さて、裏と言うとなんで大日如来より明王のほうが強いんだと疑問に思う第81回は、
タイトル:ロードス島戦記 灰色の魔女
著者:水野良
出版社:角川スニーカー文庫
であります。
懐かしいなぁ。
奥付を見ると昭和63年初版発行、だもんなぁ。
前にも書いたひかわ玲子先生は日本ファンタジーの草分け、だけど、このロードス島戦記は日本ファンタジーを定着させたひとつ、と言っても過言ではないと思う。
とは言っても、もともとグループSNEと言うマニア集団が、Dungeons & Dragonsと言うテーブルトークPRGをパクって作ったTRPGをもとにした話だけど。
でも、かなり久しぶりに読んだけど、このひと、すごい素直な話を作る。
お約束と言えばそのままだけど、いわゆる剣と魔法の世界で、何の衒いもなく、ストーリーを作っている。
まぁ、主人公のパーン、ヒロインのディードリット……このうち、ディードのほうがパーンに惹かれていく、つまり一緒に行動する、戦う、と言うところの説明が乏しいので、唐突な感じがするけど、そういった若干の引っかかりを除けば、確かに当時から人気が出たのは頷けると思う。
(アニメでかなりの巻数出たはずだし)
でも、いま読むと物足りない感じがないわけではないけど、懐かしさもあって、それなりに読んでしまったわい(笑)
そういう意味では、日本ファンタジーのひとつの試金石(?)だから、ひとつ、読んでみるのもいいのかもしれない。
タイトル:ロードス島戦記 灰色の魔女
著者:水野良
出版社:角川スニーカー文庫
であります。
懐かしいなぁ。
奥付を見ると昭和63年初版発行、だもんなぁ。
前にも書いたひかわ玲子先生は日本ファンタジーの草分け、だけど、このロードス島戦記は日本ファンタジーを定着させたひとつ、と言っても過言ではないと思う。
とは言っても、もともとグループSNEと言うマニア集団が、Dungeons & Dragonsと言うテーブルトークPRGをパクって作ったTRPGをもとにした話だけど。
でも、かなり久しぶりに読んだけど、このひと、すごい素直な話を作る。
お約束と言えばそのままだけど、いわゆる剣と魔法の世界で、何の衒いもなく、ストーリーを作っている。
まぁ、主人公のパーン、ヒロインのディードリット……このうち、ディードのほうがパーンに惹かれていく、つまり一緒に行動する、戦う、と言うところの説明が乏しいので、唐突な感じがするけど、そういった若干の引っかかりを除けば、確かに当時から人気が出たのは頷けると思う。
(アニメでかなりの巻数出たはずだし)
でも、いま読むと物足りない感じがないわけではないけど、懐かしさもあって、それなりに読んでしまったわい(笑)
そういう意味では、日本ファンタジーのひとつの試金石(?)だから、ひとつ、読んでみるのもいいのかもしれない。