ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

California Academy of Science

2012年08月19日 | Mainland
カリフォルニア滞在中、サンフランシスコに2日連続で行ったんだけど、二日目に行ったところが

『California Academy of Science』

つまり科学館。
率直な感想を述べるとね、

あまり観光客向けではない。

いくつかのガイドブックやオンライン観光サイト紹介されていたから、行けると聞いて喜んではいたんだけどね。
やっぱり科学館は科学館、地元民の方がきっと楽しめる場所だと思う。


ちなみにここ、入場料は安くない。
ジョセフ君の叔母さんが年間パスを持っている上に、我が家の入場料を払ってくれたから行くことが可能だった。
私達だけだったら絶対に行けなかった。
叔母様、ありがとう。


私達が行ったときは『地震』がテーマだった。
そのテーマ関連でなぜか『だちょうの赤ちゃん』もいた。
(いや、なぜ地震でだちょうなのか説明してくれたけど、半分聞いてなかったので覚えてない…)



生後30日だそうだ。
このだちょうの赤ちゃんが生後30日で、こちらの人間の赤ちゃんが生後50日。



どっちもかわいいけど、やっぱりケコアが断然かわいさが上だなぁ
(親ばか発言なので放っておいて)


科学館の中で一番目を惹くコーナーが入り口右側にあるガラス張りのドーム。
中は熱帯気候の植物や爬虫類、ちょうちょや小鳥がいる。
もちろん中に入れるんだけど、その入り口までの通路の横は海の生き物コーナー。



この紫のうにがきれい~。


熱帯ドームは2分間に12人しか入れないらしい。
別に中に入ったら時間制限はない。
ドーム入り口には係員さんがいて、2分毎にドアを開けて12人ずつ中に誘導される。
中に12人入るとドアが閉まり、お客さんはエレベーターのような狭い空間で別の係員さんから熱帯ドームでの注意事項を言い渡される。
ちゃんとルールを聞いてからドームに入るドアが開けられてようやく見学が出来る。
観光地じゃなくて教育の場だもんね、徹底していていいよね。


熱帯ドームの吹き抜け部分には小鳥とちょうちょが自由気ままに飛んでいる。
上を見上げるとこんな感じ。



このドームの天井が外から見ると正に『ナウシカのオーム』に見える。
科学館からちょっと離れたところに駐車したんだけど、車を降りてドームを見た最初の感想が

「あ、ナウシカだ」

だった。
そして日本語力が低いティアでさえ、

「あれ、日本の映画に出てくるヤツみたい。
え~っとなんだっけ??」

と迷わずオームを連想したようだ。


熱帯ドームは約3階建てくらいの高さでらせん状に上っていくようになっている。
始点が1階で終点が3階。
ドームを上り詰めたら、係員さんが誘導するエレベーターに乗ることになる。
行き先は地下。
熱帯ドームの下は水族館。
ドームから見下ろすとこんな感じ。



ほら、水の下に人がいる。
(見えるかな?)
この作りがおもしろいなぁと思った。



これ、水族館で一番人が多かったところ。
この水面が紫うにの場所だと思われる。

そうそう、エレベーターで地下の水族館入り口に下りるとまた係員さんが待っている。
最初の指示が

「体にちょうちょがついていないか確認してください」

思わず笑ったよ。
全員がちょうちょ検査をパスしたらドアが開いてエレベーターほどの狭さの部屋に誘導される。
全員が部屋に入ったら今入ってきたドアが閉まって、ようやく水族館のドアが開く。
ほんっとに徹底してるよ、ここは。


『地震』がテーマだったので、地震体験ブースもあった。
これに子供達がどうしても行きたい、と言ったのでジョセフ君にアレックスから上の子供達を連れて行ってもらった。
かかさまとShantiaはキリとケコアとサンドイッチを食べながらのんびり待つことに。
主な理由は

「地震大国日本から来たんだもん、わざわざブースで体験するほど珍しくはない」


見るものは他にもあったんだけど、ストローラーに閉じ込められているキリが限界に達した。
ついでにお嬢さん達も飽きてきたので科学館を出ることに。
と、その前に。
Shantiaは地震体験組を待っている間に隣にいたアメリカ人の親子が食べている肉まんとアイスクリームがすごく気になっていた。
なので、男性陣を先に車に向かわせてお嬢さん達を連れて科学館内のカフェに寄ってみた。
ここでお目当ての肉まん発見!
お嬢さん達にはアイスクリームを買い、かかさまと私用に肉まんを購入。



肉まん、思ったほど美味しくなかった…。
自分で作ったほうがよっぽど美味しい。
ちょっとテンションさがったよ。
でも、お嬢さん達のアイスクリーム、これは絶品!!
バニラソフトクリームといちごシャーベットがマーブルになってるんだけど、もう美味しすぎ!!
このアイスクリームのためだけにまた科学館に行こうか、と思うほど。
(いや、実際そんなことはしないけどさ)
はっきり言ってギラデリのアイスクリームサンデーより遥かに美味しい。
なのに値段は3分の1以下。


女性陣がこっそり美味しいものを味わっている間、男性陣は駐車した場所の横にある芝生でくつろいでいた。
やっぱり小さい子供達は走り回れるほうがいいのよねぇ。


ということで、『California Academy of Science』、理科大好きっ子がいてお金に余裕がある家族ならお勧めします。
よくわからないけどガイドブックに載ってるから気になるわぁ、という家族は別に行かなくても損はしません。
そんな場所です。
地元民なら年間パス持ってても楽しいかもねぇ。