『牛乳アンタッチャブル』 戸梶圭太

2015年08月08日 09時52分48秒 | 読書
夏真っ盛り。



「雲印乳業西日本支社のお客様相談センターに一本の電話がかかってきた。低脂肪牛乳を飲んで食中毒をおこしたという。やがてその数は一気に増え対応に追われるセンターだが、会社の上層部は真剣に取り合わない。開いた記者会見では社長と工場長が真っ向から対立し大混乱に陥る。こんな会社に未来はあるのか?そのとき、無責任な俗物経営陣を倒すため、立ち上がった社員がいた!痛快無比の企業エンターテインメント。 」(BOOKデータベースより)

僕ら世代から上の世代くらいだと記憶にあることかと思いますが、
あの雪印乳業の食中毒事件をもとにした作品です。
社名が雲印となっているけど、読んでいるときは完全に雪印にしか見えない。

どこまでリアルでどこまでパロディなのかはわかりませんが、
壮絶な現場と能天気な首脳陣にはあきれる限り。

ただ、それが人間だなと、ふと思った作品です。

短いですがこれくらいに。

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