ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

Baby Blessing

2006年10月30日 | Family
10月29日、アレックスのBaby Blessingをやった、しかも独身者ワードで 
ジョセフ君は現在BYUH第1ステーク(独身ステーク)の13ワードで第2副監督の責任がある。そして13ワードは私達家族が集う第2ステーク(既婚者ステーク)9ワードと集会が同じ時間である。場所も同じステークセンター内。
「アレックスのBlessing、どっちのワードでするの?」
という問いに
「Blessingには13ワードの監督会に是非参加してほしい」
との答え。なので超異例のシングルスワードでのBaby Blessingとなった。あ、ありえない... きっとキャンパス初なんじゃない、独身ワードでのBaby Blessingなんて。

アレックスのBig Dayなのでもちろんジョセフパパ&ママも参加。ジョセフ弟夫婦も9ワードから参加。そのほか、ジョセフ君が学生の時から現在に至るまでいろいろお世話になっているBobも参加。
さぁ、もうすぐ聖餐会が始まる時間だよ、ってときに、13ワードに訪問者が。
Eric B. Shumway
BYU-Hawaiiの総学長であり、教会の地域七十人のメンバーでもある。その彼がだよ、なぜか今日に限って13ワードを訪問。ジョセフ君が副監督になって8ヶ月、今回がShumwayさんの訪問は初めて。なのでもちろんShumway学長もBlessingに参加。
いやぁ、まさか彼も独身ワードに訪問してBaby Blessingの輪に入ることになるとは思わなかったでしょう 大体、あり得ないから!!

従って、アレックスのBlessingの輪に入ってくれたメンバーは相当濃い人々となった。
ジョセフ君 パパですから祝福を授ける張本人。
ダニエル アレックスの叔父である。
ジョセフパパ BYUHのIS(情報システム)学科長
Bishop Hubner BYUHビジネス学部長
Bro.Hayden(Bob) BYUHのCITO(長距離&継続教育)学部長
Bro.Au ホノルルの中学校のカウンセラー
Elder Shumway BYUH総学長&教会の地域七十人
...七十人が祝福の輪に入ってくれたのは初めてだよ。ジョセフ君の兄弟でも例がないよ?他も学部長なんかがいっぱいだし。こんな濃いメンバーに囲まれて"独身者ワードで"祝福を受けたアレックス。将来、すっごく大物になりそうな気がするわ

マイキーは勝手に"将来はMTC(宣教師訓練センター)の所長"になるって親が決めてるけど(マイキーのイニシャルがMTCだから)、アレックスは将来"BYUの学長"になるかもねぇ。

食欲の変化

2006年10月29日 | Myself
ここ1,2週間ほど、自分の食欲&食の好みが変わっていることをよく感じる。

まず、朝ごはん。6時15分に起きたときはまだおなかが空いていないので食べたくない。でも何か食べないとクラス中におなかが空いてしまうだろうと思い、食料を探す。シリアル→好きではない、チープなパン→食べたくない、ご飯→おかずがない、で結局食べたいものが見つからない クラスがある日に朝からフライパンを使うのは非常に嫌なので卵なんかも焼かない。結局、グラス一杯の牛乳だけ、という朝もある。これで以前ならクラス中にお腹が空いて絶対に昼までもたなかった。でも、今はクラス中におなかは空いてもすぐに空腹感がどこかへ行って昼までもつのだ どうした、自分?!

カネオヘ行きの日の夜ご飯、普段はマフィンやらパンやらを焼いて行くんだけど、最近とにかく宿題に追われてそんな時間がない なのでマクドナルドやタコベルで買ってみた。ファーストフード好きの娘達はどっちも楽しんで食べ、タコベルファンのジョセフ君は久々のタコベルを喜んでいた。が!私は...。全然おいしいと感じないし食べる気が失せる 以前はそれなりに平気だった。

逆においしいと感じる食事は"ご飯+○○"といったもの。つまり家で自分で作った食事である。豚肉となすの炒め物、とってもおいしかった は普通に聞こえるが、実際は家でアメリカンな食事を作る気は今、ない アメリカンなミートソーススパゲティやメキシカンを家で作ってまで食べたくないのだ。ご飯+おかずがいい!! ...どうした、自分?!

以前以上に今、アメリカのキャンディーを避けたいと思っているしさぁ。その割には甘いものが食べたいから非常に苦労である。食べたい甘いものは大抵ブラウニー でもいつもブラウニーがあるはずがない。ジョセフ君は他の甘いもので我慢すれば?と言うが、他のものは食べる気がしない。

今日、フードランドに買い物に行き、レジでお金を払っていると、レンタル映画のところに『おっちゃん』が立っていた。普段、"Uncle"という言葉を使う私だが、この人はどう見ても『おっちゃん』だった。身長が160cmくらいで頭が前のほうから随分と寒くなってきていたその『おっちゃん』、手にワッフルコーンのチョコレートアイスクリームを持って、無表情で食べてるじゃあないですか!! なんか知らんが、すっごく悔しくなった その『おっちゃん』を見るたびに悔しさが感じられてねぇ。...どうした、自分?!

以前と変わらずおいしいものが大好きなんだけれど、どうもなにかが変わっているなぁってひしひしと感じているわけですよ。大体、ワッフルコーンチョコアイスを持ってる『おっちゃん』に嫉妬しているところがおかしいし

爆笑ベビーシッター

2006年10月28日 | Family
金曜日のベビーシッター義妹アン(義弟の奥さん) 今日またやってくれちゃったよ
前にも書いたと思うが、彼女の行動は時々予想が不可能なので、マイキーしかアンには頼んでいない。マイキーだったら自分で歩けるし、意思表示もできるし、首も据わってるし たくさんのスペシャルケアが必要なアレックス君は"念のため"母と一緒にクラスへ行く。

今日、クラスから帰ってくるとアンが
「あ、お帰り!!今、マイキーのおむつ替えてたのよ」
と一言。
"...あ~あ、マイキーってばう○ちしちゃったのねぇ マイキーは母がいるときはう○ちが出ても何とも言わないのに、ベビーシッターのときは絶対におむつを持っていって『替えてくれ』光線を出すからねぇ。で、アンはおむつを替えれるのかしら??"
と思いつつ、いそいそとマイキーのところへ戻るアンの後をついて子供部屋へ行こうとしたらアンはキッチンに。キッチンのシンクにはなんと素っ裸のマイキーが!! マイキーの世話に戻ったアンは
「はいすわってー。はい、うしろ向いてー。はい、もう一回座ってー」
とマイキーに指示を出しながら、"マイキーのおしりには決して触れずに"マイキーを洗っていた。つまり、手で水をチャプチャプかけながらマイキーを洗っていた 母、しばし子供部屋に避難しミュート(消音)モードで爆笑
ある程度落ち着いたところで再びキッチンに戻ると、母に気付いたマイキーがすっごく困惑したまなざしを投げかけてきた。どうみても『困惑』だった。

「...どうしてぼくはここであわられてるの??ぼくはおさら??ママ、おこらないでね」

といったような表情。アンは洗いながら
「普段使ってるおしりふきってあるの??見つけられなかったのよねー」
と言ったが、おしりふきのケースはドア全開のきれいに片付けられた(片付けたのは母)子供部屋の真ん中においてあり、ドアの前に行けば絶対に見えるはずなのだ(ちなみにそこに置いたのはマイキー) ...探してないでしょ??

「じゃ、私行くわねー。マイキー、ママにおむつつけてもらうのよー
と去っていったアン。マイキーにおむつをつけようとするとおしりはまだ少し汚れていた なのでおしりふきできれいにし、マイキーを着替えさせ、おしりふきを捨てに行くと、キッチンのゴミ箱の中にマイキーのくさいおむつがそのまま捨ててあった まぁね、スーパーの袋に入れるところまで気がつくとは思わないけどさ、せめておむつのテープで留めて丸めておいてぇ 

そのおむつの横には空のヨーグルト容器が2個。そう2個。1個はマイキーが食べたもの、もう1個はアンが食べたもの。やっぱり一緒に食べないといけないらしい。なぜかいつも私がヨーグルトを買うのは木曜日になってしまう。つまりアンがベビーシッターに来る前日。冷蔵庫の中の物&上に置いてあるものはアンも自由に食べる事が出来るらしい、と過去の経験から学んだ母は昨日ヨーグルトを買うとき、普段の5個ではなく倍の10個買った。どうやらアンは『ピナコラーダ味』がお気に入りのようだ。いつもこれがなくなっている

これをジョセフ君に話すともちろんジョセフ君爆笑 マイキーにひつこく
「マイキー、今日う○ちしたの?Auntyが替えてくれた??どこで??」
と聞いては笑っていた そして夫婦そろって

『アレックスはクラスに連れて行って正解』

という結論に達した。首の据わってない赤ちゃんをキッチンシンクで
「はい、すわってー」
と洗われたら困りますから

母vs息子二人

2006年10月26日 | Family
ここ2週間ほど、夜になると寒気がしてきて突然39度前後の熱が出て、夜の間苦しんで朝には治る、という日が多々ある。寒気から始まるので、ガタガタ震えだしたらしっかり熱の対策を準備できるんだけど、夜中とにかくしんどいので朝に体力が回復していない そんな微妙な体力で乗り切っている母に下二人は容赦ない

エントリーNo.1アレックス
今朝3時半、おっぱい欲しさに起きたアレックス。おっぱいを飲んだまではよかったが、そこから珍しく母を手こずらせた。とにかく寝ない!起きていたいなら起きてていいんだけど、泣かれるとあやさないといけないので、母は寝れない おむつも替えたし、おっぱいも両方あげたし、普段なら即効寝てくれるのに、今朝は×。ほっとけば寝るかな?と思いしばしかまわないで様子を見てみたが、駄目だった 抱っこもしてみたが何か不満そう。結局諦めて(?!)おっぱいを飲みながら寝てくれたのが5時半。私の目覚ましがなるのは6時15分。...1時間もない 母の体力

エントリーNo.2マイキー
昨日、フラに行く準備をしようと洗面所でコンタクトレンズをつけようとすると
ケースの中は空っぽ
瞬時にジョセフ君に訴えた。
「ジョセフ君~!!マイキーが"また"私のコンタクト捨てたぁ
そう、"また"である。つまり2回目。使い捨てレンズなんだけど、毎日使うわけではないので余裕で3ヶ月ほど使ったあとに交換している私。それを3~4週間くらいしか使ってないのに、捨てられる悔しさ!!
「もうひとつ上の棚に置かないとだめだね。子供がいるっていうのはお金がかかるんだよ」
とジョセフ君。普通、それって教育費とかの事を言わない??

そして月&水は朝が忙しくてご飯を食べる時間がなかった私。実家にマイキー&アレックスを預けに行く時間になったので、テーブルの上に残っていたマイキーが洗ったぶどうをジップロックに入れて学校用のかばんに入れた。実家について、アレックスにおっぱいをあげていると、マイキー母のかばんからぶどう発見
「あったぁ
と一言放ち、パクパク食べ始め、ジップロックを空にしてくれた
「た、体力の欠けている母を飢えさせる気?!」
と目で訴えたが効果なし。運良く、体力が欠けているためにあまりおなかも空かずランチまでもったけど。

娘二人は自分で身の回りのことが出来るようになってきたし、手があまりかからないけど、息子二人はまだまだよねぇ 特にマイキーはいたずら盛りだから絶対目を放せないし せめて母の体力が少ないときくらいもう少しお手柔らかに

アレックス1ヶ月♪

2006年10月23日 | Family
アレックス君、21日に無事生後1ヶ月を迎えました~ 日々すくすく成長しているアレックス、どうやら他人の目には決して生後1ヶ月には見えないらしい 決してプックプクではないけど、身長も高いしほっぺもプクッとしてるからもう少し大きく見えるのかもねぇ。でもまだ首はグデングデン

ここ最近のアレックスは、夜抱っこをしていないと寝ない。夜中じゃなくて夜。おむつもきれいだし、おなかも空いてないけど、とにかく抱っこしてもらわないと寝たくないんだそうだ。夜は私が宿題を落ち着いてできる時間なんだけど、アレックス君が抱っこというので抱っこしないわけにはいかない。
「アレックスちゃぁん、寝てちょうだいなぁ
と思うと同時に
「でも私が学校に行ってる間もフラを踊ってる間もおとなしく寝てるんだから、ママがいるときくらい甘えたいだろうなぁ」
とも思う。なので結局抱っこして外を散歩したりして寝せている。抱っこされて寝ている姿はもうかわいくて、かわいくて
夜中は私の横にピタッとくっついて寝てるので(動けるのか、この坊ちゃんは?!)、よく寝てくれる。おなかが空けは訴えはするが、なんせ母が隣。添乳で好きなだけ飲んだら寝てくれる。

どうやらアレックスはティアが一番お気に入りの様子。母がどうしても忙しいときにティアに歌を歌うように頼むと結構おとなしくしてくれる。そこにマイキーが乱入すると、大変 愛情の押し売り状態なので、アレックス迷惑そう しかも力加減がなってないので、母は結局アレックスを救出しなければならない。抱っこのプロはもちろん長女シャーちゃん。さすが、下3人目とあって上手に抱っこしてくれる。立ったままではまださせないけどね。



ターキーの焼き方

2006年10月23日 | Food
Thanksgiving(感謝祭)を約1ヵ月後に控えた昨日、実家で義母によるターキーの焼き方クラスが行われた。参加対象者は私&ジョセフ君、義弟ダニエル&その妻アン。朝8時からだったんだけど、義弟夫婦30分遅刻 なので8時半開始。
Thanksgivingでもないのに、キッチンには体重約8kgのターキー(七面鳥)がスタンバイ。それを義父、義弟アイザックも加えて全員で囲み、義母から学ぶ お店で買うターキーはもちろんきれいに処理してあって後は料理をするだけ、の状態なんだけど、そのきれいに処理されたターキーの中には必ず二つのものが入ってるんだそうだ
一つ目は、首の骨 義母曰く、「こりこりと噛むのが好きな人もいる」んだそう。...だしは取れそうだが、食べるのはどうかねぇ
二つ目は、何とかパック(名前を忘れた...) プラスチック加工された紙の袋なんだけど、中身は"ターキーの心臓、肝臓、ともうひとつ(更に忘れた)" こちら、はっきり言ってグロい 日本の焼肉屋さんにもこれと似たようなものが置いてあるけどさぁ、それとこれとは訳が違うのよ。義母がこのパックの内容と使い方を説明している間
「...早く本題に移ろうよぉ。これ、もういいからさぁ」
と思っていた嫁。

ターキー料理の主な作業はスタッフィング詰め。首の穴とおしりの穴の両方から大量のスタッフィングを詰めていく。この作業、自分がOBドクターであるような錯覚に陥らせるよ ま、最近出産したばっかりだからというのもあるかもしれないけどねぇ。シャーちゃんも義妹アンと一緒にお手伝い。ティアは丸裸のターキーが気持ち悪いらしく目をそらせていた。しかし、スタッフィングを混ぜたスプーンを味見することは忘れない さすがティア。
ターキーがパンパンに太ったところでオーブンに入れて3時間焼く。

大して難しい作業じゃないけど、非常に筋力がいりそう
今回のこのレッスンの目的は、来月のThanksgiving当日に義母がいないかもしれないから、嫁の誰かが焼けるようにしておこうというもの。
別に焼くのはかまわないけど、義母&義父がいなくてもやっぱりターキーが必要なの?Thanksgivingだからターキーは必須なのかねぇ。

臨時☆通訳

2006年10月22日 | Hula/Tahitian
木曜の夕方、初のコンペティションクラスに行く準備をしてジョセフ君を迎えに行っていたらケータイが鳴った ジョセフ君だろうと思って出たら電話の向こうにいたのはアラカイLani。

「どうしたの?」
「Shantia、明日Auntyが"Translate"してほしいって言ってるけど来れそう?」

『Translate』と聞いて頭に浮かんだのは『翻訳』の方。なんせ毎日ハワイ語を訳すことをやってますからね。"何を訳して欲しいんだ?!"と思いつつ
「Translateって何を?」
と聞くと、
「日本人が二人来るんだけど、その"通訳"をして欲しいんだって」
との答え。OKと答えて電話を切った。そしてケータイにメッセージが入ってることに気付いた。午前9時44分、Laniからだった メッセージは
「Shantia、できるだけ早く電話して」
と言っていた。...ごめん、気付かなくて。私のケータイ意味ないからさぁ。

金曜日、クラスを終えてランチを食べアレックスと共にカネオヘへ。ハラウにつくとAuntyと日本人が二人踊っていた。何をするかよくわかっていなかった私にAuntyは
「彼女達が話すとき、1語1句変えずに私に通訳してちょうだい」
という指令を下した。"でもフラ踊ってる分には全然問題なさそうだけど...。何もすることがなかったらどうしよう"と心配する私。
しばらく彼女達が踊ったところで休憩に。そしてそこから『会議』が始まった。なるほど、そのために呼ばれたのね。

日本のハラウを教えているという二人の会話を聞いていると、"日本でフラ教えるのって大変だなぁ"と実感した。教えているフラはハワイの文化なんだけど、ハラウを運営する面では日本文化とDealしないといけないようだ。日本のクムは正にハワイと日本文化に挟まれているような気がした。私は日本人だから彼女達の心配事がよぉくわかる。でもAuntyはその"影の"日本文化まで気付くことはない(ちなみにこの日本文化、決して良いことではない) Auntyは
「出来る限り、助けになるわよ!!なんでも言って」
と二人を助けようとしているが、私から見れば
"う~ん、こればっかりはねぇ...。これは、日本人ダンサー達が踊り以外でもハワイ文化を受け入れて日本文化を捨てないと解決しないだろうなぁ"
と思わざるを得ない。
結構重い内容の会議の通訳だったため、Auntyは会議が終るまで私がAuntyのハラウのダンサーであることを明かさなかった。身内が絡むと正直に話せないことってあるからねぇ。Auntyの心配りですな。ま、日本人二人は気付いてたけどね

1時間の会議の通訳の任務を無事に果たし、せっかくなので隣のWindward Mallへ行く事にした。カレンダー専門店で来年の手帳を探していたら、メリーモナークの壁掛けカレンダーを発見!初めてみたわ、メリーモナークカレンダー。しかも5ドルと安かった。私が毎年買っているフラのカレンダーは12ドルなのに。こういうカレンダーって日本で売ってるのかしら?...欲しい人います?

ハワイ語キャンプ

2006年10月19日 | School
ハワイ語のクムがまたとんでもないことを言い出した

11月の9日(木)午後2時から11日(土)午前10時までハワイ学の畑『KahuaOla』で4学年合同キャンプ

をするらしいのだ 
もちろんキャンプ中はハワイ語オンリー。ウム(地上オーブン)はあるからそこで料理し、タロいもを収穫してポイにし、朝はみんなでビーチに行って釣りをして食料調達、もちろん寝るのもKahuaOla 401の生徒(私もココ)が班長になっていろいろ活動をするらしいんだが...。

はっきり言ってやりたくない

理由は明確。
1.私、アウトドア人間じゃないから。
2.あんなとこで寝たら蚊に狙われるのは私だよ?!
3.他のクラスや仕事を休めってどうよ?私、木曜の夜はコンペティションクラスの練習があるのに。
4.ハワイ語、読めるし書けるけど、話すのは苦手。なのに班長なんて出来るのか?

そしてなによりも...
私、小さい子供達がいるんですけど
アレックスのおっぱいどうすんのよ?アレックス君の食料源は私だよ?キャンプのためだけに生後1ヶ月半の子を卒乳させろっていうの?! それともあの畑でアレックスも寝せろって?!寝袋で?? 無理でしょう。私、学生である前に母だから。
ジョセフ君だって仕事があるんだから、子供達を一日中見てるってわけにはいかないのよ。料理して、子供達の勉強見て、学校の送り迎えして...。
そりゃあ、魚を取りに行ったりするのはおもしろそうだけどさぁ、44時間は絶対無理でしょう!!

せめて日中だけにしてくれないかしら??このキャンプ、参加しないと"F"とかやめてよね、GPAにめっちゃ響くし。

地震だ!!

2006年10月17日 | Hawaii
日曜の朝、アレックスと寝ているとベッドが揺れていることに気付いた。

...ったく、マイキー、人のベッドでジャンプしないでよねぇ

と思いつつ目を開けたが、マイキーはベッドの上にいなかった。そしてまだベッドは揺れていた。

...もしや、地震?!

とよく状況がつかめないままリビングへ行くと、ジョセフ君がテレビでニュースを探していた。やっぱり地震らしい。
「まだ早いんじゃない?日本だって速報が流れるまで5分くらいかかるよ」
と言っていると、プチッ
停電
午前7時15分、情報源が絶たれてしまった。ジョセフ君と
「地震だとしたらやっぱり震源地はビッグアイランドの方かなぁ」
などと話しながら、"念のため"の避難道具をリビングに待機させることに。なんてったってこのハワイは周りが全て海 ライエなんてその大海『太平洋』から徒歩圏内、津波が来れば被害は大きい。"念のため"はハワイの田舎で生活するにはとっても大事である。すると、外で学校(教会)の管理者が
「津波が来るかは分からないけど、1階の住人は念のため2階に避難する事!!2階の住人を起こして避難させてもらいなさい!!」
という指示を飛ばしていた。
避難命令が出たので、子供達を起こして着替えさせ、2階へ。しかし、どうせ2階に行かなきゃいけないんなら、ということでジョセフ実家へ行く事に。ジョセフ実家は住家が2階で、1階は倉庫である。

実家で
「で、揺れを感じた??」
と聞くと、
「揺れで目が覚めたよ。"ったく、なんでアイザック(義弟)は朝っぱらから洗濯機まわしてるんだ"って思ったよ」
と義父。...私とあんまり変わらない
このライエ、クリスチャンの町なので日曜は住民の80%が教会へ行く。しかし、今回は非常時、なんせ電気がない。教会が全てキャンセルということになった。実家にいる間に、
震源地はハワイ島コナの6マイル北、マグニチュード6.6 津波の心配はなし
という情報をゲット。やっぱりビッグアイランドだったか...。

津波の心配がないので家に戻る事に。隣の住人が車でラジオを聞いていたので更なる情報をゲット。
電気会社が意図的に全ての電気をダウンさせた、と。コナの方は地面がずれたりしたので、"念のため"電気の供給をストップ。
ほう、てことはハワイ全島で電気がないのね。数局あるラジオ局もこの日ばかりは各局からDJが一人ずつ集まって合同放送。速報の間にこのDJ達がまたハワイらしい会話を繰り広げていた。

A:君達はカリフォルニアとかの出身なんだろう?だったら地震も慣れてるんじゃないのか?
B:そんなことはないさ。まさかハワイで地震を体験するとは思ってなかったよ。
A:やっぱり備えは大事だよなぁ
C:ちゃんと避難道具はそろえてるのかい?
A:もちろんだよ!!
B:...何が入ってるんだ、君のバッグには?
A:スパムだろ、しょうゆだろ、箸だろ、それから...僕のスリッパ
C:電池や懐中電灯は?
A:...入ってないなぁ。

という会話がラジオから聞こえてきていた

家でゴロゴロしていると、今度は外からマイクを使ったアナウンスが聞こえてきた。道路に出てみると、日本の選挙カーのような感じでスピーカーを乗せた車がゆっくり走りながら警告。
ライエの住民のみなさん、水は出来るだけ使わないように。停電のため、下水が逆流する恐れがあります。まだシャワーをしていない人、残念!遅すぎです。
路上の住人、お互いを見合わせ思わず噴き出す 

電気がないまま時間だけが過ぎ、さすがに暇になってきた。
外にイスを出して座っていると、向かいに住んでいるフィジー人の子供が何を思ったから外で自転車を洗い出した 主婦が皿洗いを我慢している前で、水をジャージャーと"無駄に"流しながら自転車洗い。

...下水が逆流するからやめろって言われてるのに、なぜそうも無駄に水をジャージャー流すのだ?大体、なぜこんなときに自転車を洗う必要があるのか?!

見てるとイライラしてきたので、ジョセフ君を遣わして水を止めるように指示。
その後、ニュースで
ほとんどの井戸には発電機がついていないので、停電の状態で水を使いすぎるとその井戸は使えなくなります。水の使用は極力避けてください
と言っていた。...おぃ!! 自転車を洗っている少年に言ってくれ

少しずつ暗くなるのに、電気が戻ってくる様子はゼロ。ニュースではパールシティや空港は電気が復活、と言っていたが、このライエはド田舎だからねぇ... 我が家のコンロはガスなのでマッチさえあれば使用可能。なので我が家のディナーはジャーマンポテト。外では集ってBBQをする家庭が多かった。

午後7時、外はもう真っ暗。家の中では懐中電灯&キャンドルが大活躍。子供達、懐中電灯に夢中 マイキーに至っては、キャンドルを見るなり
「ふ~っ!!」
と吹き消してくれた 誕生日ケーキのとは違うのよぉ!! 別におきていてもすることがないのでさっさと子供達を寝せ、夫婦で少し会話。それでもやっぱり暇なので少し外で星を眺めていた。真っ暗なのですんごくきれい プラネタリウムのような空で、初めて天の川を見たShantia。

私達が寝たのは8時半ごろだと思う。夜中、アレックスが起きるたびに懐中電灯をつけてどこにアレックスが寝ているかチェック。そしておむつを替え、おっぱいをあげて再び真っ暗にして寝る、の繰り返し。そして夜中の3時半ごろ、ふと目が覚めたとたんに外の外灯が点いた 同時に
「Unit Ready」
と我が家の電話が言い出した。

やっと戻ってきたのねぇ

と思ったのもつかのま、再び真っ暗に これがもう一度繰り返された後、外の電気は完全復活。しかし家の中の電気はまだ使用不可。3度目の
「Unit Ready」
が聞こえたのが午前5時。ここでやっと家の中の電気も復活。結局22時間の停電だった。

そして月曜日、日曜の午後に州知事が言っていたように学校は普通どおりに行われた。しかもシャーちゃんとティアは"あらかじめ予定されていた"津波避難訓練が朝からあった。...皮肉?!

こんな風に、Shantia家は突然の地震&停電を乗り越えたわけです。

産後2週目検診

2006年10月13日 | Myself
産後3週目をマークした昨日、『産後2週目検診』に行ってきた。1週間ずれている理由はDr.Shimizuが先週バケーションでカリフォルニアに行っていたから。
12時の予約に5分遅れでカフクのヘルスセンターに到着。しかし待合場にはDr.Shimizuの診察を待つ人が既に4人。...相変わらず超ビジーなスケージュールなのね、彼女ってば。私が診察室に通されたのはきっと12時半ごろ。その診察室で専属ナースMeganによる血圧&体温検査。体温検査は舌の下で測るタイプのもの。これをやっているとき、入院中の出来事を思い出した。

アレックスを産んだ翌日の午後、おずおずと部屋に入ってきた人が一人いた。
「ハ、ハ~イ。私、今日の午後あなたを担当することになったナースです。HPUからの実習で今日が初日です。お願いしまぁす」
ということだった。"実習だの研修だのに当たる可能性、私高いなぁ"と思いながら、彼女のお世話を受けることに。子宮の戻り具合を調べるとき、彼女は恐る恐る(?!)私のおなかを押し、
「い、痛くないですか?」
と質問。
「大丈夫です」
と丁寧に答えたが、内心では
"もっとギュウ~と押さないでいいのか?"
と思っていたShantia。その後、体温も測ることになり、口に体温計を入れられた。Dr.Shimizuの専属ナースMeganが使う体温計は計測が早いのでMeganが手に持ったまま測るけど、Castleのは時間がかかるタイプ。他のナース達は、私の口に体温計を突っ込んだら、他のことをやっていた。つまり私は自分の口か手で体温計を支えていたのだ。しかし彼女は実習生。丁寧に持ってくれていた、小刻みに震える手で くわえている体温計から彼女の手に力が入っているのがひしひしと伝わってきた。更には、力が入ってるもんだから徐々に体温計が口の奥へ、奥へと差し込まれていってねぇ
"それ以上押したら吐くよ?!"
ってな具合。実習初日の緊張をよく理解し、徐々に痛めつけられている自分の口を思うともう笑いがこみあげてきてしまってねぇ 必死で堪えていたよ。
結局その体温計では体温が測れず、
「他の体温計を持ってきますね」
と彼女が部屋を去ったあと、ジョセフ君に事を説明し二人で大笑い 
他の体温計と共に戻ってきた彼女は大学の教授も一緒に連れてきた。そして完全な教材と化した私
「子宮のチェックはこんな風でいいんですか?よくわからないんですけど...」
「もっとギューと押して、ほらこんな感じ。ね、ここにあるでしょ?」
「...あ、はい。わかりました」
看護婦さんはこうやって成長していくのねぇ。もちろんこの後2度目の体温検査。こちらも1回目と同様、徐々に口の奥へ体温計が差し込まれていき、今度はジョセフ君と二人で笑いを堪えるのに必死(結構失礼な教材である)。

そんなことを思い出させてくれたMeganが診察室を去った後、更に20分ほど待つことになった。診察室は恐ろしいほどクーラーが効いてて途中から震えが止まらなくなった。なので、診察室を出て廊下で待つことに。やっと私のところにきてくれたDr.Shimizu、診察は5分で終ったわ...
「じゃ、また1ヶ月後にね~
と明るく診察を終えられた