ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

最近のキリ

2012年04月30日 | Family
あっという間に2歳半になったキリ、アレックスの弟らしく子音の発音がはっきりしない
この子もスピーチ通いになるのかしらねぇ。
言葉ははっきりしないけど、言いたい事はいっぱいあるらしくしっかり自己主張してくれる。
ママに見て欲しい時は

「まま、うぉっ」
(訳:Mama, watch)

と言って母の気をひいてから、テーブルから飛び降りたりカウチの上に逆さまになったりしてくれる。
そして自分が見せたいことが上手に出来たら

「しー?」
(訳:See?)

と言う。
この「しー?」の発音がね、正にひらがなの「し」なんだよね。
英語にするなら「she」になってる。
変なところで日本人?!


母が外出から帰ってくると大きな声で

「まま、は~い!!」

と出迎えてくれる。
これはとてもかわいい。


排泄物は汚い物と学んだようで、おむつ換えをしていると

「Eww, yuck!」

と言ってくれる。
この二つはセットらしい。
絶対一緒に使われる。
ちなみにおしり拭き(=baby wipes)は「わぃ」になる。
最後の子音、落ちてます。


朝ご飯によく食べるヨーグルトはなぜか「よーよぉ」であり、一番大好物であろうチョコレートは「ちょっこれぇ」である。
スーパーに買い物に行くと喜んで走っていき、

「キリ、どこ行くの?」

と聞いてみると

「ちょっこれぇ」

と返ってくる。
買い物リストにチョコレートはないんだけどねぇ。


基本、aggressiveなのでよく兄姉達を攻撃している。
特におっとり型のアレックスより自分が強い(決していい意味ではない)と知っているらしく、まぁよくアレックスを泣かせてくれる。
自分で泣かせたくせに、アレックスが泣き出すと

「しー!!」

と黙らせようとする。
だったら始めから泣かせないで。


泣かせた兄を黙らせようとする割には結構バカ正直で

「どうしたの?」

と聞くと自ら

「I hit!」

と答える。
この辺りがマイキーの数年前を思い出させてくれる。



3月に母と一緒に病んでから、どうも夜中にパパとママのベッドに潜り込む癖がついてしまったらしい。
1日おきくらいで夜中に部屋にやってくる。
時には毛布を持参して、時には泣きながら、時には走ってやってくる。
キリの目的はただ一つ:ママの隣で寝ること
パパはどうでもいい。
同じ部屋にいればいいってもんじゃない。
ママの横でないとダメ。
しかもママにピタッとくっついて寝ないとお気に召さない。
べったりくっつかれて寝られたら母はとてもじゃないが眠れない。
乳児~幼児っていうのは体はちっちゃいのにベッドの上で場所を取るのよねぇ。


しかし幼児っていうのは良く出来てるわ。
爆走するからお世話はすっごく大変なんだけど(特に妊娠9ヶ月の母にはきつい)、その分かわいさも半端ないからねぇ。
フラのイベントが重なったりして一日キリを抱っこできない日があると、夜はもうキリが恋しいから。
ほんっとよく出来てるわぁ。

Easter☆2012

2012年04月24日 | Family
今年のイースターは4月8日でしたね。
我が家は世間でイースターの定番であるEgg Paint(ゆで卵に色をぬる)もしないし、イースターバニーもやってこないんだけどEgg Huntだけは毎年やっている。
子供達も楽しみにしてるし、これだけはやっておかないと!っていう気持ちもあるわねぇ。
その割には準備がぎりぎりで、買い物をしたのが金曜日、卵詰めをしたのが当日の土曜日だったんだけど。


今年は有難いことにイースター前日の土曜日が晴れだった。
野外活動は晴れの方が楽しいもん。
ジョセフ君が子供たちを2階に隔離している間、Shantiaが庭に卵を撒く。
庭に何もなかった去年よりは多少隠しがいがあったかな?

全ての卵を撒き終わったところでEgg Hunt開始!
最年少のキリからスタートして、母が写真を数枚撮ったところでアレックスがスタート。
アレックスの写真も数枚撮れたところで小学生3人が同時スタート。

「母が写真を撮れるようにとりあえず走るのはやめて」

とだけ伝えておいたら、一応走らずにいてくれた。
その代わり強歩。
…走るよりは遅い??



去年は大して参加しなかったキリも今年はしっかり卵を拾っていた。
2歳になると出来るのねぇ。



これ、なぜかこの日のポーズ。
わざわざ立ち止まってポーズを決めてくれた。
ポーズを決められたら写真を撮らないわけにはいかないよね。


プラスチック卵達は順調に子供たちに拾われて、残すはGolden Egg=黄金の卵だけに!
毎年、シナリオ通りに黄金の卵探しになってくれて母は嬉しいわぁ。

「ヒントは?」

と子供達にねだられて、少しずつヒントを与えるも黄金の卵はなかなか見つからない。
それでいいんです、黄金の卵ですもの。
子供達がしばらく頑張って探した結果、今年はアレックスが黄金の卵を発見!!



おめでとう!!



ちなみに上4人が黄金の卵探しを頑張っている間、キリは既に自分の卵を開けて中のチョコレートを食べ始めていた。
あぁ、どこまでもキリ。


全ての卵が見つかったところで、正式に卵開けタイム!!



プラスチックの中身は毎年のように、父&母が認可したチョコレート、お金、ポテトチップスとの引換券、ゲーム券、そしてパパかママとのデート券。
賞品を交換するのは子供達の自由。
なぜか今年はティアにポテトチップスが大量に当たってしまい、シャーちゃんとマイキーが物々交換を申し出ていた。
キリはね、他人の卵の中身なんてどうでもいい。
自分のチョコレートを食べ終わったら、兄姉達に習ってポテトチップスをもらいそれを楽しむ。
キリらしくていいよね。


さてさて。
Egg Hunt以外にやったイースターらしいことと言えば、Hot Cross Bunsを焼いたことかな?



最初はイースター当日に焼こうと思ったんだけど、よ~く考えたらイエス・キリストが十字架にかけられたのはGood Fridayであって、イースターは復活を祝う日なんだよね。
十字架マークのパンを復活祭に焼くのって変じゃない?
ってことでGood Fridayに焼くことに。
でも金曜日はなぜかバタバタ&忙しくて結局焼いたのは土曜日。
...間をとってちょうどいい、ってことにしよう。
このパン、みんなに人気で嬉しかったわぁ。

それとイースター当日には初めてハムを焼いてみた。
イースターって言ったらハムかラムだよねぇ。


今年のイースターはこんな感じでした。


6番目さん妊娠経過 その②

2012年04月14日 | Myself
4月12日、31週目検診。
でも前回の検診は先週だった。
この日はエコー検査から始まった。
坊ちゃん達はJ家に預けて、ティアは一緒に連れてきた。
6番目さんの成長具合と腸と骨の白さ比べが主な目的。
最初に頭囲。
サイズから計算される妊娠数は32週0日。
Shantiaは31週2日。

「...シャーちゃんに似て頭でっかち??」

と思いながらモニターを見る母。
次は胴囲。
こっちは32週5日とか出るから!
おなかも出てる?!
そして太ももの骨の長さ。
29週6日。
母、内心大爆笑。
日本の血が濃いのかしら??
ついでに足のサイズはただいま6cm。
ちっちゃ~い!

前回のエコー時同様、片腕を顔の前に置いたまま動かない6番目さん。
出てきてからも片腕を顔の前に置いて寝るのかなぁ?
腕は顔の前に固定されているけど足はよく動くらしく、検査中も母を蹴る。
そしてその後モニターに映ったもう片方の腕と『Thumb Up』
...なぜ母を蹴った後に親指立てるかなぁ?
どんな坊ちゃんだ?!

曲げた足の付け根に溜まった皮膚がエコー検査ドクターにはとてもかわいく見えたらしくわざわざ写真をプリントしてくれた。
しかも『Leg Wrinkle』の文字つきで。
ついでに6番目さんの後ろ髪も写真に撮ってくれた。
今回はエコー検査が多い上に珍しい写真をいっぱい撮ってくれて、6番目さんは上5人が持ってない写真をいっぱい持ってるわぁ。
(例えば前回のおしりの写真とか)

肝心の骨と腸の白さ比較。
少なくとも素人のShantiaの目には腸が光っているのは見えなかった。
プロの目から見たらどうかは別だけど。

エコー検査が終わったかと思いきや

「あなたはもう30週過ぎてるか腹部エコーだと子宮頚管が見えないのよね。
だから経膣エコーするわね」

と妊娠6回目にして初の経膣エコー。
しかも

「じゃあお手洗いで膀胱を出来るだけ空っぽにしてね」

と言われ、エコー検査後にLABに提出しなければならない尿検査が可能か心配になった。
順番どうにかならないのかねぇ。

両エコー検査が無事に終わったところで待合室へ移動。
OBドクターの診察を待つ。
予約は10時半なんだけど、ちょっと混んでいる待合室を見る限り予定より遅くなりそうなのはわかった。
待合室で

「お腹空いたねー。検診終わったら何食べる?」

と既にランチを計画を立て始める母と娘。

10時40分過ぎに看護婦さんに呼ばれて診察室へ。
診察台に使い捨てシートが置いてあるのを見て、予定外の内診があるんだろうかと思っていたら看護婦さんが

「According to ultrasound pictures, doctor thinks you are in labor.」
訳:エコー検査の写真を見る限り、あなたのお産が始まってるんじゃないかってドクターが言ってるけど。

.
.
.
はいっ???

あんなに驚いたのは久しぶりだった。
全く予想しなかった宣言(?!)に思考回路が止まるかと思ったね。
お産が始まってるかも知れないので内診だそうだ。

11時にやっとドクターがやってきて(この日は忙しそうだった)、まず内診。
子宮口の位置はまだ高いらしい(=Good)
が、子宮口は1cm開いているとか。

「35週目の妊婦さんなら普通だけどあなた31週目だしねぇ。
滅多にあることじゃあないわよ」

と言われた。
そして問題のエコー検査の写真を見せてくれた。

「これが赤ちゃんの頭ね。頭と子宮頚管(だったと思う)の幅が1.07cmしかないのよ。
しかも赤ちゃんが動くと広がってるのが見えるでしょ?」

って。
素人なのでよく分かりませんが、1.07cmが短いのは分かる。

しかも前回の血液検査の結果が陽性だったらしい。
このウイルスに感染すると(Post Virusだったと思う)、極度な疲労感に襲われるらしい。
疲労感がありすぎて吐き気がしたり頭痛がしたり、と病気的な症状が出るとか。
ただいつこのウイルスに感染したかは分からないらしく、妊娠前なら胎児ちゃんへの影響はなし。
つまり妊娠中なら影響が出る場合がある、と。

「身に覚えはない?」

と聞かれても分かるはずがない。
妊婦である時点で疲れるのは分かってるから少々いつもより疲れていても休息不足かな?くらいしか思わなかっただろうし。
体内の水分がどうのこうの説明されたけど、この時点でShantiaの脳の新情報入力モードはOFFになっていたと思う。
説明を聞きながら

「…なんでジョセフ君が一緒にいないときにばかりこうもいろいろ説明されるんだろうか」

と思っていた。


てっきり腸管ハイエコーの行方が聞けると思っていた検診で全く予想外の展開になってもう何がなんだか。
お産が始まっているかもしれないので、次は部屋を移動してノンストレステストを受けることに。
まだランチに行けないのね。
胎児ちゃんの心拍数と陣痛の様子を観察するセンサーをつけられて部屋に放置されること約20分。
ティアは母のiPodで遊び、母はテーブルの上の雑誌をのんびり眺める。

しばらくしてドクターがやってきてモニターチェック。

「…4分置きに陣痛が来てるわねぇ?でも赤ちゃんにはまだ影響が出てないのが救いかしら。
感じる?」

と言われても。
とりあえず待合室で1回、診察室で1回は感じたことを伝えた。

「強い陣痛はやっぱり30分置きくらいなのね。
悪いけど明日も来てちょうだい。もう1回ノンストレステストね。
それからまだ34週になってないから万が一に備えてステロイド剤を注射するから。
赤ちゃんの肺の発達を助けるのよ」

と言われた。
また刺されるのか。

ステロイド剤の注射はこれまた予想を反してButt Cheek(おしり)にするやつだった。
まぁ胎児ちゃんに近くないと意味がないんだろうけどさ。
針が刺さったときは意外にも痛くなくて

「な~んだ、これなら余裕じゃん」

と思った次の瞬間、刺すような痛み。
薬が入るときのほうが痛いらしい。
あぁ、もうすべてが予想外。

ドクターからのこの日最後の助言(?!)は

「強い陣痛が1時間に4回になったら電話して」

だった。
…そんなに早産の可能性が高いのだろうか。
ちなみに全てが終わったのは正午過ぎだった。
3時間もかかった。


4月13日、2回目のノンストレステスト。
前日とは違う部屋で、いつもの看護婦さんとは違う看護婦さんが対応してくれた。
多分、いつもの看護婦さんは金曜日休みなんだろうな。
確か前回金曜に来たときも違う人だった。
心拍数と陣痛のセンサーを付けられて再び放置されたのはいいんだけど、Shantiaには疑問が残った。

「…このセンサーの位置で陣痛が読み取れるんだろうか??」

一応ね、出産を5回経験してますから素人なりに多少の知識はあるんです。
今回の陣痛のセンサー位置、どう見ても子宮底より上。
私の胃なんじゃない?
でも勝手に動かすのもどうかなぁ、と思ってそのまま放置。

約20分後、ドクターがやってきてモニターチェック。

「今日は陣痛が来てないわねぇ」

って。
…1~2回ほど感じましたけどね。
やっぱり位置が悪かったんだ。

「じゃあ今日は内診はなしね。でも来週また来てね。
それから帰る前にステロイド剤の注射もう1本ね。あれ、2本でセットだから」

って。
…あぁ、毎回刺されてる。



そういうことで、次回の検診は来週です。
普通ならまだ2週間置きの検診が既に毎週になっているところがねぇ。
とりあえず4月中は産まれないで欲しい。

6番目さん妊娠経過 その①

2012年04月13日 | Myself
3月16日、27週目検診に行った。
このとき同時にグルコーステスト。
今回の妊娠2回目の『グルコース50 レモン味』


3月19日、担当の看護婦さんから電話があってグルコーステストに引っかかった、と言われた。
つまり再検査。
あ~あ。
血糖値(?!)が110以下であってほしいところが140だったらしい。
…高そうな響き。
でも検査をした3月16日はShantiaの病み2日目だったんだよね。
病みMAXの3日目ほどではなかったものの、鼻水はすごかったし体調は決していいとは言えない状態だった。
そんな中でグルコース飲んじゃったら誰でも引っかかるんじゃなかろうか。


3月27日、3時間グルコーステスト。
テスト開始12時間前から水以外は飲食禁止。
テストは朝8時半からだったから朝ご飯を抜いただけなんだけど、いつも9時くらいにならないとエンジンがかからない妊婦に8時半の予約はきつい。
眠気MAXで受付を済ませ、まず1本目の採血。
採血が終わったら『グルコース100 オレンジ味』を5分以内に飲み干せ、と指示が出た。
オレンジ味…。
甘さ際立つオレンジ味…。

「業者が『100』の方はオレンジ味しかくれないのよ~」

とLABの看護婦さんが言ってくれた。
きっとみんなオレンジ味に不満なんだな。
眠くてお腹が空いている妊婦に激甘オレンジ味砂糖水。
飲み干すのは至難の業だった。

シャーちゃんのときも『50』のテストで引っかかって3時間の『100』をすることになったんだけど、このときは『100』の在庫がなくて『50』を2本飲むはめになった。
もちろん5分以内。
炭酸飲料が超苦手な妊婦が600ccの甘いオレンジジュースを5分で飲む。
可能なはずがなかったのよね。
飲み干して10分後、全て戻したから。
病院の床、オレンジでしたよ。
吐き戻したので検査が出来るはずもなく。
後日血液検査で血糖値だけ量ったら正常だったのでまぁ平気だろう、と見逃されたのよねぇ。

と、そういう過去を思い出しながら300ccを飲み干し、吐き気を堪えながら待合室へ。
雑誌やiPodを持っていたんだけど、気持ち悪いのと眠いので何かを見る余裕はゼロ。
結局、車に戻ってシートを倒し仮眠することにした。

飲み干してから1時間後、2時間後、3時間後と採血されてこの日は解放された。
看護婦さんが最後の採血のときに

「おなか空いたでしょ?ランチは何にするの?美味しいの食べてね」

と気遣ってくれた。
妊婦Shantia、頭の中はうどん一色。
さっさと家に帰ってうどんを茹で、ねぎと天かすだけでランチにした。
ちなみにこの3時間グルコーステストには無事パス。
あ~、一安心。


4月2日、29週目検診。
後期に入ったので2週間置きの検診になった。
ドクターが一番気にしているのは6番目さんの腸管ハイエコー。
前回のエコー検査から6週経ったから、もう一度来週にエコー検査を受けて欲しいといわれた。
ついでに

「先週のグルコーステストのときにやってもらえばよかったんだけどそのときは思いつかなくて...」

と切り出されて再び血液検査を受けることになった。
なんとかウイルスに感染してるかを調べる検査で、陽性の場合胎児ちゃんに影響が出る場合があるらしい。
それが腸管ハイエコーの原因になっている場合もあるので念のため、とのこと。

「毎回、検診に来るたびに針刺してる気がするわね。本当にごめんなさい」

と謝られた。
...そう言われると毎回LAB送りになっている気もする。
ってことで、検診終了後LABに移動して再び採血。
毎回思うんだけど、LAB担当の看護婦さんは毎日採血してるだけあって上手!!
刺すときの痛みが最小限。
病院だと新米の看護婦さんがいたりして、当たり外れがあるんだけどLABだとほぼ100%で痛くない。
病院の看護婦さんの注射レベルもLAB並にならないかなぁ。


その②に続く...

Snow☆2012

2012年04月10日 | Family
3月21日&22日と二日連続で雪のため子供達の学校が休校になった。

21日はジョセフ君が既に春休みモード(採点だけ残っていて学校には行かなくていい、という意味)に入っていたので、いつも通りの時間に起きることを怠っていた夫婦。
するとシャーちゃんがやってきて

「ぱぱぁ、今日学校あるの??」

と聞いてきた。
この質問が意味することは一つ。

外に雪が積もってる

今年になって何度か雪は降ったんだけど、毎回うっすら積もる程度で休校にはならなかった。
実際10時前には跡形もなくきれいさっぱり全て解け去ってた。
でもこの日は違った。
積もっている量が半端ない!
しかもまだがんがん雪が降っている!!
地元ニュースサイトや地元教育課のサイトを見る前から休校だろうと予測がついた。



こちら、朝7時半の外の様子。
ユージーンに来て5回目の冬だけど、こんなに雪が積もったのは初めて!!
2~3cmどころじゃない。
10cmは軽く超えたね。

「これは半分吹雪いているんじゃなかろうか…」

と母が思っている側から子供達は

「ねぇ、外で遊んでもいい??
せっかく雪積もってるし」

と聞いてくる。
いいわけないじゃん、こんなに吹雪いてるのに。
外に行きたくてたまらない子供達をどうにか1時間半ほど室内に閉じ込め、雪が軽くなって雨交じりになったころ外遊び許可を出した。

冬になってもスキーなんかに行かない我が家には雪用装具が欠けていてねぇ。
坊ちゃん達はお下がりをもらったこともあって何とか雪遊び可能な格好になれたんだけど、お嬢さん達が…。
手袋がないってのが一番の問題だったねぇ。
そしてそれをティアがいつまでもグチグチ言うのが更に問題だったわぁ。
次回の雪の日に向けて母は雪装具を用意しようと決めました。

やっと外に出してもらえた子供達は大喜びで遊び始めた。
近所の子供達も出て来て雪投げ開始。
みんなが出て行ったのでキリも外に行きたくて仕方ない様子。
なのでそれなりに温かい格好をさせて雪の世界に連れて行ってみた。
身動きが取れなくて泣くかな、という母の予想は大幅に外れた。
この坊ちゃん、雪が楽しくてたまらないらしい。
…アレックスの時と反応が逆だね。
我が家の前庭を歩くと雪が深すぎてすぐ転んでた。
それでも平気。
すごいなぁ。



シャーちゃんは素手で雪を触ることが可能。
絶対パパの血だね。
冷たいけど遊ぶ、っていう感じだった。



子供達が外で雪遊びをしている間、ジョセフ君はキッチンでWasselを作り出した。
以前は雪の日=ホットチョコレートだったんだけど、最近はWasselになりましてねぇ。
100%オレンジジュース(いちごやパイナップルも入ってるけど)を温めて、しょうが、シナモン、クローブなどのスパイスを入れた冬の飲み物。
スパイス&ビタミン効果で風邪にも効きます。
雪遊びで凍えた体を温めるのにいいよね。

雪遊びを2時間ほど堪能してWasselで体を温めた後はリビングでのんびり映画タイム。
いいね、こういうまったりファミリータイム。
特にキリ、くつろぎすぎ。



午後になっても天気はあまり回復せず。
みぞれまじりの雨が降って雪が少し溶けたくらい。
でも天気予報ではこの日の夜から翌日明け方まで気温がぐっと氷点下まで下がると言っていた。
つまりこの中途半端に溶けた雪を放っておくと翌日には見事に氷になっている、ってことですね。
ってことでジョセフ君が外の雪かきを始めた。
いや、半みぞれ状態だったけど。
とにかくドライブウェイに水溜りがないように必死で排水溝に雪を押しやっていた。


翌日の22日。
案の定、休校。
前日の雪がほんの少し溶けたところで最低気温を記録したようで、ふわふわ雪からざくざく氷雪になっていた。
歩きにくいのなんのって!
我が家の前はジョセフ君がしっかり雪かき(いや、水かきかも)をやったのであまり凍っていなかったけど、前日の雪を放っておいたところはしっかり氷化していたらしい。
危険ですね。

休校ではあるけどこの日は太陽が照っていい感じ!
空が晴れていると外に出たくなるよね。



こちら、氷化した雪の上でSnow Angelを作ろうと試みるシャーちゃんの図。
氷雪の上ではほぼ無理でした。
ざくざく言いすぎ。

子供たちと外に行って雪を楽しんでいるとキリも母のところに行きたくなったらしい。
でもお願いだから裸足で出てこないで!!
ティアをキリ係に任命してちゃんと靴をはかせてもらった。
靴を履いて母の元にティアと一緒にやってきたキリ。
雪がざくざくで思うように動けない。
一箇所に固まっていたかと思うと

「だっと」
訳:だっこ

と言ってきた。
2歳児にこの深さの氷雪はつらいかもね。




天気が良かったので午後には道路の雪は解け去り、市民はほぼ普通の生活に戻った。
そしてこの日の後数日は町のあちこちで切られた桜の木を見ることに。
雪の重みでかなりの量の桜の木が折れてしまったらしい。
2日目は氷だったしね。



そうそう、休校と言ってもね、オンラインスクールに通うティアは普通に学校があったんだよね。
雪だろうが関係ない。
シャーちゃんとマイキーが2日間遊び続ける横で、午後からは課題をやっておりました。
えらい、えらい。

Gymnastics☆2012

2012年04月10日 | Event
今年のGymnasticsシーズンも無事に終了。
今年は5つの大会に出場したマイキー。
どの大会でも白リボンを取ることなく、見事に成長ぶりを見せ付けてくれた。


Westside Classic Jan.29

去年はなかったこの大会。
参加者全員がもらえるTシャツが今までで一番かっこよかった。

Floor(床):13.6
Pommel(あん馬):12.8
Rings(つり輪):14.6
Vault(跳馬):14.7
P-Bars(平行棒):14.5
High Bar(鉄棒):14.2

合計:84.4

合計の点数が去年に比べて8点上がってるでしょ!!
すっごい進歩!
年齢別で3位になったし、マイキーの自信につながるいい大会でした。


MAC Open Feb.19

Floor(床):14.2
Pommel(あん馬):13.9
Rings(つり輪):14.1
Vault(跳馬):14.7
P-Bars(平行棒):14.8
High Bar(鉄棒):14.1

合計:85.8


Arctic Rush Feb.25

今年の5大会で唯一地元で行われた大会。
朝のんびりできるというのが非常にいい。
3大会目にして初めてPommelで青リボンをゲット!
なのにHigh BarとFloorが赤リボン…。
全て青リボンの夢、崩れ去る。
でもPommelでも青リボンが取れると証明してくれた。

Floor(床):13.5
Pommel(あん馬):14.9
Rings(つり輪):14.2
Vault(跳馬):14.3
P-Bars(平行棒):14.6
High Bar(鉄棒):13.9

合計:85.4


Rosecity Challenge Mar.2

Floor(床):14.3
Pommel(あん馬):13.0
Rings(つり輪):14.3
Vault(跳馬):14.7
P-Bars(平行棒):14.3
High Bar(鉄棒):14.1

合計:84.7


Oregon State Championship Mar.24

今シーズン、最後の大会。
前4大会ではコーチから許可が出なかったPommelのMushroom5回転に挑戦して、見事5回回りきった!!
(ちなみに5回に挑戦して失敗した場合のペナルティー条件は腕立て100回だった)
すごい、すごい!!
でもなぜかP-Barsの点数が低くてこれまた全青リボンの夢、ゲットならず。
マイキーはP-Bars得意なんだけどなぁ。
ビデオを見ても何が原因であんなに減点されたのか分からなかった。
残念。
でも合計点は今シーズン最高得点!!
High Barなんて初の15点だよ!!


Floor(床):14.5
Pommel(あん馬):14.6
Rings(つり輪):14.4
Vault(跳馬):14.5
P-Bars(平行棒):13.8
High Bar(鉄棒):15.0

合計:86.8



シーズン終了後、マイキーは見事レベル5に昇格!!
正式にレベル5になった日、練習から帰って来たマイキーは止まることなくレベル5の技がどう違うか、どこがどう難しいかを延々と説明してくれた。
それだけ嬉しいってことですね。
がんばれ、My gymnast!!

最後に大会の動画を一つ。

State Championship

Shannon☆11歳

2012年04月05日 | Family
3月20日、シャーちゃんが11歳になりました。
ティーンまであと2年…。

当日は火曜日で学校。
普段はカフェテリアのランチを食べているんだけど、この日はどうしてもお弁当がいい、と言われまして。
理由を聞くと

「だって誕生日の日にカフェテリアのランチにするとコンピューターが歌うんだもん…」

だそうだ。
こっちのランチは料金前払いでカフェテリア
のランチを食べる度にコンピューターに個人暗証番号を入力する仕組みになっている。
すると前払いされている料金からその日の分のランチ代が引かれる、と。
で、誕生日の日にはコンピューターが何かしらお祝いの言葉をかけてくれてらしい。
母はね、

「いいじゃん!歌ってもらったら?
小学校最後だし、シャーちゃんの誕生日が春休みじゃないのも珍しいんだからさぁ」

って言ったんだけど、5年生のシャーちゃん、しかも初の春休み中じゃない誕生日(多分…)では恥ずかしいんだそうだ。
という訳でお弁当を作りました。


ついでにこの朝はシャーちゃんが食洗機をUnloadする当番だったんだけど誕生日ということで翌日のマイキーと代わってもらった。
マイキーは一瞬嫌そうだったけど、翌日自分がしなくていいことを考えて代わってくれた。
こういうことでしかスペシャル感が出せませんが、まぁいいでしょう。


学校から帰ってきてからプレゼントタイム。
シャーちゃんの希望は



Webkinz

父と母が選んだものはパグのWebkinz(上の写真)とかなり本物に見えるダックスフンドのぬいぐるみ。
本物の犬は無理です。
ハワイのグランマ&グランパからはデジタルカメラが送られてきた。
本はJ家のIちゃんが本屋に連れて行ってくれて好きな本を2冊買ってもらっていた。
読書好きなんて尊敬するわぁ、我が娘。


ケーキは毎年のことながらチョコレートケーキ。
チョコ好きの辺りは母に似てますな。
作る予定だったんだけど、病み上がりの妊婦には無理だった。
なのでTrader Joe'sの冷凍コーナーからチョコレートガナッシュケーキ。
これ、絶品なのよねぇ。
ユージーンで買えるケーキではこれが一番だと思う。
さっすがTrader Joe's!!


誕生日ディナーは手巻き寿司。
子供達好きだし、楽だし。
一番人気のツナマヨは多めに用意するのがお決まり。


誕生日パーティは春休みに入った26日にすることに。
友達が7人来てくれて我が家の女の子数が9人に。
パーティ案を考えているときにシャーちゃんに何がしたいかを聞くと

「パフェ作り」

って。
…毎回やってない?
密かに人気らしい。
パフェが十分甘いので、ケーキの代わりにピザを用意。
で、ピザがあるのでパーティはランチ時から。



これ、シャーちゃんの誕生日ピザ。
作ってる余裕はないのでCOSTCOから調達。
大きいし安いし美味しいし、言うことないよねぇ。

パーティ参加者の女の子9人がテーブルを囲むともう余分なスペースはない。



従って肩身が狭くなった坊ちゃん達はこうなる↓



床組。
母には笑える図だったね。

ピザの後はゲームタイム。
アイデアが乏しいShantiaが毎回苦労するのがゲーム案。
今回は9~11歳の女の子達で、趣味が異なるグループが集まるのが分かってたから余計難しかった。
全員がクラフト好きとかならちょっと楽なんだけどねー。
今回のゲーム第1弾は

『アルミホイルファッションデザイン』

女の子達を3人ずつのグループにくじ引きで分けて各グループにアルミホイルを長&短に2本ずつ配給。
各グループ、モデルを決めてその子をホイルで着飾っていく、というゲーム。
これが予想以上に盛り上がってねぇ。
各グループ1人が終わると次の子に取りかかる、って感じで半ノンストップだった。
まさか1時間半も楽しんでくれるとは思わなかった。
アルミホイル6本ほぼ全部使ったから。
我が家のセロハンテープも全部使ったね。
我が家のリビング、ホイルだらけだったよ。
ではでは各グループの1人目のモデルの出来上がりをご紹介。



『手提げバッグを持ったフック船長』



『バナナをもったサル』
最初はバナナじゃなくてフライドチキンだったんだけどね。
ちゃんとしっぽもついてます。



『アルミホイルプリンセス』
このグループがとにかくすごかった!!
一番ファッションセンスがあるらしい。
この後の子はホルターネックドレスに帽子、サンダルまで作ったから。
そしてそのホイル衣装、お持ち帰り。
母には全くない創造力に感動したわぁ。


ホイル遊びに満足してもらった後はゲーム第2弾。

『ドーナツ食い競争』

これまたくじで3組に分けて手を使わずに粉砂糖がまぶされているドーナツを誰が一番早く食べれるかを競ってもらった。
床にドーナツが落ちたらやっぱり手を使わずに食べるのがルール。



これも盛り上がったねぇ。
口の周りは粉砂糖で真っ白になるし。
このゲームは女の子達3組が終わった後に我が家の坊ちゃん3人も挑戦。



ちゃんとルールに従って手を使わないマイキー。
ルールは分かってるけどつい手がでちゃうアレックス。
ルールがなんじゃらほい、のキリ。
キリの行動が女の子達に受けていたね。
キリがドーナツを思わず叩いちゃったときはキリの頭の周りをドーナツが回り始めてね。
もう爆笑。
やっとドーナツが止まったかと思うとまたまた思いっきりドーナツを叩くもんだから、ドーナツがソファに飛んでパーティ客の隣に落下。
女の子達、笑いが止まらない状態だった。


ドーナツで思いっきり笑った後はお楽しみの(?!)パフェタイム。



この年齢になると自分達で上手に作ってくれるから母は楽。
やっぱり人気はチョコパフェだね。
坊ちゃん達は女の子全員がパフェを作り終わるまでお預け。

パフェ作りの頃にフラシスターが子供達と一緒にやってきたので、我が家の子供数が更に増えた。
女の子10人、男の子5人。
女の子はテーブルでパフェを楽しみ、男の子達は外でボール遊び。
アレックスだけはパーティが気になるので室内待機。

パーティの最後はプレゼントタイム。



ね、アレックスがちゃっかり参加してるでしょ?
毎回お嬢さん達のパーティをするたびに100%参加したいタイプ。


ティアのパーティは予定の2時間を大幅に超えたけど、今回は母も学んだので始めからパーティを4時間に設定。
おかげで時間通りに終われて、プレゼントを開けている間に保護者達が迎えに来た。
あぁ、上出来。


シャーちゃん、お誕生日おめでとう!!

Spring Ballet

2012年04月04日 | Event
母が病みMAXだった週末、『Springtime Story Ballet』が行われた。
毎年3月に行われるこのショー、今年は『The Power of Corps』というタイトル。
名作バレエ『ジゼル』、『ラ・バヤディール』、『白鳥の湖』から抜粋されたナンバーで構成されたショー。
衣装は全て白!
群集バレエの名場面が主で、いくつか有名どころのソロバリエーションが追加された内容。


我が家のバレリーナ達は『ラ・バヤディール』と『白鳥の湖』に出演。
『ラ・バヤディール』は衣装がかわいいのよねぇ。
ああいうの、母好き♪


ショー当日の土曜日、母は病みモードMAX。
リハーサルに連れて行くのも、お嬢さん達をランチに連れて行くのもジョセフ君に代わってもらった。
でも本番のステージだけは見に行かなきゃねぇ。
自分では運転できなかったので(絶対危険だった)、ジョセフ君に運転してもらい会場入り。
チケットを買って他のお客さんから離れたところの席を取った。


第1幕のジゼル、お嬢さん達が出ないこともあって母の集中力急降下。
本気で倒れるかと思ったね。
会場が暗いのをいいことに、思いっきりクターっとなっておりました。


休憩を挟んで第2幕『ラ・バヤディール』



お嬢さん達がステージに出るので気合を入れなおして挑みました。
ステージ上の全員が同じ衣装で、とっても素敵。
我が家のバレリーナ達も上手に踊っていたわぁ。
特にティアがしっかり周りに馴染んで踊っていたのに驚いた。
あの子、もっと自分に自信を持てばいいのに。
ちゃんと振りも覚えてるしタイミングだってあってるんだからねぇ。
どうしても周りに頼ろうとするところがあるからテンポが遅れるのよ。
母の課題はティアに自信を持たせることですな。


第3幕『白鳥の湖』



ベビースワンのティアの立ち位置が端っこであまりライトが当たらない場所というのがいまいち。
写真に撮れないのよ、あんなに暗いとさぁ。
センターにベビースワンが羽ばたいて来た時にがんばっていい写真を撮ろうとしたんだけど、なんせ羽ばたいているのでね。
ボケボケの写真しか撮れなかった。
代わりに『普通のスワン』であるらしいシャーちゃんはステージの奥ではあったけどずっとライトが当たっている場所にいてくれた。
しかもその場でポーズ固定が長かったので写真に撮りやすい。
しかぁしねぇ…。

「チュチュを潰すなー」
「つま先、外に向けろー」

と母は写真を撮りながら思ってしまいましたよ。
1つ上のクラスのダンサー達はこの辺が上手に出来ていたから、ここが差なのかな、と実感。
来年は衣装を潰さずに固まれるかもね。


ステージ終了後、気が効くバレリーナ達は家族のために衣装のまま出て来てくれて家族が写真を撮れるんだけど、うちのお嬢さん達は言わないとこういうことに気付かないタイプ。
あと何回大きなステージを繰り返すと自ら衣装のまま出てきてくれるかしら?


週末の大きなショー以外にも地元の小学校や老人ホームでミニ版のショーを繰り返してきたお嬢さん達。
こういう地域のショーは参加できるダンサーだけで行われるので、メンバーが毎回変わる。
今回の地域ショー、なぜかティアのクラスメート達の参加率が低くてね。
初級レパートリークラスはティア1人ってことが多々。
さすがに1回目はティアも恐れおののいていたけど、徐々に慣れてきたようで後半は上手に自分のパートを1人で踊っていた。
母、その成長振りに感動。
本当にソロ状態だったからね。
中・上級ダンサー達がサイドでポーズをとって固まっている中央で1人羽ばたくベビースワン。
バレエの先生達&お姉さん達から

『Accidental Soloist』

と呼ばれるようになってしまった。
これでステージ慣れしてくれると大きい舞台でももっと堂々と踊れるようになると思うのよね。
がんばれ、ティア!!