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北の論評ー本気?それとも揺さぶり?

2008年10月16日 | 南北関係関連消息
統一ニュース記事紹介/抜粋

<労動新聞> '南北関係全面遮断重大決断' 警告

2008年 10月 16日 (木) 16:18:13

論評は北の公式な立場なのか?

16日北朝鮮 <労動新聞>は論評を通じて ‘南北関係の全面遮断を含んだ重大決断’を予告した。その背景に関心が集まっている.
この日の論評は ‘愚かな妄想を追い求める者とは最後まで決着を見るであろう’という題目の論評で “6.15共同宣言と 10.4宣言を踏みにじり、南朝鮮を過去の独裁政権当時に戻しておいて、対決と戦争を追い求める極右分子たちが傀儡政権に納まっている限り、南北関係が正常化されることができないということはあまりにも自明だ”、 “もし売国逆賊の輩らが繰り返される警告にもかかわらず、私たちの尊厳を毀損し無分別な反共和国対決の道を固執するならば、私たちは止むおえず南北関係の全面遮断を含んだ重大決断を下さるを得なくなるであろう”と明らかにした.
<労動新聞>は去る 4月 1日′論評を通じて “李明博は今までの我々の忍耐と沈黙を計算違いしてはいけない”、 “現《政権》は自らの親米事大, 反北朝鮮対決策動により、南北関係が凍結され朝鮮半島の平和と安定が破壊され、破局的事態が招来されることに対して全面的な責任を負うようになるであろう”と 指摘した.

解決策はないか?

この日の論評は、李明博政府の対北政策に関する全面的批判と同時に、これまでの「総和」であると見える.
実際 '非核.開放.3000' 対北政策と 6.15, 10.4宣言移行反対, 統一進歩勢力弾圧, 酒積では復活, 統一教材と歴史教科書改訂, '北侵戦争演習' など直接取り上げられた事案だけでも少なくない.
その中でも、断然人目を引くことは “逆族共が我々の最高尊厳を敢えて触れることは私たち体制に対する挑戦であり宣戦布告だ”とのくだりである. 北側の ‘最高尊厳’は金正日総書記を意味するということは常識に属する.
とにかく李明博政府が登場して以来、南北関係は平行線を走っている。このたび、北側が砲門を開くことで新しい段階に入った。 北側の段階的措置が可視化になる場合、南側の対北政策も岐路に立たされる。


久しぶりに、過激な、「格調?」を匂わせる文章に接した。
でもまんざらホラでもないよう。
今日アメリカ大統領選最終テレビ討論でオバマ51、マケイン38パーセントの支持率推移が表示された。そしてテロ支援国家指定解除の追い風…

悪の枢軸、独裁国家、金王朝、世界の孤児、餓死者数百万…などと罵られ見下されたわが祖国の半分。これがすべて事実であっても統一の対象であることにいささかの間違いはないのだ。

統一とは、相手を尊重し認め合うことから始まる。相手を蔑み、施しを授ける式の傲慢な姿勢に対しては、絶対に胸襟を開かない。非核開放3000が何を意味するのか、9か月過ぎた今では三尺童子も分かること。

北の同胞の悲痛な叫びとして論評をとらえてみれば、そこから何かが始まるかも知れない。愛をキーワードに、民族融和、同族相性、多文化共生を追求すれば、東アジアの平和構築も夢ではないはず。
namsang


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