『インシテミル』 米澤穂信

2011年08月17日 23時20分38秒 | 読書
30分以上かけて書いたものが消えた。。。悲しいけどもう一度書きます。



「「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。」(BOOKデータベースより)



インシテミル・・・

どういう意味だろう?



① inしてみる

う~ん。

こういうこと?



inしてます。
ほんとはシャツインの写真を探したけどなくて。
ちょうど顔隠れてるからいいかなって笑
俺はどれでしょう??

いやいや、この小説に関係ない。
だれもinしてないし。



② 院試てみる

大学院試験受けてみるのあたらしい略語??

いやいや、大学院試験に挑戦する青春小説じゃあるまいし。
これはれっきとしたミステリっすよ。




③ INNしてみる。

INN・・・ホテル。

ホテルに泊まるの新しい略語??



いやいや、施設に寝泊まりするのはいっしょだけど、12人でホテル泊まりをしましたじゃ恋愛小説か青春小説になってまう。
ちゃうちゃう。



④殷氏手実瑠

いかがわしい小説の主人公??
いやいや、さすがにこんな名前を付ける作家はおらんやろ。



結論:わかりません!



こんな茶番は置いといて。

この小説は私が通う美容院のお気に入りアシスタントの一人、「きむ」の紹介で読みました!
かってにリンクはってるけどいいっすよね??きっと見てくれてます。そうですよね??笑


内容はというと、

時給11万2千円というありえない金額に半信半疑(疑いしかない?)ながら応募してきた被験者12人。
この12人は地下シェルターみたいな施設に閉じ込められ、殺しあうことでボーナスを得るという設定で共同生活を始める。
誰も何もせずに7日間過ごせは各々に1500万円ほど手に入るが、囚人と被験者それぞれの思惑により殺人が殺人を呼び、お互いが疑心暗鬼になり、次なる殺人を生む。

主人公の結城は一見(いや、ずっと)普通の大学生で、車を買いたい(女の子にもてるため)が一心でこのアルバイトに応募してきます。
最初は本と普通の大学生ですが、だんだんと凛々しくなり成長を感じられます。

他のキャラクターも個性豊かで、バラエティに富んでいるし、描写も素晴らしい。
読んでいて疲れないし、先が気になって仕方ないっていう小説です。
しっかり伏線を回収し、最後にはお決まりのどんでん返しも。

よくある、最後まで読者には知らせず実は○○でした。っていう小説とは違って、しっかり推理の根拠となるものは示しているし、それを組み立てることによって解決している点はさすがです。
東野圭吾もびっくりです。w


まったく憎い作家ですよ。
こんなに楽しい本を書いてしまうだなんて。

悲しむべきはやっぱり設定に無理がある部分があって、そこの穴埋めが難しかったかなって。

それをさしおいてもあまりある面白さでした。
きむ、さすがです。次のシャンプーはきむにします笑
またお願いします。

★★★★☆

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2011-08-18 00:24:30
本読むのたのしみですo(^▽^)o
また報告しまつ(^^)
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Unknown (さとる@管理人)
2011-08-18 07:00:24
早速ありがとう(^-^)v
報告待ってます。
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