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前回のインフルエンザで中止の年

2007-08-18 22:59:00 | 競馬(その他)
突然、降って湧いたような、今回の馬インフルエンザによる、開催中止ですが、まあ、こういうこともあるでしょう。
いくら予防接種をしていても、病気ですから、仕方ありません。人間だって、そうなんですから・・・。
今後は、少しでも早く、競馬が再開出来る様に、万全な対策を施してもらいたいものです。
それと、
凱旋門賞に遠征予定のメイショウサムソンも感染してしまったとのこと。ん~、実に残念ですが、どの道、この状況では、健康であったとしても、渡仏は出来なかったでしょうから、スケジュールの変更など、速やかに検討すべきでしょう。
現状では、ぶっつけで臨むしかなく、それが不安であるならば、今回は、断念するのもやむを得ないと思います。
そりゃ、もちろん、ファンとしては残念ですが、仕方ないです。

さて、
今回、実に36年ぶりに、インフルエンザによる競馬開催の中止になったわけですが、前回は、1971年のことでした。

オイラには、その時の記憶はありません。
というか、そういう騒ぎがあったことを、当時は知りませんでした。

その時、オイラ11歳・・・(爆)。
でも、大きなレースは、家でTVを見ていて、有名な馬の名前ぐらいは覚えているのです。
スピードシンボリや、アカネテンリュウ、メジロアサマ・・・などなどですが、この年は、なんといっても、トウメイ・・・、らしいです。

らしい・・、というのも変ですが(笑)、当時の記録を見ると、そうなっていますので・・・(爆)。

クラシックは、春にヒカルイマイが2冠を獲り、菊花賞は、あの元祖天才福永洋一が、2コーナー先頭から、一気に押し切ったニホンピロムーテー。
春の天皇賞は、メジロムサシ。
そして、秋の天皇賞と有馬記念は、女傑トウメイが制しました。

有馬記念は、インフルエンザの影響をもろに受けて、アカネテンリュウや、メジロアサマなどが出走取り消しで、6頭立て。
当時は、有馬記念の後に、もう一週あって、「中山大障害」があったように記憶していますが、その一週分から約2ヶ月間、開催が中止になったのです。

ですから、翌年のクラシックは、日程が大きくずれ込んで、ダービーが7月9日に開催されました。

で、
この1971年にはどんなことがあったのか・・・。
ちょっと調べてみました。

高松宮杯(現・高松宮記念)が新設されました。
というか、
それまでの「中京大賞典」の名称が変っただけらしいですが、当時は2000m戦で、1200mのGⅠレースになるまでは、宝塚記念のあとに開催されるのにもかかわらず、結構、多くの一流馬が出走していたレースだったと記憶しています。
皇室の威光、恐るべし(笑)。
ナリタブライアンが出走したのも、むべなるかな、という感じがしますが、さすがに1200mでは、誰が考えても疑問で、おそらくは、JRAから、出走への強い要望があったことは、疑う余地も無いでしょう。
競馬といえども、興行です。
GⅠになって、最初のレースですから、レースの目玉として、スターホースは、欠かせない存在です。
それが「大人の社会」です・・・(爆)。

おっと、激しく脱線しました・・・。

それ以外には、
この年、ミルリーフが、初めて欧州3大レースを制覇したんですね。あのミルリーフが活躍したのは、1971年だったんですね。

それから、あの、ボールドルーラーが亡くなったのも、この年だったらしいです。

それと、
ちょっと興味深いのが、
カントリー牧場の谷水信夫さんが交通事故で亡くなっています。あの「タニノ」の冠名の(先代?)オーナーさんですね。
スパルタ調教で有名、だったらしいです。
ウオッカが凱旋門賞に行けなくなったので、その腹いせに、インフルエンザを流行らせたのかも・・・?(爆)。

冗談はさておき、
インフルエンザの年に、牝馬のトウメイが活躍したことを考えると、ウオッカも大逆襲するかもしれません。
第一、ダービー馬です。
ジャパンカップで激走しても、なんら不思議ではありません。
ちょっと、注意していた方が良いかもです。
もっとも、出て来れば、人気になるでしょうけどね(爆)。

てなことで、
予想がない分、雑談の、今週の更新でした。

チャンチャン♪
コメント (1)
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