ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

新鮮な卵

2011年04月21日 | Food
アメリカ人には卵を生で食べるという考えが全くない。
『卵=加熱して食べるもの』
生で食べると必ず食中毒を起こすと思われている気もする。
生では食べないからお店で売られている卵のパッケージには賞味期限しか書いてない。
いつ生まれた卵なのか全く分からない。
大抵のものは賞味期限がかなり長いので、書いてある日付が1週間後だったりすると多分古いんだな、とは分かる。
でも卵を生で食べたい場合はやっぱりどれだけ新鮮なのかが知りたいわけ。
お店の卵は鮮度が分からないのでいつも加熱して食べることになる。

月曜日、仕事から帰ってきたジョセフ君が
「はい、おみやげ」
と言って卵1ダースを手渡してくれた。
「今朝産み立ての卵だから新鮮だよ」
って。
仕事仲間がくれたらしい。
なんと嬉しい。
しかも茶色に加えて、水色や緑って!
卵嫌いのティアまで思わず
「…どんな味がするんだろう?」
とつぶやいてたね。

以前は別の職場でときどき産みたて卵をもらってきてくれたんだけどそこを辞めてからは卵もこなくなった。
なのにまた今の職場でも卵を分けてくれる人がいるとは!!

新鮮卵が手に入ったら絶対食べたいもの、それは
『卵かけごはん』!!!



鮮度が許す限り毎日でも飽きませんよ。
小さいときはシンプルに+しょうゆだったけど、今は+天かす、かつお節、ねぎ、めんつゆ派。
絶対美味しい!!
他の方法でも食べてみたいとは思うんだけど、この手軽さに負けて毎回これ。

またいつかもらってきてくれるかなぁ?

Kili at Halau

2011年04月17日 | Hula/Tahitian
春学期中は子供全員を火曜日にハラウに連れて行っている。
私が担当しているカネ&中級合同クラスが5時からなんだけど、ジョセフ君が今学期は火曜日に5時半までクラスがあるので他に選択肢はない。
上級クラスが始まるまでにはジョセフ君が子供達のお迎えに来るから、私が教えている間だけそれなりにいい子にしていてもらえれば全然問題なし。
上4人にはレッスン中はスタジオに入らないように言ってある。
子供達もしっかり言う事を聞いてくれてロビーで待ってくれている。

キリはまだ小さいのでとりあえず好きなように歩かせている。
ふらふら~とロビーとスタジオを歩き回り、床に座ってレッスン中の母に座ってみんなのレッスン風景を眺めたり、ロビーに行って姉達から食べ物をもらったり。
正に自由気まま。
みんながオリの練習をしているとスタジオの隅にあるパフドラムをドンドン叩いてカヒコ感をアップさせてくれた。
母がステップのお手本を見せようとすると抱っこを求めてきて母に更なる試練を与えてくれる。
10kg以上の重りを持ってステップするのは大変なのよぉ。

先週からクムの奥さんアイリーンの孫マリア(8)がクムの希望で私のクラスに入ってきた。
大人に混じってオリを練習し、足の筋肉を酷使するベーシックに参加。
基本ステップ『カオ』の練習をしているとき、マリアの腰の動きを直そうと彼女の後ろに立ったShantia。
8歳児は当然ながら大人に比べて身長が際立って低いので床にひざをついてマリアの腰をつかみカオの動きを教えていた。
そのときキリがロビーからたたたーっと走ってきて母の横に立った。
「おぉ、またキリが戻ってきたよ」
と思いながらマリアから手を離し、次のダンサーをチェックしようと立ち上がるとなんと!
キリがマリアの腰をつかみ母がしていたように左右に動かし始めた!
母、爆笑。
「キリ、あなたはしなくていいから」
と一度手を離させたんだけど、キリはマリアのカオを直すべく再びマリアの腰をつかんだ。
スタジオ中が笑いで満ちたね。
キリ、ハラウに馴染みすぎ!!

おなかにいたときからハラウでイプへケのリズムやウクレレの音を聴いていたからねぇ。
あと数年したら踊れるようになるかしら??

残りのハワイ記

2011年04月14日 | Hawaii
コナ空港からハプナプリンスに向かう途中で見かけたもの。

その①

『黒ヤギ』
クムが言うには野生らしい。
2匹でのんびり歩いていた。
黒ヤギって初めて見たよ。
本当にいるんだねぇ。
頭の中は
♪黒ヤギさんからお手紙ついた♪
で染まったね。


その②

『GO DUCKS』
この辺の道路脇はペレの影響で黒い。
その黒い溶岩の上に白の珊瑚でいろんなメッセージや絵がかかれている。
これを見るのが楽しんだけど、その中に
『GO DUCKS』
を見つけたときは相当驚いた。
ハワイの地でオレゴンの風を感じるとは思わなかったね…。
あれは写真に撮りたかった。



ホテル滞在中、毎朝部屋をきれいにしてくれたハウスキーパーさん。
お掃除中は部屋にいつもいなかったからお互いの面識はなかった、はず。
でもある朝、廊下でハウスキーパーさんとすれ違ったときに

「あなた、Shantiaっていうのよね?
日本の名前でしょ?
ってことはあなたは日本人と…どこのミックス??」

と聞かれた。
なぜ覚えられているのか。
"純日本人"と答えると

「そうなの?!
でも苗字が日本名じゃないわよねぇ。
あ、結婚してるの。そう…。
私、フィリピンからなんだけど、フィリピンにあなたと同じ名前の歌手がいるの。
彼女のファンだから私あなたの名前好きよ~」

って。
違う人を通して名前を好きになってもらえて光栄です。


今回の旅、フライトも宿泊も一人でだったため、嬉しいことに周りの人から高校~大学生に間違われてねぇ。
三十路を迎えてなんとなく気分的に"OLD"になっていた分、嬉しかったわぁ。
やっぱり日本人は若く見えるのね。


最終日の日曜日の午後、新婦アイリーンの子供、孫など数名がスノーケリングに行った。
何人かは午前中に同じスポットに行って海がめや魚をいっぱい見たらしく、水中用のカメラも用意して出掛けていった。
しばらくして戻ってきた高校生2人、口を揃えて
「無事に戻れてよかった~!!」
って。
何が起こったのか聞いてみるとそれはそれは大変なスノーケリングだったことがわかった。

みんなが行ったスポットはホテルのタートルポイントよりちょっと北らしい。
いっぱい魚が見たいので岩を回ったところに行ったそうだ。
行くときは良かったんだが、途中で風が強くなり波が荒れてきたと。
波が荒れているからパイプに水が入り込んでスノーケリングどころじゃなくなった。
危険だから岸に戻ろうと決めたはいいが、風は陸から外に向かって吹いていて簡単には泳げない。
みんなパニックになってきた。
高校生の1人は一緒にいた小学生がおぼれないように必死で捕まえていたらしい。
アイリーンの次男がちょうど足のところに岩を感じたからちょっと休憩しようと岩に立ったら大きな波が来てバランスを崩し足を切った。
血が海水に流れ出したのをみてまたまたみんなでパニック。
「サ、サメが来ちゃうよ!!」
って。

それは怖い経験だわ、うん。
春休み最後の海がその経験じゃ嫌だね。
みんな無事に戻ってきてくれて本当によかった。


帰りのコナ空港。
お手洗いで手を洗っていると、一番奥の個室のドアが開いた。
鏡越しに見てみたら、なんと出てきたのがアイリーンのいとこのアンクルベニー!!!
鏡越しに目があってアンクル超びっくり。
「ここ、女性トイレだったのか…」
ってな様子でさささっと出て行った。
ちょうどそのとき入ってきた白人の女性は目を真ん丸くして驚いておりました。
そりゃあ驚くだろう。
私はアンクルをちょっと知ってるから笑えたけどね。
サインはちゃんと読みましょう。




さて、今回買ってきたお土産ですが。
前回食べてすっかり気に入った『キャラメル入りマカデミアナッツチョコ』。
これ、Wal-martでは9ドル弱なのにホノルル空港だと13ドルもするんだよ!
高すぎ…。
『M&Mココナッツ』は見たことがなかったので買ってみた。
ハワイではどのお店にも普通に置いてあったからハワイ限定なのかなぁ?って思ったんだよね。
でも今日(4月14日)、ユージーンのWal-martで目撃。
しかもお値段が約半分…。
ちょっと微妙だなぁ。
手前の黄色の箱はHilo Hattieの『パイナップル入りホワイトチョコ』
響きが美味しそうだったから買ってみたんだけど、味はただ甘いだけだった。
パイナップルの味がしない…。
これはお勧めしません。

子供達、特にティアが一番楽しみにしていたのが『ポルトギーソーセージ』
(ポルトガル風ソーセージ?!)
ハワイ滞在中にティアと一度電話で話したとき
「ママッ、ソーセージ買った??
ちゃんと買ってきてね!!」
と念を押された。
なのでお店に行く機会があったときにちゃんと買いましたよ。
ハワイ在住中によく食べていたメーカーのものを5本、COSTCOで売っている大き目の4本セットを1つ。
ホテルの部屋の冷凍庫でカチカチに凍らせて保冷バッグに入れて持って帰ってきた。
我が家は人数が多いから1回の朝ご飯で1本消えるのよねぇ。



トップの写真は今回のハワイ行きを許可してくれたジョセフ君からの課題。
「行くからにはビーチでプルメリアの写真撮ってきてね」
って。
今ハラウ主催のフェスティバルのウェブサイト制作を担当しているジョセフ君。
背景用の写真が欲しいらしい。
ホテルのプルメリアは全部切り落とされた後だったんだけど、嬉しいことに結婚式参列者は全員プルメリアのレイをもらったのでその花を使って撮影した。
風の強いときにビーチでプルメリアの写真を撮るのは大変だったのよ…。
貝も一緒の写真も欲しいと行っていたので、結婚パーティのテーブルから貝はもらってきた。
写真を撮り終わって、このプルメリアの花びらが5枚でなく6枚だと気付いてね。
取り直しましたよ。

せっかくきれいなプルメリアがあるからビーチだけじゃなくていろいろ遊んでも見た。



これはホテルのプールで。
淵にポイッと落として風で流される前に写真を撮り、花を拾う。
ちょっとギャンブル的要素があったと思う。



こっちは海に浮かべてみた。
タートルポイントの波のないところに入って花を浮かべ撮影。
防水じゃないカメラを持って海に入るなんていい度胸だな、と思いつつ。

こういう遊べる写真撮影、好きなんだよね。


はい、これで今回のハワイ記はおしまい。

旅路

2011年04月10日 | Hawaii
1人で飛行機に乗って旅行なんてやったことないので非常に新鮮だった。

まず機内持ち込み手荷物が普段使いのバッグ1つという点が素晴らしかったね!
他の多くの乗客が小さなスーツケースを機内の棚に入れるのに苦労している横で、前の座席の下にポンと置くだけのShantia。
普段、ストローラーを預けたり、機内用のおもちゃを用意したり、と忙しいのにこの余裕!!
感動したわぁ。

基本飛行機嫌いなので、ポートランドからマウイまでの5時間半をどう過ごすかが大きなポイントだった。
家を出たのが午前4時と早かったから是非寝たかった。
寝て起きたらもうマウイ!が理想だった。
でも寝れなかった…。
眠かったのに寝れなかった。
寝ようとしても寒くて寒くて足が凍りそうでとてもじゃないけど眠れない。
ハワイアン航空のちっちゃな毛布じゃ全然温まらない。
これがとっても悲しかった。
一応本も用意していたから本を読んでみたけど、出来れば寝たかった~。

ついでにこのフライト、よく揺れた…。
飛行機嫌いなんだから揺れたら余計いやでしょう。
冬だから気流が悪いのかなぁ、とは思っていたけど、それだけではないと思う。
なんせマウイ上空で回旋して着陸するってときに
「これはフリーフォールか?!」
って思うくらいがくっ!と飛行高度を落としてくれてねぇ、それも2回。
乗客が一斉に
「Whoa!!」
って言ったのが笑えたね。
そう言わざるを得ないような着陸準備。
スムーズなフライトは気付いたら着陸した、って感じなのにねぇ。

マウイからコナまではさすが飛行時間30分、早かったわぁ。
離陸してドリンクもらってゴミ返したら着陸準備スタート。
飛行機嫌いには嬉しいね。


ハワイ滞在最終夜、みんなでディナーを食べているとクムから電話が。
帰りはクム&アイリーンと一緒にポートランドまで飛び、そこからクムの運転でユージーンまで乗せていってもらうことになっていた。
電話に出るとクムはこう言ってきた。

「明日、ホノルル経由で帰るよね?
僕達、帰らないことにしたから」

はっ???
親戚一同が去ってから二人でのんびり"ハネムーン"の時間を過ごしたいんだそうだ。

「だからさぁ、帰りポートランドからどうやってユージーンまで帰る??」
「それは旦那に迎えに来てもらうからいいけど、コナ空港までクム送ってくれる??」
「おぉ、それはもちろん!
じゃ、帰ったら上級クラスよろしくね」

ってさ。
クム達は直前に決めた旅っていうのが当たり前なんだろうか…。

帰りはまずコナからホノルルへ。
こっちはアイリーン一族のうち約10名ほどと一緒だった。
コナ空港はこじんまりとしていてすごく好き。
行きの経験から機内で着る長袖のパーカーを買おうと思いギフトショップへ。
黒の結構かわいいジャケットがあってお値段も良心的だったんだけど、ホノルル空港の方が都会だからもっとチョイスがあるかも、と思って買わなかった。
これを非常に後悔したね。
ホノルル空港、長袖なんて売ってません。
お値段、信じられないくらい高いです。
コナ空港万歳。

コナを飛び立ち約1時間後、約3年ぶりにオアフ上陸。
長年住んでいていろんなことがあった分、景色を見るだけでいろんな思い出が戻ってきてすごく切なくなる場所ですな。
空港に降りてまず人の多さにびっくり。
さすが都会ホノルル、確かにここは人が多い場所だった。
ゆったり田舎のハワイ島慣れして、オアフの人の多さに圧倒されたね。
次のフライトまで約2時間あるのでまずショッピング。
長袖ジャケットが見つからずに悔しい思いをし、おなかが空いたので3年前にはなかったお寿司を売っているコンビニのようなお店でお寿司をかって食べ、機内での暇つぶし用に『Sudoku』を買おうと思ったけどキオスクになぜか『Sudoku』がなくてがっかりし…。
することがなくなったのでゲートに行こうと歩き出したはいいが、目的の34番ゲートはこれまた恐ろしく遠かった。
正に建物の果てだったね。
中央から徒歩で10分かかったよ。
こんなに遠いのにシャトルとかないんだね?
ゲートに辿り着いたときは相当息が上がってたね。
遠いなら遠いってどこかに書いててくれればいいのに…。

ポートランド行きの飛行機は満席。
そのおかげか機内は行きほど寒くなかった。
でもやっぱり眠れなかった…。
多分飛行機で眠れない体質。
17歳の時にイギリスに行ったときだけ帰りに飛行機で爆睡したけど、それ以外では寝たことないな。
眠れたら目的地なんてすぐなのに…。
こっちのフライトもやっぱり揺れたね。
でもパイロットが丁寧な人で乱気流に入るとちゃんとアナウンスしてくれたのが嬉しかったなぁ。
ああいう気の利くパイロットはいいね。

午後11時すぎにポートランドに到着。
ジョセフ君が迎えに来てくれて、そこからユージーンへ。
家に着いたのは午前2時。
翌日に何もなければポートランドで1泊したかった。

トップの写真はマウイ上空。
左にカハルウ空港の滑走路、右に虹。
フリーフォールカウントダウンのときの写真(笑)

結婚式でのフラ

2011年04月10日 | Hula/Tahitian
自分で一番驚いたのはパーティのとき今までにないほど自分が緊張していたこと。
こんなに緊張したのは2007年のメリーモナーク以来だと思う。
2008年のメリーモナークでさえこんなには緊張しなかった。
緊張した理由、それは明らかにあの場のプレッシャーに負けたからだろうな。
フラの本場ハワイで、クムの家族や友達がいっぱいいる中で、クムが主役の結婚式で…。
メインランドに移住したクムが設立したハラウのアラカイとして招待されて…。
私のフラがクムのハラウ全体を象徴するというこの偉大なプレッシャー。
緊張を表には出しませんけどね、はっきり言って緊張しすぎてせっかくの美味しいご馳走を満喫出来なかった。
もっとスイートポテトやえびが食べたかった。

緊張の始まりはここ。
この日の朝、クムに
「パーティでウルが歌うから、Shantiaなんか踊ってね」
と言われた。
始めから
「○○踊ってね」
と言われれば簡単なんだけど、曲指定が来ないときは本当に大変。
最近、過去のレパートリーを踊ってなかったからいわゆる『人気のクラシック曲』で完璧に踊れる曲が思いつかなかった。
『Ke Aloha』はアリアナが踊ることになったら絶対彼女が踊るだろう、ということでパス。
『Kipahulu』なら踊れるけど、ウルのハラウのアラカイも来ていたからマウイ曲はマウイ住民が踊ったほうがよさそうだし。
1年前にウルの生歌でソロを踊った『Pualililehua』は真ん中が記憶から抜けていて踊れる状態ではない。
せっかくのクムの晴れ舞台(?!)なのに曲が思いつかない…。
アラカイなのに…。

パーティ中でさえもどの曲がいいか決めれず緊張が更に増しているとクムがやってきて
「Shantia、シェリル(アイリーン娘)とバニース(ハラウメンバー・バニース母は30年くらいアイリーンの家政婦として働いている)と一緒にまず『He Aloha No O Waianae』、そして『Ke Aloha』と『Muliwai』ね。
多分、僕が歌うから」
と言ってきた。
これで緊張は完全に取れた。
クムの歌でレフアの最近のレパートリーなら心配なしっ。
代わりに急に踊るように言われたバニースが一気に緊張の渦に落とされた。
「え... なんで私も踊るの?
全然覚えてないんだけど」
って。
「クムがそう言ったから踊るのよ。
それがダンサーの宿命」
とあまり助けにならない言葉をかけるShantia。

一応、お手洗い前に移動してささっと最初に踊るらしい『He Aloha No o Waianae』の確認。
そうしているうちにウルに呼ばれステージへ。
話変わってウルが歌ってくれるらしい。
それは嬉しい。
しかもなぜか『Muliwai』だし。
バニースが一瞬青ざめてたね。

いつもと違うミュージシャンと踊るとき、一番大変なのは多分エンディング。
ウルもShantiaの予想通りにクムとは違うエンディングだったので、小声で2人に指示を出しながらなんとかきれいに終われた。
こういうとき、ソロだと楽だけどグループだと合わせるのが大変だよねぇ。

踊り終えてステージを終え、残りのエンターテイメントを楽しんでいたShantia。
「アリアナはやっぱりきれいだなぁ~」
「あのAunty、86歳とは思えないほど若くておもしろく踊れるなぁ」
とかね。

クムがミュージシャンとしてステージに立つと真っ先に
「Shantia、ステージまで」
とお呼びがかかった。
クムに呼ばれるのは慣れているので飲んでいたドリンクをテーブルに置いてステージへ。
何を踊るのかと思えば『He Aloha No o Waianae』
あの早い曲をこの長いドレスで踊るのは苦手なんだけど、それは表には出さず。
多少ドレスを踏もうが振りを間違えようが気にせず踊り続けるのがコツ。

あ~、でも今回の経験でもっともっと精神的にも技術的にも成長しなきゃなぁって思ったわ。
いつでもどの曲でも踊れるようになりたいもんね。
いい機会を与えていただいて光栄です。

ちなみに。
結婚式前日にクムの家族がマウイからやってきてディナー時に紹介されたんだけど、その紹介の仕方が…。

「お、Shantia!こちら、僕の兄さん夫婦。
兄さん、こちらShantia。僕のアラカイで僕のハラウを動かしてる。」

…あなたのハラウなんだからあなたが動かしているんでしょ?
その紹介文はどうなの?!
思わず苦笑してしまったね。




ちなみにこれはハプナビーチで白珊瑚を使って遊んでみた図。
本当はハラウ名を書きたかったんだけど、長すぎで無理だったのでシンプルに『HULA』で。

ラティア嬢

2011年04月10日 | Family
我が家で一番扱い方が難しいのがティア。
取扱説明書が欲しいと思うくらい。
ティアを表す言葉といえば

繊細な心
適当な行動
何かにつけて言うことを聞かない
頑固
学ぶのが常に1テンポ遅い
素直じゃない

すごく母のことを慕ってくれているティア。
何かあるとすぐにペタペタくっついてくる。
でも愛情表現が非常に下手で、素直にぺたっ!とくっついてくればいいのに、じわぁ~と寄ってくるからこっちの背中がぞくぞくする。
とても損するタイプだと思う。

大好きな母がハワイに6日間行っていた間、実はすっごく寂しかったらしい。
ジョセフ君が言うには態度もオーラもとにかくどよ~んと沈んでいたとか。
でも絶対口では寂しいとは言わない。
教会でも暗いオーラを掲げて歩いていたらしく、J家のママが

「ティアちゃん、どうしたの?
ママいなくてさみしい?」

と聞いたらしい。
すると暗いオーラを保ったまますごく不機嫌そうに

「全然寂しくない。
ママいなくても平気」

と答えたとか。
それを聞いたJ家ママ、

「…絶対うそでしょ、それ」

と思ったが口には出さなかったらしい。
強がってるというか素直じゃないというか。


母がハワイに出掛けて二日目くらいにティアがパパに封筒を持ってきて

「パパ、これママに渡して」

と言ったらしい。

「…パパもママとは君と同じだけ会えないんだがね」

と思いつつも封筒を受け取ったジョセフ君。
帰ってきてから封筒をもらって開けてみると中にはティアからの手紙が入っていた。

こちらが原文:

『Dear mama,
I love you and miss you so much.
I cried all night.
Be safe and be good.
I hope you enjoy it at Hawaii.

Love,
your best child Tia』

いっぱい泣いちゃうくらい繊細なのにね、表には出さない頑固者なんだよね。
自分で"Best Child"とか書いちゃうところが非常にティアらしい。
母に"Be Good"って、それはこちらのセリフでしたよ。


母がハワイから帰ってきて大喜びしてくれたティア。
やっぱり家族っていいなぁ~、と思っているそばから思いっきり言うことを聞かない娘。
だめって言ったことを結局するからね。

父と母、そろって一番将来を心配しているのは"Best Child"のティアですよ。
周りの影響を受けやすい上に、ティアの学年はどうも問題が多くて余計心配。
1つ上のシャーちゃんの学年は男女共にすごく素直で男女隔たりなく仲がいいのになぁ。


ここ数ヶ月、ずっと妹が欲しいと訴え続けているティア。
最初の頃に

「最低でも9ヶ月はかかるのよ」

と言うと、

「長すぎる。1ヶ月にして」

って。
はちゃめちゃな…。
そして先週はいきなり、

「ベイビー、9ヶ月で来る?
それともless than 9ヶ月で来る?」

って真顔で聞いてくるから

「いや…more than 9ヶ月だと思うけど?」

と言うとかなり不満そうな顔をされた。

「ママは来年の4月くらいにベイビーが来てくれたらいいなぁって思ってるんだけど」

と伝えると

「来年の4月?!
今年の4月も終わってないのに?!」

って。
まぁ確かにそうなんだけどさ。


とにかく扱いが難しいティア、とりあえず真理の道をまっすぐ歩いてください。
あともう少し素直になってくれると嬉しいです。
先週の日曜日の総大会で
「しっかり言うことを聞く子供を持つ親は『Parenting 101』を取っています。
手のかかる子供を持つ親は『Parenting 505』を取っています」
って言っていたのが笑えた。
ついでに励まされた。
I love you, Tia!!

☆Wedding☆

2011年04月06日 | Hawaii
今回の旅のメインイベントは
クムとアイリーンの結婚式

最初に2人の婚約の話を聞いたときはハラウ全体が相当驚いたね。
だってね、クムには今までパートナーがいたんだよ、しかも21年間も。
一緒にハワイから引っ越してきてずっと一緒に住んでいて…。
誰もがクムは"そっちの人"だと思っていたわけ。
誰も疑わなかった。
それが急に婚約って!!!

アイリーンはクプナクラスのダンサーでハラウ設立当初からずっとクムの元で踊っている。
1年半前に50年近く一緒だった旦那様が亡くなった。
独り身になってからハラウで過ごす時間が増えて、更にはクムといろいろ出掛けることも多かったんだけどもう一人のクプナダンサーもいつも一緒で3人行動だったからまさか婚約に至るとは思いもよらなかった。
アイリーン孫達によると、婚約を家族に発表したのが亡き夫の命日だったとか。
よってアイリーン一族もびっくり!!

そんな周りをかなり驚かせてくれた二人の結婚式は素敵だった。
場所はハプナプリンスホテルの敷地内にある『Turtle Point』という海沿いの丘。
時間はサンセットちょっと前。
海に沈む太陽を前に挙式です
お互い若くないってことで白ではなくお揃いのサンドベージュ色の生地の衣装。
その衣装はクプナクラスの洋裁が上手なダンサーが仕立てた。
アイリーンの孫娘とクムの甥っ子(正しくは妹の孫)が来た衣装も同じ生地でこれまた別のクプナダンサーが縫った。
クプナクラスの愛がぎゅっと詰まってます!
生花のレイは枯れるから、と枯れないレイということでニイハウシェルのレイを身につけていた新郎&新婦。
豪華さが違います。
参列者は全員黄色のプルメリアのレイをかけた。

式自体は太陽がすごく眩しいのと家族の頭が多いのとであまりよく見えなかったんだけど、主役の2人はすごく嬉しそうだった。
式の後、それぞれからのお祝いの言葉と家族写真にかなりの時間がかかり、パーティ開始が30分以上遅れた。
どこまでもハワイアンタイム~。
まぁ、あれだけ家族が多ければ時間もかかるよねぇ。

パーティは場所を移動してプール横の2階にあるレストラン。
もちろんビュッフェ式。
えびのカクテルが嬉しかったね。
それと久しぶりのチキンルアウにアヒポケも美味しかった。
予想をはるかに超えて美味しかったのがタロとスイートポテト。
なんだろうねぇ、あの美味しさは?
バターとブラウンシュガーかなぁ?
デザートもいろいろあったけど、リリコイチーズケーキ、グアバシフォンケーキ、ハウピアがやっぱり惹かれるよね。

食事と同時進行(っていうか、ハワイアンだから食事はとまらなかったけど)でエンターテイメントも用意されていた。
最初はクムの友達のハラウのパフォーマンス。
ケイキ約10人とカネ3人を連れてきていた。
このケイキちゃんが上手でね!!
9~11歳の女の子達が上手なのもびっくりだけど、一番驚いたのが際立ってちびっ子だった女の子!
6歳になったばかりだそうだ。
なのに前列でカヒコ5曲、アウアナ5曲をそれはそれは上手に踊っていたわ。
もちろんみんなの視線は彼女に釘付けですよ。
踊れる子は小さくても上手なのねぇ。
カネ達も始めて1年とは思えないほど上手だった。
ユージーンハラウメンバー揃って
「…持って帰りたい」
って思ってた。

クムの友達のハラウのステージが終わると、ミュージシャンがクムの元生徒であるウルに交代。
またウルの生歌が聴けて感動。
もちろんウルの歌で踊りもしましたよ。
これについては後で詳しく…。
他にも数名が踊ったんだけど、そのうちの1人が彼女↓



知っている人は知っている。
2007年&2008年にカムエラからミスアロハフラに出場したアリアナ。
2007年は2位という素晴らしい成績を残してます。
彼女、なんとアイリーンの一族に属してるんだそうだ。
アイリーンから1世代上にあがって別方向に降りるとアリアナにたどり着くらしい。
とにかくアイリーンの家族は繋がりが非常に濃い上に強いから!
アリアナも繋がってると知ったときは驚いたね。
彼女が素敵なフラを披露してくれた。
さすがでしたよ。

そのうち、クムが歌いだしてアイリーンがフラを披露。
そして今度はウルが歌い、クムとアイリーンが『Wedding Dance』をフロアで踊った。
幸せそうでいいね~

予定より遅く始まったパーティ、お決まりのごとく予定より更に遅く終わった。
予定外ではあったけど、予想外ではなかったはず。


さて最後は結婚式&パーティでのShantiaの様子。



まずドレス。
こちら、クムが指定したドレスを着用。
普通フラの衣装を着たまま食べたりしないんだけど、今回は特別ってことで。
アクセサリーもクム指定のクムが作ったピアスとネックレス。
なんとなく『作品披露』みたいな気がしないでもない…。
その衣装兼ドレスに白のドレスサンダルを合わせた。
海沿いの丘って聞いたから普通のサンダルでもいいなって思ったんだけど、昼間にビーチで濡らしてしまいまして。
仕方なくドレスサンダルにしたわけ。
このサンダルがね!!!
約5cmのピンヒールなんだけど、1箇所に数秒以上立っているとヒールが突然芝生に突き刺さるの!!
一気に身長が5cm縮むから!!
写真でもヒールはすっかり芝の中に刺さってます。
きれいに手入れしてある高級ホテルの芝生に相当な数の穴を開けてしまった。
ごめんなさいねぇ、庭師さん。
芝生でピンヒールは履くなと学んだね。

ちなみに非常に気にしていた日焼けはこの写真を撮ったあとにもらったプルメリアのレイのおかげできれいに隠れてくれた。
『日焼けに大失敗した人』のまま参列になるかと思ってたから一安心!

日焼け

2011年04月05日 | Myself
ハワイ滞在中の最大の失敗は『日焼け』だった。
あんな酷い日焼けの失敗はいつ以来?
もしかすると初めてかも??

ハワイ入りした翌日はのんびりビーチとプールサイドで過ごすことにしたShantia。
車がないから動けないし、あんなにきれいな海とプールがあるから満喫しなきゃハワイに来た意味がない、と思って。
それは正論だと思う。
ただ、それを日焼け止めなしで実行したのは大きな間違いだった

そもそもなぜハワイに行くのに日焼け止めを持っていかなかったのかが疑問。
ハワイ在住中にあまり日焼け止めを使わなかったから?
でもあの時は毎日ビーチにいたわけじゃないからねぇ。
コナ空港にクムが迎えに来てくれたときホテルに行く前にWal-martに立ち寄ったのに、なぜそのとき日焼け止めを買わなかったのか?
それは単に疲れてて頭が回ってなかったんだろう。
ビーチに行く前になぜホテルの売店に行って日焼け止めを買わなかったのか?
…滞在4日目までホテルに売店があることを知らなかったからでしょう。

とまぁ、ありとあらゆる原因が重なって無防備にハワイの太陽の下に出て行った訳。
午前9時半ごろに。
海でしばらく遊び、プールでちょっと泳ぎ、ホットタブでリラックスし、プールサイドで暖かい太陽を楽しむ。
ユージーンは雨続きでしばらく太陽を見てなかったらもう嬉しくてねぇ。
プールサイドに転がっているときはチューブトップの衣装を着ても平気なようにちゃんと水着のストラップを外して寝てたんですよ。
ランチを食べたらまたちょっとプールで泳いで子供達に連れられてまた海へ。
この辺りからちょっと肌がひりひりするなぁ、って思い始めた。

午後2時ごろさすがに疲れたのでシャワーを浴びるために部屋に戻った。
バスルームで鏡を見たときは相当驚いたね!!

どう見ても赤い!!!

顔、特におでこと頬骨と鼻、肩と腕、そして首の下がまぁ見事に焼けていた。
水着の型、くっきり。
プールサイドでの努力はあまり関係なかったらしいね。
しばらく鏡の前で
「…これは幻覚かも知れない」
と無駄なことを思ってみたが現実だった。

結婚式の2日前に大失敗した日焼け。
日焼け止めを塗らなかったのが最大の原因なんだけど、もう一つ原因があると思う。
それは風。
この日のコハラコーストには台風のような風が止むことなく吹いていた。
その風のせいで体感温度が下がり、長時間太陽の下にいても暑くなかったんだよね。
むしろ太陽の熱が気持ちいいというか何と言うか。

この日の夜、ジュンコと出掛けたときに日焼け止めとアロエジェルを購入。
ホテルに戻ってからとにかくアロエジェルを塗ったね。

翌日、肩と腕がとても痛かった。
バッグの肩紐はもちろん、ブラの肩紐さえ辛かった。
チューブトップで過ごしたかったけど、この日はコナに買いものに行ったので辛いのを我慢して出掛けた。
あの見苦しい日焼けを披露して歩くのも嫌なのでね。
だってどうみても『日焼けに失敗した人』そのものだったから。
この日はビーチ&プールに行かなかった。
太陽光がとにかく痛かったわぁ。

結婚式当日。
トップの写真がその日の様子。
まだ十分赤いって?
これでも赤みと痛みがちょっと和らいだので日焼け止めをたっぷり塗ってビーチへ。
出来るなら水着の跡が消えてほしい、と願いつつ。
でも無理だったね。
まぁ更に焼けなかっただけ良いとしよう。
結婚式では参列者全員に配られたプルメリアのレイのおかげで水着の跡は隠された。

日焼け止めを買ってからちゃんと毎日日焼け止めを塗っていたのに、なぜか鼻と眉ラインが更に焼けた。
なぜっ??

そして月曜日。
おでこの皮がむけ始めた
朝ファンデを塗ろうとしたら見事にまだらになって目を疑ったね。
あまりにも見苦しいのでファンデを諦めた。
ホテルを出る前にクムが

「ハワイ楽しかった?
ちょっと色がついたよね」

とさらっと言い放った。
ちょっとどころじゃないんだけどね、と思いつつも別に何も言わなかったShantia。
でも空港についたときクムが改めて人を見て

「…Shantia、ほんっとに焼けたねぇ。
…おでことか…鼻とか…眉ラインとか…」

とすごく驚いた口調で言ってきた。
それは本人がよく知っています。
横にいたアンクル・ベニーが

「モロカイにでも行ってきたの?」

とからかってくれまして。
えぇ、ハンセン病施設の有名な歴史があるカラウパパから来ました。
そんな感じに見えるのでしょうかねぇ。

オレゴンに戻ってきた初日の火曜日、まぁ嫌なくらいに鼻とおでこの皮がむけ始めましてねぇ!!
見るも無残な状態だった。
どう見ても普通ではない。
まだら模様。

でも水曜日には皮もほぼ剥け終わり、おでこは色が統一してきた。
その代わり首の下が剥けてきた。
順番なのね…。
まぁそこはセーター着れば隠れるから。

金曜日には肩&腕がポロポロ剥けだした。
それを見たティア、

「ねぇ、肩見せて。
うへ~、気持ち悪っ!!」

って自ら見たいといいながらこの無礼さ。


この経験で日焼け止めの大切さをよく学びました。
次ハワイに行くときは最初から日焼け止めを持っていくことにします。
日焼け止めなしてハワイの太陽の下に4時間いるのは危険すぎる。

Onolicious!

2011年04月02日 | Food
ハワイ滞在中、美味しいものをいっぱい食べていたShantia。
食にこだわる土地の食事はやっぱり美味しいのよねぇ。

朝食は毎朝ホテル本館5階の『オーシャンテラス』というレストランでビュッフェ。
ここの食事は種類が豊富!!
シリアル、オートミール、パン、ペーストリー(マフィンや朝食パイなど)、サラダ、果物、ヨーグルト。
ハッシュブラウン、スクランブルエッグ、パンケーキかフレンチトースト、かりかりベーコン、ハムかポークリンクかポルトギーソーセージ。
オムレツステーションはもちろん、白ご飯と味噌汁もあった。
特にご飯と味噌汁コーナーが粋でね、ご飯用に梅干、味付けのり、たくわん、柴漬けが、味噌汁用にわかめ、麩、ねぎが常備されていた。
これにかなり感動したね。
食器もお茶碗、味噌汁碗、お膳、割り箸がちゃんと用意してあって和食を食べるのに違和感が感じないようになっていた。

種類豊富なセレクションなのに、Shantiaは毎日ほぼ同じものを食べていた。

白ご飯
味噌汁
ベーコン&ソーセージ(ハムの日はベーコンのみ)
オムレツか目玉焼き(好きなように焼いてもらえるから気分で)
パパイヤ

パパイヤは絶対欠かせない。
食べれるときに食べておかないと。

旅路は一人だったけど、現地では新婦の一族がいっぱいいたので食事はいつも一緒だった。
なんせ大勢なのでどの時間にいっても必ず3~4テーブルは占領してたね。
グループが座っているテーブルの空いている席に適当に座る。
社交性が養われるね。

ランチもほとんどホテルで食べたなぁ。
ランチはプールサイドのビーチバーでしか食べられないので、ここで朝食のように集う。
これも楽しかったなぁ。
このバーの食事で一同そろって気に入ったのが
Fish & Chips



大きなバスケットに大ぶりのFishが3つ、フレンチフライがたっぷり、底にパイナップル、ピクルス、オリーブが入ってる。
これがかなり美味しい。
毎日これしか注文しないメンバーも数人いたほど。
イスに座るなり、
「Fish & Chipsね」
って。
ウェイトレスも誰がこれしか注文しないか覚えてた。
それが笑えた。



Beach Club Sandwiches
こっちもFish & Chipsに負けないくらい美味しい。
レタス、トマト、アボカド、カリカリベーコン、そしてたっぷりのデリ用ターキーミートがマヨネーズを塗った美味しいパンにはさんである。
これについてくるハワイアンスタイルのポテトチップスも食べだしたらとまらない。
(帰ってきてこの写真をジョセフ君に見せながら
「これがすごく美味しいんだよー!!」
と言ったら
「はえが止まってても?」
と言われた。
言われるまで気付かなかったし…)

子供達は毎日ピーナッツバター&グアバジャムサンドを頼んでいたね。
これも相当美味しいらしい。

ビーチバーはランチ以外にも相当お世話になった。
それがこのスムージー。



写真のはリリコイスムージー。
我が一族はそろってグアバかマンゴー、リリコイを注文したね。
プールやビーチで過ごしているとやっぱり冷たいものが飲みたくなるのよね。
それでいつもスムージー。
これ、すっごく美味しいの。

ちなみにですね。
今回の結婚式、約110名が参加しまして。
そのうち40人ほどが1週間、もしくはそれ以上のホテル滞在をしていたわけ。
大半は新婦の一族なんだけどね。
で、この全員分の朝食、昼食、ドリンク代は全てルームチャージ。
そして部屋番号は違えども支払いは全部屋新婦がするということになっていた。
だから朝食でもランチでも誰か1人が代表で部屋番号を伝え、後は代わり代わりに座る客の数をウェイトレスがしっかり数える、もしくは注文を同じ伝票にどんどん追加していく、というシステムで暮らしていた。
だってどの部屋だろうが関係ないんだもん。
とある日のランチの伝票を見せてもらったら、なんと$270ですよっ!!
ホテル料金のランチを30~40人が食べたらそりゃあそうなるわなぁ…。

ディナーはというと…。
Shantiaがハワイ入りした水曜日は新婦の息子の誕生日だったので全員でパーティ。
ホテルのレストラン貸切で、ビュッフェスタイル。
グリル系&アメリカンな食べ物がいろいろあった。
Shantiaが好きだったのはBBQリブかなぁ。
すっごく軟らかくて美味しかった。
あとデザートのココナッツケーキ♪
しっとりスポンジにハウピアクリームが美味しくないわけがない!
リリコイシフォンケーキももちろん惹かれて食べたけど、こっちは思ったより普通だった。
デザートにはチョコレートフォンデュもあって、1人がココナッツケーキをディップするとみんな真似していた。
貸切でよかったねぇ。

金曜日のディナーは、新郎側の家族が現地入りしたのでこれまた全員でディナー。
今度はいつも朝食を食べるレストラン。
こっちは『シーフードビュッフェ』が売り。
Shantiaの外食の基本は
"家で自分では作らないもの、滅多に食べないものを食べる"
Shantiaはエビ好きなんだけど、ジョセフ君はアレルギーがあるから好きじゃないと言うし、子供達もあまり食べないので我が家の食卓にはあまり登場しない。
カニも同様。
だからこのシーフードビュッフェは最高だったね。
こちら、Shantiaのディナープレート。



かにのはさみ、かにの足、ソフトシェルクラブの天ぷら、まぐろの刺身、えびのカクテル、ローストビーフ、グアバジュース。

えぇ、これだけです。
炭水化物も野菜も興味なし、です。
やっぱりえびのカクテルは美味しいねぇ。
かにの足、Shantia剥くの苦手なんだから大人しくはさみだけにしておけばよかった、って思ったね。
ローストビーフがこれまた超テンダーで美味しかった。
あれは絶品。
こんな豪華な食事を水平線に沈む太陽を見ながら食べるゴージャスさ。

ハワイ最終日は新婦側の家族みんなでカワイハエにあるお店でディナーを食べに行った。
カワイハエはハプナから北へ5分ほど。
小さな町にある小さなお店『Seafood Bar』に突然20人くらいで来店。
店員さん、びっくり。
とりあえず未成年は絶対にテーブル席に、Shantiaは数人でカウンターに着席。

メニューには美味しそうなものがいっぱいあったので、カウンターに座った数名のうち3人でシェアすることに。
前菜に注文したしゅうまいとカラマリ(イカ)フライ。
しゅうまいは予想した美味しさ、カラマリは予想以上の美味しさだった。
カラマリ、てっきりリングかと思っていたらとんかつサイズのでっかいのが出てきた。
分厚いのにすっごく軟らかくてみんなで絶賛。
もう1皿注文したね。
メインにはBBQステーキ、本日の魚料理、そしてシーフードチャーハンを注文。
またステーキも超軟らかくてナイフいらず。
なんでこんなに美味しいの?
やっぱりハワイは食のレベルが違うよねぇ。


食事レベルではないものも一つ。
ホテルのロビー横に『Cafe Hapuna』という売店&超ミニカフェがある。
ここにお水を買いに行ったときに見かけた商品がなかなか…。
ビッグアイランドでは有名な『Punalu'u Bakery』のパンが数種類売ってあったんだけど、そのうちの一つは

『あんぱん
~ココナッツフィリング~』

と書いてあった。
…それはココナッツパンなのでは??
上の棚には

『あんぱん
~あんフィリング~』

という正真正銘のあんぱんが置いてあった。
いまいち日本語を分かりきっていないこの商品に笑ったね。

5年ぶりの再会

2011年04月01日 | Myself
ビッグアイランドのワイコロアにShantiaの友達が住んでいる。
BYUH時代にShantiaの唯一のルームメートだったジュンコ、去年の9月に訪れたときは見事にすれ違い彼女が島を出ていて会えなかった。
急に決まった今回の旅、滞在先のハプナは去年滞在したケアウホウよりずっとワイコロアに近いので今度こそ会おうと決めていた。
ハプナについた翌日の朝、持っていた電話番号にかけてみたけどすでに違う人が使っていて本人を捕まえることが出来なかった。

「やっぱりねぇ、もう何年も経つから番号が変わっててもおかしくないよねぇ」

と一度諦めたんだけど、お昼過ぎになって別の手段を思いついた。
ケータイ番号が使用可能なBYUH時代仲間&オレゴン在住仲間のジェニファーに電話してジュンコの番号を聞き出す。
頭の回転が速いジェニファーがFacebookで調べてくれて新しいケータイ番号をゲット。
早速かけてみたけど、留守電につながった。
本人かどうかわからない。
でもとりあえずメッセージは残してみた。

するとジュンコから電話が!!
すごく懐かしかったねぇ。
早速夜に会う約束をして彼女は仕事へ戻り、Shantiaはプールサイドでスムージータイム。

午後5時過ぎ、車のないShantiaをホテルまで迎えに来てくれたジュンコ。
会うのは5年ぶり!!
一緒にワイコロアのQueen's Marketplaceへ行き、少し買い物をした後にディナータイム。
連れて行ってくれたのはタイ料理レストラン。



ハワイでタイ料理レストランに行ったのはこれが初めてだと思う。
定番のグリーンカレーとパッタイを2人でシェアしながらお互いの家族のことを中心におしゃべりが進んだ。
10年前はお互い学生だったのに、ジュンコはしっかり仕事してるんだもんねぇ。
ずーっと専業主婦のShantiaは尊敬するばかりですよ。

せっかく5年ぶりに再会してから一緒に写真を撮りたかったんだけど、この日のShantiaは恐ろしく日焼けしてまして。
(このことはまた別の記事で)
仕事帰りでおしゃれしているきれいなジュンコと並ぶのはかなり抵抗があった。
なので残念ながら写真なしです。
それでも会えてとっても嬉しかったー。
また会えるといいな。