゃないか」

と注意された。
そんなはずないのに、と思って見比べてみると確かに揃ってない。
他の4人のクペエのラフィアは細いのにマイキーのはまだ太さが残ってる。
ハラウで他のダンサーのクペエを見たときはマイキーのと同じくらいだったから、

「あ、これくらいでいいのね」

と思ったのに。
アラカイなのにクムの機嫌を少し損ねてしまったShantia。
いけませんね。
男の子達を手伝っているアンクルが急いでブラッシングしてくれて、少しはマシになった。
これ、後になって知ったんだけど、他の4人のクペエは前夜の夜中に母2人がプールサイドで集ってブラッシングをしたんだそうだ。
一言言ってくれてもよくない?
5人中4人の分だけブラッシングしたら残りの1人が揃わないのは当然じゃない??
大会なんだから全員同じじゃないといけないのにさ。
これを知ったとき、さすがにちょっと裏切られたような気持ちになりましたよ。


集合時間は女の子達の方が先だったけど、出番は男の子達が先。
素早く準備完了した男の子達はクムと共にステージへ。



控え室ではアラカイ2人と数人の母達が女の子の準備を慌しく続けていた。
クペエを手首&足首につけるのはアラカイの仕事。
踊っている最中に落ちないようにきつめにつけるんだけど、パラパライの長さがちょっと短いと苦労してねぇ。
そうしているうちに男の子達は出番を終えて戻ってきた。
後は女の子達だけ!
マイレレイをかける係、レイポオ(頭に乗せるレイ)をサイズを合わせて仕上げる係(Shantiaこれ)、レイポオを頭にピンで留める係、クビ用のパラパライレイをつけて後ろで留める係、に分かれてどんどんダンサー達を仕上げていく。
担当と違うものをしようもんならクムにすぐに注意されますよ。


ダンサー達の準備が整って廊下に並び、出演者が使うエレベーター(従業員専用)前にクム、ダンサー12人、そしてShantiaが待機。
他のママ達は観客席から見るために1階へ。
するとクムが

「あ、レイ忘れた。
Shantia、僕のレイを控え室から持ってきて」

と指示。
今、控え室鍵閉めたばっかりです。
鍵はケイキママの1人が持っています。
Shantia、猛ダッシュ!!
階段で1階に降りて会場に入り、鍵の持ち主を探す。
何とか見つけ出して鍵をもらい、控え室に戻ってレイをつかんで従業員用のエレベーターにダッシュで戻る。
無事にクムにレイを届けることが出来ましたけどね、無駄に疲れましたよ。


バックステージ=ホテルの厨房で待機しているとき、急に最年少ダンサーのソフィアが泣き出した。
右目が痛いんだそうだ。
見てみたけど何も見えるものは目に入ってない。
最初は

「いたぁい~」

と泣いていたのにそのうち

「ママァ~」

となり、アラカイShantia泣き止ませるのに必死。
多分メイクが流れて目に入ったんだろうけど…。
ソフィアが泣き止まなくても出番は近づいてくる。
ステージ横に並んでもまだソフィアは目が痛い、ママがいい、と泣き続けていた。
気付くと次のハラウのクムがソフィアをなだめていた。
同じ慰めの言葉でも全くの赤の他人が言うと、なぜか効果がありますな。
ステージに出る直前で泣き止んでくれた。


ケイキちゃん、初の大会のステージ。
チャントを唱えながら入場し、クムのイプヘケの合図で正面に向いてカヘア。
直後に踊りだすと観客から大きな声援が。
その途端、我が娘ティアの顔が輝くような笑顔になりまして。
声援が相当嬉しかったらしいんだけどステージ袖から見ていた母は苦笑した。

「ティア、笑顔が大きすぎ。
カヒコなんだからもう少し控えめで」

と思っちゃった。


ケイキちゃん初の大会ステージを一部始終見届けたかったんだけど、アラカイとしての役目を忘れるわけにはいかない。
ケイキちゃん達がステージで踊っている間にバックステージを通って反対側に移動し、退場する側のステージ袖でスタンバイ。
ステージを降りた後にケイキちゃん達がスムーズに会場から退場出来るように誘導するのです。
だからステージの最後の方も見れた。
真ん中だけ見れなかったってことですね。


無事に初の大会ステージを終えた後は外に出て記念撮影。
Shantiaは控え室にカメラを忘れたので、他のママ達が写真を撮っている間にクムと控え室へ。
控え室についてカメラを取り1階に戻ろうとすると、クムがレイをはずしているのに気付いた。

「クムも写真に入らないと」

と言うと

「僕が?! 僕が写真に入る必要あるの?」

って。

「…だってクムフラでしょう?」

と答えたShantia。
初の大会ステージ後の集合写真に指導者であるクムが入らないっていうのはどうなの?!
Shantiaの説得を聞いてくれてかどうかは知らないけど、一緒に外に戻ってくれたクム。
記念ですもの、一緒じゃないとねぇ。




写真タイムが終わって控え室で着替え&片付けをしているとかかさま登場。

「もぉ、予定より早く進んだのね。
ちょっと外に出て戻ったらもう終わってるんだもん。
シャーちゃん達、見れなかったわ。
あ、でもマイキーはちゃんと見たのよ」

だって。
アウアナはしっかり見てあげてくださいね。
こうして1日目が終了。