朝明けに

聖書のことばから、うれしい一日一日の糧を!

この方こそ、神々の神。信頼するに値する方

2023-02-28 21:26:43 | 聖書から
王はダニエルに言った。
「お前たちの神こそ神々の神、
王たちの主だ。」ダニエル書2:47



パウロの言葉:

「アグリッパ王よ、
預言者たちを信じておられますか。
信じておられることと思います。」
アグリッパ王はパウロに言った。
「短い時間で私を説き伏せて、
キリスト信者に
してしまうつもりか。」使徒26:27~28



 Ⅰコリント10:9~13
 ロマ書5:12~21(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句3/1;水)



   ―――― ☆ ――――



 バビロン帝国の王、ネブカドネツアルは、
意味があると思われる夢を見ました。
それで、王は命令を出し、国中の知者たち
呪法師、呪文師、呪術者、占星術師たちを呼んで、
その夢の内容と解き明かしを求めました。



だれも、答えることができなかったので、
ダニエルたちも含め、皆、殺されることになりました。



それで、ダニエルは
しばらくの時を与えてくれるように願い、
エルサレムから捕囚として、一緒に連れて来られた
三人の同僚とともに、天の神にあわれみを求めました。



そして、夜の幻のうちに
この秘密がダニエルに明らかにされたので、
ダニエルは天の神をほめたたえました。



そしてネブカドネツアル王に、その夢、巨大な像のことと、
その意味を解き明かしました。



夢の中のその像は、頭は純金、胸と両腕は銀、
腹とももは青銅、足は一部が鉄、一部が粘土。
そして、一つの石が人手によらずに切り出され、
その像の鉄と粘土の足を打ち、像を粉々に砕いたことを。



そして、金の頭は、ネブカドネッアル王自身であり、
その後に、少し劣る国(ペルシャ帝国)が起こり、
その次の、第三の青銅の部分の国(アレキサンダー王)が
全地を治め、
第四の王国は鉄のように強い国(ローマ帝国)。
一部が粘土、一部が鉄であったように分裂した国。



この王たちの時代に、天の神が起こされる一つの国。
その国は永遠に滅ぼされることがなく、
その国はほかの民に渡されず、
反対にこれらの国々をことごとく打ち砕いて、滅ぼし尽くし、
永遠に続く、と。



その、夢の内容と意味を聞いたとき、
ネブカドネツアルはダニエルの前にひれ伏し、
言いました。
「あなたがこの秘密を明らかにすることができたからには、
あなたがたの神こそ、神々の中の神、王たちの主、
また秘密を明らかにする方であるに違いない。」



そして、ダニエルを高い位に就けて、
バビロンの全州を治めさせて、
バビロンのすべての知者たちをつかさどる
長官としたのだそうです。(ダニエル2:1~48)





 祭司長たち、エルサレムの指導者たちによって
殺されそうになったパウロ。
ローマ総督のフェストゥスとアグリッパ王のもとで
取り調べを受けることになりました。

パウロが、
自分が厳格な派のパリサイ人として生活していたこと、
ナザレ人イエスの名に対して、徹底して反対し、
エルサレムで多くの信徒を捕らえて牢に閉じ込め、
さらに国外の町々にいる信徒たちを捕らえるために
ダマスコへ向かう途中、イエスが現れ、
イエスを伝える者とされたこと。
そのために捕らえられていること。



モーセや預言者たちが語ったとおりに、
キリストが苦しみを受けること、
また、イエスは、死者の中から最初に復活し、
ユダヤ人にも異邦人にも光を宣べ伝えることになると
弁明したとき、
総督フェストゥスは、
「パウロよ、お前は頭がおかしくなっている。
博学がおまえを狂わせている」と言い、


アグリッパ王は、

「おまえは、わずかな時間で私を説き伏せ、

キリスト者にしようとしている」と言ったのですね。





 このパウロが
コリントの信徒に宛てた手紙に書いています。



また私たちは、彼らのうちのある人たちがしたように、
キリストを試みることのないようにしましょう。
彼らは蛇によって滅んでいきました。

また、彼らのうちのある人たちがしたように、
不平を言ってはいけません。
彼らは滅ぼす者によって滅ぼされました。

これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであり、
それが書かれたのは、
世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです。

ですから、立っていると思う者は、
倒れないように気をつけなさい。

あなたがたの経験した試練はみな、
人の知らないものではありません。
神は真実な方です。
あなたがたを
耐えられない試練にあわせることはなさいません。
むしろ、耐えられるように、試練とともに
脱出の道も備えていてくださいます。」(Ⅰコリント10:9~13)





 また、ローマにいる信徒たちに宛てた手紙に
書いています。



こういうわけで、
ちょうど一人の人(アダム)の違反によって
すべての人が不義に定められたのと同様に、
一人(イエス)の義の好意によって
すべての人が義と認められ、いのちを与えられます。



すなわち、ちょうど一人の人(アダム)の不従順によって
多くの人が罪人とされたのと同様に、
一人の人(イエス)の従順によって
多くの人が義とされるのです。


律法が入って来たのは、違反が増し加わるためでした。
しかし、罪の増し加わるところに、
恵みも満ちあふれました。

それは、罪が死によって支配したように、
恵みもまた義によって支配して、
私たちの主イエス・キリストにより
永遠のいのちに導くためなのです。(ロマ5:18~21)





 私たちもバビロン帝国の王が認めたように、
この方こそ神々の神であることを認めて、
十字架刑での処刑を受け、死んで墓に納められ、
三日目、日曜日の早朝、新しい霊のからだに復活し、
天の、
【父である神】の右の座に復帰されたイエスに信頼して、
義による支配、永遠のいのちの中へ進んでいくのですね。

イエスを通して来てくださる【聖である霊】と呼ばれる方が
私たちの心に【父である神】の御思いを置き、
書き記してくださって、
私たちも【父である神】と一つ思いになって
生きられるようにしてくださっているのですから。

今日も。



      ~~~~~~~~~~~~~~

(聖書のことばへの疑問やご意見、
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教会に行っていないけれど
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深い淵から叫ぶ私たちの叫びも、神は聞いてくださって

2023-02-27 21:51:12 | 聖書から
主よ、
深い淵の底からあなたに叫びます。
わが主よ、
私の声を聞いてください。詩篇130:1~2



その盲人は
「ダビデの子イエスよ、
私を憐れんでください」と叫んだ。
先に行く人々が叱りつけて
黙らせようとしたが、
彼はますます、
「ダビデの子よ、
私を憐れんでください」と
叫び続けた。ルカ18:38~39

 ヨブ記1:1~22
 ロマ書5:6~11(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句2/28;火) 



   ―――― ☆ ――――



 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
私たちがどん底から叫ぶ叫びも
聞いていてくださる方なのですね。



エリコ街道で道ばたに座り、
物乞いをしていた盲人の男性が、
イエスがお通りになると聞き、
人々が制止するのもかまわず、大声で、
「ダビデの子のイエス様、私を憐れんでください」
と叫び続け、

イエスから「わたしに何をしてほしいのですか」と尋ねられ、
「主よ、見えるようにしてください」と答え、

イエスから「見えるようになれ。
あなたの信仰(信頼)があなたを救いました」
と言っていただいて、たちどころに見えるようになり、
イエスについて行く者となったように。(ルカ18:35~43)





 サタンと呼ばれる悪魔は、
私たちのことを神に訴えて災いを来させ、
私たちの神への信頼を失わせ、
神から引き離そうとするのですね。
ヨブの時のように。



 ヨブ記には次のように記されています。

ウツの地に、その名をヨブという人がいた、
この人は誠実で直ぐな心を持ち、
神を恐れて悪から遠ざかっていた。

彼に七人の息子と三人の娘が生まれた。
彼は羊七千匹、らくだ三千頭、牛五百くびき、
雌ろば五百頭、それに非常に多くのしもべを所有していた。


この人は東の人々の中で一番の有力者であった。
彼の息子たちは互いに行き来し、
それぞれ自分の順番の日に、家で宴会を開き、
人を遣わして彼らの三人の姉妹も招き、
よく一緒に食べたり飲んだりしていた。



宴会の日が一巡すると、
ヨブは彼らを呼び寄せて、聖別した。
朝早く起きて、彼ら一人ひとりのために、
それぞれの全焼のささげ物を献げたのである。



ヨブは、「もしかすると、息子たちが罪に陥って、
心の中で神を呪ったかもしれない」と思ったからである。
ヨブはいつもこのようにしていた。



ある日、神の子ら(天使たち)がやって来て、
【主】の前に立った。
サタンもやって来て、彼らの中にいた。

【主】はサタンに言われた。
「おまえはどこから来たのか。」
サタンは【主】に答えた。
「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」


【主】はサタンに言われた。
「おまえは、わたしのしもべヨブに心を留めたか。
彼のように、誠実で直ぐな心を持ち、
神を恐れて悪から遠ざかっている者は、
地上には一人もいない。」



サタンは【主】に答えた。
「ヨブは理由もなく神を恐れているでしょうか。
あなたが、彼の家の周りに、
そしてすべての財産の周りに、
垣を巡らされたではありませんか。
あなたが彼の手のわざを祝福されたので、
彼の家畜は地に増え広がっているのです。


しかし、手を伸ばして、
彼のすべての財産を打ってみてください。
彼はきっと、面と向かってあなたを呪うに違いありません。」



【主】はサタンに言われた。
「では、彼の財産をすべておまえの手に任せる。
ただし、彼自身には手を伸ばしてはならない。」



そこで、サタンは【主】の前から出て行った。
ある日、彼の息子、娘たちが、
「一番上の兄の家で食べたり、
ぶどう酒を飲んだりしていたとき、


一人の使者がヨブのところにやって来て言った。
「牛が耕し、そのそばでろばが草を食べていると、
シェバ人が襲いかかってこれを奪い取り、
若い者たちを剣の刃で打ち殺しました。
私一人だけが逃れて、あなたに知らせに参りました。

この者がまだ話している間に、もう一人が来て言った。
「神の火が天から下って、
羊と若い者たちを焼き滅ぼしました。
私一人だけが逃れて、あなたに知らせに参りました。



この者がまだ話している間に、もう一人が来て言った。
「カルディア人が三組になって、らくだを襲い、
これを奪い取り、若い者たちを剣の刃で打ち殺しました。
私一人だけが逃れて、あなたにお知らせに参りました。



この者がまだ話している間に、もう一人が来て言った。
「あなたのご子息やお嬢さんたちは、
一番上のお兄さんの家で食べたり
ぶどう酒を飲んだりしておられました。
そこへ荒野の方から大風が吹いて来て、家の四隅を打ち、
それがお若い方々の上に倒れたので、
皆様亡くなられました。
私一人だけ逃れて、あなたに知らせに参りました。」



そのとき、ヨブは立ち上がって上着を引き裂き、
頭を剃り、地にひれ伏して礼拝し、そして言った。
「私は裸で母の胎から出て来た。

また裸でかしこに帰ろう。

【主】は与え、【主】は取られる。

【主】の御名はほむべきかな。」



ヨブはこれらすべてのことにおいても、罪に陥ることなく、
神に対して愚痴をこぼすようなことはしなかった。(ヨブ1:1~22)





 サタンは、このようにわざわいを来させて、
私たちから神への信頼なくさせ、神から引き離し、
地獄への道連れにしようとします。


しかし、主イエスは、
私たちの背きの罪のゆえに十字架刑での死に渡され、
私たちが義と認められるために、
死人の中から、新しい霊のからだによみがえられました。



私たちは、この方に信頼することによって義と認められ、
私たちの主イエス・キリストによって、
神との平和を持っています。



受けるべき刑罰は済んでいる者としてくださり、
神を喜ぶ者ともしていただけて。(ロマ5:1~11)



サタンの策略によって、
深い淵の底に落ち込むようなことになっても、
そこから神に叫ぶことができ、
神と思いを一つにし合う関係を深めていけるのですから。
イエスを通して来てくださる
【聖である霊】と呼ばれる方によって。

今日も。



      ~~~~~~~~~~~~~~

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折にかなった助けを受けるために、大胆に、御座の前に進み出て

2023-02-25 22:08:07 | 聖書から
悪魔の働きを滅ぼすためにこそ、
神の子が現れたのです。
Ⅰヨハネ3:8b(2/26の週の聖句)



主が罠からあなたの足を
守ってくださる。箴言3:26(ドイツ語)



(イエスの祈り)

わたしがお願いすることは、
あなたが彼らを
この世から取り去ることではなく、
悪い者から
守ってくださることです。ヨハネ17:15



 ヘブル書4:14~16
 ヨブ記2:1~13(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句2/26;Ⅳ日曜)



   ―――― ☆ ――――



 イエスは、私たちをこの世から取り去ることではなく、
この世にある間、悪い者から守ってくださるように、と、
【父である神】に願ってくださっているのですね。

私たちを地獄の道連れにしようとする悪魔の働きを
無効にし、滅ぼしてくださって。




 そのサタンと呼ばれる悪魔は、神の前に私たちを訴えて、
私たちを神から引き離そうとするのですね。



ヨブ記2章には、
神に私たちを訴える悪魔、サタンの様子が記されています。



ある日、神の子ら(天使たち)がやって来て、
【主】の前に立った。
サタンも彼らの中にやって来て、【主】の前に立った。

【主】はサタンに言われた。
「おまえはどこから来たのか。」
サタンは答えた。
「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」


【主】はサタンに言われた。
「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。
彼のように、誠実で直ぐな心を持ち、
神を恐れて悪から遠ざかっている者は、
地上に一人もいない。

彼はなお、自分の誠実さを堅く保っている。
おまえは、わたしをそそのかして彼に敵対させ
(一日のうちに、財産の牛や羊やらくだを
近隣の略奪隊が奪うようにさせ、若い者たちを殺させ、
さらに、7人の息子と3人の娘が
倒れた家の下敷きになって死ぬようにさせて)、
理由もなく彼を呑み尽くそうとしたが。」

サタンは【主】に答えた。
「皮の代わりは、皮をもってします。
自分のいのちの代わりには、
人は財産すべてを与えるものです。

しかし、手を伸ばして、彼の骨と肉を打ってみてください。
彼はきっと、面と向かってあなたを呪うに違いありません。」

【主】はサタンに言われた。
「では、彼をおまえの手に任せる。
だだ、彼のいのちには触れるな。」



サタンは【主】の前から出て行き、ヨブを
足の裏からあたまの頂まで、
悪性の腫物(しゅもつ)で打った。
ヨブは土器のかけらを取り、それでからだを引っかいた。
彼は灰の中に座っていた。

すると、妻が彼に言った。
「あなたは、これでもなお、
自分の誠実さを堅く保とうとしているのですか。
神を呪って死になさい。」



しかし、彼は妻に言った。
「あなたは、
どこかの愚かな女が言うようなことを言っている。
私たちは幸いを神から受けるのだから、
わざわいも受けるべきではないか。」
ヨブはこのすべてのことにおいても、
唇によって罪に陥ることはなかった。



さて、ヨブの三人の友が、ヨブに降りかかった
これらすべてのわざわいのことを聞き、
それぞれ自分のところから訪ねて来た。
すなわち、テマン人エリファズ、
シュアハ人ビルダテ、ナアマ人ツォファルである。



彼らはヨブに同情し、慰めようと、
互いに打ち合わせて来た。
彼らは遠くから目を上げて彼を見たが、
それがヨブであることが見分けられなかった。

彼らは声をあげて泣き、それぞれ自分の上着を引き裂き、
ちりを天に向かって投げ、自分の頭の上にまき散らした。
彼らは彼とともに七日七夜、地に座っていたが、
だれも一言もかれに話しかけなかった。彼の痛みが
非常に大きいのを見たからである。(ヨブ2:1~13)



このように神に訴え、私たちにわざわいをもたらして、
私たちの心を神から引き離そうとするサタンの働きを、
イエスは滅ぼしてくださるのだそうですから。





ヘブル書の記者は言います。
このイエスは、もろもろの天を通られ、
私たちを【父である神】に執り成す
大祭司となっていてくださる方だから、
信仰の告白を堅く保とうではありませんか、と。



私たちの大祭司は、
私たちの弱さに同情できない方ではありません。
罪は犯しませんでしたが、すべての点において、
私たちと同じように試みにあわれたのです。

ですから私たちは、あわれみを受け、
また恵みをいただいて、
折にかなった助けを受けるために、
大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか、と。
           (ヘブル4:14~16)

私たちも、イエスによって、大胆に
【父である神】の御座の前に出て行って。

今日も。



      ~~~~~~~~~~~~~~

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だれにでも、惜しみなく、とがめだてしないで与えてくださる方に

2023-02-24 23:41:09 | 聖書から
主のことばを聞け。
この地に住む者を主は告発する。
この地には真実も慈しみもなく、
神を知ることもないからだ。ホセア書4:1



あなたがたの中で
知恵が欠けている人があれば、
だれにでも惜しみなく
とがめだてしないでお与えになる神に
願いなさい。
そうすれば、与えられます。ヤコブ書1:5



 ダニエル書5:1~7、17~30
 ロマ書4:13~25(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句2/25;土)



   ―――― ☆ ――――



 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
真実がなく、慈しみ、誠実さもなく、
神を知ろうともしない私たちを
告発すると仰る方なのですね。


それで、主イエスの弟のヤコブは、
自分はそういう者であることを認めて、
神に求めるように、と、勧めているのですね。
「そうすれば、与えてもらえるから」と。



神は、神をないがしろにするペルシャ帝国を裁き、
また王、ベルシャツァルの求めに応じて、
ダニエルを通して謎の意味を教えられたように。



 そのとき、ベルシャツァル王は、
千人の貴族たちのために大宴会を催し、
その千人の前でぶどう酒を飲んでいたのだそうです。

ベルシャツァルは、酒の勢いに任せて、
父ネブカドネツアルがエルサレムの宮から持ち出した
金や銀の器を持って来るように命じた。
王とその貴族たち、および王の側室たちや侍女たちが
その器で飲むためであった。

そこで、エルサレムの神の宮の本殿から持ち出した
金の器が運ばれて来たので、王とその貴族たち、
および王の側室たちや侍女たちはその器で飲んだ。

彼らはぶどう酒を飲み、金、銀、青銅、鉄、木、
石の神々を賛美した。

ちょうどそのとき、人間の手の指が現れ、
王の宮殿の塗り壁の、燭台の向こう側のところに
何かを書き始めた。

王は、何かを書くその手の先を見ていた。
すると、王の顔色は変わり、
いろいろと思い巡らして動揺し、
腰の関節はゆるみ、膝はがたがた震えた。

王は大声で叫び、呪文師、カルデヤ人、
占星術師たちを連れて来させた。


王はバビロンの知者たちに言った。
「だれでも、この文字を読んでその意味を
私に知らす者には紫の衣を着せて首に金の鎖をかけ、
この国の第三の権力を持たせる。」

  ~ ~ ~ ~ ~ ~

そのとき、ダニエルは王の前で答えた。
「贈り物はご自分で取っておき、
報酬はほかの者にお与えください。
しかし私は、その文字を王のために読み、

その意味を告げましょう。



王よ。いと高き神は、まさしくあなたの父上、
ネブカドネツアルに、国と偉大さと栄光と威光を
お与えになりました。
神が父上にお与えになった偉大さによって、
諸民族、諸国民、諸言語の者たちはことごとく、
父上の前に震えおののきました。

彼は思いのままに人を殺し、
思いのままに人を生かし、
思いのままに人を高め、
思いのままに人を低くしました。



こうして彼は、心が高ぶり、霊が頑(かたく)なになり、
高慢にふるまったので、その王座から引きずり降ろされ、
栄光を取り上げられました。



そして、人の中から追い出され、心は獣と等しくなり、
野ろばとともに住み、牛のように草を食べることになり、
からだは天の露に濡れて、
ついに、こう知るようになりました。
いと高き神が人間の国を支配し、
御心にかなう者をその上にお立てになるのだと。

その子であるベルシャツァル王よ、
あなたはこれらのことをすべて知っていながら、
心を低くしませんでした。

それどころか、天の主に向かって高ぶり、
あなたと貴族たちとあなたの側室や侍女たちは、
それを使ってぶどう酒を飲みました。

あなたは、見ることも、聞くことも、知ることもできない
銀、金、青銅、鉄、木、石の神々を賛美しました。



しかしあなたの息をその手に握り、
あなたのすべての道をご自分のものとされる神を、
あなたはほめたたえませんでした。



そのため、神の前から手の先が送られて、
この文字が書かれたのです。
その書かれた文字はこうです。
『メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン。』



そのことばの意味はこうです。
『メネ』とは、神があなたの治世を数えて終わらせたと
いうことです。

『テケル』とは、あなたが秤(はかり)で量られて、
目方の足りないことが分かったということです。

『パルシン』とは、あなたの国が分割され、
メディアとペルシャに与えられるということです。」



そこでペルシャツァルは命じて、
ダニエルに紫の衣を着せ、金の鎖を首にかけさせ、
彼がこの国の第三の権力者であると布告させた。

その夜、カルディア人の王ペルシャツァルは殺された。
そして、メディア人ダレイオスが、およそ62歳で
その国を受け継いだ。(ダニエル5:1~7、17~31) 





 パウロは、「イエス・キリストを信じる
(信頼する)ことによって、
信じる(信頼する)
すべての人に与えられる神の義」について、
イスラエル民族の始祖、アブラハムが
行いによって義と認められたのではなく、
「アブラハムは神を信じた。
それで、それが彼の義と認められた」と書かれていることを
引き合いに出し、



私たちの主イエスを死者の中からよみがえらせた方を
信じる(信頼する)私たちも、
義と認めていただけるのだと
書いています。

実に、主イエスは、私たちの背きの罪のゆえに
死に渡され、
私たちを義と認めるために、よみがえられたのですから。
              (ロマ4:1~25)。


そのイエスがお遣わしくださる
【聖である霊】と呼ばれる方が私たちに来て、
心に【父である神】の御思いを置いてくださり、
私たちのうちに【父である神】の御思いがあるようにし、
私たちが【父である神】と思いを一つにして生きるように
してくださるのですから。

今日も。



      ~~~~~~~~~~~~~~

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「わたしに立ち返って、生きよ」と、あの方が

2023-02-22 23:15:41 | 聖書から
立ち帰れ、
お前たちの悪しき道から。
どうしてお前たちは
死んでよいだろうか。エゼキエル書33:11



私たちを、
悪からお救いください。マタイ6:13

 コロサイ書3:(5~7)8~11
 ロマ書3:27~31 (通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句2/23;木・祝)



   ―――― ☆ ――――



 聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は言われます。


「わたしは決して悪しき者の死を喜ばない。
悪しき者がその道から立ち返り、生きることを喜ぶ。
立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。
どうしてお前たちは死んでよいだろうか。
なぜ、あなたは死のうとするのか」と。



それで、イエスは言われたのですね。
「私たちを悪からお救いください」と神に願え、と。



 使徒パウロは書き送っています。

ですから、地にあるからだの部分、
すなわち、淫(みだ)らな行い、汚(けが)れ、情欲、悪い欲、
そして貪欲を殺してしまいなさい。
貪欲は偶像礼拝です。
これらのために、
神の怒りが不従順の子らの上に下ります。



あなたがたも以前は、そのようなものの中に生き、
そのような歩みをしていました。
しかし今は、これらすべてを、
すなわち、怒り、憤り、悪意、ののしり、
あなたがたの口から出る恥ずべきことばを捨てなさい。
互いに偽りを言ってはいけません。

あなたがたは古い人をその行いと一緒に脱ぎ捨てて、
新しい人を着たのです。
新しい人は、それを造られた方のかたちにしたがって
新しくされ続け、真の知識に至ります。

そこには、ギリシャ人もユダヤ人もなく、
割礼のある者もない者も、未開の人も、
スキタイ人(ロシア南部に住んでいた人々。
最も未開な人々と考えられていた)も
、奴隷も自由人もありません。
キリストがすべてであり、
すべてのうちにおられるのです(コロサイ3:5~11)と。





 また、使徒パウロは書き送っています。 

それでは、
(ユダヤ人である)私たちの誇りはどこにあるのでしょうか。
それは取り除かれました。
どのような種類の律法によってでしょうか。
行いの律法でしょうか。
いいえ、信仰(信頼)の律法によってです。

人は律法の行いとは関わりなく、
信仰(信頼)によって義と認められると、
私たちは考えているからです。

それとも、神はユダヤ人だけの神でしょうか。
異邦人の神でもあるのではないでしょうか。
そうです。異邦人の神でもあります。
神が唯一なら、そうです。


神は、割礼のあるものを信仰(信頼)によって義と認め、
割礼のない者も
信仰(信頼)によって義と認めてくださるのです。

それでは、私たちは信仰によって
律法を無効にすることになるのでしょうか。
決してそんなことはありません。
むしろ、律法を確立することになります(ロマ3:27~31)と。





 神である【主】は、
私たち人間を創造する時にも、
造られた私たち人間が一つも困らないようにと、
人間の住む場所として、
この宇宙、地球の自然環境を造り、整え、
全部出来上がってから、「さあ、人を造ろう」と
最初の人アダムを造ってくださいました。



そのように、「わたしに立ち返れ」と言われるときにも、
前もって、
私たちの創造の目的からの「的外れ」の責任を
問うことがないように、と、
【御子なる神】を人間イエスとして人の世に遣わし、
この方をユダヤ人として、律法の下に生まれさせ、
律法によって裁かせ、
神に呪われたものとして木に掛け、
十字架刑で処刑されました。
私たち、すべての人間の身代わりとして、
私たちすべての人間の「的外れ」の責任を
この方に負わせて。



それで、私たちの「的外れ」の責任は、
律法の要求のとおりに果たされたものとされ、
私たちは処刑が終わっている者として、
責められるところが一点も残っていないものとして
扱っていただけるのだそうです。



だから、安心して「わたしに帰って来なさい」
と言われるのですね。



さらに、帰って来た私たちには、
【聖い御霊】と呼ばれる方をお遣わしくださるのだそうです。

この方によって、【父である神】ご自身の御思いを
私たちの心に置き、書き記して、
私たちのうちにご自身の思いがあるようにされ、
私たちがご自身と思いを一つにして生きるように
してくださるのだそうですから。



私たち自身である〔生まれたときからの私〕という霊を、
イエスの十字架刑での死に合体させて、
処刑されたもの、死んだ者、古い者としてくださり、
御霊によって新しく生まれた者、
神の子としてくださり、神の子の生き方を生きる者にと。
(エレミヤ31:31~34、エゼキエル36:25~28、ヨハネ17::21~23)



 神は、悪しき者が滅びてしまうのを悲しまれる方。
私たちも「的外れ」な生き方に気づくたびに
立ち返り、立ち返り、しながら。

今日も。



      ~~~~~~~~~~~~~~

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