のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

英語で国語のお勉強?

2009-03-09 07:49:44 | 英語
昨日の日曜日は、音楽と英語のテスト直し。
レポートのまとめ方は、本人わかってきているので、
私が仕事にでている昼のうちに、出来ることはやっておきます。

英語では、正しい答え(解答欄に記入する部分だけでなく、必ず文章で書きます)を
3行ずつあけながら記入。
「どうしてその答えになるのか」
という文法、解説部分については、ママ帰宅後一緒に考えながら記入するというスタイルです。
こうして勉強していく中で、
彼女の中で、まだあやふやなところ、丸っきり入ってないところ
などが浮き出してきますので、そこは教科書に戻ってもう一度勉強しなおして
それから書き込みます。

今回のテストでは、主に
「動名詞と不定詞」「動名詞と進行形」「受動態」「付加疑問文」
あと、「前置詞」
そんなところをやってるのですが、
言葉の弱い彼女の場合、毎回毎回しつこく刷り込まないと、
こうした言葉が実体を持って体の中に入っていかないんです。

何度も繰り返しやった問題はできるんですよ。
全文書けと言われると、スペルが覚えきれないので出来ないのですが、
( )を埋める問題や、順番を選ぶ問題なら、
「確かこんなだった・・」
という『記憶』で何とかしちゃう。

でも、「受動態にしなさい」
とか「不定詞を使って同じ意味の文を書きなさい」
とかいう問題文の指示がわからないと、今後どうしようもないですから、
毎回ここはおさえるようにはしてるんです。
それでもね、
「不定詞ってなんだっけ?」に
「えーと・・否定文?」
と帰ってきたり・・・
まぁね、1年の時から文章を見るたびに聞いている
「主語は?」「動詞は?」だって、
スムーズに迷いなく選べるようになったのは最近のことですからね、
2年3年かかるのは覚悟してやらないといけないですわね。


さて、今回は「付加疑問文」についてのエピそーでです。
これも、プリントをやっているときには、
「どう直したら良いのか」はしっかり掴んで出来ていたものなんですけど、
テスト問題の形ででてきたら、何をやったらいいかわからない。
もう一度、教科書に戻って説明部分を読んでもらいました。

 付加疑問文とは
 念を押したり、同意を求めたりするときの言い方「~ですね」に相当する部分は
 英語では付加疑問形で表わします。付加疑問形を持つ文を付加疑問文と言います。
 
という、説明前半の部分で、どこがのんびり娘にはわからないと思います?
付加疑問「形」と、付加疑問「文」の違い?
もちろん、そこもありますけど、もっと最初の部分にあるんですよ。

「念を押す」っていう言葉がまずわからないの。
それから、
「同意を求める」
という言い回しもね。

横で聞いていたパパは、後でこそっと
「中学生で、わからないかなぁ・・」
と漏らしましたけど、だから「のんびり娘」なんですよね。
で、いつも一緒にいる私には「ここわからないだろうな」とすぐにわかる。
そうして、彼女の持っているボキャブラリーと、彼女のもっている体験を使って、
その言葉の意味を説明する事ができる。
(なので、他の方になかなかお任せできないんですけど・・)
すると、チンプンカンプンだった教科書の説明が、ちゃんと彼女の中に入っていくの。
(しばらくするとまた忘れますけどね。)

さて、こうしてやった問題は、指示がなくても極力「日本語訳」をつけるようにしています。短い文章を訳して組み立てなおす事で、の本後の力もつけたいから。

付加疑問文の問題では、「YES][NO]の訳しかたについて、こんな問題もありました。
  ( )内を埋める 問題です。イラストもついています。
 
Yumi doesn't have three books,(does) (she)?

Yes,(she) (does).

これをどう訳すのか。特に答えの文にはセンスが必要ですよね。

「ユミは3冊の本をもっていませんよね?」
までは訳せました。

そして答え部分。
「はい、持っています。」
とやりました。まぁ、これはやりがちですよね。
でも、ここからがのんびり娘なんですよ。
こちらが言葉で理屈で説明してもよくわからない。
質問から通しで言わせてみても、私が替わりに読んであげても、
気づけないんです。


「じゃぁ、どっちがいいか聞いていてね。」
と、
「はい、持っています。」と「いいえ、もっています。」
のふたつの答えを聞いてもらってもまだわからない。

質問文から自分で両方言ってもらったけど、自分で口にしている時は良く見えないんですよね。

で、横で寝そべって本を読んでいた妹ちゃんにお手伝いしてもらいました。
二つの答えのパターンを使って、ママと、妹ちゃんの掛け合いをします。
それで、「どっちが良かった?」
と聞くと、今度は自信を持って、
「いいえ、もっていますだ!」
となりました。

我が家の学習は、全ての教科がこうして「言語領域」につながっているのです。