のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

のんびり娘の卒業。

2009-04-16 23:04:04 | 心理的成長
13日の夜、例によって二人で宿題を終えたときに、のんびり娘が
私に対する色々な気持ちを話し出しました。

のんびり娘は、自分にされた事(主にマイナス感情を呼び起こすものですが・・)を「忘れない」子ですので、こうしてまるきり関係ないときに
「この間、ママが怒ったけどあれは私は悪くなかったんだ(客観的にはそうではない)・・・」的なことを、クドクド言い募る事はこれまでも良くありましたが、
その伝え方にしても、彼女の理解の仕方にしても
「まだまだ、狭い。わかってない。これをもう一段成長させるのにはどんな作戦で行ったらいいのか・・。」
と考えさせられたり、場合によってはあまりの身勝手さ(本人はそう気付いていない)と
頑固なわからんチンにイライラさせられたりしていました。

それが、この日の彼女の話し方は、ずいぶんと落ち着いていて、
私に伝わっているかどうか、ちゃんと考えながら話している事がわかる話し方で、
こちらの気持ちにも彼女なりに配慮しているのがわかって、
うまくいえないんですけど、
「この子、もう大丈夫だ。」
って、そんな風に私に思わせてくれる何かが漂っていました。

もちろんね、まだまだ知らなきゃいけないこと、
わからなきゃいけない事はいっぱいあるんですよ。
でも、そうした事を身につけさせるために
親の私が、なだめたりすかしたり脅したり、
そっちの方向にコントロールしようとするような必要はもうないなって。
あとは、この子が自分で育っていくなって。

それは、そのときの「言葉」だけじゃなくて、話している彼女の「雰囲気」とか、
春休みからこっちの彼女の行動の仕方とか、そういうもの全て含めてのことだったと思うんですが、とにかくふいにそんな風に感じたんです。

もちろん、データとして世の中の事、人の気持ちの事、
これからだって教えては行くけれど、
勉強ももちろん見ていくけれど、
人としての柱の部分に私が手を出す事はもうないなって、
そう思って、彼女にもその私の気持ちを伝えました。

学習面、時間の面、生活スキルの面、
卒業できずに二人三脚する部分はまだまだたっぷりありますけど、
のんびり娘、ある面では鬼母から卒業です。

「でもね、時間に関してはまだまだだからね。それは出来るまで口煩く言うよ。」
とも言いましたけどね。まぁ、この面は本人も自覚してますので
「うん。そこはきつく言ってもいいよ。怒ってもいいよ。」
と、納得するのんびり娘なのでした。