さて、これ書いててまた新潮社だと思ったの第256回は、
タイトル:ビタミンF
著者:重松清
出版社:新潮社
であります。
他力本願まっしぐらで、同僚に
「なんかオススメがあったら貸して。
ただし、比較的短めのヤツ」
といって借りてきたもの。
短いと言っても、全体の短さじゃなくて短編集ってところがちと意図が伝わりきれてなかった気はしないでもないけど(笑)
さて、一言で言うと家族ドラマ。
7編の短編が収録されているけれど、そのどれも主人公が30代後半~40代で、大きくて大学受験程度の子供がひとり、またはふたりいる父親。
なんかまるでそのまんま1時間ドラマでもできそうな感じで、ちょっとほっとするような話とか、どこか切ない話とか、どれもすっきりとまとまった話になっている。
各編は、
ゲンコツ
はずれくじ
パンドラ
セッちゃん
なぎさホテルにて
かさぶたまぶた
母帰る
個人的によかったと思ったのは「なぎさホテルにて」と「かさぶたまぶた」かなぁ。
ただ、家族ドラマだし、妻子もちが基本の話だから、どちらかというと「ふ~ん」で終わる話ではある。
つか、子供だの何だので悩む立場じゃないしね。
まぁでも、読みやすい本だと思う。
妙な引っかかりもなく、するするっと入っていけるし、とても一般受けする作品だろうね。
そういう意味では「博士の愛した数式」とおなじで、何か読む本ない? と訊かれて、じゃぁこれ、というくらいではあるけれど、個人的にすごいおもしろいか、って言われるとぜんぜんそうじゃない。
一般的に、冷めた目で見て、いいんじゃない、くらいかな。
まぁ、ぐっとのめり込める作品のほうが少ないんだから、しょうがないっちゃぁしょうがないんだけどね。
タイトル:ビタミンF
著者:重松清
出版社:新潮社
であります。
他力本願まっしぐらで、同僚に
「なんかオススメがあったら貸して。
ただし、比較的短めのヤツ」
といって借りてきたもの。
短いと言っても、全体の短さじゃなくて短編集ってところがちと意図が伝わりきれてなかった気はしないでもないけど(笑)
さて、一言で言うと家族ドラマ。
7編の短編が収録されているけれど、そのどれも主人公が30代後半~40代で、大きくて大学受験程度の子供がひとり、またはふたりいる父親。
なんかまるでそのまんま1時間ドラマでもできそうな感じで、ちょっとほっとするような話とか、どこか切ない話とか、どれもすっきりとまとまった話になっている。
各編は、
ゲンコツ
はずれくじ
パンドラ
セッちゃん
なぎさホテルにて
かさぶたまぶた
母帰る
個人的によかったと思ったのは「なぎさホテルにて」と「かさぶたまぶた」かなぁ。
ただ、家族ドラマだし、妻子もちが基本の話だから、どちらかというと「ふ~ん」で終わる話ではある。
つか、子供だの何だので悩む立場じゃないしね。
まぁでも、読みやすい本だと思う。
妙な引っかかりもなく、するするっと入っていけるし、とても一般受けする作品だろうね。
そういう意味では「博士の愛した数式」とおなじで、何か読む本ない? と訊かれて、じゃぁこれ、というくらいではあるけれど、個人的にすごいおもしろいか、って言われるとぜんぜんそうじゃない。
一般的に、冷めた目で見て、いいんじゃない、くらいかな。
まぁ、ぐっとのめり込める作品のほうが少ないんだから、しょうがないっちゃぁしょうがないんだけどね。