子供にはどう話してますか

のんびりちゃんの能力の事、皆さんはどうお話しているのでしょうか。
我が家は・・・うーん、あんまり深刻に考えずにその都度事実として話してきたような気がします。

これは、我が家の場合、テストを受けたのが4年生と遅く、それまでは親が勝手にLDだと思い込んでいたので、「人間、得意もあれば苦手もあるさ」というトーンで話しやすかったからだと思います。
まっ、のんびりちゃんだとわかったところで、「人間得意もあれば苦手もあるさ」っていうのは変らないんですよね。
ただ、のんびりちゃんの苦手分野は、社会で自活するのに不利益を被るところが多いから、人より頑張らなきゃいけないのは仕方がないよ、というトーンです。

具体的には、こんな風に話しています。

妹ちゃんは、本読むのが得意で話すのも上手だよね。
でも、ドレミとかファラドとかは、当てられない。
ピアノの練習していても、おねーちゃんみたいに最後まで頑張るっていう事が出来なくて、ママに怒られる。

おねーちゃんはドレミもファシレも、何の苦労もなくピタッと当てちゃうし、頑張る力は妹ちゃんよりずっと上だけど、本読んだりお話するのが苦手だよねぇ。

「苦手」と「得意」、皆それぞれあるのが人間なんで、どっちが偉いとかは無いんだよね。
でもさ、ファシレがわからなくて損をする事ってあんまりないけど、「安売り」とか「特売」が読めないと、お買い物で損しちゃうでしょ。
お金の計算が苦手だと、悪い人に騙されちゃうかもしれないよね。

だから、ねーちゃんには気の毒だとは思うけど、「言葉」が苦手な人のほうが余計に頑張らなきゃいけないんだよね。

今のところ、これで本人納得しているようです。
といっても、自分だけ勉強させられて、妹ちゃんが遊んでいるのは感情的に許せない部分もあるらしく（当然ね）、良くお風呂で八つ当たりしています。