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韓明淑2回目公判ー郭証人、爆弾証言。検察は当惑

2010年03月13日 | 南域内情勢

写真ーハン・ミョンスク前総理のわいろ授受事件公判に証人資格で出廷した郭ヨンウク前大韓通運社長が、11日昼ソウル瑞草洞ソウル中央地方法院から車椅子に乗ったまま法廷を出ている。

郭ヨンウク、韓前総理2次公判で郭氏証言

“検察が気味が悪く(チングロウォ),恐ろしく…生きるために陳述”と爆弾陳述

 検察‘当惑’

11日ハン・ミョンスク前総理の2次公判法廷は郭前大韓通運社長の一言一言に耳目が集中した。
韓前総理が金の封筒を受け取ったのは直接目撃できなかった、という証言に法廷はざわめいた。 郭前社長が‘検事が金を受け取った人をみな吐け’、‘生きたくて陳述した’と話すや,法廷はさらに騒がしくなった。

郭前社長の法廷陳述が事実ならば,韓前総理がわいろを受けたという検察控訴事実に疑問が提起される。 さらに郭前社長は、重要な問題などにも“思い出せない”と答えたり、曖昧に述べた。 検察では韓前総理が、お金をハンドバッグに入れたという趣旨で述べたが,公判ではこういう言及はなかった。

郭前社長は陳述背景を尋ねる裁判長に“検察が気味が悪く,恐ろしく…. 死にたかった”,“(体調が悪く)生きるために陳述した”,“(検事が)虎より恐ろしかった”と話し涙声にさえなった。 心臓が良くないのに、明け方1~2時まで検事と“面談”、苦痛だったと打ち明けた。

検察は有罪立証に必要な核心証人から‘期待’した証言が取れず表情が固まった。 郭前社長は“検察が(要人を)みな吐けと言ったのか”という裁判長の質問に“はい”と答え、検察を当惑させた。
‘標的捜査’論議がおきる所以だ。だが 検察は、適法手続きにより調査したという点を何回も強調した。

●この件は昨年朝鮮日報がすっぱ抜いた「韓明淑、5万ドル賄賂授受」と題した社説が発端だ。記事は検察から漏れた情報。当時他の件でも捜査を受けていた郭証人、司法取引があったのでは、との疑惑が付きまとっていた。
さて、この公判の行方はどうなるのであろう。もし第一審無罪が確定すれば、6.2地方選挙でMB糾弾世論が沸騰するであろう。選挙前の5月23日はノムヒョン逝去1周年、あの500万人の弔問客がどう動くか?
この公判を今後も注目したい。namsang


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