あまりにお腹がすいていて、綺麗に盛れなかった我が家の自慢のそば。
我が家の自慢と言っても私たちがうったわけではない。
こんなそばをつくれるお店とお知り合いなことがうれしい“自慢のそば”
池袋本町に製麺所をもつ松本製麺所。
忙しくてちょっとご無沙汰していたので愛しのおそばを買いに自転車でお邪魔しに。
そうしたら工場跡地を借りて50坪ほどある製麺所に進化しているではないか!?
なんということだ~
門をたたくと午前中の仕込みが終わったご夫婦が迎えてくれて、
しかも見学させてもらい、休憩室でお茶までご馳走になり、さらにダラダラお話まで。
忙しいのにすんません。
「かしこ」の小規模さとは間逆に機械も冷蔵庫も本物。
いつも商売のアドバイスも仕入れ値の高騰の時期の話もざっくばらんにお話ししてくださる貴重な先輩。
仕込み開始も「かしこ」の朝時間と同じ早さでそのあたりも親近感が(笑)
やっぱり自営業は遊びじゃないわぁ~と気合いを入れていただき帰宅。
しかし、世の中は広い。
遊びのように力の抜けている、もはや雰囲気が日本人じゃない(笑)
といつも会うたび感じる、師匠のうちや旅でご一緒する大谷秀正さん、通称トニーさん。
23歳で音楽会社を立ち上げ、30を過ぎたころから渋谷にカフェの展開を始める。
底知れぬパワーを秘めた…というより、すご~くゆるい人(笑)
年下の、しかもたまにしか会わない私がそんな失礼なこと言っちゃいけないけど。
何年かすると、そのカフェは渋谷で一番の夜カフェになった宇田川カフェ。
本を出版したと聞いて本やさんへ。
確かにカフェを始めようとしている人、人をまとめる人はトニーさんの感覚をいただきたい。
さらっと読めてしまうすごく面白い本でした。
やはりこれでもか!と努力しながらもベースで楽しんでいる人間は強い。
やりたいことをやりたいからやってる。つまらないから自分の為に楽しむためにやってる。
私がいつも刺激を受け、どーんと謙虚な心の海に沈められるのはこんな大人が
いやだってほど周りにいるからだと、人のつながりに感謝がつきない。
(かしこ)
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