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鬼に金棒、名馬に武豊

2007-10-29 20:59:16 | 競馬(レース回顧・反省)
天皇賞・秋

結果

 1着○ 1番メイショウサムソン
 2着  9番アグネスアーク
 3着  6番カンパニー
 4着 15番ポップロック
 5着△ 3番コスモバルク
 6着▲12番アドマイヤムーン
 7着  7番シルクネクサス
 8着☆13番チョウサン
 9着◎14番ダイワメジャー

13着★11番シャドウゲイト
14着△ 2番エイシンデピュティ(8位入線降着)


勝ち時計が、1分58秒4。
一応、稍重の発表でしたが、パンパンではないにしろ、馬場は、かなり回復していたようです。

まず、勝ったメイショウサムソンですが、申し分が無い勝利です。恐れ入りました。・・・強いです。
内枠に入ったことで、武豊騎手は、あえて、前め(4番手)での競馬を意識したことと思いますが、完璧でしたね。
最短距離を走れたことは、この先行策からすれば当然の成り行きで、特段、恵まれたわけではありません。
まさかとは思いますが、コスモバルクの外斜行をも想定していたんでしょうか?
いや、彼なら、そこまで考えていたでしょう。
それにしても、さすがに皐月賞馬です。スピードがありますね。ジャパンカップも楽しみです。

2着のアグネスアーク。
調教は、良く見えませんでしたが、あんな感じなんでしょうねぇ。思っていた以上に、能力は高かったです。
不利が無ければ、接戦まで、もつれていたとは思いますが、相手はサムソンですから、交わすまでは無理でしょう。にしても、この夏に、一気に力をつけている感じで、次のレースも楽しみですね。

3着、カンパニー。
この馬が、東京コースで3着以内に来たのは、初めてですが、オイラも、ろくに確認もしないで、スルーしてしまい、印が付けられず残念です。
安田記念でも、5着の実績があり、なお且つ、今回の調教は、抜群に見えましたので、臨戦過程から見れば、注意は必要でした。
ただ、やはり、GⅠを勝つまでの馬では無いとは、思います。現状では、展開面の助けが無ければ、凡走(着順的に)が多いですから・・・。

ポップロック、4着。
ペリエ騎手は、この馬の末脚に賭けたようですが、位置取り(後方3番手)が後ろ過ぎましたね。
ただ、オイラが思ってる以上に、中距離もこなしています。
上がりは、チョウサンに次ぐ2位(34秒4)。
ジャパンカップでどう乗ってくるか?
サムソンの最大のライバルになりそうです。

コスモバルク、5着。
着順には、満足してます(爆)。
ヨレるのも、判ってました。
影響を与えてしまった馬には、申し訳ないですが、東京コースでは、いつもこんな感じですよ。
騎手に何とかしろ、って言っても、騎手だけの責任じゃないです。調教師にも責任はあります。
今回、逃げてくれましたが、五十嵐騎手は、逃げるつもりは無かったと、言ってます。
そんなことだから、いつまで経っても勝てないんです。「逃げ」も選択肢の一つ、そういうつもりで乗らなきゃ、この馬の良さは活かせないでしょう。

6着、アドマイヤムーン。
まぁ、どうなんでしょう?
休み明けの影響はあったんじゃないかと思いたいです。斜行の余波も受けているようですが、アグネスアークの方が、不利は大きいように見えました。
次走・・・、ですね。

7着、シルクネクサス。
上手く回って来ました。調子もいいのでしょう。
実力以上の成績だと思います。

チョウサン、8着。
ん~、道中、ほぼ最後方・・・。
いくらなんでも、後ろ過ぎ。
上がりは1位(34秒3)ですから、もったいないですね。どうにかならなかったんでしょうか?

ダイワメジャー、9着。
道中5~6番手、は、ともかく、
メイショウサムソンより後ろじゃ、勝てません。
サムソンが、4番手なのですから、マークするよりは、マークされなきゃ勝てない馬です。
本来は、コスモバルクの直後につけるべきなのですが、どうしちゃったんでしょうかね?。慎重になり過ぎでしょうか?
この乗り方では、ファンは、納得しないと思います。

デルタブルース(12着)、
シャドウゲイト(13着)。
デルタは、道中2番手。シャドウゲイトは、サムソンをマークする感じで、5番手でした。
まぁ、デルタブルースは、どう乗っても無理だと思うんですが、だったら、大逃げもありだろうとは思います。
シャドウゲイトは、やっぱりもっと前じゃないと、馬の持ち味が死んじゃってるように思いますよ・・・。それにしても、馬場が乾き過ぎていたかも・・・。

え~、最後に・・・、
帝王賞を勝っているボンネビルレコードですが、ここは、調教代わりなんでしょうか?。
本気で勝負になると思っていたのなら、ちょっと考え物です(爆)。折角の品格が、台無しになってしまうので、こういう使い方はして欲しくないですね。
すでに一度、芝を使ってるのですから、その適性ぐらいは、見抜いて下さい。

まぁ、結局のところ・・・、
武豊は、やっぱり凄い騎手だなと、
改めて思いましたね。
コメント
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