妹と上高地へ ６月３日４日

去年京都へ旅行した後、もっとどこかへ行きたいねとなって

「上高地は行った事ある？」と聞いたら「昔弟が連れて行ってくれただけ」と。

まだ交通規制が無い時代だったらしい。

それでは上高地へ行こうと計画して、宿を探して。

雨よ降らないでと祈る気持ち。

なぜ6月にしたかというと、一番空いている季節だから。

梅雨の季節は敬遠されるらしい。

天気予報は曇り。それならなんとかなる。

 

田沢駅から松本へ。

いつもあそこから見ているのだな～と見上げる。

下から見るとどこだか分からないけど、あのあたりかなと見当をつける。

松本で待ち合わせて、上高地線で新島々へ。

そこからはバスで1時間。

 

バスターミナルから少し歩いて河童橋へ。

 

そこでお昼。

いつも見ているライブカメラの映像と同じ所。

そんなに急ぐ事もないからのんびりと。

 

見上げた所。

山が急。

 

ゆっくり歩いて、明神池へ。約１時間。

途中雨がパラパラ。薄いジャンパー出して着る。

酷い雨にはならずに、しばらくしたら止んできた。

拝観料払って、明神池へ。

 

相変わらず綺麗な明神池。

 

晴れていたらもっと良かったけど。

 

 

側にいた人に写真を撮ってもらう。

 

休憩所で休んで、チェックインが３時なので待つ事に。

左の方に泊まる宿が見える。

山小屋風だよと妹には言ったけど、１泊するだけだから寝られればどこでも良いと。

確かに何万円払って泊っても一泊だものね。

上高地のホテルは高いし。

 

宿は思ったような所。

ここでもウグイスが鳴いている。

窓の外に見える景色。

山小屋風な宿。

部屋にはストーブがあり、寒がりな妹は大喜び。

確かに暖房ないと無理かも。

 

夕飯は６時で、私が安曇野市から来ている事に興味を持った女将さんが話しかけてきた。

地元に住んでいたら、普通は日帰り。

泊まってみたかったからと。妹は名古屋だし。

食事の説明受けて、フキの葉やヨモギの天ぷら。

カブの天ぷらには驚く。カブが天ぷらになるなんて知らなかった。

 

フキ味噌も美味しいし、同じような土地から来た人にこんな料理はというけど、珍しい物は美味しい。

 

山の中だからという事で、消灯は９時。

いきなり電気が消える。

朝６時になると点くという。

 

朝は４時頃からウグイスが鳴いている。

５時頃起きる。

朝は冷え冷え。

温度が７℃ではね。

 

チェックアウトの時写真を撮ってもらう。

チェックアウトは８時３０分。

登山者並み

 

明神橋

間違えてまた左岸へ行ってしまい、戻る。

 

サルが木の上でお食事中。

 

岳沢湿原へ。

綺麗な水の中には魚が泳ぎ、カモが浮かぶ。

ここの魚は幸せだねと妹は言う。

確かに、上高地での狩猟や植物採取は禁じられているから、伸び伸び育てる。

 

 

歩いている私。

 

 

レンゲツツジが綺麗に咲いていた。

 

ゴリラ岩（六百山の一部）

光の関係で、午後にならないと見えないらしい。

 

やっぱり穂高連峰は雲の中。

河童橋のあたりは人だらけ。

 

田代池へ行って見ようと歩き出す。

 

途中にある赤い川。

鉄やマンガンなどが融けているからだそう。

 

 

結構歩いて、いつ着くのかと思い始めた頃出て来た看板。

ここで勘違いで右の道へ行ってしまう。

田代池へはもう少し下へ行かないといけなかった。

途中で違うと気が付いたけど、今更戻れない。

帰る時間もあるし。

 

散々歩いて、ようやく遠くに河童橋が見えてきた。

バスターミナルはすぐそこ。

 

お昼はお弁当を買って。

 

上高地はウグイスがたくさん鳴いていた。

暗くなるまで鳴いて、朝は明るくなると鳴いている。

子育てに忙しいのかも。

クマ目撃情報は見たけど、糞は見なかった。

サルも少なかったし、人ばかり来るからどこかへ移動していたのかもしれない。

外国人が多くて、ほとんどが中国人か白人。

聞きしに勝ると言うけど、これほどとは。

 

妹は、姉と一緒で楽しかったと帰って行った。

次は京都だねと別れる。

次の旅行の時はもう冬だけど。