ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

Field Trip

2012年10月28日 | School
10月18日、お嬢さん達が通うオンラインスクール(ORCA)のField Tripがあった。
学校の、とは言っても校区がオレゴン全域なので、このField Tripはユージーン周辺に住む生徒向け。
行き先は『Lone Pine Farms』
秋ですもの、ファームに今行かずにいつ行くの?!ってとこでしょうか。


運よく、この日はジョセフ君が午後のミーティングがなかったので早く帰ってきてくれた。
おかげでキリとアレックスを連れて行かずに済んだ。
大助かり。


不安定になってきた天気もこの日はきれいに晴れてくれて絶好のFarm日和!!
集合時間ちょうどにFarmに着いたのはいいけど、どこに学校メンバーがいるのか探すのに苦労したわぁ。
集合場所まで決めなきゃダメだよね。


ORCAの生徒&家族&先生数名が揃ったところで全員でHay Truck Ride(干草のトラクター?!)。
ガタガタ揺られて『Kids Pumpkin Patch』へ。
グループ料金で払うと幼児向けかぼちゃ畑へのご案内になるらしい。
幼児でも拾える小さなかぼちゃが芝生の上にごろごろ転がっている。
…異様な光景。
絶対かぼちゃはそうやって植わってないよね?!って分かっていながらも誰かに聞きたくなるような図だった。
でもかぼちゃは既に切ってあるし、小さいから簡単に持って帰れる。
お手軽ではあるわねぇ。



全員がかぼちゃを拾い終わったら再びHay Truckに乗ってガタガタ揺られ、広いFarmを1周してからField Trip終了~!!
…毎回思うんだけど、すごくあっさりしてるよね。
かぼちゃ拾うだけ!
本当に拾うだけ!!
集合時間から40分で終了です。


せっかく天気がいい日にFarmに来たんだから、我が家はもう少し留まることに。
まずは公園で遊んでから、アイスクリームタイム!!
…天気が良いとは言え10月ですが?
アイスクリームの時期ではないと思うのよねぇ。
でもここに来ると我が家の子供達はどうしてもアイスクリームが欲しくなるらしい。
Jr.Scoopで1ドルだからいいんですけどね。



アイスクリームを食べながら写真を撮るShantia。
天気がいい日は外で写真撮りたいよね!



ケコア、成長中

2012年10月25日 | Family
我が家の人気者ケコア、母と一緒に週3日はハラウに通っているのでハラウでも人気者。
いろんな人に抱っこされてはご機嫌になって笑顔を振りまくので、そのかわいさは半端ない。
笑顔はサービス旺盛だけど、笑い声は出し惜しみをしているようであんまり聞けない。
でも超ご機嫌のケコアをあやすと笑ってくれる。
その笑い方が

羊みたい

思わず真似したくなる笑い方。

「めぇぇぇっ」

って。
あれを聞いて笑わない方が無理。


我が家の坊ちゃん達はそれぞれ動物のような音を出す時期があったんだけど、ケコアの動物期はかなり早いなぁ。
ちなみに上3人は

マイキー=犬
アレックス=あひる
キリ=ぶた


だった。
『キリぶた』って呼んでた時期があったなぁ。



動作も活発になってきたケコア、お風呂に入れるとそれはそれは喜んでくれる。
嬉しいので足を思いっきりバタバタしてくれて、お湯がとても減る。
お風呂に入れている母の服はすぐに濡れる。
ケコア&母そろって寒い。


この足バタバタ、お風呂以外でも見られる。
そして実はとても便利らしい。
毎晩、母とベッドで寝ているケコア。
ゆっくり寝れるかな、とちょっとケコアから離れて寝ていた母をまず頭をしっかりひねって目で母の位置確認。
そして頭を真っ直ぐに戻して両足をピョンピョンさせること数回。
また頭をひねって母の位置確認。
これを数回繰り返すケコア。
その様子を眠い目を開けてみていた母は思わず笑った。
だって確実にケコアが近づいて来るんだもん!
いつの間にかおでこにチュッ出来るまで近づいてきていた。
母にピタッとくっつくことに成功したケコアはそのまま寝てくれた。
すごいなぁ。

ちなみにキリのときは体をひねる反動で母に近づき、アレックスは両足でベッドを蹴りながら母に近づいてきた。
赤ちゃんも賢いぞ!!


足だけじゃなく腕ももちろん動きます。
話しかけてあげると必死にバタバタと動く腕。
時には両腕一緒に、時には交互に。
その動き方はどうみても

ぜんまい仕掛けのおもちゃ

かわいすぎる。
電池式じゃあないのよ、ぜんまい式だから。

虫めがね

2012年10月25日 | Family
ティアに虫めがねを買ってあげた。
なにがきっかけかは知らないけど、1年半ほど前から虫めがねをとても欲しがっていた。
J家のママが去年の誕生日に

「ティアちゃん、誕生日何が欲しい?」

って聞いたら

「虫めがね!!」

と即答だった。
でも母達の視点から9歳の女の子の誕生日プレゼントが虫めがねっていうのがどうしても受け入れられず、他のものをもらったんだよね。


それ以降もときどき『虫めがね欲しい』コールがあったんだけど、お店に行くと忘れちゃうので結局ずっと買っていなかった。
でも昨日、Wal-martで文房具売り場をうろうろすることになって、その時に虫めがねを発見!
しかも1ドル=100円。
…安いのねぇ。


そういうわけで念願の虫めがねを手に入れたティア。
今のところずっと持ち歩いてる。
そしていろんなものを虫めがねで見ては笑ってる。
例えばお昼ご飯のカリフラワー。
例えば宿題の例文。
例えばケコア。
母としてはケコアを虫めがねで見て爆笑するのはやめて頂きたい。


この虫めがねブーム、いつまで続くのでしょうか。
ブーム中にいろいろ学んで欲しいわぁ。

アレックスのお迎え

2012年10月23日 | Family
かかさまが帰国した翌日のアレックスのお迎えは非常に大変だった。
かかさま滞在中は子供達を家においてお迎えに行けたのでとっても楽だった。
もしケコアの授乳時間に重なってもかかさまがお迎えに行ってくれたので、全然問題なし!


ちなみに家にはティアが常にいる。
月・水・金はシャーちゃんもいる。
お迎えにかかる時間は約20分。


キリとケコアを家においてお迎えに行くのが不安だったので2人とも連れて行くことにした母。
ケコアはスリングに入れて前抱っこ。
キリがいるのでいつもより数分早めに家を出た。
家を出て数秒後(えぇ、秒単位です)、キリが突然車でお迎えに行きたいと言い出した。

「学校すぐそこだから歩いて行くんだよ」

と言っても全然聞こうとしない。
車の横で大泣きし始めた。
放っておいたらついてくるかな、と思って歩き出すと確かについては来た。
でもキリは母を車の方へ押し戻すことに必死で、歩きにくいったらありゃしない。
どうにかキリの攻撃をよけながら歩き続けると今度は

「だっと~!!!!」

と言って芝生に崩れ落ちた。
ケコアを前抱っこしているのに抱っこしろとな?!
一応試みてみたけど、かなり無理があった。
ケコアだけでも重いのに、更に重いキリを抱っこして歩くなんて不可能です。
ケコアが落ちそうで怖い、怖い。
なのでキリを降ろすとまた大泣きされた。
何が嫌なのか知らないが、とにかく絶叫するキリ。
広場全体に響き渡るキリの叫び声。
…どうにかして!


数秒抱っこしては降ろし、放っていくかのように歩いてはキリに動きを阻止され、を繰り返してようやく学校についたときには既にキンダーちゃんが「さようなら」を言い終っていた。
早めに出たのに、普段の2倍かかってるし…。


帰りは帰りでまた大変でね…。
あんなに行くのを嫌がっていたのに、今度は帰るのが嫌なんだそうだ。
これまた大泣きで、

「No~!!!」

と言いながら帰ろうとしない。
ほんとに何がしたいの、この子は?!


結局、往復20分の道のりがこの日は40分かかった。
かかさまがいない生活1日目にして既に

「おばあさま、戻ってきて

と心底思ったよ。



ちなみに今は、キリのコンピューター好き性格を大いに利用しております。
お迎えの時間はPBSのゲームをさせておくと、素直に

「ママ、ば~い!」

と言ってくれる。
母はケコアを連れてアレックスのお迎えに行く。
姉達がキリ係。
雨の日はケコアを姉達に任せてキリと一緒にお迎えに。
キリはレインコートと長靴で嬉しそうに歩いてくれる。



かかさま帰国

2012年10月23日 | Family
ちょっと前の話になりますが。
10月3日、かかさまが日本に帰ってしまった。
3ヶ月って短いなぁ。


かかさまがいてくれた3ヶ月、家事はほとんどかかさまがやってくれた。
95%はかかさまだったな。
毎日毎日、家事を怠らずにこなす姿に感動。
どうすればそんな風にてきぱき動けるのか、秘密を伝授してほしいくらい。
おかげでShantiaはのんびり出来ました。
ケコアが生まれてから義両親とのプチ同居&ワシントンでのリユニオンとかなり忙しくて休む暇なんてなかったけど、かかさまが来てからようやくゆっくりできた、って感じだね。


かかさまがいて、一番いいのはやっぱり子供達の日本語向上。
ティアが普通に(かたことながらも)かかさまに日本語で話しかけている姿には感動したわよ。
アレックスも以前は

「みてー」

くらいしか言わなかった日本語が上手になってねぇ。
アレックスは英語の単語を日本語風に発音するという手段を使うことが多かったな。

「おばあちゃん、カム」

とか

「ライスたべたい」

とかね。
いまいち会話力が低いキリだって

「おばぁば、タム!!」
訳:おばあちゃん、come!!

と言ってはかかさまをいろんなところに連れ回していた。


ケコアはママ以外にいっぱい抱っこしてくれる人がいてとっても嬉しそうだった。
姉兄達も抱っこはしてくれるんだけど、無言で抱っこするからね…。
ケコアは話しかけてもらうのが大好きなんだからお話してあげるとすごく笑顔になるのに、無言で抱っこされるといまいち…。
かかさまが抱っこしていっぱいお話してくれたからもうニッコニコだった。
ついでにかかさまによる『たかいたかい』が好きでねぇ。
ケコアはでっかいので、普通にたかいたかいなんてやるとこっちの腕がもたない。
なのでかかさまは

「たかいたかーい」

と言いながらちょっとケコアを持ち上げて、

「ひくいひくーい」

と言いながらケコアをちょっと降ろす、という方法であやしていた。
これがケコアには大受け。


料理もほぼ毎日かかさまがやってくれた。
その中でShantiaがはまってしまったものが一つ。
料理とは言えないんだけど、かかさまが始めた食べ方。

『白ご飯+みそ+かいわれ+韓国のり』

これ、美味しすぎ。
何にもおかずが無かった朝にかかさまが

「そうだ、みそでごはん食べよ」

と言ってまず娘をびっくりさせ、更にシンク前でかかさまが育てていたかいわれに目が留まって

「かいわれと一緒にのりで巻いてみようかなぁ」

といいながらかかさま試食。
あまりの美味しさに

「ちょっと美味しいから食べてごらん!!」

と娘に勧めてきた。
それを食べて娘もはまった、と。
おかげでかいわれを買う&育てる機会が増えました。

ちなみに、こっちでかいわれは1パック約2ドルする。
かかさまが言うには日本では1パック40円くらいだとか?!
日本の5倍ってどうなのよ?!


次はいつ来てくれるかなー??
娘が一番楽しみにしているのでまたすぐ来てね!!

キリ

2012年10月19日 | Family
3歳目前だけど相変わらず"おむつっこ"のキリ。
おむつが濡れていようが汚れていようが全然構わないらしい。
食べたものとの相性が悪くておしりがかぶれたときだけおむつ替えを欲求してくるけど、その他は…。
おむつに臭い落し物をしたとき、パパがおむつを替えながら

「キリ、このおむつの中のもの何?!」

と聞いてみたら

「ちょっおれぇ」
(チョコレート)

だって。
予想外の答えに思わずジョセフ君が

「チョコレート?!じゃあ食べるの??」

と聞いたら

「No。Yuck!!」

って。
汚いのは知ってるんだ。
でもチョコレートなんだ。
意味分からない。


先週のとある朝、母がケコアとキッチンにいるときにキリはパパ&ママの部屋にいた。
しばらくして部屋から出てきてドアをパタンと閉めた。
それとほぼ同時に母はケコアのおむつを替えようと思い部屋に入ろうとした。
が。
ドアが開かない。
なのでお手洗い経由で部屋に行こうとお手洗いのドアを開けようとしたけど、こっちも開かない。
えぇ、キリが両方のドアを内側からロックしてそのまま閉めたんですよ。
キリはママの横に立っていた。
ドアが両方とも開けられなかったママを見てキリは

「Where is the key??」
(かぎ、どこ??)

と真顔で聞いてきた。
誰のせいだと思ってるんだ?!
ロックの鍵を探すのに5分ほどかかりましたよ。
忙しい朝の貴重な5分、鍵探しなんてしている場合じゃないのよ。
この日は朝からどっと疲れたわ。


そしてキリはキッチン横のパントリーが大好き。
ドアにはキリが開けられないようにカバーが付いてるんだけど、時々上の子供達が開けたときにしっかりドアを閉めずにキリが中に入れちゃう。
そんなときは簡単には出てこない。

「キリ~、出てきて~」

と呼びかけてみると

「No, Mama. I'm fine.」
(ママ、ぼくだいじょうぶだから)

って。
そりゃああんたはFineだろうよ。
でもこっちはFineじゃないんです。
結果、強制退去させられる。
やれやれ。


キリがこんなだから、キリ以外の子供が何か悪い事をしていてもつい

「キリ!!」

って言っちゃう母。
もう脳と口が『悪い事=キリの仕業』って思い込んでるのよね。


キリ話ついでに。
秋になって朝方はかなり冷え込むオレゴン。
起きてから1階に降りてくる際に自分のトーマスの毛布を引きずってくる日が多いんだけど、母を見つけると毛布に包まりながら

「さみっ、さみっ」

と言ってくる。
母とシャワーをするときは母の好みでキリにはちょっと熱めのお湯なんだけど、そのお湯にあたると

「あち、あちっ」

と言う。
日本語のボキャブラリーが極少なキリが『さみっ』とか『あちっ』って言うと思わず笑ってしまう。
他にも覚える日本語があるんじゃない??

予防接種

2012年10月19日 | Family
夏が終わって寒くなってくると病みの季節がやってくる。
我が家にはケコアがいるので病み菌は絶対お断りしたいんだけど、教会、学校などでいろんな人のそばにいくと誰がどこから菌をもらってくるかわからない。
特にこれからの時期に流行りだすのがインフルエンザ。
ケコアの4ヶ月検診に行ったとき、ドクターから

「夫婦そろってちゃんと予防接種を受けてよ。
約束して!!」

と念を押された。
赤ちゃんは6ヶ月にならないとインフルエンザの予防接種は受けられないんだそうだ。
つまりケコアは周りが菌を移さないようにして守ってあげなければいけない。


秋になるといろんなお店(薬局が入っているお店に限る)で『Get your flu shot today』というサインをみかける。
どのお店で自分の持っている保険が使えるかを調べれば、あとは簡単、お店に行って予防接種を受けるだけ。
最初はジョセフ君にお店探しを任せていたんだけど、すぐに忘れるタイプなので全然事が進まなかったのよね。
『医療系』ってだけで何か難しそうだから、Shantiaはついこういうことは避けたくなるんだけど、ジョセフ君に頼っていたらいつになっても予防接種が受けられないような気がしてきた。
親がしっかりしないせいでケコアがインフルエンザにかかった、なんてなったらShantiaは気が狂いそう。
なので自らちょっとネットで調べてみることに。
すると意外にもとても簡単にどのお店で保険が使えるかが分かった。
我が家から車で2分の『Fred Meyer』で使えるらしい。
そのことをジョセフ君に伝えると

「え、そうなの?
じゃあ今から行って試してくるよ」

と言い、ほんとうにすぐに出掛けてしまった。
調べるのはいつまでたってもしなかったのに…。


それから30分もしないうちにジョセフ君が帰って来た。
腕にはしっかり絆創膏。
妻の言ったとおり、Fred Meyerの薬局で保険が使えるらしい。
保険のおかげでインフルエンザの予防接種は無料。
ヘルスセンターで受けるよりずっと簡単だった、とジョセフ君は言った。
が、

「お店で出来るのは11歳以上なんだって。
11歳未満はヘルスセンターで受けなきゃダメなんだってさ」

だそうだ。
つまり、ティア~キリはヘルスセンターですな。
ヘルスセンター組は予約を取らないといけないので後回しにするとして、お店でOKな母とシャーちゃんは予防接種を受けに行くことにした。


外で遊んでいたシャーちゃんに

「はい、車乗って。Fred Meyer行くよ!」

と言うと母と出かけるのが大好きなシャーちゃんはすぐに車に飛び乗った。
車内での会話がこちら。

:What are we gonna get at FredMeyer?
(Fred Meyerで何"Get"するの?)
:…知りたい?
:えっ?!
:もちろんママは何を"Get"するかは知ってるのよ。でもシャーちゃん、あなた知りたい?
:…ママが教えたいなら。
:We will get it no matter what.
(何が何でも"Get"するよ)
:…
:はい、しっかり考えて~。
:…注射?!

この瞬間からシャーちゃんの緊張が始まった。
もう11歳ですからね、露骨に泣くことはしないけど、やっぱり注射嫌いは健在で。
(Shantiaも注射大嫌いだったから、その気持ちはよ~く分かる)
ケコアを守るためだと頭では分かっていても、注射を喜んで受けるほど大人ではない。
お店に着くと、緊張を隠そうとして思わず笑いが漏れていた。
しかもとても不安そうな笑い。
それを聞いて母は爆笑しそうになった。
店内の薬局について簡単な問診表を記入しているときは

「あ、足の震えが止まらない…」

と不安な笑いを浮かべながら言ってくるし。
も~、やめてよ、母を笑わせるのは。


5分ほど待ってやってきた"恐怖の"瞬間。
小さな部屋に通されて注射担当の薬剤師さんが

「誰からする?
君からやっちゃえよ、kiddo。
さっさと終わらせてすっきりしちゃえ」

とシャーちゃんからやることを提案。
母も賛成。
反論する間もなくシャーちゃん、注射を受けることに。
薬局での注射、恐ろしいほどに早くてねぇ!!
本当にあっと言う間だった。
不安と緊張がMAX状態だったシャーちゃん、あまりのあっけなさに笑い出すし。
薬剤師さんが

「…なぜ笑う?!」

って聞いてきたくらい。


帰り道のシャーちゃんは大きな肩の荷を降ろして足取りも軽やかだった。
あまりのも注射への恐怖が大きいようなので為になるかどうかは別として母が語ることに。

「シャーちゃん、ママが子供のときはね、学校で毎年2回注射を受けてたんだよ。
6月に日本脳炎、11月にインフルエンザ。
これが本当に嫌でねぇ。
アルコールの臭いが満ちた体育館にずらーと並んで、ひたすら刺される瞬間を待つわけよ。
毎回、注射の日の朝は熱が出ないかな、って願ったもんよ。
更にママは喘息持ちだからさ、秋になると夜中に頻繁に病院に行って吸入してもらったんだけどね。
発作がひどいときは吸入じゃ効かないから、点滴よ。
風邪引いても注射が一番早く効くから病院で注射でしょ。
ママが11歳になったころはシャーちゃんの3~4倍は注射されてたね」


家に帰るとティアが

「シャーちゃん、注射したの?!
ママ!!ティア達はいつするの??」

とどこかウキウキした口調で聞いてきた。
…正反対すぎやしないか??

iPod

2012年10月19日 | Family
かかさまをポートランド空港に送っていくとき、アレックスが車内で暇にならないようにiPod-touchを持っていくことにした。
いろんなゲームが入っているので、暇つぶしにはもってこい!
キリもゲーム大好きなのでしょっちゅう家で触っている。
ただキリが触ると、元の場所に戻さないので充電が切れていることが多々。
この日も案の定、バッテリーがゼロだった。
なので行きの車内で充電をすることに。


1時間ほど走ったところで、かかさまがiPodをチェックすると表示が出るくらいまでには充電出来ていた。
なので充電器につないだままアレックスに遊ばせようとした。
が、アレックスやかかさまがどんなに頑張ってもゲームの画面に行かないらしい。
Shantiaはフリーウェイ運転中なので、見ることは無理。

「画面の上、赤くなってる?」

と聞くとかかさまが

「うん、なってるよ」

と答えたので

「じゃあ、それキリが暗証番号を何回も入れようとして今ロックがかかってるんだよ。15分くらいすると使えるよ」

と教えてあげた。
これは過去の経験で学んだ。
セキュリティーのために暗証番号入力を連続で数回間違えるとロックがかかって、

『15分後に再入力してください』

って出るんだよね。


それからしばらく走って再びかかさまがiPodをチェック。
でもまだ上が赤いらしい。
更に10分後。
まだ赤い。
おかしいなぁ、と思いつつも運転しているのでどうしようも出来ないShantia。


ポートランド空港に到着してiPodを見てみたShantia、目を疑った。
画面には

『iPod is disabled. Try again in 22,465,410 minutes.』
(iPodをロックしました。22,465,410分後に再びトライしてください)

何分待てと?!
キリが何をどうするとこうなるのか、どんな魔法を使ったのか。
(写真は夕方に撮ったのでちょっとだけ時間が減ってます)


帰り道にジョセフ君に電話でこのことを伝えると大爆笑。
そりゃあ笑うよね。
2千万分も待てって無理じゃない??
ジョセフ君と計算機取り出して計算したわよ!
約42年後に使用可能なようで。
42年って…。


もちろん、そんなに長く待つわけはなく。
コンピューターにつないで解除出来ましたけど。
いやぁ、これには驚いた。

ローラースケート

2012年10月13日 | Family
9月29日に家族みんなでローラースケートに行ってきた。
マイキー&シャーちゃんが持っていた無料券、10回10ドル回数券の有効期限が9月30日までだったのでね。


上4人は7月と8月にローラースケートに行ったので、もう段取りが分かっている様子。

「今日、ローラースケートに行こうか?」

と聞いたときからテンションがあがって楽しみにしていた。
キリは今回が初。
超ワイルドでじっとしていないので、室内スポーツも楽しんでくれるだろう、というのが母の予想。


スケート場に着いてレンタルスケートを受け取り、テーブルを陣取る。
上4人の子供達がいそいそとスケート靴に履き替えている図から一刻でも早く滑りたいという気持ちがひしひしと伝わってきた。
さぁ、キリにもこの楽しさを味わってもらおう!!と思ったんだけど、

なぜか絶叫

なんなの?!
なんで大泣きするの??
なにがそんなに嫌なの??
絶叫しながらどうにか出口に走っていこうとするキリを抱っこしようもんなら、さらに絶叫がパワーアップ。

…ちょっとやめてよ。母が誘拐してるみたいじゃん。

全く理由が分からないけど、とにかく泣き叫ぶキリ。
父も母も唖然。
無理矢理抱っこしてみると、スケートリンクの天井を指差して泣き続ける。

ハロウィンの飾りが怖いとか言わないでよ??

「キリ、あれハロウィンの飾りだよ?
ほら、パンプキンと~おばけさんと~」

とどうにかなだめようとする母。
しばらくするとちょっと落ち着いたらしく、泣き叫ぶのは止めてくれた。
なので、イスに降ろそうとすると再び絶叫。
振り出しに戻る。


この過程を3~4回は繰り返したね。
絶叫する兄をカーシートから冷静に見つめるケコア。
キリ担当のはずなのに、キリがスケートを大拒絶したために1人身軽にスケートをすいすい楽しむジョセフ君。
…なんかおかしい。


1人スケートを一通り堪能したジョセフ君が戻ってきた頃にはキリは随分落ち着いていて、大人しくベンチに座っていた。
そしてパパの説得を受け入れてスケート靴を履くことに同意。



これだけでも大きな進歩です。
スケート靴を履いたらこれまた素直にパパの手を握ってスケートリンクへ歩いていった。
バランスを保つのが相当難しいらしく、カーペットの上を歩いている時点で相当転びそうだったけど。
そんなだからリンクに立つともうスリップ度はMAX。
見ていてとてもおもしろい。
逆にキリを支えているジョセフ君は

「あ~、腰がいたい」

だそうだ。
でも幼児を支えてスケートしている図は周囲には『いいパパ』に見えるから問題ないよねぇ。
こっちなんて抱っこしようとしたら大絶叫されて周囲には『もしや誘拐犯?!』という間違ったメッセージが伝わったかもしれないのに。


キリとのスケートに疲れたジョセフ君がキリを連れ戻しにきて、1人スケートを楽しみに行くとキリがまた泣き出した。
絶叫でないだけましだったんだけど、どうやらスケート靴を履いている間はパパと一緒にいたいらしい。
しかもよく聞いてみるとパパとスケートに行きたいらしい。
スケートをしているパパに向かって必死に呼びかけて抱っこしてもらおうとする図はかわいかったわぁ。


結局、最初の大絶叫がうそのようにキリは結構スケートを楽しみまして。
2時間くらいスケート靴で過ごしました。
その30分後くらいにアレックスとパパがスケート靴を脱ぎ、上3人は閉園時間までがんがん滑り通していた。


予想外のキリの絶叫には驚いたけど、家族揃ってローラースケートに行けて嬉しかったな。
次に行くときはキリも初めから楽しんでくれるかしら?

ケコア☆4ヶ月

2012年10月11日 | Family
9月16日でケコアが生後100日を迎え、10月8日で4ヶ月になったケコア。
3ヶ月の時からまた随分成長しました。


3ヶ月目前で右への寝返りが出来るようになったんだけど、やっぱり首はちゃんと据わってなかったらしい。
抱っこするとそれなりに支えるものの、急にガクン!と頭が母に落ちてきていた。
…普通はね、首が据わってから寝返りをするんだよ?


寝返りをするようになってからセルフサービスでTummy Timeを取っていたおかげで、随分と頭があがるようになった。
視界が広がって楽しいよね~。
そしてお昼寝も時々うつぶせでするように。
1人で勝手に転がってそのまま寝ちゃう、ということなんだけど。


9月の終わりには左への寝返りの練習もスタート。
父と母に言わせると

「…どこへ行く??」

なんだけど。
右に行きたいらしい、というのは分かるけどまだまだだね。
いいのよ、ゆっくり大きくなって。


まだ人見知りをしないので誰に抱っこされても幸せそう。
話しかけてもらうともうニッコニコ。
ケコアが笑顔になると目が細~くなってほっぺがきゅっとあがって、顔全体に嬉しさが広がるのよね。
それがあやしている人をもっと笑顔にする。
かわいいんだよねぇ。


眉間のハの字も健在。
もうこれはケコアのチャームポイントだね。
あやして顔いっぱいの笑顔が出るか、眉間に八の字が出るかはその時次第。
ギャンブル要素を含んでます。


母限定のお気に入りはもちろん授乳中。
正しくは授乳開始時。
おなかが空いているケコアはおっぱいを見つけると必死になって吸い付くんだけど(これはどの子も同じだった)、その時に目が寄り目になってる。
もうちょっと正確に言うと、限りなく白目に近い寄り目。
その顔はかなりおもしろくてかわいい。
おなかが適度に空いているときは落ち着いているのか寄り目にはならない。
その代わり、おっぱいを吸いながら母の顔をじーっと見つめてくれる。
これまた非常にかわいい。
あんなに見つめられたら、お話したくなるよねぇ。
ちなみに、おなかがすき過ぎているケコアに授乳しようとするときはスピードが大事。
でも母はとろい。
ケコアを膝に乗せて授乳の準備をしながら

「おなかすいたねー。
おっぱいのもうねー」

なんて話しかけていると大泣きされる。
その泣き方がとても悲しそう。
そんなに泣かれたら母も悲しい。


さて、4ヶ月検診で測ってもらったケコアですが。

身長  26インチ (66cm) 88パーセンタイル
体重  17Lb 13oz (8.0kg) 95パーセンタイル
頭囲  17インチ (43.1cm) 78パーセンタイル

大きくなりましたね。
抱っこする腕が痛くなるはずだ。
先生にもナースさんにも話しかけられたらニコニコだったからかなり可愛がってもらってた。