つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

漢字の人

2004-12-05 13:53:24 | 学術書/新書
さて、記念すべき(いつまで続けるんだ)4回目は、

タイトル:漢字の話(上)(下)
著者:藤堂明保
出版社:朝日選書

であります。

漢和辞典などでは有名な人。
とは言っても辞書のように小難しい話ではなく、漢字の成り立ちや本来の意味などなど、「漢字ってのはこういうものか」と感心させられる本。

印象的だったのは、いまの学校での漢字の教え方は書き順偏重で、書き順なんかより、漢字本来の意味を教えるほうがいい、と。

確かに、「必」の漢字なんて書き順適当だけど、本来の意味や成り立ちを知るほうが読んでて楽しい。

漢字は苦手というひとでもおすすめできる本。
ただし、上下巻各1500円くらいで3000円と少し高めなのが玉に瑕。


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