ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

キリの番

2012年08月23日 | Family
我が家はクリスチャンなので、食事前や寝る前には一緒にお祈りをする。
誰が祈るかはその時その時で我が家の長であるジョセフ君が選ぶ。
ジョセフ君は一応みんなに満遍なくお祈りの順番が当たるように気を配りながら選んでいるつもり。


でも我が家にはキリがいる。
2歳児キリ、標準英語はまだまだ全然話せないのにキリ語が堪能であるが故、お祈りも自分がやると主張する。
上の子達もね、そういう時期はあったの。
食事の前のお祈りを言うのが好きで、毎食自分が言う、と言っていた時期が。
でも上4人は

「んー、今回は別の人に頼もうかな?」

と言ったら大抵の場合は素直に納得してくれた。
キリは違う。

「キリはランチのときに祈ってくれたから今度はシャーちゃんにしてもらおうね」

などと言うと、泣き喚く。
今から祈ろうというときなのに。
もしくは言われたときは状況がつかめず大人しいが、選ばれた人が祈り始めた途端に自分が選ばれてないことに気付き大騒ぎになる。
だから祈ってるんだってば。
祈っている最中は静かにする、ということが未だに理解出来てない。
(いや、数ヶ月前に比べたら大人しく出来るようになったんだ、これでも)


ちなみに自分が祈るときはしっかり腕組をして目を閉じている。
一応少しずつは学んでおります。



と、まぁ前置きはこれくらいにして。
今夜の寝る前のお祈りのときのこと。
パパとキリのやり取りがおもしろすぎた。


 Who wants to say a prayer?
  (誰がお祈りしたい?)
 Me!!
  (ぼく!!)
 You said for lunch and dinner today. Let's pick someone else. Who should say the prayer?
  (キリはランチとディナーのときに祈ったから他の人にしようね。誰がいいかな?)
 Me!
  (ぼく!)
 OK. You pick. Who do you want to say the prayer?
  (わかった。キリが選んで良いよ。誰に祈ってもらいたい?)
 Tili.
  (キリ)
 Tia? OK, Tia. Would you like to...
  (ティア?よし、ティア、お祈りを…)
 Noooooo!!! Tili!!
  (ちっがう!キリ!)
 What?! No, YOU pick someone else.
  (いや、だからあんたは誰かを選ぶんだってば)
 ...Mimey
  (…マイキー)


『Me』から『Kili』に変わったときはもう爆笑。
そんな変化球が投げられるようになったとは。
しぶしぶマイキーを選んでるし。


こんなにお祈りが好きなキリですが、寝る前と食事前のお祈りの内容は一緒だったりする。
そしてそれを聞き取れるのは家族だけ。
キリ語は難しいからね、経験がないと理解できないのです。

赤ちゃん返り

2012年08月22日 | Family
お兄ちゃんになって約3ヶ月になるキリ、明らかにケコアにやきもちを焼いている。
別にケコアに対して意地悪をする、ということはないからその点はいいんだけど…。
ケコア自体はかわいいらしい。
育児スキルほぼゼロの状態でいろいろかまってくれる。

例えば…
ケコアのPacifierが落ちると無理矢理口にねじ込む。
泣いているケコアを落ち着かせようとポンポンしようとする。
ただ手加減を知らないのでバシバシになっている。
自分のおもちゃを持たせようとする。
自分のヨーグルトをあげようとする。

弟はかわいいよねぇ。


ケコアはかわいいんだけど、同時にママがケコアのお世話で忙しくなったというのが嫌らしい。
以前はそんなに求めてこなかったのに、ケコアが生まれてからは何かあるとまず
「だっこ」
と言ってくる。
(キリ語なのでもちろん「だっと」ですが)
ママッ子であるのは我が家の子供達全てに共通するんだけど、キリのここ数ヶ月のママべったり具合はなかなかすごい。
ジョセフ君と

「上4人はここまですごくなかったよね。
心配した子達もそこまで変わらなかったし」

と夫婦揃ってキリの変わり様を認めている。


幸いなことに今夏休み中でジョセフ君も家にいるので、出来る限りキリを外に連れて行ってもらっている。
ちょっと前までは外には行けないし、ママはケコアのお世話で忙しいし、でとにかくキリも大変だったのよね。
外で遊ぶ時間が増えてからは少しは落ち着いたかな?


ケコアはまだ小さいからね、どうしてもママの時間がケコアに取られちゃうのよね。
もう少し大きくなったら一緒に遊べるからね。


ちなみにキリがケコアというと『てとぁ』になる。
それがかわいかったりする。

Fisherman's Wharf

2012年08月21日 | Mainland
サンフランシスコの最も有名な観光場所はやっぱり

『Fisherman's Wharf』

だと思う。
もちろん我が家も行きましたよ!


一番大変なのは駐車スペース探し、だと聞いていた。
早めにいけばまぁなんとかなる、とも聞いていた。
我が家は10時半位にFisherman's Wharfに到着。
車は多かったけど路上駐車スペースがまだ結構開いていて、縦列駐車スキルがほぼゼロのShantiaでも楽々停めることが出来た
ちなみに路上駐車の場合、料金は1時間3ドル。
最大2時間分までお金を入れることが出来る。
2時間以上停めたい場合は、タイマーが切れる頃に戻ってきてお金追加。
我が家は2回追加しました。
さらに車2台で行ったから、駐車代だけで36ドル。
お高いわぁ。
でもFisherman's Wharf内の駐車場はもっと高いから、早めに行くなら路上駐車のほうが絶対お得。

Shantia家が到着したとき、人はそれなりにいたけど別に何とも思わなかった。
でもランチを食べてPier39でちょっと遊んで戻ってきたときは相当驚いた!!
「こんな大勢の人、どこから来たの?!」
ってくらいのすごい人混み!!
そうか、これがFisherman's Wharfか…。
ほんっとにすごい人の数!!
いやぁ、驚いた。



さてさて、Fisherman's Wharfの有名所その①



『Boudin』

酸味のあるパンで作られた器にクラムチャウダーが入っているいわばサンフランシスコ名物。
この『Boudin』が最初に始めたらしい。



元祖店だけあって、そのクラムチャウダー入りパンがお目当ての観光客がいっぱい!!
我が家もその列に参加。
ティアは最初

「クラムチャウダーいらない」

とか言っていたくせに、いざ目の前に食べ物が置かれると黙々と食べていた。
食べる前からいろいろ言っちゃダメよねぇ。
子供達は中のふわふわのパンが好きだったようだけど、Shantiaは外側のちょっと噛み応えがある方が好きだった。



テーブルにおいた途端、蓋の部分のパンを取り食べ始めるキリ。
スープにつけて食べるんだよ??



有名所その②



『アルカトラズ刑務所』

海の上に浮かぶ島に作られた刑務所で、脱走は絶対に出来なかったらしい。
さめがいるのと、潮の流れが速いのとで、泳げないんだそうだ。
今はちなみに使われていない。
フェリーに乗って実際に刑務所までいけるけど、人数の多い我が家はFisherman's Wharf側から見るだけで満足。



有名所その③



『Pier39』

Shantia、現地に行くまでここは単なる場所の名前だと思っていた。
まさかここにあんなたくさんのお店があって、あんなに人が集まるなんて知らなかった。
お土産を探すにはもってこいの場所。
ファーマーズマーケットも出てるんだよ。
ここでかかさまはアメリカンチェリーとぶどうを購入。
新鮮な果物に惹かれました。


Pier39ではアレックスがかかさまにパーカーを買ってもらった。



こちら、かかさまに手を引かれてパーカーを買いに行くアレックスの図。
9人でカリフォルニア入りして、唯一『San Francisco』と書いてある物を手に入れたアレックス。
ちょっとだけ羨ましい…。


そしてPier39にはなぜかメリーゴーランドもある。
しかも2階建て!!



これに惹かれない子供がいる?!
Shantiaだって思わず目がキラキラしてしまったもん。
子供達、乗りましたよ。
最初にマイキーとアレックスが乗った。
迷わず2階に上ったんだけど、なぜか選んだのがベンチ。
かかさまと

「…なぜ馬とかイルカとかの上下するヤツじゃないんだろう?」

と不思議に思ったよ。
メリーゴーランド歴がなさすぎるんだ。
何に乗るのがメリーゴーランドらしいのかが分からないのね、きっと。
坊ちゃん達が乗った後にお嬢さん達が乗りたいと言ってきた時は
またまたかかさまと2人で

「上下する動物に乗るならいいよ」

と条件付で許可。
お嬢さん達は2階のイルカ達に乗っておりました。
やっぱり2階だよねぇ。



有名所その④

『銅像おじさん』

Boudinの前の通りに全身を金色に塗ったおじさんがいる。
ちゃんと台の上に立って、ポーズをして固まっている。
銅像にしか見えない。
で、突然動く。
たまたまそのタイミングで通りかかった観光客は驚く。
生ドッキリって感じ。
このおじさんがまた際どいポーズで固まるんだ。
片足上げて倒れる一歩手前、とか。
その様子をBoudinから見ていたんだけど、すごくおもしろい。
Fisherman's Wharfには銀色のおじさんもいるし、ファンキーな感じの兄ちゃんも銅像になっている。



有名所その⑤

『かに』

やっぱりFisherman's Wharfと言ったらカニでしょうな!!
Boudinの横の通りにカニの屋台&レストランがいっぱい並んでいる。



これは着いてすぐに撮ったから人混みがまだない時間帯の様子。
この1時間後はもうすごいことになっていた。
どこが一番おいしいのかなんて分からない。
ジョセフ君はカニが好きじゃないので、かかさまとShantia2人でカニを食べに行った。
屋台の裏のレストランに入ったんだけど、メニューがいろいろあるのよねぇ。
ウェイターさんに

「とにかくカニとロブスターが食べたい。他のはどうでもいいから、カニとロブスター」

と伝えると前菜メニューからカニのカクテルとメインメニューからグリルロブスターを薦めてくれた。



カニはカクテルだったから冷たかった。
普通に蒸したかにが良かったなぁ。
でもロブスターはすっごく美味しかった!!



あれには満足!!



Fisherman's Wharf、Shantiaはすごく気に入った。
今度サンフランシスコに行くことがあったら絶対にまた行こうっと!!

California Academy of Science

2012年08月19日 | Mainland
カリフォルニア滞在中、サンフランシスコに2日連続で行ったんだけど、二日目に行ったところが

『California Academy of Science』

つまり科学館。
率直な感想を述べるとね、

あまり観光客向けではない。

いくつかのガイドブックやオンライン観光サイト紹介されていたから、行けると聞いて喜んではいたんだけどね。
やっぱり科学館は科学館、地元民の方がきっと楽しめる場所だと思う。


ちなみにここ、入場料は安くない。
ジョセフ君の叔母さんが年間パスを持っている上に、我が家の入場料を払ってくれたから行くことが可能だった。
私達だけだったら絶対に行けなかった。
叔母様、ありがとう。


私達が行ったときは『地震』がテーマだった。
そのテーマ関連でなぜか『だちょうの赤ちゃん』もいた。
(いや、なぜ地震でだちょうなのか説明してくれたけど、半分聞いてなかったので覚えてない…)



生後30日だそうだ。
このだちょうの赤ちゃんが生後30日で、こちらの人間の赤ちゃんが生後50日。



どっちもかわいいけど、やっぱりケコアが断然かわいさが上だなぁ
(親ばか発言なので放っておいて)


科学館の中で一番目を惹くコーナーが入り口右側にあるガラス張りのドーム。
中は熱帯気候の植物や爬虫類、ちょうちょや小鳥がいる。
もちろん中に入れるんだけど、その入り口までの通路の横は海の生き物コーナー。



この紫のうにがきれい~。


熱帯ドームは2分間に12人しか入れないらしい。
別に中に入ったら時間制限はない。
ドーム入り口には係員さんがいて、2分毎にドアを開けて12人ずつ中に誘導される。
中に12人入るとドアが閉まり、お客さんはエレベーターのような狭い空間で別の係員さんから熱帯ドームでの注意事項を言い渡される。
ちゃんとルールを聞いてからドームに入るドアが開けられてようやく見学が出来る。
観光地じゃなくて教育の場だもんね、徹底していていいよね。


熱帯ドームの吹き抜け部分には小鳥とちょうちょが自由気ままに飛んでいる。
上を見上げるとこんな感じ。



このドームの天井が外から見ると正に『ナウシカのオーム』に見える。
科学館からちょっと離れたところに駐車したんだけど、車を降りてドームを見た最初の感想が

「あ、ナウシカだ」

だった。
そして日本語力が低いティアでさえ、

「あれ、日本の映画に出てくるヤツみたい。
え~っとなんだっけ??」

と迷わずオームを連想したようだ。


熱帯ドームは約3階建てくらいの高さでらせん状に上っていくようになっている。
始点が1階で終点が3階。
ドームを上り詰めたら、係員さんが誘導するエレベーターに乗ることになる。
行き先は地下。
熱帯ドームの下は水族館。
ドームから見下ろすとこんな感じ。



ほら、水の下に人がいる。
(見えるかな?)
この作りがおもしろいなぁと思った。



これ、水族館で一番人が多かったところ。
この水面が紫うにの場所だと思われる。

そうそう、エレベーターで地下の水族館入り口に下りるとまた係員さんが待っている。
最初の指示が

「体にちょうちょがついていないか確認してください」

思わず笑ったよ。
全員がちょうちょ検査をパスしたらドアが開いてエレベーターほどの狭さの部屋に誘導される。
全員が部屋に入ったら今入ってきたドアが閉まって、ようやく水族館のドアが開く。
ほんっとに徹底してるよ、ここは。


『地震』がテーマだったので、地震体験ブースもあった。
これに子供達がどうしても行きたい、と言ったのでジョセフ君にアレックスから上の子供達を連れて行ってもらった。
かかさまとShantiaはキリとケコアとサンドイッチを食べながらのんびり待つことに。
主な理由は

「地震大国日本から来たんだもん、わざわざブースで体験するほど珍しくはない」


見るものは他にもあったんだけど、ストローラーに閉じ込められているキリが限界に達した。
ついでにお嬢さん達も飽きてきたので科学館を出ることに。
と、その前に。
Shantiaは地震体験組を待っている間に隣にいたアメリカ人の親子が食べている肉まんとアイスクリームがすごく気になっていた。
なので、男性陣を先に車に向かわせてお嬢さん達を連れて科学館内のカフェに寄ってみた。
ここでお目当ての肉まん発見!
お嬢さん達にはアイスクリームを買い、かかさまと私用に肉まんを購入。



肉まん、思ったほど美味しくなかった…。
自分で作ったほうがよっぽど美味しい。
ちょっとテンションさがったよ。
でも、お嬢さん達のアイスクリーム、これは絶品!!
バニラソフトクリームといちごシャーベットがマーブルになってるんだけど、もう美味しすぎ!!
このアイスクリームのためだけにまた科学館に行こうか、と思うほど。
(いや、実際そんなことはしないけどさ)
はっきり言ってギラデリのアイスクリームサンデーより遥かに美味しい。
なのに値段は3分の1以下。


女性陣がこっそり美味しいものを味わっている間、男性陣は駐車した場所の横にある芝生でくつろいでいた。
やっぱり小さい子供達は走り回れるほうがいいのよねぇ。


ということで、『California Academy of Science』、理科大好きっ子がいてお金に余裕がある家族ならお勧めします。
よくわからないけどガイドブックに載ってるから気になるわぁ、という家族は別に行かなくても損はしません。
そんな場所です。
地元民なら年間パス持ってても楽しいかもねぇ。

キリの言葉

2012年08月18日 | Family
魔の2歳児キリ、いつもかなりの大音量が口から漏れている。
そのほとんどは英語。
日本語が口から出ることはほとんどない。


現在我が家には英語がほとんど分からないかかさまがいる。
そんなかかさまの耳にはキリがいっつもこう言っているように聞こえる。

あたい

「キリはしょっちゅう『あたい』って言うね。
自分の事を言ってるんでしょ?」

とかかさまに聞かれたときはかなり混乱した。
自分のことを『あたい』って呼ぶことは教えていませんが?
大体、どの時代の下町のお嬢さんですか??
口から英語しか出て来ない坊ちゃんが『あたい』??
おかしくてたまらない。
現にかかさまもキリの口から『あたい』が発せられるたびに笑っている。

「おぉ、また自分の事を呼んでるよ」

って。
いや、だから違うって。


ここで解説をすると、キリのいう『あたい』、もっと正しくは『あたぃ』は英語です。
しかもこの発音で2つの"フレーズ"を表す。
えぇ、フレーズですよ。
単語じゃないの。

1. I'm coming.
2. I want to try.

この二つをキリが言うと『あたぃ』になる。


ここで何か見覚えのある法則に気付いたあなたは我が家をよく知っている証拠。

『C/K』の発音が『T』になっている

あぁ、君もか。
アレックスの全て『K』を『T』に置き換えて発音していた時期がやっと過ぎ去ったと思ったら次はキリ。
これだから『Come』が『たむ』になり、『Kili』が『てぃり』になるわけ。
この子もスピーチ通いになるのかねぇ。
あ、でも『SH』の発音は出来てるよ。


2歳の言葉はおもしろいねぇ。

Ghiradelli Chocolates

2012年08月18日 | Mainland
Fisherman's Wharfの西側にある『Ghiradelli Square』。
お店がいくつか入っているけど、一番有名なのはやっぱり『Ghiradelli Chocolates』、チョコレートのお店。
スーパーでも普通に見かけるチョコレートのメーカーで、製菓用チョコチップやハワイ土産定番のマカデミアナッツチョコレートも手掛けている。

ちなみにですね、元ハワイ在住者として言わせてもらえば

ギラデリのチョコを使ったマカデミアナッツチョコレートは美味しくない

ギラデリのチョコ自体がいまいち口に合わないのよね。
反ギラデリチョコ派の人は結構いる。
もちろんギラデリのチョコ大好き!!って人ももちろんいる。
でもShantia夫婦はギラデリチョコがそこまで好きではない。

じゃあなぜわざわざGhiradelli Chocolatesへ行ったのか。
そりゃあもちろん

観光名所だから

初めて訪れる観光場所でのモットーなので。
『有名所にとりあえず足を伸ばす』


ギラデリスクエアの端にあるギラデリチョコレート、さすが有名店だけあってすごい人!!
カフェの入り口には長い列が出来ていた。
列に並ぶのはちょっと苦手なShantia夫婦だけど、一応せっかく来たのでね。
既にお疲れモードだったジョセフ君は噴水のところで子供達と待つことに。



Shantiaが我が家代表で列に並んだ。


ギラデリに並んでいる人の列は長かったけど、同時に皆さんまだ何を注文したいか決めていなかったらしい。
私のように『最も人気があるアイスクリームサンデーを2つ』と欲しいものがはっきりしている場合、さっさと注文できる。
おかげでほとんど待たなくてOKだった。


さて、我が家が注文した『最も人気があるアイスクリームサンデー』は『Hot Fudge Sundae』というもの。



これ、一つ約$10。
とても高いと思われる。
さすが観光地。
このアイスクリームサンデーの正直な感想を述べますと

そこまで言うほど美味しくはない

です、はい。
まずくはないよ、決して。
でも驚くほど美味しくもない。
普通。
もしまたサンフランシスコに来ることがあってもここはもういい。
1回食べればOK。
そんなもんよね、普通の観光名所ってのは。
(元ハワイ在住者なので観光所については結構語れる)


ついでにここは『工場見学』が出来る、と聞いた。
食べ物の工場見学好きなShantiaはちょっとウキウキしてたのよ、これ。
でもね、な~んてことない。
カフェの横にちょっと機械があってそれが回ってる程度。
『工場見学』とは呼ばないな。
現に見てる人は誰もいなかったよ。




ということで『Ghiradelli Chocolates』、★3つです。

Lombard St.

2012年08月17日 | Mainland
話題をカリフォルニア旅行に戻しまして。


サンフランシスコに行ったのは初めてだったので、『THE・観光名所』というのがぴったりな場所を訪れてみた。
そのうちの1つが『Lombard Street=くねくね坂』
地図で見たらFisherman's Wharfからかなり近いと判明。
ならば、と徒歩で行くことに。
ジョセフ君はなぜわざわざ"坂"を見に行くのか分からないんだそうだ。
ってことで、ジョセフ君は子供達の世話担当。
Shantiaがかかさまと一緒に坂を見に行くことにした。


平面の地図の欠点はずばり

"高低差がわからない"

でしょうな。
確かに距離は短かったけど、その傾斜は異常だった。
正に坂で有名なサンフランシスコ。
1ブロック歩いた時点でかかさまがリタイア。
坂が急すぎて膝が動かないそうだ。
安全第一なのでかかさまはFisherman's Wharfに戻ることに。
つまりShantia1人でケコアが乗ったストローラーを押しながら坂をのぼりましたよ!!
本当に半端ない傾斜!!
ちなみに歩いた通りはHyde Street、有名なケーブルカーも真ん中を通っている。


Hyde St.の頂上(っていう表現がぴったり)には観光客の人だかり。
あの光景も異常です。
徒歩、もしくはケーブルカーで訪れた観光客が写真を撮っている。
その横をこれまた観光客だと思われるドライバーが列をなして超くねくね坂を運転するために低速で通過。
う~ん、異様な光景。


本当はShantiaも歩道を使ってくねくね坂の下に下りてみたかったんだけど、ケコアがいるしジョセフ君達も待ってるし、ってことで上からの写真だけで我慢。
あんな急な坂を上っただけあって、上からの眺めはすごくいい!!



これは、頂上から見下ろしたHyde Street。
急なのが分かる??


下りは上りほど辛くはなかったけど、ストローラーがあるのでね。
ケコアが滑っていかないようにコントロールしながら歩くのは結構大変だった。
重心は常に後ろに。


そうそう。
坂も見ていておもしろかったけど、Hyde St.沿いの家もとってもサンフランシスコらしくて素敵だった。
いや、住みたいとは思いませんよ。
あの坂ですもの。
でもサンフランシスコに来たならやっぱりテレビや映画でみる町並みが見てみたいよね。




Shantiaが坂を楽しんでいる間、ジョセフ君は子供達を"ビーチ"に連れて行っていた。
Fisherman's Wharfの西にあって、オレゴンコーストよりはちょっとだけ"ビーチ"と呼ぶにふさわしかった。
あんまり魚臭くなかったし。
久しぶりの"ビーチ"に子供達は大喜び!!
もちろん水にバシャバシャ入ることはせず、砂か波打ち際で遊ぶ程度だけど。



容赦なく砂の上に転がるキリ。



いとこと楽しく遊ぶシャーちゃん。


それもいいんじゃない??

マイキー☆8歳

2012年08月17日 | Family
マイキーがバプテスマを受けたということは、8歳になったということです。

7月19日がマイキーの誕生日。
この日はカリフォルニアに行くために一日中車の旅、という素敵な誕生日の過ごし方とは言えない日だった。
長距離ドライブの誕生日を少しでも楽しくしようと、母はこの日をランチを『Red Robin』というアメリカンレストランで食べることにした。
全米展開しているバーガーレストラン『Red Robin』、誕生日だと伝えるとウェイター&ウェイトレス達が歌ってくれる。
毎回このレストランで食事をするたびに歌っているのは聞くけど、我が家が実際に歌ってもらうのはこれが初めて!!
ちなみに我が家が利用したのはメッドフォード店。
ユージーンから南へ3時間行った場所にある。


注文するときに

「今日、この子の誕生日なのでよろしく」

と歌のリクエスト。
すると食事がほぼ終わったころに、手拍子をしながらウェイトレスさん4人が近づいてきた。
そしてマイキーの前にデザートを置き、手拍子と共に『Red Robinオリジナル(だと思う)誕生日ソング』を歌ってくれた。



歌われたマイキー、ちょっと下向き気味で恥ずかしそう。
そういうお年頃かも知れませんねぇ。
恥ずかしくてもデザートは嬉しいようで、ウェイトレスさんが去ってから笑顔でデザートを食べていた。


ランチ後再び車に乗ったときにティアがマイキーに誕生日プレゼントをあげたらしい。
安いけどちょっとかっこいい水鉄砲。
これが相当気に入ったらしいマイキーは、お手洗い休憩に止まるたびにおもちゃに水を入れて外を走りながら遊んでいた。
天気がいい日だったし、水遊びは楽しいよね。
長い道のりもこうやって楽しめるなら最高だね。


父と母からのプレゼントは前に書いたように新しい服。
決して安くはなかったわよ。



そしてカリフォルニアから帰って来てから義母の希望でマイキーの誕生日パーティをすることになった。
まぁパーティって言っても家族でランチを食べるだけなんだけど。
メニューは巻き寿司。
カリフォルニア巻き、フィラデルフィア巻き、サラダ巻き、かっぱ巻き、納豆巻きを用意。
巻いたのはもちろんかかさまとShantia。



食べ終わった後に、義母が子供達をボーリングに連れて行ってくれた。
義母はマイキーをボーリングに連れて行くのがもう習慣になっている気がする。
特に今の家からは歩いていけるから余計身近なものになってると思う。

ボーリングから帰ってくると、隣の男の子達が裏の芝生でSlip&Slideをやっていたので、迷わず参加。
夏だもん、水遊びがなんといっても楽しい。
せっかくなので隣の男の子達も呼んでケーキタイム。
もちろん隣のママの許可はもらいました。
ケーキは焼くのが面倒だったので(だってカリフォルニアから帰ってきてまだ2日だったもん)、『Sweet Life』から買ってきた。



ストロベリーチーズケーキです。
隣の男の子達も一緒にみんなでHappy Birthdayを歌ってあげるとマイキーはすっごく嬉しそうだった。



大抵はこういうときのマイキーの笑顔って半分恥ずかしそうで作り笑い的なところがあるのよね。
目線が絶対カメラより下だとか。
でもこの日は本物の笑顔だった。
ランチ前にはJ家も呼びたいと何度も頼んできたけど、旅行疲れがまだ全然取れないから家族だけ、と聞かれた度に断っていた。
おかげでマイキーは自分の誕生日ランチなのにすっごく不機嫌そうなところがあったのよ。
でもボーリングで少し機嫌を回復し、更には隣の男の子達が一緒にケーキに参加してくれてスペシャル感を感じたらしい。
マイキーの本物の笑顔が見れて嬉しかったわぁ。


友達と遊び終わった後には義母がマイキーにプレゼントをあげた。
プレゼントももらえるとは思っていなかったマイキーはまたまた興奮していた。


いつもとは違った祝い方になったけど、マイキーが喜んでくれたならそれが一番!!
マイキー、誕生日おめでとう!!

ローラースケート

2012年08月16日 | Family
月曜日の午後、子供達をローラースケートに連れて行った。
J家も一緒に。
昨年度YGに通ったマイキーとシャーちゃんは学校からタダ券をもらってきていた。
ついでに夏休み中は10回10ドル券が売られているので、タダ券がなくても一人1ドルで滑れる。
もちろんスケートをしない人は入場料はいらない。
我が家は上から4人を連れて行ったので今回は2ドル払ったことになる。
お得で嬉しいわっ。


『公共スケート時間』がこの日は午後12時から4時まで。
ランチを食べてから行ったのでスケート場に着いたのが1時ちょっと前だった。
外は天気がすごくよくて暑かったけど、スケート場はクーラーが効いていて涼しい~。
普段スケート場には誕生日パーティに呼ばれたときだけ、しかも大抵週末にしか来ないから『スケート場=すっごく混んでる』のイメージしかなかった。
でもこの日は駐車場に入った時点で明らかな差を感じた。
かなり空いてる。
でもがらっがらじゃなくてそれなりに客はいた。
いいねぇ、こういうのは。
平日の昼間っていうのがこれを可能にするのかしら?
そして月曜の午後のスケートタイムは『Kids Music』の時間らしい。
どんな子供向け音楽がかかるのか、もしや幼児向けか?!と心配したけど実際は小学校高学年の子達が好んで聞きそうな流行の歌がほとんどだった。
ちょっと一安心。


ローラースケートに連れて行った一番の理由はマイキーにある。
1週間前に友達のさよならパーティでローラースケートに行ったマイキー。
今までは少しだけ滑って後はゲームコーナーで他の子が遊んでいるゲームを見るというのがお決まりだったのに、友達のパーティで滑れるようになったらしい。
パーティから帰ってきてからずーっと

「ローラースケート買って~。
それか、ローラースケート連れてって~。
僕滑れるようになったんだよ!!」

と言い続けた。
そんなに言うなら、ってことで連れて行ったわけ。
母の耳にたこが出来るほど言い続けただけあって、この日はいっぱい滑っていた。
今までが嘘のよう。
端を持たなくてもちゃんと滑れていて母はびっくり。
ただその滑り方が…

『水上を走る忍者』

あ、違う。
今わかった。

『えりまきとかげ』

に似てるんだ。

ローラースケートでそんなに足をあげないで!
なぜ走る?!滑るのよ!!

何度も言いたくなったけど、楽しそうなので放っておいた。
そのうちフォームもきれいになるかしら?


気付いたらとっても上手なおじちゃんがスケート場にいた。
滑り方からして元フィギュア選手??
とにかく音楽にのって軽やかにいろんな滑り方が出来るおじちゃん。
スピンまで出来る。
そのおじちゃんに全く興味がないような素振りだったマイキー、突然スピンを真似してみることにしたらしい。
そして失敗、転倒。
転倒後、しばらくそのままリンクに転がっていたので周りを非常に心配させ、たまたまスケート場にいた看護婦さんが足を調べて無事を確認する、という事態にまで事は発展。
その後、すっごく膨れっ面で母のところに戻ってきた。

「足いたい…」

と言うマイキーのひざの横はぼこっとしていた。
.
.
.
いや、反対側も同じだ。
細すぎて膝周りに肉が全くないんだね。
そりゃあ打ったら痛いかも。
でもその場にずっと転がっていたのは多分恥ずかしかったからだと思う。
そもそもスケート初心者がいきなりスピンに挑戦するっていうのが無理じゃない?
片足滑りとか後ろ向きとかもうちょっと簡単そうなのがあるような気がするけど…。
あぁ、どこまでもマイキー。


アレックスもこの日は結構滑ってくれた。
ちなみに今まではマイキー同様、ゲーム観戦派。
カーペットの上と練習用スペースを自分でたくさん滑っていたのには感心したわぁ。
リンクを1周したらかき氷買ってあげる、とエサで釣ってみたらシャーちゃんの手を握って見事1周。



すごいっ!
そしてシャーちゃん、なんて役に立つお姉さんなの!!
カキ氷を見事ゲットした後は何と自らリンクに行って滑ろうとしていた。
もう母、感激!!
こんなに滑ってくれるなら何回でも連れてきてあげたい、と思うわぁ。


J家の末っ子もリンク1周でカキ氷という条件をのんで滑ることに。
この子、滑る前はとにかく帰りたい、の一点張りだったのにリンクでスクワットして手で床を押しても滑れる、と発見した後はすっごく楽しそうに滑り続けていた。
楽しささえ発見できればどれだけでも遊べるよね。



こちら、見事全員でカキ氷をゲットした図。


結局、閉館時間の4時まで滑り続けた子供達。
建物を出る際にマイキーが

「明日もまたスケートやりたい」

って。
そんなの楽しかったのね。
また来週にでも連れて行ってあげようっと。

ケコアの命名式

2012年08月16日 | Family
プライマリーのバプテスマ同様、Baby Blessing=命名式も普通は第一日曜日に行うことが多い。
なので我が家の元々のプランは

『第一土曜日にステークのバプテスマ会でマイキーのバプテスマ。
翌日の日曜日にマイキーのConfirmationとケコアの命名式を聖餐会でする。
そうすればジョセフママが参加出来る』

だった。
なのに前記事で書いた事情によりバプテスマが変更された。
義母は

「命名式くらい合同の聖餐会で出来ないの?」

と提案してみたけど、合同の聖餐会は証会だけにしたいんだそうだ。
…そんなこと言ったって、ねぇ?
大体この合同聖餐会のアナウンスしたのが7月だったよね?
孫の儀式に参加するため、義母は飛行機のチケットを5月始めに手配したんだよ?
せめてもう少し早くみんなに知らせてくれていれば…。
まぁ、こういうところもうちのステークらしい。


とにかく。
どうにかケコアの命名式も義母がいる間に行いたかった我が家。
でも結局計画が立たないままマイキーのバプテスマ会がやってきた。


President St.の教会についてみんなが来てくれるのを待っていたらビショップがやってきて

「バプテスマの前に命名式する?」

と聞いてきた。
Shantia、ちょっとびっくり。

「はぁ、多分…」

と全く頼りない答えを返してしまったよ。


そんなわけでマイキーのバプテスマ会の前にケコアの命名式もすることになった。
参加してくれた神権者達、もう儀式のオンパレード状態。
一応ケコアにもきれいめなシャツ&パンツを着せていたから一安心。
残念だったのはベル兄弟がこのときはまだ来てなかったこと。
祝福の輪の中に入って欲しかったなー。
元オリンピック選手が輪の中にいたらちょっと特別感アップするよね??


ということで、8月3日は儀式を3つも同時に行ってかなり特別な夕方を過ごすことになりました。