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私が希望バスに乗った理由-バス内での自己紹介から

2011年07月11日 | 南域内情勢
手をかせば世の中変わるかも…目撃者にでもなりたかった”

チョン・ユジン・パク・ウンハ記者sogun77@kyunghyang.com

私が希望バスに乗った理由

職場から押し出された人々が、いつからこのように増えたのだろうか。

‘希望のバス’の車内で自己紹介があった。10人中2人が解職者と整理解雇者であった。 障害者という理由だけで‘整理解雇’なった人々は、不便な脚でびっこをひきながらも釜山韓進重工業ヨンド造船所に向かって、雨の道を黙黙と行進した。

参加者は全部‘希望’が必要な人々だった。
クレーン上のキム・ジンスク委員を‘激励’するためより、自身の処した絶望的現実をひとり一人の力が集まれば変化させることができるという‘希望’を見たくて行った人々だった。
世の中を変えるのが容易でないならば‘目撃者’にでもなりたいと、バスに身を任せた市民らも多かった。

以下、自己紹介

●イ某氏(韓進重工業本社職員夫人) =

“夫がソウルにいる韓進重工業本社で仕事をする。 今春から解雇労働者が本社の前で座り込みをして、夫をはじめとする本社職員が対応していると聞いた。 同じ会社で、ある労働者は解職されて座り込み、他の労働者は月給を受け取って彼らを阻止しなければならない状況が凄惨だ。 夫も心情的には共感するが一緒に来られなく申し訳ないといった。”

●タリョン氏(ニックネーム) =

“本で読んだ一節中こういう一節があった。 ‘何もできるのがないならば目撃者になろう。 目撃者を恐れる人には、大きい威嚇になるだろう.’これが私がバスに乗った理由だ。”

●キム・スンフン氏(金属労組KEC副支会長) =

“希望バスの人々に会えば勇気と希望を得ることができそうで参加した。 1年余りのストライキを終え会社に復帰したが、相変らず雇われヤクザのような人員が会社に常駐している。 労組活動をする人々に唾を吐いて…。 韓進重工業の話は他人事ではない。”

●黄政華氏=

“整理解雇、非正規職を以前は‘哀れだ’程度で考えたが、今市民は‘私の問題’と考えるようだ。 同情だけで、こんなに多くの人が集まって釜山までくることはない。”

●キム・ヨンスン氏(大学教師)

4年制大学を卒業しても非正規職を転々としたり失業状態になる今、韓進重工業事態は私の弟子が将来体験する問題だ。”

●キム・トイル氏(前職銀行員) =

“本来社会に関心が多いほうではなかったが、ノ・ムヒョン前大統領追慕時に関心を持ち始めた。 1次希望のバスの時も行ったが、その時白髪の韓進重工業職員の方が私たちを喜んで迎え、泣かれた。 どれくらい佗びしくて、また、どれくらい有難かったら…. その方を思い出して、またバスに乗ることになった。 私たちの社会は富者の不正には寛大ながら弱者にはとても残忍だ。”

●キム・イェイン嬢(国楽芸高3学年) =

“2008年ろうそく集会以後お父さんとともに集会にしばしば参加している。 学生ですがこういう問題に関心がなければならないと考える。 今日は徹夜集会で参加者が疲れた時、元気を出すようにしようとヘグムを持ってきた。 明け方1時頃の小康状態の時にヘグムで‘イム(あなた)のための行進曲’ 等を演奏した。皆好んで下さってうれしかった。”


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