季節の中の花達と

四季折々の花や植物の事を思いつくままに。

木曽駒ヶ岳日帰り登山

2016-08-30 10:08:04 | 

台風10号のせいでやきもきしたけど、登山は予定通り決行。
毎日ネットの山の天気予報見ては、どうなる事かと気をもんだ。

日曜日になり、天気予報が晴れのち曇りに変わった。
中止の連絡もないし、登山はあると早めに寝る。

集合した時はまだ薄暗くて、朝焼けが綺麗。
5時15分発が、皆早く来たので早めに出発。



駒ケ根の菅の台からは路線バスに乗り換えて。一般の車は入れないのでここからはバス。
そこにいた係の人が「こんな良い天気は久しぶり、ロープウェイの駅が見える」と言っていた。
晴れて良かった。

ここでガイドさんがついて山へ。
燕岳の時の怖そうな人と違って、今回の人は気さくそう。



ロープウェイを待つ。
一台に60人乗れる。「奥へ詰めてください」とアナウンスがあるのでどんどん前に。
上までは7分。物凄いスピードで上がっていく。




途中には滝も見える。



千畳敷駅が。




到着。




外は良いお天気で、カールが良く見える。

写真を撮るなら今のうちという事であちこち撮影。



駅方面。




駒ケ根方面

いきなり2000m越えに来ているので、高山病予防にしばらくここで身体を慣らすと20分間の休憩。



いよいよ登山開始。
千畳敷カールは遊歩道がありぐるっと回れるけど、ここからは登山用の装備をして登山届け出してから行って下さいの領域。




しばらく登って振り返る。




行けども行けどもこんな岩道が続く。
ハアハアと苦しい。20分間では慣れないのでは?
燕岳は下からゆっくり時間かけて登ったから高山病も感じなかったけど、これだけ急ではすぐ息が切れる。



相当来ました。
風が強くなりちょうど良くて、あまり汗もかかなかった。




最初の目的地、乗越浄土。
何も見えないし、風が強くて寒い。
服を出して重ね着。



こんな状態。




中岳へ行く途中の山小屋。
トイレはこういう山小屋でしか使えない。



途中一瞬見える景色。
すぐガスが湧いて見えなくなる。




何とか景色が見える。




中岳山頂。




景色見えない。

そこで少し休んで駒ヶ岳山頂へ。
行けども行けども岩の道。
燕岳が女王と言われるわけが良く分かる。
ここはゴツゴツの荒い山。




駒ヶ岳頂上

「御嶽山が見える!」の声も一瞬で雲が隠していく。


もうフラフラ。
足もようやく出る状態で山頂へ着く。
風が強くて吹き飛ばされそう。
もたついていたら転びそう。





昔中学登山で登った山だけど、ここまで来たかは覚えていない。
登った方向が違うし、泊まった山小屋も違うから。
山小屋の名前、今でも覚えている。




周りは真っ白で何も見えないし。




山頂には神社が。


ここで持って来た物を食べて少し休憩。
晴れていれば景色が良いと思えるけど、真っ白では何も見えないし、風が強くて寒い。
石積みの壁の側で休む。




帰りはまた中岳登るのかとうんざりしたら、巻道があるからそっちから行くと言う。
楽ならそっちの方がと思ったけど、難所ありの文字が。
どんな難所かしら?



こんな所。




下は絶壁。
落ちたら「女性滑落」というニュースになってしまうし、年齢出たらそんな年寄りが無理するからと思われてしまう。
落ちないように細心の注意を払って進む。



後ろを振り返って来た道を見る。

これが難所かと思っていたら、この先さらに物凄い岩場が。
もう写真どころではない。必死でよじ登る。




とにかく全員無事に通り抜けて山小屋までたどり着く。




後から写真見ていたらこんな立札が。
危険だって。知らなかった
道理で後ろから誰も来ないはず。



知らなかったと言えば、山頂目指さずにここの山小屋で待っていた二人がいたそう。
ところがその二人が見当たらない、もしかしたら下りたのかもと話していたら、小屋にいたと出て来た。
さっきはいなかったのに、どこにいたのかしら?
とにかく全員無事に下山。




下りて来てお昼は豪華にソーツカツ重。
ソースカツ丼はよく見るけどこんな物は初めて。
これに蕎麦もついて豪華過ぎる。
お腹一杯。

それから温泉に入って、ゆったりと疲れを癒して。

帰りはバスの中で寝てばかり。

日帰り登山はきついと思う。
やっぱり山小屋に泊まって、夜や朝を体験したい。
それでも行って来て良かった。







コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする