ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

冷蔵庫事件

2012年01月31日 | Family
『事件』となると高い確率でキリ関連。
なんてったって魔の2歳児だから。

冷蔵庫にキリ防止のロックがついて1週間弱。
キリの目の前でロックをかけると大泣きしてロックを叩くというのが習慣化しているような気もする。
すぐに泣き止むからそれくらいならまぁ母も平気なんですけどね。

水曜日は違った。
冷蔵庫が開けられなくてつまらないキリはロックの余分な紐を引っ張って遊んだらしい。
単に引っ張るじゃなくて、両方の紐を握って全体重を使って後ろに引く感じ。
母が目撃していたらきっと

「キリ、冷蔵庫にぶら下がるのやめて」

って言っていたと思う。
でも母は見なかった。

その後、母が子供達が出しっぱなしにしたバターを片付けるためにロックを解除しようとしたが開かない。
気を取り直してもう一度試みても開かない。
よく見るとハンドルの周りの紐が締まっていてロックが横に動く場所がない。
なので開かない。



キリが紐を引っ張ったのでロックが余計に締まっちゃったらしい。
Shantiaのムード急降下。
冷蔵庫が開かない=冷凍庫も開かない、である。

ランチ作れない。

ティアが試してみるとかなりの長期戦の後に一応開けられたんだけど、

「手がいたぁい!!」

って。
だからと言ってロックを解除したままにするとキリが喜んで冷蔵庫を開けて登るからやっぱりロックをかけなきゃいけない。
ティアの手を何度も犠牲にしてランチ作り?!
気が進まない。

キリの定義:『ぼくが開けられないんなら誰も開けられない』

すっごくやだ。
とりあえずこの日のお昼はマクドナルドへ。
ジョセフ君が仕事から帰ってきてからジョセフ君の怪力でロックの紐を緩め、グルーガンで紐を固定し、余分な紐はカット。
これで引っ張れない。


2歳児というのは本当に...ねぇ??

賢い姉

2012年01月29日 | Family
シャーちゃんのことです。
あのお嬢さんは昔から賢くて非常に役に立つ(って表現が変?!)子だった。

数日前、シャーちゃんが

「ネイルぬってもいい~?」

と聞いてきたので、

「宿題が終わったらね」

と答えた。
そして母はキリを連れてマイキーをジムナスティックに連れて行った。
つまり残りの3人はお留守番。
マイキーをジムにDrop Offして戻ってくると(所要時間:30分)、既に家の中はマニキュアのにおいが漂っていた。

キッチンテーブルには自分の爪を楽しそうに塗っているシャーちゃん。
その横にはアレックス。
ジョセフ君とShantiaは男の子にはネイルをして欲しくない派。
2~3才のまだよくわかってない時期ならまぁいいとしてアレックスはもう5歳。
9月からキンダーだからねぇ、ピンクの爪で学校に行ってしまった、とかは避けたいのよね。
後ろ姿だけ見た母は

「あちゃぁ、アレックスも一緒にネイルしてるんだろうかぁ...」

と不安になった。
が、実際に見てみるとアレックスが真剣に塗っているのは紙。
Fingerpainting用のツルツルの画用紙に手が描いてあって、その手にある爪を塗っていた。
もちろん本物のマニキュア使用。

「へぇ、アレックスは紙の爪を塗ってるんだぁ」

と言うとシャーちゃんが

「アレックスもネイルしたいって言うからね、あたしの手を紙に写して爪描いてあげたの」

だって。
...母だったらそんなこと絶対思いつかない。
アレックスも満足してるし、これなら父と母も満足です。

あの工夫力は誰から来たのか。
母ではないと思われる。

キリの成長

2012年01月28日 | Family
キリ関連の記事が続きます。
やっぱり2歳児はおもしろいからねぇ。

世間の平均というのがどのくらいなのかなんてもうさっぱり分かりませんが、母の基準で言うとちょっと言葉の発達が遅いような気がする。
まぁ兄がアレックスだし、大して心配はしていないんだけど。
人が言った言葉の真似っ子はとても上手。
朝からジョセフ君が

「Shantiaちゃ~ん、scripture time~」
(聖典読む時間だよ~)

と言って妻を起こそうとするんだけど、妊婦Shantia、外が暗いといまいち起きる気になれない。
"いや、あと1分"
ってな具合に少しでも長くベッドに留まろうとするんだけどキリがパパの真似をして

「くぃぷちゃーたぁ」

と言うとすぐに起きることが可能。
そしてそれをジョセフ君は知っている。
つまりキリを利用することがある、と。

兄同様、"S"の発音が苦手なようで「シャーちゃん」がどうしても「あーちゃん」になってる。
それもまたかわいい。
ちなみに「マイキー」は再び「まいまぃ」。
もうこれは2歳児の定番?!

お祈りするのも大好きでしょっちゅうボランティアしてくれる。
でもジョセフ君がお祈りの助け係になるとキリのお祈りはどうしてもおもしろくなってしまう。
どうやらパパの声のトーンまで真似しようとしているらしい。
ジョセフ君の声、かなり低いです。
それを2歳児が真似しようとすると笑える。
母が助けるときは普通に言えるんだけどねぇ。

ご機嫌なときは何か1人で大声で歌っている。
何の歌なのかさっぱりわからない。
でもとにかく大声でなんとなくミュージカルっぽくて...。
そのくせ姉兄達がうるさくなると指を口にあてて

「しーっ!!!!」

って。
で、姉兄達が静かにならないときは

「Noooo!!!!」

とまた大声で訴えている。
一番うるさいのはキリなんだがね。


以前は嫌いだった歯磨き、今は大人しくさせてくれる。
但し歯を磨くのは母限定。
パパが歯ブラシを持ってくると真顔で

「まま」

と言う。
そりゃ母の歯磨きは歌つきですから。
もちろん曲は
♪歯みがき上手かな♪
です。
『おかあさんといっしょ』万歳。
これを歌わないとキリが満足しない。
これ、毎晩繰り返されるから、家族全員がしっかり覚えてねぇ。
母が

「♪しゅわしゅわ」

と歌いだすと子供達がそろって

「♪歯みがき」

とコーラスを担当してくれる。
もちろん

「♪上の歯~」

のところは

「♪きゅっきゅきゅきゅきゅ」

が入る。
この部分に至ってはジョセフ君も参加。
家族揃ってキリの歯みがきに貢献しております。


ハラウがクリスマス休暇だった12月中は母と正に24/7一緒だったので、今まで以上のママっ子になったキリ。
まぁ直感でお兄ちゃんになってしまう、っていうのもあるんだろうけどね。
基本、ママが行くところにはついて行かなければならないらしい。
お手洗いもその中に含まれる。
母1人でお手洗いに行ったことがバレると泣き叫びながら追いかけてくるから。
我が家の1階のお手洗いは普通のドアとスライドドアの2つがついてるんだけど、スライドドアを上手に開けて入ってくるし。
そして母の膝にひれ伏して数秒泣くのがお決まり。
「お手洗いくらい1人でゆっくり行かせて?!」
って思うんだけどねぇ。
一通り泣いて気が済んだらすぐにご機嫌になってくれる。
この変わり様も2歳限定だね。
キリが母とお手洗いにいる時、流すのは必ずキリの係。
うっかり流しちゃうとまた泣かれる。


週日の朝は母とシャワー&お風呂に入るのも日課。
こちらは週末だけは母1人でシャワーを浴びるようにしている。
ジョセフ君に
「週末くらい1人でシャワーしたい」
と頼んであるのでパパがキリの誘導に失敗しない限り週末1人シャワーが可能。
シャワー後には母が顔にローションをつけるんだけどね、お肌をパチパチしていると横でキリが必ず真似する。
しかも嬉しそうに。
週末1人シャワーでも母がローションをつけている音を聞くと、その場で自分のほっぺをパチパチしているらしい。
スキンケアがばっちりな2歳児?!


トイレトレーニング?!

2012年01月27日 | Family
もうすぐ2歳3ヶ月になるキリ。
Baby#1のシャーちゃんは2歳3ヶ月でおむつを卒業したんだけど、#2~#5は3歳過ぎたのよね。
1人目には気合が入るってことの象徴?!

おむつ換えは大して大変ではない。
遊びモードONのときは喜んで逃げ回ってくれるけど(注:母に追いかける体力はないのでキリが戻ってくるのを待つ戦法)。
大抵のときは

「おむつかえよっかー?」

と言うとお好みの場所に転がって待機してくれる。
それは母の部屋だったりリビングの日が差しているところだったり。
母が何も言わなくても新しいおむつを箱から出しているのを見ると自ら転がっておむつ換え体制万全なときも。
これは母が驚くんだけどね。
ふりむいたらキリが床に転がってる?!ってさ。


キリのトイレトレーニングらしきことと言えば、毎朝お風呂の前にトイレに座ること。
隣でバスタブにお湯を溜めている間に座らせている。

「しーしある??」

と聞くと

「なぃ」

と必ず答える。

「いや、絶対あるからしーってしてごらん」

と促すと

「んー!! なぃ」

と一応努力はしてくれる。
半信半疑になりながらもトイレから降ろしてお風呂に入れてあげるとお湯の中に座って3秒後におしっこ...。

「あ!!」

だって。
これ、毎回。
だからお風呂前にトイレに座らせているのに絶対湯船に入った直後にするのよね。
なぜっ?!


数日前は洗濯物を片付けているときに2~3才用の下着を発見。
多分アレックスが平気ではいているんだと思うんだけど、さすがに5歳児が2~3才用の下着着用っていうのもねぇ。
ちょうど横には2歳児キリがいたので、おむつを取ってパンツをはかせてみた。
初☆アンディー。
おむつ卒業からまだまだ遠いキリは意外にもパンツを気にいったようでニッコニコだった。
でもいつおしっこするか分からないので5分ほどでおむつに戻すことに。
すると泣かれてねぇ。
どうしてもパンツをはくと言って聞かない。
だからおむつの上からはかせてあげることに。
それでも満足してくれた。
本人が満足してくれるんならいいんだけど、トイレトレーニングにはならないねぇ。


キリのおむつ卒業への道のりは長そうだ。

魔の2歳児

2012年01月23日 | Family
誰が言い始めたか知らないけど『魔の2歳児』という表現はこの時期の子供の特徴をよ~く表していると思う。
現在の我が家の魔の2歳児キリの行動は母の常識を軽々と超えてくれる。

1ヶ月ほど前、数日間ほどキリが常にsucker(棒つきキャンディー)を食べているという時があった。
我が家では勝手にお菓子を食べられないので、キャンディーを食べているキリを見つけた兄姉達がすぐにキャンディーを奪い取って母に報告してくれていた。
キャンディーを取られた本人はもちろん泣き叫んでおりました。
その数日間、キッチンのカウンターの上や床でも破られたキャンディーの包み紙をよく見つけた。
なぜそんなにもキャンディーの紙が落ちているのか、そもそもどこにこんな数のキャンディーがあるのか。
子供達のおやつ用の缶にはSuckerなんて入れてないし、ガラージのお菓子置き場にもSuckerはないはず。
一体どこからキリはSuckerを見つけ出してくるのか。
よく包み紙が落ちている場所でしばらく考えた母、はっとして冷蔵庫の上を見た。
冷蔵庫の上にはハロウィン用のオレンジバケツがあって、その中に来年使いまわそうと思っているキャンディー達が入っている。
そこにはSuckerもいっぱい!
「これか!」
と思うと同時に、
「どうすると冷蔵庫の上のバケツに手が届くのだ?!」
と疑問に思わざるを得ない状況。
そりゃあキリはいっつもイスを使って軽々とカウンターに登ってシリアルの棚をチェックしてるけど、カウンターの上に立ったって冷蔵庫の上には届かないでしょう??
なぜっ?!
どうやって?!
キャンディーの出所が分かったところで、ハロウィンバケツはガラージに隠すことに。
マイキーもよくいろいろよじ登って食べ物を取っていたけど、あの子はいつも果物だった気がするわ。
キリは果物にも手を出すけど、キャンディーも触るから余計困るのよねぇ。


クリスマスイブの日は子供達がサンタさん用のクッキーを焼いていた。
姉兄がしていることは真似したいお年頃なので、キリも一緒にテーブルを囲んで何かすることがないか探していた様子。
そしてキリは姉がベーキングソーダを計量スプーンで量ってボウルに入れるのを見た。
魔の2歳児は計量スプーンの一番大きいのを見つけてベーキングソーダを山盛りに取り出すことにした。
それを運よくパパが目撃し、大量のベーキングソーダがクッキー生地の中に入るのを防げたけど...。
もしキリが成功していたらあのクッキー、大変な味になってたよ。
サンタさん、もう来てくれなくなっちゃうかも。


無事に焼けたクッキーはしばらくストーブの上で冷まされていた。
姉達がクッキングシートを使わなかったので、どうやらクッキー達はクッキーシートにくっついてしまったらしい。
母もちょっとつまみ食い...いやいや、味見をしようと思って1個取ってみようとしたけどしっかりくっついていて手では全然取れなかった。
数分後、クッキーを作った姉兄達が映画を見ているとキリがタタタターッとリビングを横切りカウチの角に隠れた。
見てみると、手にはクッキー。
キッチンに戻ってクッキーシートを見てみると、見事に1枚なくなっている。
...だからどうやって?!
へら使わないと取れないはずなんだけど?!
ジョセフ君に報告すると、ジョセフ君素手でクッキーを取ろうと試みた。
でも失敗。
父も母も出来なかったのに、なぜ2歳児が軽々とクッキーを取れたのか。
...魔の2歳児パワー?!


究極はその直後だった。
再びキッチンからリビングに戻って座ってくつろごうとすると床にごみを発見。
小さい濡れた紙と薬の個装材らしきもの。
拾ってしばし考える母。
そしてはっとした。
慌ててキッチンに戻ってカウンターをチェックすると、やっぱりないっ!!
母のその日の鉄剤が!!!

毎回妊娠するたびに貧血気味になって必ず鉄剤摂取を言い渡されるShantia。
でも薬を置いている棚に毎回行くのが面倒なので、いつもジョセフ君がその日の鉄剤を水と共に持って来てくれる。
ただクリスマス前10日ほどはジョセフ君がティアに『ママの鉄剤係』の職を譲ったので、ティアがいつも思い出したタイミングで持ってきてくれていた。
でもね、やっぱり娘のタイミングというのはいまいち違うのよね。
まだ母がベッドに寝ているときに持ってきたり、吐きの夜の後でどんよりしている朝の空腹時に持ってきたり、と『今飲んだら絶対吐く』という状況が多かった。
この日もそんなタイミングで持ってきてくれたので、母はとりあえず気分が落ち着いたら飲むことにしてカウンターに置いてしまった。
10分ちょっとで飲むつもりだったんだよ。
でも10分経ったころには鉄剤のことを忘れててね。
それをキリが見つけた、と。
鉄剤の個装ってね、簡単には開けられないようになってるんだよね。
まず紙を剥いでから薬を押し出さなきゃいけない。
キリはどうやら紙をなめてふやかし、押し出すところは噛み砕いて鉄剤を取ったらしい。
幼児に鉄剤過剰摂取は命取りになりますからね、キリが鉄剤を飲んでしまったと分かった途端に母絶叫。
慌ててジョセフ君が飛んできて、急いで『Poison Control Center』に電話。
母の鉄剤は幸いにもキリの年齢・体重には致死量に至らなかったらしく、とりあえず吸収を遅くするために牛乳を飲ませるように指示された。
キリが飲んだ量は2歳児の必要鉄量の5日分に当たるらしい。
もしこれが鉄剤2個だったら病院行きになっていたとか。

置きっぱなしにした母が悪いんですけどね...。
クリスマスイブの朝にどっと疲れましたよ。
頭ががんがんしてきて、母しばし休憩。
ジョセフ君が冷静に対応できることにとても感謝したね。
ついでに鉄剤係が再びジョセフ君になった。
妻のことをよく分かっているのでね、タイミングに文句はない。


年が明けると2歳児パワーは更にUP。
冷蔵庫を開けられるようになってしまい、気が付くと冷蔵庫の中にいる。
(もちろんドアは開けっ放し)
始めは手が届くところの食べ物を触っていたのに、いつの間にかイスを使うという技を覚えて高いところにある食べ物も触るように。
更にはイスが面倒なのか、冷蔵庫の棚を登るようになった。
...君はサルか?!
キリが狙っているのは冷蔵庫の一番上の棚にあるチョコレートと真ん中にあるチーズ。
チョコレートは無事に取れたら勝手に食べている。
非常に嫌だ。
チーズに至っては、まず母にチーズを持ってきて再びキッチンに走って行きナイフを持ってくる。
頼むからナイフ持って走らないで!!

とある朝は母がシャワー中に暇になったらしいキリがまた勝手に冷蔵庫を開けてチョコレートと納豆をゲット。
チョコレートは勝手に食べてゴミを散らし、納豆はご丁寧に開けてたれをかけずに豆だけ食べて空き容器をゴミ箱に捨ててくれていた。
シャワーを終えた母が見つけたのは床にあったチョコレートの包み紙とテーブルの上の納豆のたれ。
...たれをかけてない納豆って美味しくないよね?

冷蔵庫にはチャイルドロックがつきました。
危険すぎる。


魔の2歳児、マイキーのときよりグレードアップしていると思う。
隠れ身の術が使えない点くらいかな、マイキーよりましなのは。

アレックスの言葉

2012年01月22日 | Family
アレックスがここ数日で語尾の"S"を発音できるようになった!!
これはすごい進歩!!

今までは普通に話していると100%の確立で落としていた語尾の"S"。
その度に母から"S"を強調して言い直しをさせられていた。
言い直しのときは普通の10倍くらい強調された"S"を付けて言っていたね。

それが突然、

「Yes」

って自然にきれいに言えるようになっていて母しばし固まった。

「...今、アレックス"Yes"って言ったよね??
"Ye"じゃなかったよね?」

って。

スピーチセラピーに通い始めて1年半弱。
やっと"S"習得です!!
って、まだ単語の頭&中間の"S"は言えないんだけどね。
未だに

「あんたくろーす」

だし。
でも次のクリスマスまでにはサンタさんもあんた呼ばわりされなくなるかも。


シーズン初☆Gymnastics Meet

2012年01月22日 | Family
ジムナスティックのチームに入って2年目のマイキー。
今シーズン初の大会が先週末に行われた。
ポートランド郊外で行われたので、ジョセフ君だけがマイキーと行くことに。
母も現場で是非マイキーの練習の成果を見たいんだけどねぇ。

今シーズンの目標は『白リボンを取らない』。
去年全く出来なかったマッシュルームが出来るようになった、と言っていたし可能性は十分あるぞ!!

大会が終わった頃にジョセフ君に電話をしてみた。
「マイキー、どうだった??」
と聞くと
「6~7歳部門で総合3位になったよ!!」
だって。
すごいじゃないですか!!!!!
ジョセフ君の話だと6~7歳部門には約30人ほどいたらしい。
その中で3位とは!!
もちろん白リボンはなしっ。



ジョセフ君&マイキーの話によると、3回回らなきゃいけないマッシュルームで手が滑ってしまったらしい。
だから2回と1回に分かれてしまったとか。
それでも2回ちゃんと回れたから白リボン回避。
ついでに床の種目でも最初の逆立ちで反対方向に倒れてしまってやり直しをしたらしい。
その2つの大きなミス(最近のマイキーにしては)があったにも関わらず総合3位ってことは、次の大会上手くいけばもっと上が狙える?!

もらってきたメダルはもちろん金メダル!
ついでに3位までもらえるらしいオリジナルの水筒を嬉しそうに見せてくれた。
中にはいっぱいお菓子が入っていたんだそうだ。

ジョセフ君が言うには、マイキーのPull Up力が去年より下がった気がするらしい。
技術はぐっと向上したけど腕の筋力が下がったってこと??
...家の中に鉄棒でもつける?
マイキーがぶらさがれるように。

チーム結果は今大会USGA2位!!
コーチもびっくり。
しかも1位と0.2点差!!
誰かが1人でもほんのちょっと点数が高ければ1位になれたんだよ!!
チーム全体が上出来だったので、祝日に予定されていた練習は急遽休みになった。

2月は2つ大会があるからねぇ。
がんばれ、マイキー!!

チェリーパイ

2012年01月13日 | Food
数日前、チェリーパイを作ることにした。
理由は単に冷凍チェリーを使いたかったから。
去年の夏に4件ほど隣の庭になっているさくらんぼをいっぱい収穫して冷凍したんだよね。
(こっちでは敷地内に生えている木でも敷地外に出ている分は公共のものと見られるので、取っても問題なし)
それなりに温かかった夏の間は冷凍チェリーをおやつ代わりにしていたけど、今は寒いから冷凍チェリーを食べるなんて気にはならない。
となるとチェリーが減らない。
ってことで、パイにしようと思った。

数ヶ月間冷凍庫に入っていたチェリーはちょっと冷凍焼けしていて薄い赤色からちょっと茶色っぽい赤に変色していた。
まぁ焼くんだし味には問題ないでしょう。
パイ1個に必要なチェリーは約1kg。
...冷凍チェリー1kg分の種取り作業か。
考えるだけで気が遠くなりそうだった。
時間がかかりそうだったので、イスに座って目の前に種を入れるボウルとチェリーを入れる鍋を用意。
地道な作業を黙々と続けることになった。

冷凍焼けしたチェリーをずーっと見ていると、なんだか梅干を扱っているような錯覚に陥ってね。
で、どんどん山になっていく種を見るとどうしても納豆にしか見えなくなってきた。

「梅干から納豆が取れる~」

なんて思いながら作業を続けておりました。

種取りが終わったころに帰って来たジョセフ君、テーブルの上にまだ置いてあった種のボウルを見て

「...Stinky beans??」

と迷わず納豆だと思い込んだ。
なので妻は

「そう、梅干から取れたの」

と答えた。
そして鍋の中の梅干たちを見せてあげた。
妻の言葉を一瞬本気に取ったジョセフ君は固まった。
その後、

「...チェリー??」

と気付いてくれた。
やっぱり梅干と納豆に見えるよねぇ。
冷凍焼けしたチェリーはなかなか変身上手です。

『くるみ割り人形』

2012年01月09日 | Family
もう新年だけどまだ去年の話...。

感謝祭の直後から我が家のバレリーナ達は『くるみ割り人形』で大忙しだった。
クリスマスシーズンのバレエと言ったらやっぱり『くるみ割り人形』だもんね!

シーズン初踊りは街のホテルで毎年行われる11月26日の『Festival of Trees』という地域イベント。
これを筆頭に12月13日まで5つの小学校と1つの老人ホームでのミニショーに参加。

老人ホームでのショーは娘達が出るって知らなくてねぇ。
スタジオでリハーサル中に
「さ、あなた達はショーに出るんだからそろそろ行かないと遅れるわよ」
とバレエ教室の秘書さんに言われて母の方が驚いた。
車とばして隣町の果てにある老人ホームにぎりぎりで到着。
急いで髪の毛をショー用にきれいにお団子にし直してあげたのです。
ふぅ~!!!
ここの老人ホーム、ステージスペースが恐ろしいほどに狭くてねぇ。
横から見守っていた保護者衆はそろって
「...うちのリビングで踊ってるのと変わらないな」
とつぶやいてしまった。
それほど狭かった!!
ソロナンバーは良いとして、『雪のワルツ』や『花のワルツ』みたいに10人近くで踊るのは非常に無理そうだった。
それでも何とか踊りきったダンサー達、偉いわぁ!!
このショーではティアが唯一の"初級レパートリー"クラスダンサーで、初のback to backを経験。
つまり、1曲終わったらすぐに衣装替えして次の曲も踊る、ということ。
控え室まで戻る余裕はないので、廊下で着替えです。
よくがんばりました。

小学校でのショーは、どの学校に行っても『アラビアの踊り』で必ず観客の子供達が衣装を見て
「ワァ~オ!!!!」
と歓声をあげてくれるのがおもしろかった。
毎回『アラビアの踊り』をソロで踊っている高校生のリンジーはこの歓声には慣れっこのようでポーカーフェイスで踊れるんだけど、とある小学校では踊りの途中の前後開脚でも
「ワァ~オ!!!!」
と驚きの歓声が上がって、これにはさすがのリンジーも笑いが堪えられなかった様子。
子供達の反応は素直でかわいくていいわねぇ。

ちなみに小学校でのショー、母と娘達の密かな楽しみは学校見学。
入り口から控え室まで歩くだけで結構その学校の様子が見れるんだよね。
全部公立小学校なのに、その地域の平均収入レベルによって学校の施設に明らかな差が出ていた。
母と娘のお気に入りは一番最初に行ったギラム小学校。
ここはきれいだった!!


地域でのミニショーの他に、毎年恒例のイベントが
『Kingdom of Sweets ~お菓子の国~』
『くるみ割り人形』全幕は無理だけど、『雪のワルツ』から第2幕のお菓子のバリエーションと『花のワルツ』だけをやる抜粋ショー。
2011年は12月3日&4日に行われた。
二日目のショーでは、シャーちゃんが『Page Turner』に選ばれまして。
ページ係の2人は開場して観客が入ってくる間、ずっとステージの上の巨大本の横で立っていなければいけない。
その時間、約30分。
もちろんバレエポジションで。
ある意味、我慢大会です。
30分経って、ショーが始まってもあと5分ほどはそのままで、ナレーターがキューワードを話したところでやっとページをめくるために動ける。
シャーちゃんは幸運にも正にページをめくる係だったんだけど、パートナーのクローイは本の反対側に立っているだけ。
ページをめくることはない。
こっちの方が辛い。



"我慢大会もあと少し!”の図。
中央のピンクがシャーちゃん。

我が家のバレリーナ達が踊ったのはこちら↓

ティア(初級レパートリークラス)
ねずみ(これは踊ってはいないが…)
ロシアの踊り
中国の踊り
ジンジャーブレッド

シャノン(中級レパートリークラス)
ロシアの踊り
中国の踊り
花のワルツ

ティアは去年と同じクラス&曲なので(多少の振りの変更はあった)、メロディーにも慣れて去年よりずっとしっかり踊れていた。
1日目は『ロシアの踊り』で普段の立ち位置と反対に配置されてしまったにも関わらず(人数の関係で)、上手に踊ってました



こちら、2日目のティアの『ロシアの踊り』
オリジナルの立ち位置でもっと自信を持って踊っているのがよ~くわかった。



これは、ティアのお気に入り『ジンジャーブレッド』
初級レパートリーの子供達はみんな好きみたい。
楽しいしかわいいし、観客の反応もとにかくいい!!

そしてシャーちゃん!!
『花のワルツ』って言ったら『くるみ割り人形』の代表曲ですよっ!!
上級クラスのダンサーを飾る脇役程度だったんだけど、それでもこの曲を踊れるなんて素敵
トップの写真が『花のワルツ』の衣装。
上級クラスのダンサー達の衣装はもっと豪華なんだけどね。

そしてシーズンの踊り収めはなんと"ユージーンバレエカンパニー"の全幕『くるみ割り人形』でのステージ!!
会場はホルトセンター!!
ユージーン市内でNo.1のコンサート会場。



相手はプロダンサー達。
ユージーンバレエの『くるみ割り人形』は毎年金、土(2公演)、日の4公演。
金曜と土曜はユージーンバレエ学校(カンパニーの専属バレエ学校)の生徒達が出演したんだけど、日曜日の枠に我がお嬢さん達が通うBNWAが選ばれたという訳。
こんな機会、滅多にありません!!
母も張り切ってチケットを買いました。
50ドルですよ、50ドル!!

お嬢さん達は揃って
ボンボン
獅子舞の踊り
に選ばれた。
観客だった母は1人でドキドキ
あの豪華なホルトセンターで、プロのバレエダンサー達と同じ舞台に立てるとは!!
あぁ、羨ましいっ!!
こちら、見事に大舞台を終えたお嬢さん達の図。



経験を積むに連れて上手になっていきますね。
お嬢さん達はそろってバレエ大好きだし、成長が楽しみ。

☆2012☆

2012年01月06日 | Family
明けてからもう1週間が経ちますが...

明けましておめでとうございます
今年もどうぞ宜しくお願いします。


今回の年越しも例年とあまり変わりなく。
大晦日には年越しそばを食べました。
これは絶対に欠かせません。
J家と合同でやったので、どことなくセルフサービス式の年越しそば。
そばとつゆは母組が人数分のお皿に盛り分け、トッピングは各自好きなものをのせる、というシステムにしてみました。
今回のトッピングは
えび天
かきあげ
きつねあげ
天かす
ねぎ
大根おろし
一味唐辛子
セルフ式もなかなか豪華だな、と感じましたよ。
Shantiaは贅沢に(?!)あげを除く全品乗せ

そばだけじゃ子供達に不評かと思って、母組はおにぎりも用意しました。

菜っ葉
ツナマヨ

の4種類。
これで『年越しそば定食』の完成?!
ツナマヨの人気はすごかった...。
Shantiaが炊いた5合のお米、すべてツナマヨおにぎりになったから。

で、子供達が多いゆえにデザートも用意。
キーライムパイ(冷凍)
エクレア(冷凍)
みたらし団子
みたらし団子作りはティアが喜んで手伝ってくれました。
もちろん担当はお団子を丸めること。
粉と豆腐だけのお団子を丸めながら

「あ~、いいにおい!!早くお団子食べたいな~!!」

と言う娘を少し不安げに見てしまったのはこのShantia。
だって、何が"いいにおい"なのか全く分からなかったんだもん。
それだけお団子を楽しみにしていてくれた、ということでしょうか。
もちろん出来上がり品は大喜びで食べてくれました。


大晦日なので、子供達にも年が変わるまで起きていることを許可。
午後9時からみんなで映画『スパイキッズ4』を見ました。
確か去年は午後10時過ぎから『スーパーマン』を見たんだよね。
『スパイキッズ4』の方が圧倒的におもしろくて家族全員で楽しめましたよ。
映画が終わったのが10時45分頃。
2歳児キリはもう眠気が限界に達して、自らブランケットを持ってきて母の隣に転がり寝てしまいました。
キリをベッドに移動させた後は子供達4人が『大晦日特別Wii』タイムを満喫。
こんな遅い時間にゲームが出来るなんて滅多にない機会ですから!
子供達がゲームをしている間、父と母は本当の『年越しそば』タイム。
単にお昼の残りとも言えるんだけど、やっぱり年越しそばは暗いときに食べないと実感が沸かないんですよ。

年が変わって10数分は去年同様、我が家の窓から打ち上げ花火観賞。
ハワイやNYのように盛大な花火は上がらないけど、家にいながら少しでも打ち上げ花火を見ながら新年を迎えられるのはとっても嬉しいことです。
去年、新年まで待てなくて寝てしまったアレックスはとっても嬉しそうに花火を見ていました。
真夜中まで起きていられるようになったんだねぇ。


元旦は日曜日だったのでまず教会へ。
今年は11時からなのでちょっと朝に余裕がある~!!
毎年、御節を作ろうかどうしようかで一応悩むんですが、いっつも「...やめておこう」という結論に達します。
材料費が高いのに、きっと食べる人数は少ないであろうから。
で、今年の元旦の夕食は『すき焼き』になりました。
ポートランド郊外にある『宇和島屋』で春菊を買ってきたので、匂いがしっかりすき焼きでした。
せっかくなので、まずは子供達に食べさせて子供達が食べ終わってから夫婦ゆっくりとすき焼きを堪能することに。
テーブルには卓上コンロも出しました。
あぁ、このまったり感!!
次の日はもちろん『すきうどん』をしましたよ。
こっちはうどんが入ってるだけあって子供達にも大好評!!

そうそう、宇和島屋で春菊を選んでいたら横から
「それ、どうやって調理するの?」
と聞かれました。
振り向いてみるとそこには日系のおばあちゃん。
「すき焼きに入れようと思って」
と答えると
「あらっ、じゃあ私もやってみるわ」
と言って春菊を手に取り、
「いつ入れればいいのかしら?お肉に火が通ってから??」
と聞いてきたので、
「そうですね。白菜なんかと一緒に」
と教えてあげました。
まさか日系おばあちゃんに春菊の使い道を説明するとは思いませんでした。
きっとずっとアメリカで育ったんでしょうねぇ。


お正月二日目は家族揃って映画を見に行きました。
元々料金が1人$1.50の映画館、月曜日はファミリーデーで料金が半額です。
見た映画は『Puss In Boots』
Shantia目線の感想を述べると、

"あの卵、いらいらする"

ってところでしょうか。
あぁいう"Annoying"なキャラクターが一番嫌いな性格らしい、と自分を発見しました。
かわいいし笑えるところも盛り沢山な映画だったんですけどねー、あの卵が...。

映画の後は『デイリークイーン』に移動して、アイスクリームタイム。
家族全員の映画とアイスクリームで$15以下という嬉しいファミリーデー。
ジョセフ君もこの格安ファミリーデーには驚いたようで、
「またやろうね」
と言ってました。


子供達の学校はティアが2日から、マイキー&シャーちゃんが4日からのスタートでした。
この辺がとてもアメリカ、新年の余韻を感じません。
でもシャーちゃんは学校で年賀状を書いてクラスメートに送ったらしいです。
シャーちゃんにももちろん届きました。


こんな感じのお正月を過ごしたShantia家、今年は1人増える予定なのでますます賑やかに(うるさく?!)なることでしょう。