吐き気がするほど、えぐすぎる。
「浴室に転がった孝の生首が、貴子を見上げていた。「いゃあっ!」。貴子は悲鳴を上げ、生首を蹴り上げた。「お父さん!」。優太が、赤い飛沫を上げながら排水口に転がる生首を慌てて拾い上げた。―死体の解体を終えた貴子は最後の足をゴミ袋に詰めた。手伝わされた優太は完全に壊れていた。この場で繰り広げられている地獄絵図は、富永の存在なしには起こり得るはずがなかった。洗脳、私刑、殺人、死体解体そして驚愕のラスト。」(BOOKデータベースより)
本当に吐き気がする。
今までいろんなえぐい作品を読んできましたが、これほどの作品はなかった。
ほぼ全編にわたる虐待、殺人、死体遺棄。
そのすべてがおぞましく、読むのがとても辛いものでした。
この本を一気読みしたのは、もう明日以降に持ち越したくなかったので。
最後まで読んで、何か救われる展開になるかと思えばそうでもなく。
実際の事件をモチーフにしたとはいえ、伝えたい何かが伝わってこない作品でした。
あー、気持ち悪い。
★☆☆☆☆
next...「深く深く砂に埋めて」 真梨 幸子
かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。やがて明らかになる男の転落と女の性。奔放に生きる有利子は悪女か、それとも聖女なのか?悪女文学の傑作『マノン・レスコー』を下敷きに、女のあくなき愛と欲望を描く長編ロマンス。(BOOKデータベースより)
「浴室に転がった孝の生首が、貴子を見上げていた。「いゃあっ!」。貴子は悲鳴を上げ、生首を蹴り上げた。「お父さん!」。優太が、赤い飛沫を上げながら排水口に転がる生首を慌てて拾い上げた。―死体の解体を終えた貴子は最後の足をゴミ袋に詰めた。手伝わされた優太は完全に壊れていた。この場で繰り広げられている地獄絵図は、富永の存在なしには起こり得るはずがなかった。洗脳、私刑、殺人、死体解体そして驚愕のラスト。」(BOOKデータベースより)
本当に吐き気がする。
今までいろんなえぐい作品を読んできましたが、これほどの作品はなかった。
ほぼ全編にわたる虐待、殺人、死体遺棄。
そのすべてがおぞましく、読むのがとても辛いものでした。
この本を一気読みしたのは、もう明日以降に持ち越したくなかったので。
最後まで読んで、何か救われる展開になるかと思えばそうでもなく。
実際の事件をモチーフにしたとはいえ、伝えたい何かが伝わってこない作品でした。
あー、気持ち悪い。
★☆☆☆☆
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かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。やがて明らかになる男の転落と女の性。奔放に生きる有利子は悪女か、それとも聖女なのか?悪女文学の傑作『マノン・レスコー』を下敷きに、女のあくなき愛と欲望を描く長編ロマンス。(BOOKデータベースより)