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初冬とは立冬から大雪までを指すそうで、11月7日頃から12月8日あたりまでらしい。
晩秋も同じような季節を指すらしくて、季語として使われているという何だか分からない理由。
どっちも昔の旧暦の事で、今の季節とは合わない。
とりあえず今の山は初冬。
夜からの強風は止まず、山の方から雨粒が飛んで来る。
こんな日だからと行ってみたら、結構車はいる。
今回は登山口から行って見る。
これが遠くから見えたから。
ドウダンツツジとモミジ。
毎年遅くまで残る。
第一ベンチの足が壊れている。
座ったとたんに壊れたら、ビックリすると思う。
犀川の白鳥少し来ている。
家族かも。
山の中に小菊。
近くにサツキがあるから、土について来たのかもしれない。
少し早く来たので、半分過ぎた所で北へ行く電車が見えた。
今北へ行くのを見たなら、南へ行くのには早すぎる。
今年のドウダンツツジは、真っ赤というよりオレンジ色が多い。
あれは巣なのか吹き溜まりなのか。
ドウダンツツジの並木道が続く。
相変わらず第三ベンチ辺りはオレンジ色。
いくらゆっくり休んでも、まだ15分ある。
ドウダンツツジが続く。
かなりの強風が吹いている。
電車はさっき見たし、今回は待たずに上へ。
今葉が残るのはクヌギくらい。
途中でAさん達に会う。
あまりの強風に、上でのお茶はやめて下りるという。
まだ残るドウダンツツジ。
返り咲いているツツジ。
寒いのに蕾は何個もある。
植物には可哀想な温暖化。
綺麗な紅葉。
赤くなると、これが何だったのか分からない。
モミジまだ葉がついている。
遠くから見ると、鳥みたいに見える枯れ木。
こっちは見ようによっては犬みたい。
新しい道標
ここにも欲しいと思う。
右は通れない道で、下へ降りてしまう。
木でふさいだ格好なので間違えないかな。
まっすぐ行くと長峰山へ行く道。
こちらですという札が、今では落ちてしまっている。
たくさんある倒木の一つで休憩。
もうすっかり冬景色。
こんな所にもある。
この先長峰山まであるのかしらと興味をひかれたけど、行って見るのはやめる。
切り株に座って、休憩のお茶タイム。
誰も来ないし、紅葉も終われば長峰山まで行く人もいないのかな。
今回は烏帽子を巻いて帰ろうと歩いていたら、倒れたシラカバが目に入る。
花芽がたくさんあるから折って持って行く事に。
さっきは折れたばかりみたいな杉の枝を拾っているし、それらをリュックへ入れる。
拾い物をするには、20リットルでは小さいかなと思う。
歩いていたらYさんと会う。
お互いに誰?という感じで立ち止まり、確認してからあいさつ。
「どこまで行くの?」「ここから帰る」
Yさんは長峰まで行って来たそう。
私のシラカバを見て、どこにある?と聞いて一枝折って帰る。
急いでいると言って烏帽子峰を登って行ったけど、私は登りたくないから山岳道路へ。
同じ所へ出るのだけど、少し回り道。
この吹き溜まり。
車もほとんど通らないからこうなる。
こっちはカラマツの葉の吹き溜まり。
ヤマアジサイどうなったのかなと行って見て、どこだか分からなくなる。
葉が全部散っているから景色が違って見える。
葉が落ちているのは当然なのに、頭の中は葉がある所を想像していた。
強風で葉が舞う。
雪が舞っている感じがする。
山の方がこんなだから、雪も飛んで来るのかも。
驚いた事に、またYさんと会う。
急いでいたのじゃないの?
ニセアカシアが切り払われてスッキリ。
切ってくれた人がいるという。
こういうボランティアはありがたい。
途中まで一緒に歩いたけど、飯山から来たという女性3人と話し始めたので、私はそれでお別れ。
その後Yさんを見ていないから、どんなに話し込んでいるのか。
急いで帰るはどうなったのかしら?
急に霜が降りたので、桑の葉は緑色のまま落ちている。
吹き溜まりに足を突っ込んで、あまりに深くて驚く。
穴でも段差でも埋めてしまう落ち葉。ちょっと怖い。
変なお天気だったけど、山の上にいるうちは晴れていて良かった。
その後は急激に曇って来て、風は強くなるばかり。
今回はラッキーだったと思う。