『ためらいもイエス』 山崎マキコ

2010年02月13日 14時26分15秒 | 読書
なんなんだこの作品は・・・



珍しいラブストーリーです。

わたしは仕事以外に何もない、さっぱりとした日常をいたく気に入っていたはずだった――二十八歳にして処女、仕事一筋の奈津美に訪れた予想外のモテ期。三人の男を前に、はたして彼女は、棒に振ってしまった思春期を取りもどすことができるのか。愛すべき恋愛音痴のための可笑しくて、やがて切ないラブストーリー。(文春文庫裏表紙より引用)


まあ、このとおり仕事に生きてきた女のラブストーリー。
こういう恋とかに芽生える瞬間ってのは、きっとどこかにきっかけを感じているのだと思う。
生まれた時から色恋ごとに芽生えている人はともかく、どんなひとでも何かをきっかけにこういった感情になっていくんだと思う。
それが中学生であるか、高校生であるか、28歳であるか。

誰かを好きになるとかいうことは人間のもちうる普通の感情であると思う。
それをどう表現するか。

誰かのことを好きなる。
アプローチ、そして玉砕。それが俺の人生。。。w

でもそこで思うんだ。
「自分は○○だから、どうせ・・・」
って思っている間はなにも進歩はない。
自分はこうありたい、こんな人になりたい。
そうおもって一歩踏み出したときから成長が始まるんじゃないかと思う。
気持ち次第で人ってのはすぐ変わるもんだと思うんだ。
ほんのちょっとのきっかけだけでね。


恋愛音痴、恋愛に偏見を持つ人、自分に自信がない人・・・
そんな人に、「素直な気持ちで」一読してほしいような作品です。

僕も頑張りますw

『ジウⅠ』 誉田哲也

2010年02月06日 23時28分30秒 | 誉田哲也
ジウ1


はい、またまた誉田哲也です。
最近の俺の流行りだから許してください。
今度の主人公は相手の気持ちを考えて説得することが得意な女刑事とバリバリ肉体派で戦闘大好きな女刑事のダブル主人公。
なんか、ダブル主人公が続くと俺がこういった作品が好きみたいだけど、別にそういうわけではないです。
相変わらずこの人の書き方は痛いです。想像すると痛いです。
やばいです。
でも読めば読むほどこの世界に引き込まれていって・・・
気づけば一駅乗り過ごしてました。
ほんと世界が文庫本の見開きのページのみになって、読んでいる活字が一文字一文字動きだして映像を作り出すような可視感。
この人の書く能力はものすごいと思います。


と、5作品を羅列しました。
最近1月で読んだ本たちです。
最近の感じでは1か月5冊のペース。
年間60冊。
1冊500円でも30000円か。
本も安くないです。

それではまた逢う日まで。


『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦

2010年02月06日 23時27分24秒 | 読書
夜は短し歩けよ乙女


森見登美彦っていう、よく知らない作家です。
黒髪の女子大生と、その子に思いを寄せる男の先輩のダブル主人公の作品。
頻繁に一人称が変わっていくので、ときどき誰の話かわからなくなります。w
話も若干SFちっくなのか・・・?よくわかりませんでした。
ちょっと設定が現実世界じゃあり得ない感じだから、話にリアリティーが生まれないのかな?
う~ん。



『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー

2010年02月06日 23時26分29秒 | 読書
オリエント急行の殺人


はい、アガサ・クリスティーです。
俺はこの本を読むまで、アガサ・クリスティーは男だと思ってました。笑
だって、「アガサ」って言ったらコナンの・・・w
正直言って、何が面白いのか分からないままに終わって行きました。
もう、古典の部類に入れてもいいんじゃないかと思うこの作品。
話し方が今じゃあり得ないんだもん。
まあ、でもこういった作品があって今の作品があるわけだし、時代は流れるってことで。


『ラッシュライフ』 伊坂幸太郎

2010年02月06日 23時25分40秒 | 伊坂幸太郎
ラッシュライフ


俺としては珍しい伊坂幸太郎作品。
5つ(だったか?)のストーリーが微妙に絡み合いながら離れながら、最終的に一つの物語を形成していく。
この形式は特に珍しいものではない。
むしろありふれた方法といってもいいと思う。
ただ、一つの絵、一つのキーワードで4つの意味。
それぞれの人生だけど、それぞれがそれぞれの意味を持っているんだなぁと感じる作品です。


『ソウルケイジ』 誉田哲也

2010年02月06日 20時57分54秒 | 誉田哲也
ご無沙汰してます。僕は生きてます。

さて、今日は最近読みためた本の紹介を一気にいっちゃいます。

ソウルケイジ


はい、また誉田哲也です。
ほんと、この人の書き方は爽快!
あっちゅうまに進んでいくストーリー、かといって描写は十分。
人の個性は十分すぎる、これくらいのほうが現実的だからいいんじゃないか。そう思います。
この本の主人公は姫川っていう女刑事。
ただ、この人の勘は当りすぎる気がします。
でも、おもろい本です。ストロベリーないとみたいにエグくないし。