拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

a-nation大阪 1

2015-08-25 22:57:38 | ライブ
8月23日、a-nationを観に大阪の長居スタジアムに行ってきた。お目当てはもちろん俺たちのSHINee!そして今をときめく三代目J soul brothersね。予想してたけど会場に来てた人、8割以上が三代目ファン。殆どのファンは男女問わずツアーTシャツ着て、彼らのチームカラーのブルー系で全体をまとめたファッション。スタジアムは「BLUE IMPACT」「BLUE PLANET」「JSB」というロゴ達で溢れておりました。でもたまにSHINeeのタオル持った子達とすれ違うことも。しゃいにのファンクラブの物販も結構賑わってましたよ。

去年のa-nationでは、東方神起がトリだと分かりきってるため、開演時間をかなり過ぎてもトンペン達が入場せず、座席が埋まらないという珍事がツイッターやブログでレポートされていた。しかし三代目のファンはa-nationを初めから楽しむ人が殆どで(まぁ普通そうだよね‥)、ほぼ定刻通りに着席していた。

私たちが入場した時は、オープニングアクトとしてavexの新人ダンスボーカルチーム「LOL」がパフォーマンス中だった。彼らは「っありがとぅございまっしつぁ!!!!」という「あの」avex式挨拶(文字では伝わらないよね。でも分かる人にはわかるよね?TRFのYUKIさんとかあゆみたいな口調の挨拶)をしっかり継承していたのが印象的。

この日のトップバッターはナオトインティライミ。ナオトさん、超アウェイなのを物ともしない、フレンドリーで熱いステージでした。三代目ファンもしっかり巻き込んで盛り上げてた。「最前列と一番後ろの席って値段一緒なんだって?スタンドのお前らどんなけ運無いねんwwwwwまぁそのうち良い事あるからな!今日楽しんでってな!」というMCが印象的。ナオトさんは12月に京セラドーム公演するそうですよ。

次はクリスタルケイ。ヒット曲たくさんやってくれました。後で知ったけど、彼女は三代目とコラボしてるんだってね。だからなのか、三代目ファンもかなりウェルカムモードでした。ある程度ファン層も被ってると思うけど。彼女は安室様とのコラボ曲歌ってくれた。カッコよかった!二人の共演ステージ見てみたいっすね。

私と同じラルヲタ仲間でもあるAcid Black Cherryこと林保徳さんのステージ、三代目ファンの好みから離れてるのか、着席して見守る人が多数。気合い入ったファン達の華麗なヘドバンはかなり注目浴びていた。林の「折り畳めーーー!!!!」という煽りに応戦し、ガンガン折り畳みヘドバンしたり咲いたりするバンギャ達カッコよすぎでした。

林ことABCのステージの後に10分間の休憩タイム。ここでSMの公式グッズショップ「SUM」のCMが流れ、「ミノだーー!!!!」と沸くシャヲル達(私含む)。程なくしてスクリーンに「SHINee」の文字が。早い!まだ全然明るい時間帯なので持参したグリーンのペンライト全く意味無しでした。我々、今までずっと座ってのんびりライブ見てたので、この時初めて立ち上がりました。ちなみに私たちの周囲はほぼ三代目ファンで埋め尽くされていたので、SHINeeは休憩タイムだったみたいです。トイレ行ったり携帯見たり。もちろんステージ見てる人もたくさんいましたけどね。立ってるのは私たちだけ。まぁそんな事はどうでもいいんです。視界良好です

そういえば、事前に友達と「SHINee何歌うかなぁ?」って予想してたんです。「your number」とか「everybody」とか歌って欲しいけど、あの曲ってある程度フォーマルな衣装の時じゃないと歌わない。で、今回は夏フェスだからめっちゃカジュアルな衣装で来るかも、なんなら「view」のMVのような90年代スポーツテイストMIXみたいな‥。「それは嫌だ!!!」とか、そんな話してたんです。

「Odd eye」のイントロが流れ、SHINee登場!!!衣装はシックにモノトーン!ジャケット羽織ったカジュアル過ぎない装い!心の中で「よっしゃー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/」って万歳しました。一曲目は「view」。先月のSMTではイテミン様とミノくん抜きの3人verだったので、初めての完全体「view」に大感動。踊るイテミン様妖精だったわ。掛け声にも気合い入りました。この日長居スタジアムに集まったシャヲルの仕事は、アウェーの会場に負けずに掛け声を彼らの元に届ける事ですから。何しろ去年のウネinエーネの比じゃ無いアウェーっぷり。まぁ、彼らは年中、国内外の数々のイベントに出まくってるから、アウェー戦なんて慣れっ子だろうけどね。それにしても「view」の掛け声めっちゃ楽しかったわ。しゃ!い!に!!




次は「your number」キターーーー!!この曲の振り付け全て好きなのだが特に、
▪️冒頭、全員で楽器を弾くマネする所
▪️2番Bメロの「触れた肌を伝ったときめきに~」の所でファンに向かってニコニコ手を振るテミン、そんなテミンの肩をトントンと叩いて「行くぞ」と誘導するジョンヒョン
‥を真剣にガン見した。その後の挨拶では、人の多さに緊張してたのかみんな早口。キーくんもちょっと日本語怪しかったような‥。その次はバラード「fire」。東京ドームでの美しい風景が蘇ります。そしてバックダンサーがカラフルなサイコロ持って来て「Lucky star」と「Downtown baby」の可愛い曲2連発。オニュのプロアイドルっぷりが炸裂しており、彼のキラキラの笑顔がカメラに抜かれるたびに心臓撃ち抜かれた。あぁ。オニュだけじゃねぇ皆可愛かったけどな。もう、全ての瞬間が宝物なんだよ。三代目ファンには伝わらなかったかもしれないけどw


可愛い過ぎかよ‥‥‥

あっという間に最後の挨拶。「この後も素敵なアーティストさんたちのステージをお楽しみください」的なコメントを担当したイテミン様だが、途中でつっかえる。萌え殺す気かよ‥天使かよ‥天使過ぎてここで結構会場湧いた。そして最後の曲は「everybody」!!!待ってましたマジで。SMTでは見られなかったからね。いつもめっちゃ元気にハイジャンプしてるミノくん、この日はかなり足を庇いながら着地してた。早く全力で踊れるようになるといいね、いつもみたいに。笛の音を奏でるキーくんとイテミン様かっこよかった。プロペラオニュをカメラがしっかり抜いてくれた。合体時は大歓声が起きた。この歓声も掛け声も、きっと彼らに届いてたはずだ‥。そしてあっという間に出番は終わり、爽やかに彼らは去って行った。ここで私の仕事は終わった。





しかしa-nationは終わらない。なんならやっと中盤に差し掛かったところ。SHINeeの次は湘南の風。彼らは三代目ファン好みだったみたいで、殆どの人が立ち上がって超ノリノリ。スタジアムの雰囲気激変。さっきのSHINeeとの差がすごい。煽りも凄く上手だよね、百戦錬磨のレゲエクルーだし。みんな嬉しそうにタオル振り回してた。

湘南の風のステージ見ながら、SHINeeって閉じた世界に居るんだな、と改めて思った。smtown内やkpop界では知らない人は居ないスーパーアイドルだけと、そこから出るとやっぱ殆ど無名だよね、日本では。去年のウネと同じでSHINeeは完全に異物。知らない人は全く知らない。でもそんな異物感が面白いので今回みたいなアウェー戦を今後も続けてって欲しいなと私は思います。本当にかっこよかったです。三代目ファンに取り囲まれながらも普通~に通常通りのパフォーマンスやって去ってく彼らが。ツイッターでは、「三代目ファンの子ががしゃいにかっこいいって言ってくれた」的なのチラチラ見たよ。私の周りの席には皆無でしたけどねwとにかく、SHINeeをこの日にブッキングした人に拍手です。


長くなったのでここで一旦終わり。

SMT大阪 2

2015-08-11 09:15:18 | ライブ
SHINee
SHINeeは今回は……うーん…ミノくん怪我で来れなかったもんねぇ。完全体SHINeeが見られないということで脱力しつつも気持ちを入れ替えて見に行ったんだけど、二日目に京セラドームに入場したころに、今度はイテミン様まで怪我で踊れない、というお知らせのメールが…イテミン様ドームとの相性悪いな…。2人も踊れないとなると、このピンチをどうやって立て直すかに興味が移りますよね、自然に。
「321」はトロッコ曲だったので特に問題なく終わり。ただ、あの曲=ミノ曲ってイメージなの。「あーきらめないでー!」の部分で胸の前で大きくバツ作るミノくん。いつも元気一杯にファン煽ってたミノくんが居ないと本当寂しいっすよね。「Why so serious?」はセンターステージで3人が踊り、テミンさんは…ステージの端に一人でぽつんと立って、スポットライト浴びながら歌っておられました…さみしそう…。「Why so~」は4人で踊った事も多々あった曲だったし、まぁ、3人でもなんとかなってましたね。いや、寂しかったけど、オニュもジョンヒョンもキーくんもキレキレでしたから。単純に「すっげぇ気合い…」って思ったよ。
「Ring ding dong」は東京ドームと同じでそれぞれのソロダンスタイムあり。テミンも踊りました。ここだけでも踊って、「テミンは一応元気ですよ!」とアピールしたかったんだろうけど、ハラハラしたわー。この感じ、東京ドーム初日と全く同じだったわー。完全にデジャヴでしたよ。おでぃそぼんこかって~。
MCタイムでは「昨日のライブで嬉し過ぎてケガしました」と説明するテミン。「◯◯過ぎて」って言い回しよく使うねテミン。そんなテミンに対し、「大丈夫~?」「元気が一番よ~」と声を掛ける兄貴たち。「大丈夫よ」の意味でテミンが動こうとすると「無理するなー!」と止めるキーくんさん。単独ライブでのあのほのぼのとした日本語MCがSMTでも聞けて楽しかったよ(「SHINeeいつのまにみんな日本語あんなに上手くなったの?」ってビビった人少なくないんじゃないかしら)。そして、さすがにテミンとミノ抜きで「Everybody」は厳しいため、代わりに今年の韓国のアルバムに入ってたバラード「再演」を披露。これめっっっっっちゃ嬉しかった。これ大好きなの本当に。ベタでストレートでピュアなバラード。でも韓国語のバラードは日本のライブでは歌わないから、生で聴くの完全に諦めてたんだ。
最後は「view」の日本語ver。SHINeeの曲の日本語verは、SJや東方神起に比べればかなり自然だと思います。オニュの「歪んで見える四次元ポケット 闇を撃ち抜く007」って部分好きです。ていうかオニュが好きです。
ちなみにテミンさんのソロは完全カット。踊るの無理ならバラードでも良かったんやで…せっかくシム居るんだから二人で「ACE」歌っても良かったんやで…。
次の日本でのステージはa-nationだよね。その時にはどうか、元気な姿見せてくださいね。でもかなり心配。8月はリパケの活動でまた忙しいもんね。確か台湾で単独もあるし…がんばって!

EXO
4月の日本のイベントでタオ抜きのEXOを見た時、「あぁ、異形に近い美青年タオが居ないと普通のイケメンKPOPグループに見える…」と驚いたものだ。グループの中心人物では無かったけど、タオの放つ黒真珠のような輝きは確実にEXOを特別な存在にしていた。そんなタオも何時の間にか抜け、9人体制になったEXO。今回はとにかく歌組が印象に残ってますね(席が遠くてパフォーマンスをじっくり観察出来なかったからかな)。伸びやかで華やかなチェンくん、相変わらずドスの効いてるドギョンス、ソウルフルなベッキョン…あと優しくまろやかなスホさんもこの並びに入れていいか?このメンバーがグイグイと歌を引っ張り、カイセフンチャノルのワル可愛いラップがチョコチョコ挟まる「Love me right」は個人的にこの日の公演のハイライトの一つでした。てか曲素晴らしいわ~本当に良い曲ばっかもらってるわ~。
EXO…単独ドーム公演どうなるんでしょうね?彼らはドームでちゃんと輝けるかしら…。チケットの売れ行きも怪しいし…。もうちょっとSMTの場を借りて宣伝してもよかったんじゃないのー?ツアーのセトリをチラ見したら、クリスマス企画アルバムの曲がたくさん入ってて。歌組びいきとしては、あれ聴けるだけでも行く価値あるなぁ、って思いましたけどね。ドームの広いステージを活かした凄いパフォーマンスが出来るかどうかは、SMT見ただけではわからん。てか難しいと思う。良い意味で裏切ってくれる事を祈るのみ。頑張れ!


少女時代
去年のSMT味スタ公演とあまり変わらないセトリのグループが多かったんだけど、少女時代は結構変えてきましたね。去年騒動もあって結構グダグダに見えたけど、今年はバシっとベテランらしいステージ見せてたように思う。去年はユリに興味持ったけど、今年はティファニーをじーっと見てました。黒髪だしずっと笑顔だし、遠くからでも目立ってたから。トロピカルな衣装着て歌った新曲「PARTY」、「あたしベテランなのに何でこんなに露出してチャラいサマーソング歌わなきゃいけないの!?」というテヨンさんの心の声が聞こえたような気がしましたが、ファンの子たちみんな「可愛い可愛い\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/」って騒いでたので、引きつった笑顔なんて見せず元気に頑張って欲しいですね。

f(x)
なんと三人。でも私彼女達の事普段全然見てないから、三人でも違和感なくキリっとパフォーマンスしてるなぁって思った。逆にここにソルリちゃんとビクトリアが加わる事の方に違和感覚えるレベル。ファンの人達は寂しかったでしょうね。

Red velved
「icecream cake」はあんまり好きなタイプの曲じゃないんだけど、全体的にファンク、ソウル、ディス路線に寄りすぎてる最近のSMの曲達と一線を画してて個性があるのは良いと思う。それにしてもジョイ子ちゃんへの歓声凄かった。おっきくて可愛いもんね。ジョイ子ちゃんもいつか、事務所の言う事聞かなくなって、ラッパーと付き合ってアイドル辞めたい!って言う日が来たりするのかなぁ。

カンタ
Twitterでカンタ先輩の素晴らしさを説く某アカウントさんのおかげか、SMTでのカンタ先輩人気の高まりを感じた。「これぞSMのダンス曲!」という感じの「チョア」は盛り上がりましたね。フルバージョンで聴きたかったなぁ。

SJM、KRY、D&E
SJMはサブステで踊ったので、彼らのダンスほぼ真上から見たんだけど、書類バッサー投げた後が本当にヒヤヒヤもの。よくツルって転ばないねみんな。チョウミことミーミ様(逆だろ)のソロ曲「Rewind」また見られて大満足。長~い手足をフワフワぶんぶん揺らしてキュートにスタイリッシュに踊ってました。SMTてことで、EXOチャノルのラップパートもちゃんとありました。KRYはリフターで高い所に上がって歌ってました。D&Eの曲は私の大大大好きな「Saturday night」でした。この曲、普通~にチャラくて楽しいライブ用パーティソングをつくってみたら、ウネの魅力である、明るさポップさ温かさ素朴さ人懐っこさ人当たりの良さなどなどが、図らずに凝縮されてしまったような、奇跡の名曲だと思うのです。聴いてると笑顔になれるけど泣きそうにもなるの。ウネの全てが詰まってるから。去年のウネの名曲「君が泣いたら」にも通じるもんがあるわ。これでウネのステージも見納めですよぅ。

ジョンヒョン
彼のソロステージはもちろん「デジャヴ」。オラオラ盛り上げる系の曲で埋め尽くされるSMTに於いて、彼の気の抜けた上品で爽やかなステージは超貴重。「ららら、ら、らららららん」ですよ一人だけ。本当頼もしいわ。色々風当たり強いだろうけど、そのまま突っ走って欲しい。

キュヒョン
KRYのライブ見て以来、ギュのソロにハマってるんです。つってもアルバム持ってないから「光化門で」しか聴いてないけど。素直に良い声良いメロディーだなーと思いながら、SMTでも彼の歌声に酔いしれました。彼の歌はSJの、いやSMの宝物。いい加減アルバム買わなきゃな。

…こんなとこか。MVPは、大阪に関してはキーくんに決まりじゃないですかね。「MIROTIC」のダンスが頭から離れません!キーくん、トンペンだったみたいだから、多分「MIROTIC」なら個人的に踊ってたと思う。趣味で。振付とか頭にある程度入ってたはず。でも、急にミノの代役頼まれて、ハードスケジュールで時間の無い中、ステージでシムとともに披露できる程のクオリティにまでダンス仕上げるのは大変だったよね。ついでに日本語歌詞も覚えなきゃなんないし。こんな事出来るのSMでキーくんだけでしょうね。

SMT大阪 1

2015-08-10 20:51:38 | ライブ
7月26日にSMT京セラドーム大阪公演に行きました。年々動員数を増やし続けるSMT。今年は東京大阪でドーム公演4回!KPOPバブルは死んでもSMは絶好調です。この勢い、いつまで続くか。来年(あんのか?)東方神起やSJの主力達が居ない状態で動員数を維持させることが出来たら、もう無敵ですよねぇ。さて、去年と同じくグループ毎に振り返ります。

東方神起
ユノは兵役行ったので、相方のチャンミンが東方神起の名前を一人で背負って出演。チャンミンも年内に行くので、SMTが日本におけるラストステージです。ライブ定番曲「Somebody to love」「ウィーアー!」は、後輩のSHINeeからキーくん、EXOからスホさんベッキョンシウミンを引き連れて5人で熱唱。日本語歌うEXOが新鮮です。「ウィーアー!」「ティーーー!!!」のコールアンドレスポンス、ここぞとばかりに叫んできたわよ。最後だもん。楽しいステージだったけど私は涙ぐみながら見てた。「Somebody~」は日本の2ndシングル、日本のライブでやらなかった事が無いくらい、5人時代から今まで何度も何度も歌い続けてきた思い出の曲でしょ。チャンミン…昔は頼れる4人の兄貴達に囲まれながら歌って、2人になってからは堂々とファン煽りながら歌って、そして一人になってからは、少年時代に東方神起をテレビで見ていた世代の4人の後輩達を率いて、兄貴として歌っている。シムの10年強のアイドル人生が私の脳内で駆け巡ったわ…。「俺の居ない間のSMはお前らに任せたぞ」という儀式のような布陣でしたね。笑顔で手を振りながら歌ってたスホさん、楽しそうだったなぁ。
「MIROTIC」では、ユノの代わりに、テミンとキーくんを率いて三人で…ていうかテミンさん!!!大阪初日で足を痛め、二日目は踊れなくなるという…((((;゜Д゜)))))))なんならキーくんも、バスケでケガして出れなくなったミノくんの代わりですからね。代役に継ぐ代役。テミンさんは踊れないので、ステージ脇にちょこんと立って歌だけ参加。あれは悔しいだろうな。早く治してね…。しっかしキーくんの「MIROTIC」凄かったですね。あの色気。男とは思えない程セクシーでしなやかなでキレキレのあの動き。完全にダンスの女王様。でも、ワイルドさもあるし、ピョンって跳んで着地した時は重力感あって男っぽさもちゃんとあって。とにかくもう軽々しく「きーくん」とか呼べないレベル。いつの間に化けたんでしょうね。往年のキーくんウォッチャーに聞きたいですね、彼のターニングポイント。2013年のアリーナツアーの辺りは、まだ確実に可愛い男の子だったじゃないですか。
チャンミンソロステージは、YOSHIKIにも褒めてもらったXJAPAN「Rusty nail」のカバー。「気合入れてくどー!!!!!」と煽り風をあびながら、とってもとっても楽しそうにステージ走りながら歌ってました。シムが楽しそうにしてる姿大好き。最後は5人時代のバラード「Bolero」。これをEXOのボーカル番長チェン、そして親友であるSJのキュヒョンと三人で熱唱。この布陣は納得、というかこれぐらい実力派揃えないと歌えない大作だと思う。あの5人で歌うために作ったような曲だし。なんならあの曲を引っ張ってたのジェジュンとジュンスだしな。そんな曲を完璧なボーカルで歌ってたなぁ、ギュとチェンくん。さすかだわ。まず日本語の発音が美しい。チェンくんなんてチャンミンやギュに比べると日本語でそんなに歌ってないはずなのに完璧な発音。ギュも抜群の声量で堂々たる歌いっぷり。凄いわ。ギュの株上がりっぱなしだわ最近。素晴らしいボーカリスト。貴方が居なかったらSJは今以上に世間になめられてたでしょうね。この曲の歌詞「いつまでも君を照らし続けるよ 見守るよ」は、ギュがスパショMCで散々ネタにしてますよね。凄く感動したけど、該当部分をギュが歌った時笑っちゃったよ!ノイズ!!
今回の東方神起のセトリは全て5人時代の曲。ユノと2人になってからの曲は、ユノ以外とは歌わない、というシムの配慮だったのかな。個人的には、リリースされたばっかの東方神起スペシャルアルバムに入ってたシムのソロ「RISE AS ONE」歌って欲しかったかな。最後だし。天まで届きそうな伸びやかで眩しい彼の歌声聞きたかったけど、それは帰ってきてからのお楽しみにしとく。待ってるからね。


SUPER JUNIOR
公演が始まって3時間ぐらい経ってからというタイミングでのSJタイムはありがたい。見てる方も結構疲れてきたところで、何も考えずに大騒ぎして盛り上がれるSJのステージ。疲れがパァーっと吹き飛びます。SJは掛け声の揃いっぷりが見事ですね。SMTみたいな合同イベントって掛け声の大きさとペンラの数を見せつける場所でもあるじゃないですか(違う?)。青ペンラの量は赤ほどじゃなかったけど(それでも凄い量だったけど)、掛け声はエルプが一番すごかった!かも!伊達に毎年ドーム公演やりまくってねぇぞ、という感じ。とりあえずいつものスパショと同じように、大声出してキャーキャー騒ぎながらぽよよを探してた記憶しかないな。自分たちの席の周りってトンペンばっかだったから、内心「サーセンねぇうるさくて…」と思いつつ大声でぽよよ達の名前呼んできたよ。席遠かったし、何度も見失ったなぁ。今回はソンミンがいなかったから、彼のパートはトゥギさんとかカンインお兄さんとかが担当してた。ソンミンとぽよよが掛け合いっぽく歌うソリソリのBメロ部分、「なんでそこカンインお兄さんなのよーギュがいいよー」とか思っちゃったゴメンよ。MCでは単独の時みたくダラダラしゃべるお兄さん達。そしてそこに加わることなく、左端で置物と化す無表情のぽよよ。いつものありふれたSJの光景だ。「あなたのヒチョルがにっこにっこにー!」からの「あなたのウニョクがうにょっくにょっくにー」の、いつものありふれた流れにエルプ達が「ぎゃあああああああぁぁ!」ってなってる時、後ろの席のトンペン様が「なんじゃそりゃ…」って呆れ気味に呟いてましたね。あなたは正しい。セットリストは去年の味スタとほぼ同じ。「MAMACITA」と「DEVIL」が入れ替わったぐらいだな。SJのパフォーマンスを生で見たの久々だったけど、なんだかんだでバシっと決まっててカッコよかったですよ、ミスプルやソリソリは特に。「DEVIL」は可愛いな~と思ってた帽子をパスしながらのダンスが無かったな~見たかったな~。

for a little while

2015-07-21 22:33:09 | 音楽
東方神起のユノが入隊した。思えば、もう長い間ずっと「あぁ…そろそろユノ入隊だ…」ってビクビクしていた気がする。日産スタジアム公演を見た帰りに「今日が入隊前のラストライブかね」なんて友達と話してたからね。でも実際は日産の後、二回も日本で全国ツアーやってフルアルバムも二枚出して。韓国でもアルバム出してワールドツアーやってドラマ出て。日本でリリースした楽曲の歌詞、アルバム「TREE」以降は「お別れ」を思わせるものが増えたっけ。「Good bye for now」なんて曲名見たら「あ、もうすぐ…」って誰でも思うだろ?でもその曲が出たの1年4ヶ月前だからな。「ユノの最後の仕事いつやねん…」って内心ドキドキしながら東方神起を応援する日々も、終わりです。

私は日本人だから。韓国人ではないから、「兵役を経てこそ一人前の男」なんて考えには共感出来ない。ステージに立つ事が大好きな人が、約二年もステージに立てなくなるなんて。国防のために人殺しの訓練しに行くなんて。そんなの悲劇以外の何物でもないわ。ただただ怪我なく無事に戻ってくることを祈るのみ。たまに聞くもんね。若い韓国軍の軍人が訓練中に死ぬニュース…。


今日は仕事休みだったので、朝からずっと東方神起ばかり聴いてしまった。聴きながら思い出すのは、ステージでカッコ良く歌って踊るユノとチャンミンの姿。そればかりがずっと頭から離れなかった。単独ライブにこそ東方神起の全てが詰まっているという事実を改めて実感。二人が一番輝いてた場所はステージだもの。もちろん、のほほん漫談神起も最高だったけど。

一番泣けたのは意外にも「Ocean」。「赤い光」「君と海とあの空が待ってるから」という、ストレートにライブを想起させる単語に溢れ、盛り上がる事だけを考えて作られたような曲。それだけに、ライブの思い出がこれでもかというぐらい溢れ出て来て。真夏だったのに意外なほどの涼しさに恵まれた、あの日の日産スタジアムの空気感、リアルに蘇って来たよ。この曲の時、LEDリストバンドが物凄い勢いでカラフルに点滅してた。トロッコ乗って歌ってたなぁ。チカチカ輝くライトに彩られた客席を、「フリスビー欲しい?ボール欲しい?でもそっちにはあげませーん」みたいにニヤニヤしながら眺めてたなぁ、チャンミン。「ウガウガジャカジャカ!」って変なコールで盛り上げてたなぁ、ユノ。

思い出振り返りだしたらキリが無いな本当。季節モノ繋がりだと「Very merry xmas」は、初めて行った神戸でのファンミを思い出した。死ぬほど可愛い二人に悶絶したファンミ。開演前に寒い中神戸の街を散歩したのも凄く良い思い出。カップリングだった「White」の超絶可愛いセーターユンホも忘れられないね。この二曲や去年の秋出た「Time works wonders」、もっと前に出た「Winter rose」、この辺の秋冬しっとり曲ばかりを集めてアンプラグドライブとか、活動再開したらやって欲しいなぁ。

あ、あと、東方神起を好きになりたての頃良く聴いてた、当時の韓国での最新アルバム「MIROTIC」、これも思い出がいっぱい。このアルバムが無ければ私は彼らにここまでのめり込む事は無かったかもしれないし…。最近なかなかSMの楽曲クレジットでお目にかかる事が出来なくなったユヨンジン先生(SJの活動曲も今回は非ユヨンジン)の作った曲達を味わいながら、「あぁ…また彼の作る中毒性激高の曲が欲しい…」と願ったり。話逸れるけどこのアルバムに入ってる「悪女」、これユヨンジン先生の曲だけど、この曲SJの「Sorry sorry」と双子みたいな感じですよね。二曲の元となるトラックをユヨンジン先生が作りながら、「東方神起は、セクシーでアグレッシブ、SJはコミカルで親しみやすい方向で仕上げよう」なんて考えてたのかなとか勝手に妄想。

チャンミンも今年中に入隊すると発表してるので、東方神起不在期間は約二年と、ほぼ確定。二年間どうするかね。私は東方神起以外愛せない熱烈なタイプでは全く無いから…他のグループ応援しますよね、そりゃぁ。でも復活して、またドームツアーで地元来てくれたら、必ず駆けつけるから。前も書いたけど、呼ばれりゃ行くからね、いつでもね。二年なんてすぐだよ。活動出来なくても、きっと何だかんだでリリースは止まらないよw早速入隊の置き土産的なスペシャルアルバムが韓国で出たし、日本ではユノソロアルバム。チャンミンも出すのは確定。そしてWITHコンのBlu-ray。6月のソウルでのアンコンのDVD。4月のビギイベのDVD。ベスト盤も出そうよね。あと日テレプラスで今やってる東方神起密着番組。未公開映像入れてDVDリリースありそうよね。てか出して。チーム東方神起in沖縄、もっともっともっと見せて。

二年前の日産だってつい最近の事じゃん?またナゴヤドーム来てね。待ってるからね。赤いペンライト振る準備、ちゃんとしておくから。



最後に投下された爆弾。チョー可愛い便箋に書かれた手紙。しかもダイソーで売ってる便箋だって。おい涙返せよユンホ。韓国語読めるようになってて良かった。

ぽよよの手紙

2015-07-03 23:21:13 | ライブ
6月30日と7月2日に、日本ガイシホールでSUPER JUNIOR KRYのライブを見てきた。私をSJ沼にズルズル引きずり込み、キュートな歌声で今も魅了してやまないリョウクことぽよよ(逆だろ)が、遂に遂に地元名古屋にやって来る……!決定してからずっと大興奮でした。ぽよよが名古屋に滞在した三日間、ずっと浮ついた気持ちを抑えながら、なんとか頑張って働いてたわ(職場がガイシから結構近くて無駄にドキドキした)。

●ぽよよさんて、なかなかクールじゃないですか。基本可愛いんだけどサラっと毒吐いたり。SJのメンバーがワーっと盛り上がってるのを端で冷めた目で眺めたり、無表情でぼーっとしてたり。ファンお馴染みの「キリン大好きキャラ」について「そう言った方が可愛く見えるでしょ」と身も蓋もない事言い放ったり。彼のキュートな身のこなしや振る舞いや発言、きっと全て計算。ウニョクとかに比べるとだいぶ捻くれてるように見えるぽよよ。

●ただ私は、彼の「自分には歌しかない。歌が好きという気持ちだけでここまで来た」という言葉は本音なんだと信じている。だからKRYの日本ツアーが決まった時、「あぁリョウクちゃん良かったね!大好きな歌を存分に歌えるじゃん」なんて喜んだ。スパショだと踊らなきゃいけないし、口パクの曲も多い。でもKRYのツアーなら、思いのまま歌えるじゃん!と。しかも日本ツアーは生バンドがつく。ライブで音響が悪くて思うように歌えず悔しい思いをしてきたぽよよだが、日本ではバンドの奏でる素敵な音とともに歌える…。

●しかし実情はそうでなかった事が明らかになった。KRYツアー最終日の名古屋公演。ソロコーナーの後で彼は手紙を朗読した。

●話は変わるが、ソロコーナーといえば、今回のツアーで、きゃりーぱみゅぱみゅに変身するという大技で話題を掻っ攫ってったぽよよ。私、アリーナ9列目からきゃりー姿の彼を凝視したけど……男だったな、あれは。Twitterで写真見た時は「なんて可愛いんだ!さすが!!」って思ったんだけど…脚とか完全に男だったわ。細いんだけどしっかりしてるの。スパショでのふんわりお姫様女装とは違い、男のまんまきゃりーのドレス着て、ウィッグ被ったって感じ。ダンスは本家のものをしっかりコピーしてたのだが、「い~な~い~な~それいいな~」の部分で、身体を前傾させながら左右にクネクネさせる振り付けをするぽよよの異形っぷり。ちょっとゴラム思い出したわ。
オーラス公演ではスペシャルということで、キュヒョンとイェソン兄貴まできゃりーぱみゅぱみゅのコスプレで登場した。物凄いどよめきでしたよ、ええ。今回のキュヒョンの女装、面白過ぎて直視出来なかったわ。兄さんは意外と可愛かったかな。「ああいう女子、いる…」って妙に納得しちゃった。

●で、三人で「つけまつける」踊るという怒涛のステージの後、ダッシュでステージ袖に帰るギュ。そして、「最後の日だから話をしたい。他のメンバーと違って僕は一人で話すタイミング無かったし」とぽよよ。センターステージに椅子を用意してもらい、そこに座る。スカートを広げて脚を開帳して、「女性はいいですねぇ、涼しくて」と、ワッサワッサとスカートの中に風を送り込むぽよよ…やめなさい!そして、懐から手紙を取り出す。日本語の手紙を準備してきてくれたのだ。

●きゃりーぱみゅぱみゅの姿のまま読まれた手紙の冒頭は「皆さんは奇跡を信じますか?僕は信じません。なぜなら僕は現実主義者だからです。僕は自分だけを信じています」。「あぁ、彼は自分の歌だけ信じてここまで来たんだろうな」と思ってたら、「日本ツアーが決まった事をマネージャーに聞いた時、そんなの無理だと思って「やらない!!」と答えた」という告白が…。

●「日本語も上手くないし、出来るわけないと思った。自分自身を信じることが出来なかった」

「するとマネージャーが泣いてしまった。僕は一人で部屋に篭って考えてみた。そして、今まで自分一人でここまで来たわけではなかった事を思い出した」

「支えてくれたメンバー、スタッフ、ファンを思うと、「やらない!!」と答えた事が自分勝手で、申し訳ないと思った。そして、ツアーをやる決断をした」

「僕はステージを降りる時、一人ぼっちになる気がしてとても寂しくなる。でもステージに居る時は最高に幸せ」

「いつも奇跡を見せてくださってありがとうございます。これからは僕が奇跡を作っていきます」

●ぽよよ、日本ツアーをやり遂げる自信が持てなかったんだね。そりゃそうだよな。スパショと違って踊らない分、全編生歌で頑張らなきゃいけない。不安だよな。そして、そんな重い本音を明かしてしまう。この手紙を聞いて、「あぁ、SJって本当に人間くささを隠さないなぁ」と思った。SHINeeのテミンさんとか、去年のホール&アリーナツアー決まった時「嬉しかった。沢山ステージに立てば立つほど成長できるから」なんて高貴な発言してたからね。いやぁ正直ドン引きしただろあのスケジュール…真相は分からないけど。まぁとにかく彼らは本音をなかなか明かさないわね。日本では尚更。

●でもぽよよは、てかSJは言っちゃうんだ。スーパーアイドルなんだけど、時々こぼれ落ちて来る本音や裏事情。これが他のグループにはない彼らの魅力であり、そんな部分に沢山の人が惹かれているのだ。
ぽよよ、色んな物を背負いながらステージに挑んだんだね。彼は最後のMCで「心強い二人のメンバーや待っててくれたファンの皆さんが居るのに、「やりたくない!」なんて言った事を申し訳なく思う気持ちで一杯でした」と謝っていた。黙ってても全然良かったけど、正直に言わずに居られなかったんだろうね。言う時は言う男だしね。

●他の公演は見てないから分からないけれど、名古屋公演で、ぽよよは時々咳き込み、ペットボトルの水を片手に、頻繁に飲みながら歌っていた。自分のパートじゃない時は、苦しそうな表情を見せたりもしていた。今回のツアー、ぽよよの中でどんな風に記憶されるのだろう。

●そういえば他の2人は日本ツアーに不安はあったのかな。兄さんは久々にステージでガッツリ歌える機会を貰って張り切ってたと思うんだけど、どうなんだろう。キュヒョンは?ギュは強そうな気がするんだけどな。「公演数の多さはミュージカル何回もやってるし慣れてるわ俺」って感じで。というかギュ…彼は生で見るほど株が上がる。歌はブレないし堂々としてるし笑いも取れる。KRYの、というかSJの支柱でしょう。彼見てると本当に安心する。

ライブの思い出書こうとしたらぽよよの事ばかりになってしまった!また別の記事で書けたら書きます…。