NPO法人 三千里鐵道 

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国連、北風力発電機設置工事 来年4月に完工予定

2012年07月15日 | 北域内情勢
写真は、三重県青山高原の風力発電の姿


自由アジア放送の記事です。
国連が、風力発電所建設支援をしていたとは知りませんでした。

この記事、とても関心があります。
北がこれから開発されていくときに、日本や韓国手は違って、自然エネルギーを活用するようになればなあと常々考えてきたからです。

化石燃料や原子力発電ではなく、北の自然に適したエネルギー生産構造ができるよう、願うばかりです。


by maneappa

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http://www.rfa.org/korean/in_focus/windelectricity-07132012160606.html
国連、北風力発電機設置7年目工事中

ワシントン-キム・ジングクkimj@rfa.org

2012-07-13




アンカー:国連開発計画(UNDP)が北朝鮮に設置中である小型風力発電機が工事開始7年にして仕上げ段階に入りました。
その間対北朝鮮支援をめぐっての論議の中、国連傘下機関が北朝鮮から撤収したことで工事が中断されたせいです。

キム・ジングク記者が報道します。

7年の間進行された国連開発計画の小型風力発電機設置事業が仕上げ段階に聞きました。

国連開発計画のカロライナ アジェベド スポークスマンは平安南道、温泉郡と平安北道、鉄山郡に小型風力発電機を設置する工事が来年4月に完了する予定だと13日自由アジア放送(RFA)に明らかにしました。

工事を始めた2005年10月以後7年6ヶ月目です。

風を利用して機械当たり1から5キロワットの電気を生産する小型風力発電機の設置工事は2007年3月に完了する計画だったが国連開発計画が北朝鮮から撤収したために設置作業も中断されました。

国連開発計画が対北朝鮮支援を再開した2010年8月から設置工事が再開し2013年4月に完工する予定です。

アジェベド スポークスマンは小型風力発電機工事に約145万ドルかかると言いながら国連開発計画が全体費用の3分の2を支援して北朝鮮政府が残り3分の1を負担すると伝えました。

アジェベド スポークスマンは仕上げ段階の工事の最終点検のために来る10月専門家団を北朝鮮に送る予定だと付け加えました。

一方、国連開発計画は風を利用したエネルギー支援他にも太陽熱を利用したエネルギーなど石炭や石油を利用した化石燃料を代える清浄エネルギー事業を展開しています。

国連開発計画が代替エネルギー支援事業に配分した予算は565万ドルで対北朝鮮支援総予算の1千310万ドルの43%を占める程大きい比重を占めています。

北 李ブニ "玄静和にすごく会いたい"

2012年07月15日 | 南北関係関連消息
李ブニ朝鮮障害者体育協会書記長


5月に韓国で封切され、大ヒットした映画、KOREA 
実は、4月に、歴史の舞台の千葉で、特別試写会が開催され、都相太理事長と私と一緒に、
この試写会に行ってきた。
実は、この映画の日本での撮影に、少し協力したということで、映画のエンドロールに、
名前が紹介されてもいます(*^。^*)

それはさておき、その試写会に、ぜひ招待したかったのが、当時の北の代表選手 李ブニ氏だった。
千葉で、21年ぶりの再会をさせてあげたかったのだ。
主催者は、千葉が地元の野田首相にも、李ブニの入国許可を求めたが、それは黙殺された。

このインタビューを見て、2015年の光州ユニバーシアードで南北統一チームができること、
そして、この二人が再会できることを心から願う。


by maneappa

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http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/07/13/2012071300956.html?outlink=facebook
南北単一卓球チーム 北 李ブニ 
"玄静和にすごく会いたい"

キム・ジソプ記者Eメールoasis@chosun.com
2012.07.13 17:48

二人が会うわずか4年前、‘大韓航空機爆破事件’があった。
一歳違いの玄静和と李ブニはぎこちない握手をした。 1991年日本、千葉で開かれた世界卓球選手権大会練習場であった。

李ブニは玄静和を一段下と考えていた。 いったいなぜ無駄に‘南北単一チーム’を作るのか?という考えだった。 40年近い分断の歳月を跳び越えるには時間が必要だった。

李ブニ(44)朝鮮障害者体育協会書記長が12日平壌、大同江障害者文化センターでAP通信平壌支局記者に会って当時パートナーであった玄静和(43)韓国馬事会卓球団監督からもらった金の指輪を相変らず大事に保管していると明らかにした。


李ブニ書記長は“50日間一日24時間ずっと私たちは一緒に訓練したし、食事を一緒に食べたし同じ部屋で寝た”としながら“私たちは一つであった”と話した。

ぎこちなかった二人が近づいたのは李ブニ書記長が肝炎にかかって訓練ができなくなった時からだった。
玄静和監督は当時を思い出させて“李ブニ書記長の体の状態が良くなくて)心が痛かった”として“姉さんが健康を取り戻して北朝鮮のために良い成績を出すことを願った”と話した。

李ブニ書記長がベッドから起き上がってから二人の友情は厚くなった。 信頼ができた。
練習ゲームがうまくできない時いつも‘相手のせい’だったことが‘私のせい’になった。
李ブニ-玄静和組は団体決勝で難攻不落の‘万里の長城’中国を折って金メダルを首にかけた。 中国は世界選手権大会のこの部門で9回連続優勝を狙っていた。 言葉どおり南北が‘一つになった’瞬間だった。 その時の感動を李ブニ書記長は一生忘れない。

李ブニ書記長は“夜になれば監視の視線を避けてあたふたと夜食を分け合って食べることもした”としながら“私たちは同じ言葉で話し、同じ朝鮮人だった。 その時私たちは優勝という目的を共有した”と話した。

李ブニ書記長は玄静和監督を“口数が少ない人”と記憶している。玄静和監督と“本当にすごく会いたい”と話した。

玄静和監督は去る2月中国北京で北朝鮮障害者選手たちと訓練中だった書李ブニ記長に会うために統一部に北朝鮮住民接触申告をしたが、承認を受けることができなかった。

李ブニ書記長は8月末英国、ロンドンで開かれるパラリンピック(障害者オリンピック)に北朝鮮障害者選手代表団を率いて参加する。 李ブニ書記長の子供の中で1人は脳性マヒを病んでいる。