のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

できる事はやっておく

2006-02-16 20:48:15 | 先生方に③ 親の思い 
放課後補習やってきた4年生。今日は、( )や×、÷、+、-の順序を考えながら計算する「計算の決まり」のプリントを持ってきました。

順序を守ればいいだけなので、今のところそんなに難しくはありません。紙にポイントを書いてあげて、「見ながらやってご覧」と言えば済むはずなのですが・・・・

なかなか手が進まないお子さんを、じっくりマンツーマンで見てみると、
掛け割りの筆算で躓いています。
それをひとつづつクリアしていくと、
14-6みたいな、くり下がりのある引き算で躓いている事がわかります。

凧糸とおんなじ。絡んだ糸は地道にほぐしていかないと、遠くまで飛ばす事は出来ません。ゆっくりでもいいから手順をきっちり身につけてもらえるよう一緒にやっていきます。
でもね、時間が足りないの。身につくまでにするにはもう少し習熟の時間が欲しいんだなぁ。

娘のことを思います。
1年、2年。大変だったけど、公文で繰り返し計算をして、指折りだけども確実に計算が出来る力を身につけた。
それがあるから、今何とかやっていけるんだなって。

今来ている子ども達よりも、能力的にはうちの娘の方がたぶん下です。理解度は学校の子達のほうがある。
だけど、計算だけはそこそこ出来るから(遅いし、時々やり方忘れますけど)、新しい単元にはいったときに覚える事が少なくて済むんです。
と、いっても、他のお子さんより遥かにに大変なんですけど
これで計算まで出来ていなかったら、さすがの私もお手上げだったと思うんです。

2年の時、担任の先生がおっしゃっいました。
「今出来ない事は、働きかけを続けながら彼女の成長を待ちましょう。そして、今出来ることをしっかりやっていきましょう。」
 「理解」はなかなか進まなかったし、「できる」ようになるまでには何だって他の子の数倍の時間がかかったけれど、諦めずにこつこつ積み上げてきてよかった。

でもね、4年生のその子達もまだまだこれからだと思うんですよ。1年、2年のときよりも「理解力」は数段上がっているから、今なら「理屈」もそこそこ入るはず。小学校卒業まではまだ2年もあるんだし、諦める事は無いんだよね。

うちの娘が、ずっと苦戦している
10や100で割る、10や100を掛ける(どっちも筆算でしようとします)も、繰り返していけばいつかきっと、「なんであんな事がわからなかったんだろう」になるでしょう。
その日まで、鬼母は諦めませんよ。