石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

新オーブン用自作スリップピール

2011年10月25日 23時30分25秒 | パン屋開業への道&道具達

この材料だけを見て何を作るかわかる方はいないと思いますが、

スリップピールを作っていきます。

あのパンを入れたり出したりする道具と言えばわかるかな。

実はミーレのオーブン、買ったもののまだ稼働してないのです。

というのも細かな道具やオーブン自体の癖やらあるようで、

じっくり時間をかけて新オーブンに変えていくようですよ。大変ですね~(他人ごとみたいに云ってみたり)



ではでは、作っていきます。

まず材料は高田馬場のテンボスで中古のアルミ番重の蓋。

新品の越し金、合わせて¥683。とってもリーズナブル。



まずカナノコでオーブンの天板のサイズより若干小さめにカット。





バリがでるので、しっかりバリを取ります。



次にドリルで穴を空けていき、これも丁寧にバリをとります。



穴に合わせてヘラにも穴をあけます。





M3、5㎜のビスでジョイント。これで半分出来上がり~

なんて思ったら、ここからが手間をとってしまった。

本体の剛性が足りず、ものを載せるとたわんでしまう。

作業部屋でゴソゴソ、アルミのエルアングルを発見。



カットして、あててみるとなかなか良い感じ。簡単に接着剤で固定。これでかなりしっかりした。

次の問題は、取っ手が細すぎてしまい持ちにくいこと。



またまた作業部屋をゴソゴソ。サクラの端材をノミで整え取りつけてみると、



これでも細すぎて力が入りません。焼く前のパンはかなりの重量。で、作り直し…。



今度は取っ手が平ではないので、カーブに合わせ、溝を掘ります。



そのままの太さで、とりあえずテープで止めて穴をあけます。   







並行ピンを使い固定。と思った矢先、痛恨のミス。ピンを入れる時、バリっ。

やってしまいました…。後でオガクズをボンドで混ぜて、補修することにして諦めました。

そこからちょうど良い形に整えていきます。


ノコとノミで形を整え、ヤスリをかけ、







小川社のミツロウワックスで仕上げました。

おまけ、グラインダーで火傷、片付け中に指3本カット。

本業を顧みない大工仕事はいけません。戒めです。トホホ…。

(整体人)









最新の画像もっと見る

コメントを投稿