季節の中の花達と

四季折々の花や植物の事を思いつくままに。

あづみの公園で紙芝居

2019-03-10 08:22:04 | 季節

あづみの公園で、お雛様の展示をやっていると知ったので行ってみた。




去年も見に来たけど、季節の物なので。




土曜日なので案内人がいる。
「上がって見て行きましょ」と言うから、最初からそのつもりなので上がって見る。




昔のお雛様。
私の物も御殿雛。こんなに豪華な物じゃないけど。
生まれた頃はまだ世の中そんなに豊ではなかったけど、初孫の為に祖父母はお祝いしてくれたのね。




昔はこういう物が多かった。
親戚や近所の人がお祝いに持って来てくれた。
私の物はこれより質素。
博物館へ出しても良いような代物。




ここは昔の家を移築した物とばかり思っていた。




案内人のおじいさんの話を聞いて驚いたけど、古い家を参考に建てた物だそう。
言ってみれば新築。
え~!?驚き。




10時半から紙芝居をやると言う。
もう10時半。
私一人しかいないけど、紙芝居をやってくれると言うから
『うぐいすの里』という物を選んだ。
初めて聞く物だから、どんな話しかしらと気になって。

準備を始めたら、小さい女の子とお母さんがやって来た。
3人で見る事に。




おじいさんもこれは始めてやる話だと言う。
これを選んだ人はいないそう。
聞いた事がない話だからかも。

ストーリーは、梅の木に足を挟んで困っていたウグイスを一人の男が助けて、
帰り道、大きな家を見つけて近寄って見ると、女性が出て来てお入りくださいと言う。
入ると豪華な食事でもてなしてくれて、家には部屋が4つあるけど3つは見てもいいけど、
一つは絶対見てはいけないと言う。
男は満腹してひと眠り。
起きて見ると誰もいない。部屋を見て歩く事に。
最初の部屋は夏の部屋。次の部屋は秋の部屋。次は冬の部屋。
こうなると最後の部屋も見たくなる。
見るなと言われれば見たくなるのが人の常。
見てしまった部屋は春の部屋。
梅の花が咲きウグイスが止まっている。
ウグイスは「見てしまいましたね。私は貴方に助けられたウグイスです。見られたからにはもう暮らせません、さようなら」と消えてしまいました。
家も消えてしまい森だけが広がっていました。

こんな話でした。
よくあるような昔話。



終わった後は、親子にお雛さまの説明を始めたので帰って来た。




「ぎっちょかご」って何?
私が生まれた所では、ぎっちょって左利きの事。
ここではキリギリスの事らしい。
鳴く虫を入れる籠。子供の頃見た事がある。




外へ出て見たら良いお天気で暖かい。
ネコヤナギも芽が膨らんでいる。




常念岳が綺麗。




水も春らしい。
公園も花が咲く季節になる。

コメント (4)
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