朝明けに

聖書のことばから、うれしい一日一日の糧を!

いのちと死、祝福と呪いを私たちの前に置いて

2022-06-28 23:40:37 | 聖書から
わたしは、いのちと死、
祝福と呪(のろい)をあなたがたの前に置く。
あなたはいのちを選びなさい。申命記30:19

永遠のいのちとは、
唯一のまことの神であられるあなたと、
あなたのお遣わしになった
イエス・キリストを知ることです。ヨハネ17:3

 マルコ1:40~45
 士師記:50~57(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』6/29:水)



    ―――― ☆ ――――


 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、私たちと、愛による、
自由意思で自発的な関係を望んでおられる方。

それで、私たちの前にいのちに至る道と死に至る道、
祝福と呪(のろい)を置いてくださって、私たちが
命の道を選ぶように願っていてくださるのだそうです。

そして、永遠のいのちとは、【父である神】と、
人となられた【御子である神】、イエス・キリストとの
具体的な関わりをもちながら生活することなのだそうです。

 
 イエスが
キリストとしての公生涯に入られた初めの頃のこと、
ツァラート(ハンセン病、あるいは伝染性の重い皮膚病)に
冒された人がイエスのもとに来て、
ひざまずいて懇願しました。
「お心一つで、わたしをきよくすることがおできになります。」
イエスは深くあわれみ、「手を伸ばして彼にさわり、
「私の心だ。きよくなれ」と言われた。
すると、すぐにツァラートが消えて、その人はきよくなった、
のだそうです。(マルコ1:40~42) 

彼は、無名の貧しい大工のイエスを、
「『わたしはある(I am)』という者」と認めて、
この方が思われることは、
そのとおりに実現することができる方だと信頼し、
祝福の道を選んだのですね。
永遠のいのちの関係の中へと。

そして、イエスが思われたとおりに、その言葉のとおりに、
この人のツァラートは消えたのですから。



 
 これと反対に、
シェケム出身の女奴隷が産んだギデオンの子、
アビメレクとシェケムの人たちは、
自らに呪いを招く道を選びました。

アビメレクは、自分が王になろうと思って、
シェケムの人たちを味方につけ、
ギデオンの息子たち70人を殺し、
王となって、3年間、イスラエルを治めました。



しかし、シェケムの人たちがアビメレクに背いたので
アビメレクはこれを攻め、町を占領して、
その中の民を殺し、町を破壊しました。

シェケムのやぐらの住民たちはこれを聞いて、
エル・ベリテの神殿の地下室に立てこもったので、
アビメレクは山に行き、木を切って来て地下室の上に置き、
火をつけて立てこもっていた男女約千人を殺しました。

次にアビメレクはテベツに行き、
テベツの町に向かって陣を敷き、これを占領した。
町の住民たちは町の中の堅固なやぐらに逃げ込み、
立てこもった。
アビメレクはやぐらのところに来てこれを攻め、
やぐらの入り口に近づいて、これを火で焼こうとした。

そのとき、一人の女が
アビメレクの頭にひきうすの上石を投げつけて、
彼の頭骸骨を砕いた。

こうして神は、アビメレクが兄弟70人を殺して
自分の父に行った、その悪の報いを彼に返された。

神はまた、シェケムの人々のすべての悪の報いを
彼らの頭上に返された。
ギデオンの子ヨタムののろいが
彼らに臨んだ。(士師記9:50~57)




 私たちの前にも、いのちと死、
祝福とのろいが置かれていて、
神は、私たちにいのちの道、祝福の道を選び取るようにと、
願っておられるのだそうですから。

唯一のまことの神と、
神がお遣わしになったイエスとの、
具体的な関係を持ちながら生きる、
報告し、連絡し、相談しながら生きる道を。

今日も



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