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ソウル市‘強制撤去’全面実態調査

2012年07月03日 | 南域内情勢
ハンギョレサランバンからの転載です。


市長が変わることで、ソウルの行政は確実に変わりました。
この変化が全国に及ぶことを願う。

そのために何が必要か。
大統領選挙は本当に大きなチャンスだ。

大統領選挙に入れる一票は、ソウル市民も在日同胞も、同じ重さの一票だ。
大切に行使したい。


by maneappa





2012年07月02日06:35
ソウル市‘強制撤去’全面実態調査

カテゴリ社会
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原文入力:2012/07/01 19:45(1601字)

←パク・ウォンスン ソウル市長が1日午後、独立ドキュメンタリー映画<2つのドア>を観るためにソウル、鍾路区(チョンノグ)、新門路(シンムンロ)の独立映画専用映画館インディスペースを訪問し、市民たちと共に写真を撮っている。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr



パク・ウォンスン、市内全域 現況把握を指示
市が直接 撤去地域の仲裁に乗り出す意向
"限界はあるが行政慣行を変えるべき"
パク市長、映画‘2つのドア’観覧も

 ソウル市がソウル全域のニュータウン・再開発事業区域に住む住宅・商店借家人の移住協議および強制撤去日程などに関して全面実態調査に乗り出した。 パク・ウォンスン ソウル市長は冠岳区、奉天8洞、奉天(ポンチョン)12-1再開発事業区域の‘強制撤去通知’報道(<ハンギョレ> 6月28日付1・3面)後‘強制撤去不許可’方針を明らかにし、ソウル全域の実態調査を指示した。 パク市長は1日午後‘龍山惨事’を扱った映画<2つのドア>をソウル、光化門のインディスペースで観覧した。


 ソウル市高位関係者は「奉天12-1区域のように強制撤去が差し迫ったところがあるかなど、ソウル全地域の強制撤去関連現況を把握するようパク市長が指示した」として「これを基に組合と借家人を仲裁し強制撤去を予め防いでみようということ」と1日明らかにした。 この関係者は 「事業区域別開発日程により、葛藤が尖鋭でない段階ではソウル市葛藤調整担当官が組合と借家人間の妥協を模索し、‘奉天12-1区域’や‘龍山3区域’のように撤去が差し迫ったところは住宅政策室長など高位公務員を直接交渉仲裁者として前面に出す計画」と話した。

 組合側が‘去る29日に撤去工事を行う’と予告した奉天12-1区域の借家人23世帯と、‘30日以後に撤去する’という通知を受けた龍山3区域の商店借家人9世帯に対する強制撤去はひとまず保留された。 奉天12-1区域組合側は‘28日に予定された子供の家の引越しが遅れたことにより撤去を延期した’と明らかにした。 明け渡し移転の訴訟判決を控えている奉天12-1区域と関連してリュ・ギョンギ ソウル市スポークスマンは「明け渡し移転の訴訟に借家人が敗訴しても、ソウル市が借家人と組合間の協議を仲裁しながら強制撤去は避けるよう努める」と話した。 龍山3区域でも1日までは強制撤去の動きが観測されなかった。 先週中盤までソウル市関係者たちは‘家主と借家人間の問題’という態度で、借家人問題には事実上手をこまぬいていた。

 パク市長は<ハンギョレ>報道以後、ツイッターとフェイスブックを通じて 「強制撤去はありえない」として‘借家人の居住権’を繰り返し強調した。 去る29日にはフェイスブックに「もし(奉天12-1区域)強制撤去が開始される予定ならば、私が他の日程を全て取り消して現場に行って当事者の意見を聴取してみるというはったりまで含めて、強制撤去中断の意志を明確にした」と明らかにした。 彼は「数十年暮らした住民たちの立場で自分たちの暮らしの根が抜かれようとしているのに、行政の便宜という名目で強制撤去という武器に頼った過去の行政慣行は変わらなければならない」と話した。

 ソウル市の最近の態度は前任のオ・セフン市長が在任時‘区庁に来て横車を押す人は民主市民の待遇を受けることができないので、どうか自制して下さい’という垂れ幕を区庁舎に掲げようとしたこととは対照的だ。

イム・インテク記者 imit@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/540444.html 訳J.S

ハンギョレ[土曜版] ハン・ホングの維新と今日  連載です。

2012年07月03日 | 南域内情勢
ハンギョレサランバンに訳出されていたものです。
時間のある時にお読みください。



2012年01月28日08:14
維新の肉体と光州(クァンジュ)の心を持つあなたに
ハン・ホング(韓洪九)の維新と今日①連載を始めるにあたり
その時期を知らない20・30代には犬に乗っていた北満州原野の話
新しい未来か過去回帰なのか、総選挙・大統領選挙の選択を前にして
70年代残酷史を振り返る
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1589511.html

2012年02月12日06:42
[土曜版] ハン・ホングの維新と今日 ② 維新前夜
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1595095.html

2012年02月25日07:24
[土曜版] ハン・ホングの維新と今日 ③ 工作名‘豊年事業’ 極秘だが天下が皆知っている極秘
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1599659.html

2012年03月10日04:12
[土曜版] ハン・ホング(韓洪九)の維新と今日 ④維新の精神的根源
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1604564.html

2012年04月08日00:10
[土曜版] ハン・ホング(韓洪九)の維新と今日 ⑥朴正熙の言論掌握(2-上)京郷新聞 強制売却
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1613910.html

2012年05月05日07:39
[土曜版]ハン・ホングの維新と今日⑥朴正熙の言論掌握(3)‘新東亜’筆禍事件
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1623030.html

2012年05月20日06:18
[土曜版] ハン・ホングの維新と今日 ⑦ユン・ピルヨン事件 私の目に土が入っても(死んでも)‘後継者’はいない
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1627860.html

2012年06月02日08:51
[土曜版]ハン・ホングの維新と今日⑧金大中‘拉致’事件(上)
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1632694.html

2012年06月16日08:17
[土曜版] ハン・ホングの維新と今日⑧金大中‘拉致’事件(下)
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1637356.html

2012年06月30日07:58
[土曜版]ハン・ホングの維新と今日⑨朴正熙大統領狙撃未遂事件
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1641877.html

韓国の民主主義は、親日派との闘いだった…

2012年07月03日 | 南域内情勢



私が韓国に留学していた91年のドラマ。「黎明の瞳」

私はこのドラマを見ながら、韓国の民主主義に確信を持った。
この国の民主主義は本物だと思った。
その翌年の選挙で、金泳三と金大中が大統領選挙を闘った時も、そう思った。

1997年の選挙では金大中が当選し、2002年の選挙では盧武鉉が当選し、
私はこの国の民主主義が日本にいながらまぶしかった。同じ韓国人として誇らしかった。

しかし、今、私はこの国の民主主義を懐疑している。

記憶すること、その重要さを痛感している。
私たちは、私たちの弟や妹たちに、子どもたちに、民主主義がどのように闘い取られたのか、を話しているか。
民主主義というものが、いつも水をやり、肥料を与えていなければ枯れてしまう、か弱い花であることを伝えているか???

by maneappa