ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

イプへケ作り

2012年05月31日 | Hula/Tahitian
5月最初の週末、クム宅でイプヘケワークショップが開かれた。
使うひょうたん達はクムが3月にカリフォルニアの南端から大量購入してきたもの。
この日のワークショップは中・上級クラス、カネクラス、そして一部のクプナクラスが対象だったんだけど、Shantiaは1週前にひっそり行われたイプ作りにも参加していたので大体の流れは知っていた。
ちなみに1週前のイプ作りはケイキがメイン。
とは言っても全員ではなく、ケイキクラスの裏で忙しくハラウのために尽くしている4家族のみ。
この時、ダンサーでもあるケイキママ&パパは自分達のイプヘケを作ったんだけど、Shantiaはキリが一緒にいましたからね。
あの子が一緒にいて黙々と作業できるわけがない。
結局キリの世話&見学で終わった。
おかげで必要な道具&材料がよ~く分かって本番に備えられた。
Shantiaの言う必要な物とは
ダストマスク
(翌日苦しみたくなければ絶対にいる)
アイスクリームスクーパー
(これが一番効率がよかった)
折りたたみイス
(妊婦が床に座って4時間作業なんて無理)
スナック
(長時間労働、食無しじゃやっていけない)


ワークショップ当日、各クラスでShantiaの持ってくるものリストにクムが大いに同意してくれたおかげでみなさんShantiaが言った4品はしっかり持ってきていた。
よって出来上がったリフレッシュメントテーブル。



やっぱりハワイロコの集いに食は大事よね。
しかも予想以上にこのリフレッシュメントテーブルが憩いの場になってねぇ。
長時間単純な作業を続けていると時々現実逃避したくなるもの。
そんなとき、このテーブルに来てみんなが持ち寄った美味しいものを食べてリフレッシュ。
これぞまさに『リフレッシュメント』


さてさてメインのイプヘケ作り。
みんなは1個だけどShantiaは2個作らなければいけなかった。
クムが

「アラカイなのにイプヘケがないなんてダメだよな。

1個はフラ用、もう1個はチャント用な」

とご丁寧に2個用意してくれました。
1個作るのに4時間以上かかるのに2個も作れるか?!と疑問だったんだけど、1週前に作り終えたフラ仲間&クムがいろいろ手伝ってくれまして。


イプヘケは簡単に言うと2個のひょうたんを上下にくっつけたもの。
なので作るときは下用の細長いひょうたんと上用の丸いひょうたんをきれいにくりぬく作業から始まる。
(トップを切り落とす作業はクムが全てやってくれていた)
まずは素手で取れる種&綿を全て取り出す。
この時点で結構きれいに取れると後が楽。
でもそれは運次第。
ひょうたんによっては全くとれないものもある。
素手での作業が終わったらアイスクリームスプーンなどの硬いものでひたすら中をきれいにくりぬく。
この作業がエンドレス。
口が小さいひょうたんに当たった人、もしくは腕が太めな人は口を削らないと作業が出来ないので棒やすりでまず口を広げる作業をしなければならない。
腕が入るサイズの口でも腕全体を使ってひょうたんをくりぬいていると、皮膚がひょうたんの口に何度もすれるのでひりひりしてくる。
それでもめげずにくりぬき続けなければいけない。
みんな揃って

「なんで市販のイプヘケがあんなに高いのかよ~く分かった。
労働費なのね」

だって。


ひょうたんの中がきれいになってクムによるサウンドチェックをパスしたらやすりがけ。
ちなみに中身をしっかりきれいにしないと鈍い音がするしイプヘケ自体が重くて踊れないのできれいにするのは重要。
これが終わってようやく二つをつなげることが出来る。
上のひょうたんが下のひょうたんに軽くかぶさるくらいがベスト。
それが無理なら再び棒やすりで調整しなければならない。
きれいにかぶさるようになったら木工用のり&グルーガンで内側と外側から糊付けする。
使う糊の量は半端ない。
まぁねー、踊ってるときにイプヘケが外れたら嫌だもん。
しっかり固定されていて欲しいわぁ。


4~5時間の作業の後に出来上がったイプヘケは車でもしっかり固定されてお持ち帰り。
(糊がまだ乾いてないので固定しないと大変なことになる)
その後、布でロープを作って首に巻き、クラスで使うことになった。


Mt.Pisgah

2012年05月31日 | Family
5月5日は『こどもの日』でしたね。
予定では去年のように中華ちまきと柏餅を作るはずだったんだけど、妊婦母疲れてまして買い物をサボりました。
よって材料なし。
でもこの日は天気がすっごく良くて、家で無駄に時間を過ごすことだけは避けたかった。
一応『祝日』で天気が良いなんて絶好の"ファミリータイム"日和だと思うのよね。
母、スペシャル好きですから。


天気が良いので何かするなら屋外だろう、ってことでユージーン市民の身近なハイキングコースの一つであるMt.Pisgahに行くことになった。
小学生3人は1年生のときに学校の遠足で行ってるんだけど、他のメンバーは行ったことがなかったんだよね。
地図を調べてみるとMt.Pisgahは義父母が買った土地のすぐ裏だった。
でも間に川があるのでぐる~っと回っていかなければいけない。
それでも車で5分くらいだけどね。


初めて行ったMt.Pisgah、去年行ったSpencer Butteよりも家族向けって感じがした。
ハイキングコースもいろいろあって、単に散歩を楽しみたいレベルから正に"ハイキング"を味わいたい人まで満足できるようになっているらしい。
我が家はね、子供5人+妊婦というハードな運動には決して向かないグループだったので高低差ゼロの川沿いコースを選んでみた。
時期的にも花盛りで、コースの周りは淡い紫色の野生の花が咲き乱れていた。



春らしくていいわぁ。
動きがとろい妊婦の母と一緒に歩いてくれたのはシャーちゃんだけで、後の子供達はパーッと消えていった。
パパが追いかけてくれて助かるわ。


高低差ゼロの川沿いコースは距離も短いのですぐに1周歩き終えた。
一応"ハイキング"を達成したので、子供達は来たときから目をつけていたクリーク(小川)で遊びたい、と訴えてきた。
子供って水遊び好きだよね。
小川って言っても大した幅も深さもないんだけど、子供達にすれば絶好の遊び場。
母はカメラ担当になり、ジョセフ君が監視役(=キリ係)になって小川遊びの許可を出した。



あの狭いところで延々と遊べるのがすごい。
キリまでもがかなり楽しんでいた。
母は子供達が楽しそうに遊んでいる様子を見て満足感。
やっぱり天気がいい日は外で遊んでいる子供達を見るのが楽しいのよね。


日本の伝統的な『こどもの日』とはかけ離れていたけど、子供達が楽しんでいるのを見れたから我が家なりの『こどもの日』だったってことで。




5回目のエコー検査

2012年05月28日 | Myself
21日、5回目のエコー検査に行ってきた。
6番目さんのエコー写真、確実に一番数があるね。
ティア~キリは中間1回だけだったのに5回ってすごい...。


今回の目的は主にサイズ検査。
キリが9lbで大きかったからねぇ。
ドクターも母もそれは避けたいのよ。


エコー検査台に寝て早速エコー開始。
6番目さんのサイズは4~5日分ほど大きめ。
でもそれくらい普通だそうだ。
これで出生体重がまたBIGだったら骨密度&筋肉のせいにしよう、と勝手に思った母。
最後の念押し感で性別もチェック。
間違いなく男の子!
今回は耳の写真をプリントしてくれた。


検査自体は問題もなくスムーズだったんだけど、母としては検査技師さんの母への対応がとても気になった。
だってエコー中に

「で、あなた今Bed Rest中なの??」

と聞いてくるし、検査が終わって台から起きようとすると

「まだ立っちゃだめよ。しばらく座ってて。
くら~っとなったらすぐに教えてね」

と念を押すように言われるし。
思わず検査後に電話でジョセフ君に

「...ねぇ、私ってそんなに不健康そうな妊婦に見える??」

って聞いちゃった。
確かに前夜はお手洗いに2時間置きに起きたから寝不足ではあったけど。
立ちくらみするようじゃフラに毎晩通ってないから。


エコー検査の後はドクターによる検診。
数ヶ月前にとても気になっていた腸管ハイエコーはすっかり消え去ったらしい。
それはいいニュース。
もう37週直前なんだから内診があるかな、と思ったんだけど予想は外れた。
何センチ開いてるか気にはなるんだけどねぇ。
でも本格的な陣痛が来ないと3~4cm開いてようが生まれないしね。


次の検診はこの日から10日後。
...臨月の妊婦の検診がこんなに開いていいのか?
どうせなら次の検診の前に出てきて欲しい。

キリのフラレッスン?!

2012年05月22日 | Family
毎日自らフラとチャントの練習をするマイキー。
母のウリウリを借りてリビング(たまにキッチンで)しっかり練習する。
(偉いよねぇ、姉達も見習ってほしいわぁ)


今朝もウリウリ片手に練習を始めたマイキー。
とそこにキリ登場。
するとマイキーがキリにチャントを教え始めた。
しかもすっごく優しい声のトーンで。
で、機嫌がいいのかキリがまたかわいい声でマイキーを真似するの!

「うちの坊ちゃん達、かわいすぎ!!」

と母が思っていると、続けてマイキーがキリにカヒコを教え始めた。
ウリウリの振り方や(ちなみにマイキーはまだ上手に振れない)、ステップなどなど。
他人に教えると上達するって言うよね。
マイキーのフラも上達するかしら?
ついでにキリが突然踊りだしたら驚くわねぇ。


ちなみにクムはキリが5歳になるのを心待ちにしているらしい。

新人フラダンサー

2012年05月21日 | Hula/Tahitian
誰がかって我が家の長男マイキー。
ジムナスティックを続けられるようになったんだからフラはしなくてよかったはずなんだけど...。


7月に我がハラウのケイキちゃん達は初めて大会に出ることになっている。
それに向けて今練習真っ最中。
女の子は全部で20人近くいて初級と中級クラスに分かれているんだけど、ちょうど境目くらいのレベルの子達は大会に出れるかも?!というドキドキ&ハラハラ感を毎回味わいながらレッスンしている。
その点男の子達は全部で5人。
男の子クラスが開設された1月から既に全員が大会に出るのが暗黙の了解で、ずっと今まで練習してきている。

が、5月になって1人の男の子が来なくなった。
今まで友達と楽しそうにレッスンに来ていたのに、ディズニーランドに家族旅行に出掛けてからレッスンに帰ってこない。
他の4人はそれでも毎回一生懸命練習をしている。
ここでShantiaの頭をよぎったのが『出場するための最低人数』
ワヒネだと大体どの大会でも5人なんだよね、最低が。
ケイキちゃん達が出る大会ももし5人が最低人数だったら、今まで一生懸命練習してきたのに男の子達が出場できなくなる。
それはあまりにもかわいそう。
慌てて大会要項を調べたら一応カネは3人が最低人数だったから、出場は出来るということで一安心。
でもこの一連の騒動でちょっと不安を覚えたShantiaはマイキーをもしものときのために備えさせることに。


マイキーは元々フラを踊りたくなかったので、どうやってその気にさせるか。
父と母は考えた末に1週間禁止されていた甘いもの=チョコレートで釣ることにした。
最初はそれでも断ろうとしたんだけど、やっぱりチョコレートが食べたくなったらしくフラに行くことを受け付けてくれた。


ということでマイキーのフラレッスン第1回目。
他の4人は既にそれなりに踊れる中、ゼロからのスタート。
母がハラウのアラカイだからってマイキーも踊れるわけではないんです。
現に母、別にマイキーやアレックスがフラを踊れなくても平気だもん。
とりあえずレッスン中は母は見るだけ。
姉達には見ることさえ禁止させた。
あのお嬢さん達が見ると絶対ニヤニヤしたりしてマイキーのやる気が欠けるかもしれないのでね。
肝心のマイキーは初回にしては上手に踊れていたと思う。
バレエの体験レッスンに連れて行ったときも思ったけど、嫌がる割にはちゃんとレッスンに集中してできる限りの努力をしてくれるのよね。
ついでに他の4人の男の子達が親切でねぇ。
しっかりマイキーを教えてくれるの。
いいよねぇ、ああやって助け合えるのって。

第1回目のレッスン後、なぜかマイキーはフラへのやる気に燃えていた。
自分専用の水ボトルが欲しいといい(ハラウの冷蔵庫の中にはケイキダンサーそれぞれの水ボトルがある)、週3回のレッスンに通いたいと言い出した。
母びっくり。
男の子クラスのフラは予想外に楽しかったのかねぇ??
それともレッスン後にクッキーがもらえたり、女の子のレッスン中に他の男の子と遊べるのが嬉しいんだろうか?


母の予想を反してフラに行く気になったマイキーのレッスン2回目。
ベーシックレッスンは母が担当したんだけど(クムは外で一服中)、既にカホロが出来てたねぇ。
アミは相当難しいらしいけど。
膝を曲げるのを忘れるのが今のところ一番の問題かな?
クムが

「...で、マイキーはいつになったら膝を曲げるんだ?!」

って指摘していたくらい。
母にはマイキーが苦労する理由がわかる。
だってマイキー、ジムナストだもん。
毎回ジムナスティックの練習では膝とつま先をピンと伸ばすように言われてるから。
だけどフラは基本膝を曲げたまま。
頭の切り替え、大変だろうなぁ。


多少クムに注意されても全く動揺しないマイキー。
他のケイキママ&クムの奥さんから

「マイキーは前回も今回もすごく落ち着いてレッスン受けてるよね。
普通新人の子達って周りが出来ることが出来ないからちょっと焦ったり苛立ったりする様子が見れるんだけど、マイキーはすっごく平気みたい。
すごいわねぇ」

と言われた。
えぇ、それは母も認めます。
多分本人の中で

「僕、まだ超が付く初心者だし。
これから、これから」

とか思ってるんだと思う。
これもジムナスティックの成果?!


しかし、マイキーがフラに通えるのもフラのレッスン日程が5月から変わったからなんだよね。
今までは水・土曜日だったのが今週から火・木・土曜日に変更。
つまり6月の終わりまで、マイキーは多忙です。
月・水・金曜は膝をしっかり伸ばすジムナスティックを毎日3時間、火・木・土曜は膝を常に曲げるフラを毎日1時間半。
...ただでさえ極細のマイキーが余計に細くなってしまうかも。
しっかりご飯を食べさせなければ。


現在はフラ暦3週間のマイキー。
毎回焦ることなくレッスンを受けている。
ついでに学ぶのが速い。
母が相当苦労して初級の女の子達に教えているウエヘステップがもう出来る。
しかも跳ねない。
...母の何が間違っているから女の子達はウエヘで苦労するんだろうか。
アミだけはまだまだ時間がかかりそう。
クムが毎回少量ずつ与える練習課題をマイキーは家でしっかりやる。
姉達にこの態度は見られない。
チャントの練習も母に

「クムが寝る前に15回やれって言ったからチャント教えて」

と聞いてきて、実際にしっかり覚える努力をする。
フラの練習も家やら外やら気付くとやっている。
相当フラが気に入っている様子。
これには父母そろってビックリ。


一番笑えたのはハラウでティアが母に

「このステップ難しいんだもん!」

と訴えていたときに横からフラ暦1週間だったマイキーが

「ティア、ポイントはね膝を曲げること」

って真顔で言ったとき。
1週間で悟ったか?!

マイキーの問題解決?!

2012年05月21日 | Family
妊婦の妻がマイキーの態度にイライラし続けているを見てパパが行動を取ることにした。
ずばり

『5月からジムナスティック禁止
その代わりフラに行くこと』

ジムナスティックがなければ宿題も本読みも毎日する時間が出来るし洗濯も出来るだろう、ってことで。
フラは母がハラウにかなり貢献しているのでレッスン代がかからない。
でも母はちょっと複雑。
だってマイキーの成長をジムナステックで見るのはすごく好きだし、週9時間の運動が急になくなるのはどうかと思うし。
それに家にいるとマイキーはごろごろするか映画見るかのどっちかになりそうなんだもん。
母は本気で悩んで祈るまでしたから。
ちなみにマイキーはフラには絶対行きたくない、と言い張った。
でもこの時点でマイキーに発言権はない。

4月30日、"最後の"ジムナスティックにマイキーを連れて行ったジョセフ君。
早速コーチ達に事情を説明。

「マイキーの家での態度が悪すぎるので5月からしばらく休ませます。
態度が良くなったら9月に戻ってきます」

まずはディレクターに話したらしい。
するとディレクターは

「そんなに長く休むの?
せめて8月に戻ってきたら??」

と勧めてきた。
次にマイキーの直接のコーチ。

「え、せめて5月まではやったら?せっかく伸びてきてるのに」

ジョセフ君、ディレクターとコーチを信頼&尊敬してますから(Shantiaもだけど)、2人にそろってこう言われるととても弱い。
結局5月はジムナスティックを続けることに。
但し条件付き。

「月曜日はいつも通り練習に参加。
水曜日は日本語の宿題とWritingの宿題が終わってなければジムナスティックなし
水曜のジムナスティックを逃した場合、土曜日のフラに参加」

このパパからの条件に母も一つ条件追加。

「今週は甘い物禁止」

砂糖の摂取量が多いと子供達の行動がおかしくなるのは我が家でもプライマリーでも実証済み。
糖分は炭水化物&果物から取ってもらうことにして甘いシリアル(WIC認可はOK)と甘いお菓子などを食べさせないようにした。
ちなみに、アメリカには甘い食べ物がありふれている。
朝ご飯にパンケーキやらマフィンを食べる国ですからね。


どうしてもフラに行きたくないマイキーはこの週、宿題をがんばった。
ついでに砂糖無しが効いたのか態度が結構落ち着いていた。
やっぱり何度言っても聞かないときは多少の強制処置が必要だよね。
まぁ、母としては強制処置を取られる前にさっさと言われたことをやればいいんじゃなか、とも思うんだけど。

マイキーの問題行動

2012年05月20日 | Family
基本賢いけど、つい怠け癖が出て面倒なことはしたくないタイプのマイキー。
ここ数週間、教会での態度が悪く母はかなりイライラしていた。
いや、プライマリーでの態度はいい(母はピアニストなので子供達の様子を観察・監視できる)。
問題なのは聖餐会。
アレックスの隣に座るとお互いにちょっかい出す。
姉の隣に座らせると立ったり座ったりするか、姉にちょっかい出すか。
大人しくさせようと紙とペンを渡すと、床に寝転ぶ。
...自宅のリビングじゃないんだから!!
注意しても2分後には効き目がきれて母お手上げ。


教会の態度に加え、家での態度もいまいちだった。
まず宿題。
日本語学校の1、2年生は月曜日に1週間分の宿題をもらい金曜日に全部提出することになっている。
月曜日は学校が終わるとすぐに3時間のジムナスティックの練習があるので、家に帰ってきてご飯を食べたらもうお疲れモード全開。
なので月曜日は宿題をしなくていい、と父母も認めた。
その代わり、火曜日は何もないので出来る限り宿題をするように言っている。
普通にやればすぐに終わるはずなのに、どうしてもとろとろと宿題をするんだよね。
その様子を見るたびに

「どうやって宿題するかは自由だけど木曜日の夜に泣くのはやめてよね」

と母は忠告していた。
水曜日は学校が午前中で終わるのでジムナスティックの前に宿題をする時間がある。
でもJ家の子供達も我が家に来るので(母がJ家の子供2人にピアノを教えている)、マイキーは宿題をする気がない。
4~5年生の兄姉達は我が家で揃って宿題をするのに、1~2年生の2人が宿題をしないんだよね。
結局、水曜日は宿題をしないことになる。
そして木曜日。
宿題提出の前日。
母の忠告にも関わらず泣き出すこと多々。
母は毎回呆れていた。

泣きながらプリントの宿題を終わらせても本読みの宿題までは手が回らないマイキー。
火曜日は一応読むんだけど、その他の日に読んでない。
学校が気にしなくても母は気にするので、週末のゲームタイムの条件として

「火曜から金曜まで毎日20分ずつ読むこと。
1日飛ばしたら全部で90分読むこと。
それが出来ない週はゲーム無し」

とこれまた毎日忠告している。
なのにしない。
そして週末ゲームが出来なくて泣く。
...誰のせいよ?


ついでにランドリー。
我が家の子供達は自分で洗濯をすることになっている。
各部屋に洗濯かごがあるので洗濯物が溜まったら目に見えているはず。
でも言われるまで誰もしない。
どうせ困るのは自分達なんだから母はあまり口出ししないけど、マイキーはジムナスティックに行くときに短パンがいるんだよね。
洗濯物が溜まると短パンがなくなる。
そうなると

「ママー、短パンなーい!!」

と訴えてくる。
洗濯してないのは誰よ??と聞くと

「だって僕ジムナスティックで忙しいんだもん!!」

と怒り口調で言い返してきた。
忙しいだと?!
洗濯機に服と洗剤入れるだけじゃん。
5分あれば可能ですが?
朝6時過ぎに起きてるんだから学校に行く前に余裕で出来るんじゃないの??


この"ほんの少し頑張れば"すぐに終わることをやりたくないからという理由でダラダラ後回しにして最後に怒りながら泣くという態度。
母、その思考回路が理解できない。



解決編に続く...


ティアの歯

2012年05月20日 | Family
1ヶ月ほど前にティアが歯の痛みを訴えてきた。

「虫歯、いた~い」

って。
母の率直な感想は

「...いつ虫歯作ったの?!」

だった。
見てみると、上の奥歯にでっかい穴が開いていた。
母の感想は

「またっ?!」

確か2年ほど前にもぱっくり割れた穴の虫歯を作ったよね??
っていうか、虫歯ってその前に痛くならないのかね?
母も虫歯がかなりあったお子様時代を過ごしたと思うけど(治療跡を見る限り)、あんな穴は開けたことがない。


歯医者に連れて行かなきゃ、と分かってはいたものの妊娠後期の母はいろいろと行動が遅かった。
そもそも歯医者にしばらく行っていなかったので(子供達の歯科検診は年2回が理想)、なんとなく面倒な気がしてね...。
特に以前見てもらっていたドクターがオフィスを変わったのがきっかけで歯医者に行かなくなったから、今回の歯医者をどうするかをいまいち決められなくてねぇ。

ってことで後回しになっていたティアの歯の治療。
その後も数回夜寝る前に痛みを訴えてきたので(ちなみに昼間は言ってこない)、母もちょっと危機感を感じまして。
ジョセフ君に今の保険を受け付けてくれる歯医者を調べてもらった。
Shantiaがいつも車で通る度に気になっていた子供専門歯医者=Kids Dentalが今の保険を受け付けてくれると判明したので、その翌日に連れて行くことに。
アメリカにヘルスセンターに予約無しで行くのはちょっと怖いんだけどねぇ。
でも予約を取ってから行こうとするといつになるか分からない、っていうリスクもあるし...。


まぁ、迷っていてもティアの痛みは減らないので潔く翌日Kids Dentalにティア(+弟2人)を連れて行った。
ティアが痛みを訴え始めてから約2週間。
今まで利用した歯医者さん(ハワイのカネオヘと隣町)も子供向けにテレビ&映画があったり、おもちゃがあったり、とすごくKids Friendlyだなぁ、とは思っていたけど今回の歯医者さんはさすが子供専門、ロビーから違った。
まずね"待合室"がないの。
ロビーがあるだけ。
子供が相手だもんね、待たせることが大変なんだろう。
基本予約制なので予約の時間ちょっと前に来た子供が1~2人くらいロビーで遊んでいるだけ。
子供が全くいない時間の方が多かった。
ロビーには木製のキッチンやパズル、幼児向けのおもちゃがあって、その横にはフットボールのスタジオっぽく作られた映画コーナーも。
子供達がすっごく楽しく過ごせる空間の割には全然ごちゃこちゃしていなくてすっきり感が漂っていた。
...そのコツを伝授して欲しい。


子供専門なのでやっぱり人気があるらしいこの歯医者さん。
最初は2週間先まで無理って言われたんだけど、ティアの場合は歯痛で来ているので午後に見てもらえるようになった。
わざわざドクターがロビーまでやってきて挨拶してくれるっていうのが他と違うね。


午後の予約の時間に再び歯医者を訪れた我が家。
ティアは久々の歯医者、しかも虫歯治療にちょっと緊張気味。
すぐにティアが呼ばれてティアは治療室へ。
母はロビーにアレックスとキリと残った。
姉がドキドキ治療中におもちゃで遊び、ディズニー映画を見て楽しむ弟二人。
アレックスなんて受付のお姉さんにおもちゃまでもらってたから。
待遇いいねぇ。


ティアが治療室に行ってから結構すぐにドクターがやってきた。

「簡単でしたよ。
大きな虫歯ですね」

って。
やっぱり虫歯か...。

「奥歯2本の間に虫歯が出来てるので両方とも抜いた方がいいですね。
永久歯が生えてくるまであと1年ほどかかると思いますけど」

だって。
確か前回も大きな虫歯作って乳歯抜かれたよね。
今回は1年ほど奥歯が欠けた生活になるのか...。
なぜ毎回ティアが抜歯するほどの虫歯を作るのか不思議に思った母はドクターに聞いてみた。

「我が家には5人子供がいてみんな同じ食事やおやつを食べていて、同じ歯磨き粉で歯を磨いているのになぜティアだけが大きな穴の虫歯を作るんですか?」

だって気になるよね!!
マイキーだって虫歯は作るけど程度が全然違うよ?!
ドクターが言うには、唾液の分泌量が少ないと虫歯になりやすいし、少量ずつを何回にも分けて食べたりしている場合も虫歯になりやすい、って。
少量を何回も食べるっていうのはアレックスやキリだよね。
ティアは3度の食事と午後3時のおやつくらいしか食べないもん。
...ってことは唾液の分泌量か?!
頻繁に水を飲ませるといいのかしら??


30~40分後、ティアの治療を終えたらしいドクターが再びやってきた。

「家に帰ったら子供用イブプロフェン飲ませてくださいね。
麻酔が切れるまで1~3時間ほどかかると思いますから、その間舌や頬を噛まないように注意してあげてください。
今日と明日は出来るだけ柔らかい食べ物をあげてください」

だって。
舌や頬を噛まないように、ってどうやって注意すればいいのだろうか。
話すのを禁ずるとか??


治療室から出てきたティアは前回同様口の中にガーゼを入れていた。
治療中は笑気ガスと映画のおかげでかなり落ち着いていたらしい。
歯医者に怖がらず行けるっていう時点で母は尊敬しますけど。
(えぇ、母は子供のとき歯医者さん大嫌いでしたよ)
支払い&次回の予約を済ませて家に帰りついたころには既に麻酔が切れてきたらしいティア、歯が痛いと大泣き。
麻酔が簡単に切れるところがパパ&グランパ似。
虫歯の方が痛くなかったそうだ。
ガーゼを噛まなきゃいけないけど、噛むと痛い。
でも噛まないと止血にならない。
痛み止めの薬はあげたけど、効き始めるまでに30分くらいかかるしねぇ。
涙ぽろぽろこぼして泣き続ける娘の図は哀れだったわぁ。


この日以来、ティア専用のキシリトールガムを購入。
歯医者さん達が歯みがきの後に5分以上噛むことをお勧めするガム。
ついでにマウスウォッシュとデンタルフロスも余分に購入。
乳歯だから抜いても次があるけど永久歯にあんな虫歯作られたら後がないからねぇ。

ちなみにこの日の治療代170ドル。
...なんて高い虫歯かしら。


ついでにトップの写真はプカパンツ(穴あきジーンズ)のリメイク第2弾。
イレギュラースカート。
普段4mの生地でパウスカートばっかり作ってると普段使いのスカートなんてすぐに出来るわねぇ。

生春巻き、再び

2012年05月11日 | Food
先週&今週ととってもいいお天気続きのユージーン。
こう暖かくていい天気が続くと生春巻きが食べたくなる。
特に裏庭にパクチーがいっぱい育ってるからねぇ。

確か去年の夏も生春巻きブームがあったんだけど、今年はちょっと時期が早めかな?
まだディナー用に作って家族と食べるというレベルまでは達していないけど、ランチに自分用に作って食べている。
今回の具はロメインレタス、きゅうり、アボカド、えび、パクチー。
いっつも同じ。
まだ飽きてない。
えび&アボカド&パクチーが最高でねぇ!!

タレはピーナツソースにしたいところなんだけど、キリがいるのでぐっと我慢。
代わりに手作りの大葉みそとマヨネーズを混ぜたソースで食べている。
これもかなり美味しいので満足している。
本当はねぇ、たれ何種類も用意して生春巻きバーをやりたいんだけど今のところ食べるのは私1人だから...。

あと2回ほどランチに生春巻きを作ると皮がなくなるので買いに行かなければ。
ついでにいろんな具も調達したいなぁ。
...でもきっとエビ&アボカド&パクチーはやめられないんだろうな。

キリと聖典

2012年05月04日 | Family
我が家の『家族の聖典の時間』は朝。
7時ちょっと前かな?
夜はフラ、バレエ、ジムナスティックと忙しくて揃わないので、朝ジョセフ君が仕事に行く前に読んでいる。
我が家では小学生以上に参加が義務付けられているから、小学生未満のアレックスとキリは起きていれば参加、寝ていればそのまま寝せている。
小学生以上は順番が回ってきたら自分で音読、小学生未満はパパの後をリピートする。
アレックスの場合はフレーズで、キリの場合は1単語ずつ。
キリがリピートしているときは、ママの上でごろごろしているか、手に持っているおもちゃで遊んでいるか、と基本じっとはしていない。
時々、おもしろくなるらしく笑い出して全然進まないことも。


昨日の聖典の時間はキリも参加していた。
キリの番になってパパが1単語ずつ聖典を読み、キリがキリなりにリピートしてまぁ順調に進んでいた。
いつも通り、ちょっとふざけ気味にリピートしながら手はおもちゃで遊んでいるキリ。
まぁ、リピートしてるだけましか、と思っていた中、次の単語がパパの口から発せられた。
その単語は

『Wait』

その途端、キリがピタッ!と止まってパパを凝視。
ふざけるのも止まったし、遊んでいた手も止まった。
もちろん口も止まった。
キリがリピートしている図をずっと見ていた母、思わず爆笑。
笑わずにはいられないほど、キリの変わりぶりがおもしろかった!
だって、しっかり『Wait=待て』してるんだもん!!
事に気付いたジョセフ君も笑いながら

「Say 『Wait』」

ってリピートを促してみたけどキリはただ待っているだけ。
2単語まとめて言わせてみたら、と提案したけど『Wait』から始まるとどうしても待ってしまうらしいキリ。
苦戦の末、1単語戻って『Wait』を2単語目にして言わせたらなんとかリピートしてくれた。


いやぁ、この日は朝から笑えたわ。