ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

成長する子供達、そして魔の忍者

2007年03月31日 | Family
火曜日、WICでティア、マイキー、アレックスの身体測定をしてもらった。身長&体重の数値は覚えていないんだけど(ってか教えてくれよな、といいたい)、パーセンタイルは教えてくれた。

ラティア(4歳4ヶ月)…身長52%、体重49%
マイキー(2歳8ヶ月)…身長32%、体重17%
アレックス(0歳6ヶ月)…身長65%、体重62%

ティアとアレックスは極平均って感じですが、マイキーは… 体重17パーセントタイルってどうよ?! WICのお姉さんにも
「マイケル君は小柄ですねぇ」
って。母は思わず、
「動きすぎですから
と答えてしまった。
忍者が身重じゃやっていけないってことかね??"身軽"&"細身"が条件よねぇ、忍者だもん

この小柄な忍者、現在2歳魔の2歳児パワー炸裂中
とにかく、日々の行動&言動が手に負えない 
今日は特にひどかった…。

金曜日なので私はクラスがある。なので子供達はGrandmaの家に行く事になっている。今朝は行く前になぜか靴下をはきたがった(注:常夏のハワイです。子供の靴下着用は年に数える程度でございます)。母は言われるがままに靴下をマイキーの足にはかせてあげて、出かける準備終了。マイキーは靴下の上にサンダルという、なんともいけてない格好になったんだが、本人が喜んでいるのでそれはよしとする。

Grandmaの家に向かって歩き出し、半分を過ぎたころにマイキーが地面に座り、
「マイキー、シューいなない(靴いらない)」
と言いながら、サンダルを脱ぎ始めた。なので母は
「靴脱ぐんだったら靴下も脱いでよ。靴下ではお外歩かないんだよ」
と言った。でも聞く様子なしっ。言っても無駄か?!と母はマイキーの靴下を脱がせた。すると、
ギャー!!
立とうとしないし、泣き止もうともしない
「靴いらないんでしょ?だったら裸足で歩いていいからさ。靴下で歩いて欲しくないんだよ」
と言っても泣くだけ。姉達は既にGrandmaの家に到着 

その場で説得しようとしても無駄なので母は歩き出す事に。すると後ろから泣きながらついて来て、30m程前進できた。だが、またその場に座りこみ
「Sock、ほしいっ!!」
と大泣き たまたま通りかかった人が
「ほら、Auntyが靴履かせてあげようか?」
と言ったが、断固拒否。そのAuntyは
「大変ねぇ。2歳でしょ?」
と言いながら去っていった。お察しの通り、2歳ですよ。

靴下をくれ、を何度も言うので、靴下を渡してみることに。すると自分でぐずりながらなんとかはけた。
「よぉし、マイキー、はけたねぇ。上手だよ」
と母は一応褒め、靴下がはけた方のサンダルをマイキーに渡した。マイキーはサンダルを一度履こうとしたのだが、気が変わったらしい。履いた靴下を引っ張りながら、
「Up~!!」
と大泣き …タイツじゃないんだぞ?どこまでも上に伸びるわけないじゃん。
そんな論理、マイキーには通用しない。どうしてもひざより上に靴下を上げたくてしょうがない。

時間は刻々と過ぎていって、クラスに遅刻する可能性が大になってきた。義母の家は道路を渡った反対側。アレックスさえ降ろせればマイキーを抱っこして家に連れて行くことも可能。でもマイキーを歩道に置き去りにするわけには…。

正直言って、この辺で

"マイキーがこんなに泣き叫んでるの、義母にも聞こえてるはずなんだけどなぁ。ってか姉達が先に家に着いて母と弟達がなかなか来なかったら様子くらい見に来てくれてもいいんじゃない??ここに大人がもう一人いるとすっごく助かるんだけど。アレックス抱っこしてて、クラス用のバインダー&辞書が入ったバッグも持ってるのに、どうやってマイキーを持ち上げられると思うんだ?!"

と思い始めていた。全然言う事を聞こうとしないマイキーに母も相当イライラモードだったし

"これはさっきのように母が歩き出すしかないのか?!そうすれば立ち上がってついてくるかも…"
と母は思った。そして道路を渡り、義母の家の前庭でマイキーを見ていた。案の定、マイキーは母に置いていかれそうになったので、泣きながら靴下を履いている足にサンダルを履き、道路を渡ろうとした。
そのとき!!
サンダルが脱げた!!
マイキー、ご立腹 泣き叫びながらサンダルを取りにいき、怒りながら走って道路を渡ろうとした。

そのとき、実は両側から車が来ていたのだ マイキー側の車は2歳児に気付き、既に止まってマイキーが渡るのを待っていたんだが、私側の車は速度を落としただけで止まりはしなかった。
そこに怒ったマイキーが泣き狂いながら走りよった
マイキー、前見て!!マイキー、前見て!!
母、義母の家の前庭で絶叫ですよ。

もう少しで動いている車の側面にぶつかりそうになったマイキーは、相変わらず泣きながら無事に道路を渡りきったんだが、母は気が狂いそうだった

その場にまた座りそうになったマイキーの腕をがしっと掴み、半分引きずるようにして何とか義母の家のフェンス内に入った。マイキーは階段まで歩いてくれたが、再び階段で座り込み"靴下くれコール"
必死でアレックスとバッグとマイキーを抱えて階段を登ろうとしているところに義母登場。
「マイキー抱っこするから」

ふと道路に目をやると、さっきの車(先に止まって待っていた車)、まだ止まったままだし な、何?あまりにもひどい光景に身動きが取れなくなったとでも?!

結局いつも5分で行く距離を15分強かけて行き、クラスに10分遅刻したShantiaでした。
ってかね、シャーちゃんもティアもこんなじゃなかったよ??早くこの時期を抜けてほしいわっ

日本の映画

2007年03月31日 | Family
何が発端だったかは全く覚えていないんだけど、オンラインショップ『yesasia.com』で邦画のDVDを数枚購入した。このお店には"全世界送料無料"という素晴らしいシステムがあり、いつも"送料無料"から省かれてしまうハワイ在住としては非常に嬉しかった そんな素敵なお店から買ったDVDがこちら

フラガール(日本版)
ウォーターボーイズ(香港版)
ピンポン(香港版)
スィングガールズ(香港版)
世界の中心で愛を叫ぶ(香港版)
黄泉がえり(香港版)…これは無料でもらえた


香港版だと、音声は日本語で字幕が英語と中国語になるんだけど、値段が10ドル弱なので非常に助かる!!フラガールはさすがに新作なのでまだ香港版がでていない…。

それで早速、話題作『フラガール』をジョセフ君と見てみた。ジョセフ君のコンピューターはありがたいことにエリアコードを全く気にしないので難なく見れて大満足!!
映画の感想は…

とても良く出来た映画だと思う。2,3シーンはウルウルきて泣いてしまったところも やっぱり数十年前の日本だから古いものを変えて新しいものを受け入れるっていうのがとっても難しい時期だったんだなぁと改めて思っちゃった。それを乗り越えた彼女達、がんばったねぇ。
ま、ダンスだけを見ると、"バレエシューズは必要だったのか?"とか"そんな動き、タヒチアンにあるか?!"とか、"…これは『フラ』じゃなくて『タヒチアン』の方が重要だったのか?"と疑問が出るけど、それも数十年前の日本だったということかしら??


ジョセフ君がこの後、コンピューターでエリアコードを外してDVDにするので、義弟や義母にも見せる予定。
たまには邦画もいいよねぇ。

Kuhio Day Party

2007年03月28日 | Event
月曜日は州の祝日だった そしてこの日、大学主催でパーティが行われた。独身&既婚者両方対象のイベントがあるのは非常に珍しい。

大学の広い芝生にJumping Castleやバレーボールネットが用意されていて、好きなように遊べよ、とでも言いたそうな雰囲気のパーティだった。子供達3人がJumping Castleではじけている間、アレックスはパパに連れられてスポーツタイム

緑がアレックスですよっ。相手は1~2歳年上でかなり優勢。普段、アレックスが生活している海抜より1~2m上は寒かったらしく…

泣いてしまったアレックス。まだまだ主力選手になるには練習が必要のようで…。

いくつかあるテントの中で子供達の目を惹いたのは
『かき氷&わたあめテント』
3人ともかき氷欲しさに列に並んだ。でもどうしても列でじっと待てないのがマイキー。

氷にシロップをかけているUncleが気になって気になってしょうがない…。

姉達はちゃんと列で待つことが可能。ここでもカメラを向けられたティアは…

くねっ!!
ティア、くねりすぎだから…
くねりながら待った甲斐あって無事にかき氷をもらえたティア。

長女シャーちゃんは妹ティアには出来なかった"2色のシロップを注文"という手を使い、きれいなかき氷をもらっていた。


マイキーは地道に並んだ母の努力でわたあめをゲット。

食べる前に触ってみるのはお約束?!

子供達がかき氷&わたあめに惹かれている間、父は食事に惹かれていた 気付いたら既にホットドッグ&ハンバーガーをもらっていたよ…。マイキーの食物センサーは父譲りか?!


周りでみんながモグモグしている中、一人食べれないアレックスはみんなが食べているものが気になる。

じぃ~っと人の食物を見つめるアレックス…。赤ちゃんに見つめられると、戸惑ってしまうよねぇ

食べたいだけ食べた子供達はまた遊びに戻ったんだが、こういうとき気付くといつも視界から消えているのは我が家の忍者マイキーである 
この日も例にもれず、気付くといつの間にかJumping Castleから出ていて母は目を凝らして忍者を探した。見渡すこと数分、母は忍者を発見!!

フードテントのドリンクコーナーで悪いことをしておりました
お願いだから、ジュースが出てくるところを指で触らないで

Jumping Castleで跳ねまくり、忍者パワーで何度も広い芝生を全力で駆けぬいたマイキーはさすがにお疲れモードになった。芝生に座り込んでゴロゴロしていたかと思うと、次の瞬間家の方に向かってサイドウォークを歩いていた!!
…てかね、いつ芝生からサイドウォークに移動したわけ?!距離が20メートルくらいあんだけどねぇ。
ジョセフ君が既におねむモードのアレックスをつれてマイキーを追いかけ、男性陣帰宅。女性人はパーティに居座った。

そこへティアのクラスメートKaika登場
春休み中でしばらく会っていなかった二人は再会を喜び、Jumping Castleで楽しそうに遊び始めた。


しばらくして疲れた二人はベンチに座ることにしたらしい。私とKaikaママがカメラを向けると…


ティアさん… Kaika、大照れである。…あんた達、二人してまんざらでもないって感じかねぇ。

もうラブラブモード炸裂
かき氷を一緒にもらいに行くときも手をつないで歩く二人

周りの大学生の注目を集めていた…。
ラブラブの二人を目撃したジョセフ弟ダニエルも
「ファーストデート?!仲良く手をつないでるねぇ」
とコメント。まぁね。親同伴だから許すけど。
ラティアさんは超おませな4歳児のようで…。

母がリハーサル中に子供達は…

2007年03月27日 | Family
母がシェラトンワイキキでリハーサル中、ジョセフ君と子供達は『Honolulu Zoo』へお出掛け。これは金曜日のイベント中に、ワイキキシェルの横の公園で遊んでいたときにシャーちゃんがリクエストしたからだそうだ。

動物園から帰って来た子供達&ジョセフ君の説明と感想によると、今回の動物園はこんな感じだったらしい

日本では人気を争う動物の一つ『ゾウ』 

我が家の子供達にもとっても印象的だったようだ。しかし理由が…。

シャノン:「ママ!ゾウ見たよ!!でもね、すっごくくさかった…」
ラティア:「ママ、ゾウはね、くさいの」
マイキー:「ぞー、くさい…」

ホノルルのゾウは我が家の子供達には気に入られなかったようだ。ちなみに何が一番好きだったかと聞いたらシャーちゃんは
「フラミンゴ!!」
と答えた。…入り口入って最初に見る生き物ですか?!


なんとなく動物を見て回った後は最近(っていってももう随分経つな…)新しくなった『Keiki Zoo』へ!!

この写真でやっぱり気になるのはティアの曲がり具合でしょうか 曲がりくねってるよね…。うちのお嬢さんたちはポーズを決めるのが大好きなんだけど、ティアの場合はいつも曲がりくねってる で、この写真のポイントはアレックスもちゃんと写っているってところ。パパ、さすが

Keiki Zooなのでもちろん動物達に触れるんだが、ティアによると…
「ヤギ、こわい…」
だそうだ。その証拠写真がこれ

…ティアだけ柵の外から触ってるじゃん 姉と反対に妙に余裕なのがこのお子さん

マイキー、疲れすぎでヤギの隣だろうが関係なく座り込んじゃってるし…。マイキーらしいな…。

このKeiki Zooには『牛の乳搾り』もできるらしい。もちろん"模型"なんだけどね。
まず最初のチャレンジャーは年下のマイキー。

この写真、結構いい写真だと思うのは私だけ??
そして次はラティア。

ジョセフ君、少し後ろに下がって全体図を写真に撮ったらしい。
そして最後は長女シャーちゃん。このとき、ジョセフ君は牛の反対側に周って写真をパチリ

ここでシャーちゃんの目線に注目!!こっち側の牛には"張り紙"があり、その紙には
現在故障中
と書いてあったらしい ちょっとうちの家族、寂しい図だったんじゃ…。

お次は動物園の職員さんに変身コーナー

やっぱり、ティアはポーズがくねってる…。

こちらはとっても役に立ちそうなお姿で…。

しかし、ジョセフ君、一人で4人の子供を動物園に連れて行けるなんてすごいわっ。私には無理…。予想外の動物園で子供達も楽しかったらしいし。

シェラトンワイキキでフラ その2

2007年03月27日 | Hula/Tahitian
SさんのレンタルカーをKeolaが運転してシェラトンへ戻る。Keolaの運転、怖い Laniは丁寧に隣の運転手と交渉したりしながら行きたいところへ行くタイプだが、Keolaは交渉なしで行きたいところへ行くタイプ 

無事にシェラトンに着き、急いで控え室に行って着替え。そのとき初めて、この日のイベントは『Pizza Hut』のパーティであることが分かった。どこの店舗が売り上げ一番だったとかそういうのを祝うパーティをわざわざハワイでしてるんだそうだ。


控え室で軽く流し、ボールルームのロビーで並んで出番を待っていた私達。そこへ半分既に酔っ払っちゃったメインランドのおっちゃん登場。片手にお酒のグラスを持って近づいてきたかと思うと、Keaoの前を横切り、私とLaniの間に身を乗り出し、そして

「このお酒が強いのは分かってるんだけど、ワォ!」

と訳のわからん事をいい放ち、ボールルームへ消えていった。私達ハラウメンバーは

「…何いまの?」
「誰に話してたの?!」
「Laniじゃない、Lani」
「Lani気をつけないと危険よ、あのおっさん」
「いや、Shantiaじゃない?Laniの隣に立ってたけど、目線はShantiaだったわ」
「Shantia!そのカラアウ(木の棒)で一発叩けばよかったのに!!」

と、とにかく反応が恐ろしい。このおっさんの発言、次の日のレッスンでも話題になり、メンバー4人がそろっておっさんのセリフを言い爆笑。それを聞いていたAuntyが
「…あなた達、何の話をしてるの?!」
と疑問に思ったほど。
(注:Auntyはこのショーの時まだ日本にいた)

時間となり、とってもフォーマルだけど既にお酒が入っているメインランドのPizza Hutの従業員の前でカヒコAia La O Peleを披露。
さっさと着替えを終わらして、Sさんのレンタルカーに乗り込み再びKeolaの豪邸へ。
その帰り道、SさんがKeolaにこう聞いた。

「ねぇねぇ、Keola。"BVLGARI"って英語でどう発音するの?日本語では"ブルガリ"って言うんだよ」

するとKeolaは

「Bulgogi」

とサラッと答えた。そこへすかさずSさんが、

「違うよ、それは韓国料理だよ。プルコギじゃなくて、プルガリ」

もう大爆笑!!!笑いが止まらなかった。どんな会話をしてるんだ?!

Keolaの豪邸に無事に着き、ジョセフ君の迎えを待ち、ようやく家に帰りついたのは午後11時だった。
すっごくすっごく疲れた一日だったけど、楽しかったなぁ。

シェラトンワイキキでフラ その1

2007年03月26日 | Hula/Tahitian
土曜日はシェラトンワイキキでショーがあった。二日連続でワイキキに行く事になるとは…。
この日のリハーサルは朝9時45分集合。よって私達が家を出たのは8時 ハウウラのエレナちゃんを迎えにいってみんなでワイキキへ。
ホテルで車を降り、エレナちゃんと二人で中に行ったのはいいが…

どこに行けばいいのかさっぱり

観光客、特に日本人が多いのはわかった。そしてホテルの1階はまるでショッピングセンターのようだ、ということも分かった。なんとかエレベーターホールについたものの、どれがボタンか分からず立ち往生の二人 なんせライエ&ハウウラはド田舎ですからね、こんな都会に来る事は滅多にないのですよ。

集合場所の2階にはまだ誰もいなかった。まぁね、予定より30分も早く着いたしね。場所も分かったところで二人で下に降り、プールサイドを歩いてビーチ見学。いやぁ、観光客気分だった。

再び集合場所に行くと数人来ていたので一緒に待機。時間になったところで『Hawaii Ballroom』に入り、リハーサル。
ボールルームはとっても広いのに、ステージは狭い… とりあえずホテル側がどんな風かを見たいというのでなんとなく踊り、位置だけ確認してすぐにリハ終了。
そんなもんですよ、うちは。絶対本番まで見せない主義。

ホテルでのリハ終了後、みんなでハラウに戻って本格リハ&衣装合わせ。ハラウに戻るとき、ド田舎二人組はLaniの車に乗せてもらうことになった(ジョセフ君は子供達と動物園に行ってしまったのでね) このときのLaniの運転は非常におもしろかった。ある片道3車線の道で私達は真ん中の車線の一番前で信号待ちになった。でもLaniは次の交差点で"左折"がしたい。そのためにはもう一つ左の車線に入らなければならない。交通量が多いし、次の交差点までの距離は短い。どうするか…。Laniが取った行動はこれだった

窓をウィーンと開けて、隣の車を向き、そして
「Hi この信号が変わったら私を先に行かせてくれない?そこで左折したいから。ありがと


さ、さすがLani。そんな笑顔で聞かれたら断れないでしょう。もちろん田舎二人組爆笑 隣の車の乗組員(?!)も爆笑 おかげで無事に左折できた

ハラウに着いたところでまず衣装合わせ。身長順に並ぶように言われた。私とKeaoは同じ身長なので別に気にもせず隣同士に並んだ。たまたまそのとき私が高い方になった。するとそれを見たKeola、
「…Shantia、Keaoと交代」
えっ?!同じはずだけど??と不思議に思いながら交代。そこへ日本から来ていたSさんが
「あ~、私が一番ちっこいのかなぁ」
なんていいながら私の隣に立った。それを見たKeolaが再び、
「Shantia、Sと交代」
ど、どんどん低い方にずらされている?! そしてKeolaからの質問。
「LaniとShantiaじゃどっちが低い?」
即答で
「Lani」

身長にあわせた長さの衣装が配られ、リハ開始。しっかりした立ち位置を決め、入場の仕方を確認し、そしてメリーモナークの練習。

練習後、ジョセフ君がハラウに戻ってきたので、アレックスにおっぱいをあげ、ジョセフ君&子供達は帰宅。私はKeolaの豪邸で時間つぶしをすることに。
Sさんと話が盛り上がり、衣装のアイロンがけをしながら(アイロンをかけていたのはほとんどSさん。私は助手程度の仕事しかしていない)ぺチャぺチャ話し、いつの間にか再びホテルに戻る時間になった。

その2に続く…。

U.S.女子サッカーチーム その2

2007年03月26日 | Hula/Tahitian
もらった紙によると
"集合は3時。本番は4時"
ということだった。どうせ買い物もあるし、ってことで、10時に家を出発してアラモアナへ アラモアナではジョセフ君がシャーちゃん&マイキーとSam's Clubへ、私がティアとアレックスとROSSへ行ってお買い物(ほとんどメリーモナーク用の買い物だったりする) 買い物終了後に
"集合の際は既に衣装を着ておくこと"
という指示に従うため、車の中でお着替え。そしてワイキキへ
時間通りに会場である『Waikiki BeachWalk Hotel』の前に行くと…

誰もいないっ?!

場所も定かではなかったためにその辺を一周ぐる~っとして再び戻ってきたが、様子は同じ、ポリネシアダンサーらしき人はいない なんかの白いテントは道沿いの芝生に立っていたが何なのか分からない あえていうなら低い塀にポリネシアダンスに使いそうな葉っぱが置いてあるくらい。
その場所だと信じて車を降りた私。いや、本当は降りたくなかった。なぜなら…

観光客いっぱいの中に赤いベルベットドレスを着ている奴がいたら相当目立つだろうし、場違いだろうから


低い塀に座っているAuntyに話しかけると、彼女は同じパーティでマオリダンスを披露するメンバーだった。でも着替えてないねぇ。そのマオリのAuntyと一緒に塀に座って待つことに。歩いている観光客に時々ジロジロ見られながら 根気強く待つこと30分。…誰もこない

芝生の白いテントが実は会場だったと発覚してから(っていうかめっちゃ公共の場ですから!!ホテル内のプールサイドとかじゃなかったんか?!)、主催のUncle Bennyに話に行く事に。

S:あのぉ、Uncle Benny。Aunty Kela達、来るんでしょうか?
B:ん?あ、今来てること!でもね、さっきAunty Fillisから電話があってさ、クアロアで車3台衝突事故だって。だから渋滞に巻き込まれてて遅れてるんだ。
S:…はっ?!
B:だから到着が遅れるんだよね。踊りたい曲ある?CDかけようか?

…結構です。つまり事故前に家を出ていた私とマオリ組だけが時間通りにたどり着けたってことか。人目から逃れるようにテントの中で待機。前ではサッカーチームによるサイン会が行われていた。


4時近くになりマオリグループが着替えに。このマオリグループは実は家族だった。私が話していたのが母で二人の息子と二人の娘(下は7歳くらいで上は14歳くらいかなぁ?) 彼らが着替えてくれたのでちょっと居心地がよくなった(もちろん彼らはマオリの衣装なのであごにタモコ模様が入ってる)。フラガール一人、マオリダンサー4人+母の状態で待っている間、マオリの子供達はエスカレーターを上り下りしたり、水で遊んだり。

大都会の真ん中にマオリ民族衣装のお子様が遊んでいる図は結構レトロでした。

4時15分頃、ようやくAunty Hattie達が到着。車を降りてくるなり、若い衆4人(Kela孫2人、Hattie孫1人、Diane孫1人)が私に寄ってきて、

「Shantia!!お願いだからAunty HattieにAlika踊りたくないって言って

…なんで?

「だって私達の言う事なんて絶対聞いてくれないもん。Shantiaなら大丈夫!愛されてるから

…いや、君達が孫だから聞いてくれないんだよ。

4時25分頃にサモアのファイヤーナイフダンサー登場。PCCでもお馴染みのキャップだった。着くなり、通りに向かってファイヤーナイフ(火なし)をグ~ルグルまわし始め、素晴らしい見世物になっていた。

時々観光客が写真撮影を申し込んでいたし さ、さすがキャップだ。メインのサッカーチームより目立ってる!

4時35分に最後のタヒチアンチームが到着して、ようやくショー開始。

Uncle Bennyがほら貝を吹き鳴らしたら私がオリをするってことだったので、いつUncleが貝を持って立つのかと思っていたら…

UncleはCDプレーヤーのボタンをプチッ。
ブオー!

…CDですかい

拍子抜けしながらオリをし、続けてフラ。Aunty5人がPua Carnation、若い衆(私もこちら)5人がAlikaをやった。今回もAlikaはRaiateaのCDを使ったんだが、これを聞くのは私2回目 隣のイポちゃんも多分2回目。二人そろって2回間違えた いやね、このバージョンをしっているKela孫がカヘアしてくれたら間違わずに済んだんだけどさ、カヘア無しだったから…。
その後全員でManu O'oをしてハワイアンチームは終了。

続いて、マオリファミリーによるとっても素晴らしいマオリダンスがあり、Uncle Bennyによるウクレレソロ、そしてタヒチアンダンス。

こっちもかわいらしい子供達 ショーが始まる前はポツポツだったお客さんもショーが始まってしまえば集まるのは早い!!いつの間にか人だかり
最後はキャップによる火起こし&ファイヤーナイフ 

ワイキキのど真ん中で火のついたナイフをガンガン回すキャップ。椰子の木が燃えないかドキドキしちゃったよ。
もうこの場はプチPCC状態。観光客もうれしそうにカメラを手にしていた。

予定の4時半を大幅に過ぎた5時半、ようやくステージ終了。
私は道路を渡って反対側にあった『Beard's Papa』でシュークリームを買ってジョセフ君と合流。
 
いやぁ、無事にショーが出来てよかったねぇ。

U.S.女子サッカーチーム その1

2007年03月26日 | Hula/Tahitian
月曜日、学校から戻ってきて留守電を聞くことにした。最初のメッセージはこれだった

「Shantia~、Aunty Hattieよ~。帰ってきたら電話してちょうだいね」

このメッセージは土曜日の夜に残されたものだった。
"…ごめん、Aunty。今まで留守電聞かなかったんだ"
などと心の中で謝りながら次のメッセージを聞いた

「Shantia~、Aunty Hattieよ!電話してちょうだい!!」

…こちら月曜日の朝のメッセージだった。
"…どうやら本当に電話してほしいらしい"
と悟った私はその場でAuntyにTEL Aunty Hattieはこう言った。

「Shantia!!金曜日、この間やったオリ、Shantiaやってね!!」

…何の話をしてらっしゃるのですか??

「金曜日よ、金曜日!!ワイキキで踊るからShantiaオリね!!」

…いや、だから何の話?!

「Benny Kaiのパーティよ!!水曜日の夜練習するから!」
(注:Benny KaiはPCCのルアウで長い間働いている)

水曜は無理ですが?

「大丈夫!!だって全部覚えてるのShantiaしかいないじゃない!とにかく金曜日!!」

どこで??

「ワイキキのBeachWalk!」

これは個人のパーティかなんか?!

「違うわよぉ!!サッカーチームが来るのよ!!U.S.の女子サッカーチーム!!National Teamよ!!Bennyの娘がそのメンバーなの!詳しくはまた水曜の練習の後に連絡するから」

そういって電話は切れた。

そして木曜日の朝、Aunty Hattieから電話があり、こう言った。

「Shantia!!今日の夜、私のうちで練習来れる??」

無理。ごめん。

「そう…。ま、Shantiaは大丈夫!!全部覚えてるから!」

昨日の練習どうだった?

「たった10人よ!あなたを入れて11人!!みんな既に予定が入ってるのよ」

まぁね。ちょっと急だったし。

「それ!!何回でも言っていいわよ

(…うぉぉ。Auntyもストレス溜まってるわねぇ)で、衣装は?

「あなた達は2年前の赤のドレス」

あれでプーイリ踊るの??

「そう。パウでいいじゃないって言ったんだけど、Kelaがドレスって」

…あのドレスじゃ踊りにくいと思うけど?去年のオレンジのパウは?みんな持ってるでしょ?

「え、Shantiaもあれ持ってる?そうよね、パウの方がいいわよね!!とにかく、詳しい事を書いた紙、取りに来て!!」

OK。じゃ、夕方行くから。

そして電話を切った。その5分後、再び電話が鳴り、

「Shantia!!衣装、オレンジのパウね!!」

だと。Aunty Kelaを説得したんだな。
約束通り、夕方に紙を取りに行くと、Aunty HattieはAunty Kelaと電話中だった。

「あら、Shantia。はい、Aunty Kelaにご挨拶は?」

といわれ、電話を渡された。

は~い、Aunty Kela。

「元気~、Shantia??明日のオリ、お願いね~」

…え?一人でするの?!

「あなたのオリでプログラムが始まるのよ。よろしくね!」

…知らんかった。そしてこの日の練習で若い衆がHaleakala Hulaを覚えていなかったらしく、曲がAlikaに変更。ついでに衣装も赤のドレスに変更


こうして本番を迎えることになった。

その2に続く…

子供達

2007年03月23日 | Family
昨日、家の外にアレックスを抱っこして立っていたら、外で遊んでいたマイキーがタタタッと走ってきて、地面にペタッと座り込んだ。
"…何してるんだ、この坊ちゃん???"
と思ってみていたら、マイキーはおもむろに両手を母の方に伸ばし

「マイキー、アレックス、だっこしたい」

と言った。いつも母が
"アレックス抱っこするなら座って!"
と言っているからね 
ちゃんと座っていたので、アレックスを抱っこしてもらうと、次は

「ママ、カメラ。にーっ

...写真タイムですか 
急いでカメラを取りに行き、マイキーのご要望に応えてパシャッ



…アレックス、でっかいなぁ

アレックスが笑うのを待って"さぁもう一枚!!"とシャッターを押した瞬間、マイキーがシャーちゃん発見!!嬉しそうに

「シャーちゃん!!」

と叫んでいる様子が写真に撮れた。



アレックスは嬉しそうな笑顔でカメラ目線なんですけどね。マイキー、抱っこの手が離れてますよ?!

弟達の写真撮影を目撃してカメラ大好きシャーちゃんが黙っているはずはない!もちろんシャーちゃんもアレックスを抱っこして写真が撮りたい なのでパシャッ



この写真撮影が行われている間、ティアは何をしていたかというと、家の中でシャーちゃんの新しいおもちゃで一人黙々と遊んでいた さ、さすがですっ。

Pilioha 視聴会

2007年03月23日 | School
3月20日、『Pilioha』という新しいハワイアンバンドの初のアルバムが発売された。そのCDの視聴会が昨日のハワイ語のクラスで行われた なぜかというと…

Piliohaのメンバーの一人はハワイ語のクラスメートだから

写真の真ん中がクラスメートKamuela。彼がクムにCDを持ってきたようで、早速クラスで全曲を少しずつ聞くことに。このCDの9番目Sweet Moonlightは彼がメインボーカルを務めておるのですよ!!

今年のメリーモナークでどこかのハラウのミュージシャンとして演奏するらしいし、5月には日本公演にも行くらしい。

クラスではお調子者のKamuela、音楽界では有名になるかもぉ!!
皆様も応援、よろしく