『三匹のおっさん』 有川浩

2012年06月06日 18時34分47秒 | 有川浩
暑くなりました



「還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか、とかつての悪ガキ三人組が自警団を結成。剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はやがてキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与え…。痛快活劇シリーズ始動。 」(BOOKデータベースより)


三匹のおっさんの話。
以上。


といったら怒られるな。
三匹のおっさんとは、主役級で剣道の師範の清田清一、柔道が得意な立花重雄、機械が得意な有村則夫の三人。
おっさんという言葉からすると、中年の男性に対する少し侮蔑の混じった言葉のように聞こえるけど、そうではなくて愛情のある「おっさん」らしいです。

そんなきけんなおっさんたちが、町内の悪に立ち向かって、解決していく短編集です。まあ、つながってはいるけども。

ちょっと今回は簡単な紹介になってしまいましたが、軽快な語り口にもかかわらず、現代の問題点にも切り込んだよい話になっております。

★★★★☆

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