日本一広い村の十津川村の重要な足、十津川村営バスがここを起点にしていて、寒村の貴重な移動手段を守っています。
奈良交通の特急バスもここに着いたら小休止、長旅の疲れをここで癒します。
バス停の目の前のダム湖の湖畔に、この日帰り温泉施設が新しく造られました。
十津川村の「源泉掛け流し宣言」とともに、それを象徴する施設として造られた、足湯や飲泉所も有する、小さいながらも本格的な温泉施設です。
当初、浴室は露天のみの設計だったそうだが、それでは奈良県の条例に抵触するらしく、屋内に変更されたとのこと。
温泉好きには浴感を余すところ無く感じることのできる、このような屋内のほうがいいですね。
確かに露天のような開けっぴろげではないものの、大きい窓を開け放つとダム湖が面前にあるので、解放感は感じることはできます。
お湯は当然ながら掛け流しで、十津川温泉独特のやや白濁した、心地よいアロマのお湯が溢れています。
極上温泉といって間違いない。この湯をワインに例えるなら、きりりとして、かつ芳醇。フランスを代表する白ワインの「シャブリ」のような感じかな。
この切れ味の鮮やかさ…こりゃ堪らん!
- 泉質:ナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物泉 70度
- 場所:奈良交通・十津川温泉BS
- 訪問日:2008年12月10日
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