弟から親の部屋の掃除をして欲しいと頼まれた。
父も母も年とったせいか、部屋の中はグチャグチャで前からひどいとは思っていた。
弟夫婦が手を出そうとすると父が怒るから、娘ならと弟が私と妹に頼んできたので二人で行く事に。
妹は車運転するのは疲れるからと電車で来た。
あいにく土曜日と日曜日は雨予報。
時々雨がやみ日が射したけどほとんど雨だった。
親の部屋は服が積み重なる状態で、何から手を付けたら良いのか途方に暮れたけど、とにかく何とかしなければといらない物は廊下へ出して、ゴミ袋にゴミ詰め込んで、服はこれは着るのかどうかと母に聞いて処分処分。どうしてこんなに服があるのか、手を通してない新品もあるし、ヤマタノオロチじゃあるまいし身体は一つ。靴下だってムカデじゃないというくらい出て来るし、いるいらないは見た瞬間に決める事にして捨てる捨てる。
これじゃとても一人では無理。妹と二人で助かった。
何とか夜までには部屋は寝られるようにして、隣の小部屋は次の日に。
朝起きて窓を開けてみた時見えた、ピンクのヤマボウシ。
お隣の家には、子供の頃からあるヤマボウシがまだ健在。
その当時はヤマボウシはそこの家にしかなかった。その家は今は無人。
限界集落な実家。
日曜日は続き部屋になっている小部屋の整理。
布団やら父の服やらで文字通り足の踏み場が無い。
とにかく雨戸開けねばと、窓まで行ったら窓が少し開いている。
いつから開いていたのか分からないけど、これでは相当寒かったはず。
隙間風が入るとビニール貼っていたくらいだから。
冬中雨戸は閉めたままで暮らしているから、冬中窓は開いていたと思われる。
ここも整理して歩ける所は作った。
時々は窓開けて空気入れ替えたりしないとね。
母の服は着られそうな物は貰って来た。
父は何も言わなかった。
お嫁さんには怒る事でも娘の言う事は聞くみたいで、梅干しの残り汁を捨てるなと言ったらしいけど
私が「これからまた梅干し漬けるから処分しないとね」と言ったら何も言わなかったし、
母は片付けてというからさっそくお嫁さんが片付けたみたい。
やれやれだわ。
とにかく一応綺麗になったし、これを現状維持してねと言って帰って来たけど、どれだけもつかしらね。
また元の木阿弥じゃ困るけど。
土曜日、実家へ行く途中で熊の子を見た。
黒い物が見えるから、猫?犬?と近くまで行ったら子熊。
親もいるかしらと車止めてよく見たけどいなかった。
子熊は道を歩いて行ったけど、弟に聞いたらいつもその近くで熊を見るから、近くに住んでいるのではと言っていた。
野生動物は居て当たり前の環境。
熊が出て来ても驚かない
とにかく大忙しの2日間だったけど、何とかなったし結構楽しかったし。
また来るからねと妹も帰って行き、私も時間があればまた来るからと帰って来た。
ごりょうしんにしても、娘がいて良かった…と、心底感謝していらっしゃることでしょう。
読みながら、いつの日か来るであろう我が身の行く末を見るようで、他人事とは思えなくなりました。
ピンクの山法師って、新しく作り出された品種かしらと思っていましたが、昔からあったのですね。
私は、山手の元町公園でしか見たことがありません。
作業も辛さは半減ですね。
綺麗になった部屋でご両親も気持ちよく生活出来そう
ですね。
だんだん片付けるのも面倒になります、明日は我が身
かな。
実家の片づけ お疲れ様でした。
こんな時 姉妹がいると心強いですね。
羨ましく思います。
ご両親もきれいに片付いたお部屋で 快適に過ごしていることでしょうね。
私の両親も生前 同居の嫁よりも私を頼ることが多かったです。
亡くなってもう何年も経ちますが
今ではそんな手伝いもできなくなってちょっと寂しく思います。
これからは娘たちに迷惑をかけないように
着ない洋服など自分の身の回りを整理しなければと思っています。
身体が動くうちに身の周りの始末とはよく言われる事だけど本当にそうです。親もこうなってしまっては手が付けられないでしょうね。しばらくはすっきりしているでしょう。
ピンクのヤマボウシは昔はありませんでした。父が植えたと思えますが、ヤマボウシが咲く頃実家へ行った事がないので今まで気がつきませんでした。
私も自分の周りどこまでやれるのかしらね。
元気なうちに片付けなければ出来ませんね
年取ってこんな事をやるとは想像もしていませんでした。
私には娘がいないから、元気なうちに身の周りは片付けておかなければ。出来ればだけど