NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

天安艦吸着物は‘アルミニウム硫酸塩水化物’、爆発材ではない

2010年11月17日 | 南域内情勢
★久しぶりにハンギョレからの記事2件を載せる。天安艦と4大河川の重大案件についてメガトン級の反駁根拠を出した。
KBSでも天安艦関連のプロが直前に放送不可になり、担当PDが怒った。イギリスでは、KAL858事件の情報を、南北政府に微妙な問題なので公表を控えると封印した。ロシア調査団の、爆発ではないとコメントしながら、政府発表は中止したのと、どこか似ている。
大運河計画は、大多数の国民が反対した。一旦計画を反故にしたMB、名前を変えてごり押ししている4大河川事業、正体は大運河計画…。
この2大案件に関する大統領の嘘を見ずして、KBSのMB神聖化謀略に載せられているとしたら、もう救いようがない。


天安艦吸着物は‘アルミニウム硫酸塩水化物’、爆発材ではない


科学者は社会的・政治的論議にまきこまれるのを忌避する傾向がある。 学者の良心をかけて出した結果が科学的論争の対象になるのは歓迎するが、他の理由でその価値が毀損されるのは願わないためだ。

天安艦沈没原因を明らかにする主要証拠とみなされてきた吸着物質に関する論争が何ヶ月も続いている。

<ハンギョレ21>の依頼で、1番魚雷部品の吸着物質を分析したチョン・ギヨン安東大教授(地球環境科学)と、言論3団体‘天安艦調査結果言論報道検証委員会’の依頼を受けて同じ作業を進行した 梁シソク博士(カナダ メニトバデハク地質科学分析室長)もしかり。 二人の科学者が一ケ月余りの実験で到達した結論は、同じだった。

民・軍合同調査団と国防部は、この物質を魚雷爆発からできた‘非結晶性アルミニウム酸化物’と結論した。
二人の教授の今回の実験結果、この結果に同意できないとし、実験結果を関連学術誌に掲載するそうだ。

<ハンギョレ21>は、多少複雑で難しい内容だがチョン教授とヤン博士が結論に至った過程を詳しくのせる。 合わせて二人の科学者が出した答に反論があるならば、真実を正していく過程として、反論を掲載する計画だ。

特に吸着物質が爆発の結果のアルミニウム酸化物という結論を出しておいた国防部の誠意ある返事を期待する。 _編集者


以下省略(あまりにも専門的過ぎて、途中で投げ出されそうなので…)

●訂正ーKBSの「追跡60分」、一部修正して放映されたそうです。…真実が明るみになれば、現政権はどう対応するのでしょうか?

4大河川事業 洛東江・栄山江 3000t級 船舶 航行可能

2010年11月17日 | 南域内情勢
4大河川事業 洛東江・栄山江 3000t級 船舶 航行可能

原文入力:2010-11-17午前09:15:24(1849字)
大部分区間 最小水深 4m
漢江・錦江は 700t級‘余裕’
川幅も船舶運航に充分

チョ・ホンソプ記者

←慶北、漆谷郡、倭館邑、石田里の江亭堰と漆谷堰間の洛東江工事現場で16日午後、重機とトラックが浚渫作業を始めている。この地域は4大河川工事以前には低水路幅が170m程度だったが、工事が始まった後 低水路幅が倍以上に広げられ、工事が終われば560m余りになる予定だ。水深も6mになり3000t級船舶が十分に航行できるようになる。漆谷/シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

4大河川工事が終われば洛東江と栄山江には3000t級船舶が、漢江と錦江には700t級船舶が運航できる水路条件ができることが明らかになった。また、水が不足してもいない洛東江に栄州ダム建設など大規模新規水資源を確保し、洛東江河口堰に排水閘門を増設するのも運河を念頭に置いた設計である可能性が高いことが分かった。




<ハンギョレ>が大韓河川学会と運河反対全国教授会の助けを受け国土海洋部が作成した‘4大河川事業マスタープラン’と国際水上交通施設協会(PIANC)の内陸水運基準などを検討した結果、運河の核心要素である水路と用水が4大河川事業で十分に確保されるという事実が明らかになった。

政府はこの間、川と川を連結せず、閘門を設置しないということと共に水深、平常時に水が満ちる低水路幅、川を直線化しない点など、水路の物理的条件が運河に適合しないと主張してきた。

しかし今回の検討で4大河川の大部分区間で船舶運航に十分な水路が作られることが明らかになった。

国際水上交通施設協会の基準によれば、水深3.3m以上ならば3000t級、2m以上ならば700t級バージ船が航行できるが、洛東江の最小水深は河口堰から慶北亀尾市の漆谷堰まで6m、尚州市の穎江合流地点までは4mなので、長さ110m、幅11mの3000t級大型船舶が運航できる。

また、栄山江も河口堰から光州川合流点まで最小水深が5mで、3000t級船舶が航行でき、漢江の最小水深は八堂ダム~蟾江合流点で3m、錦江の最小水深は錦江河口堰から世宗市錦南堰まで2.5mなので長さ70m、幅9mの700t級バージ船が動力運航できることが明らかになった。

低水路幅も洛東江の場合、河口から慶北尚州の穎江合流点まで360~560mを維持し、他の川も200~300m以上なので船舶運航に何の問題もないことが明らかになった。

4大河川工事で洛東江の江亭堰~漆谷堰区間は170mだった低水路幅が560mに広くなるのをはじめ、漆谷~亀尾区間は190m→500m、亀尾~洛丹200m→500m、洛丹~尚州150m→360m、尚州~穎江合流点190m→430mなど倍以上に低水路幅が拡張される。

韓半島大運河のモデルだったドイツ ライン-マイン-ドナウ(RMD)運河の水深は4m、低水路幅は55mだ。
国土部は4大河川全区間を運河型の梯形断面に浚渫しているという指摘(<ハンギョレ> 8月16日付1・3面)に対し、去る8月16日報道資料を通じて4大河川主要区間の最小水深が0.5~3mであり低水路幅が最小200~300mであり区間ごとに異なり貨物船運航が不可能だと解明した経緯がある。

一方、大韓河川学会は政府の水資源長期総合計画で洛東江流域が2011年0.11億立方Mの水が残るものと予測しているにも関わらず、大規模浚渫と堰建設で6.5億立方Mの水を閉じ込め、栄州ダムを作り2億立方Mの水を追加確保しようとしているのは運河用水路として使おうとしているとしか見られないと明らかにした。

パク・チャングン関東大土木工学科教授は「運河用水路と用水を確保した後、可動堰の簡単な設計変更で閘門を設置し、親水区域開発特別法で船着き場と背後物流団地を建設すれば4大河川事業は運河のための準備を大部分整えることになる」と話した。

大韓河川学会と運河反対全国教授会は、4大河川事業の運河疑惑などの内容を盛り込んだ公開質問書を大統領府と国土海洋部に出す予定だ。 チョ・ホンソプ環境専門記者 ecothink@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/environment/449055.html 訳J.S



イ・インギュ前大検察庁中央捜査部長, またオフレコ発言

2010年11月17日 | 南域内情勢
写真ー得意満面なインギュと、憔悴しきったノムヒョン。この日から23日目に大統領は逝った。

★インギュと言うから、またKBSのインギュか!と読んでみたら、違う。このインギュは元検察の中央捜査部長(現在民間人)、捜査内容を言論に垂れ流し、世論裁判で大統領を追い詰めた男だ。この男、まだその癖が直らないようで、まだ捜査部長と錯覚しているようだ。
韓国の検察は、すでに法の番人であることを放棄し、権力のしもべになって久しい。
借名口座で謝罪すると言った現チョ警察庁長官は、時期を図っていると未だのらりくらり。チョップル弾圧の功労者、MBの信頼は篤い。
MBの周辺には何故このような人材ばかりが集まってくるのか。それでも高い支持率?
はもう一人のインギュが仕掛けている、神話作りの効果なのだろうか。namsang


イ・インギュ前大検察庁中央捜査部長の相次いだ突出発言


2009年中央捜査部長として‘パク・ヨンチャ ゲート’捜査を指揮した彼は捜査過程で、ノ・ムヒョン前大統領が命を絶ったのに責任を負って、昨年7月検察を離れた。

このチョン中央捜査部長が、最近ある週刊誌とのインタビューで‘民主党政治家2人がパク・ヨンチャから各々1万~2万ドルを授受した’と主張した。

去る9月、‘ノ・ムヒョン前大統領の借名口座がある’というチョ・ヒョノ警察庁長官発言に対しては“違ってるかも知れない、そうかも知れない”と曖昧な発言をした。また“盧前大統領が死ぬことで生き返った人も多数いる”とも話した。

彼の話が事実なのか、検察が過去捜査記録を公開したり再捜査を行わない限り確認しにくい。だが 理解できないのは、前職中央捜査部長が捜査過程で取得した情報を、むやみに流す所業だ。 検察のすべての情報が集中する最高検察庁中央捜査部長だ。さぞや多くの情報を知っているだろう。

それでも歴代中央捜査部長らが在任中知ることになった情報を、退職後には口外しない、立証されない疑惑を公表しないことはほぼ常識だ。

この前中央捜査部長の発言は、前職高位検事としての職業倫理も、市民としての基本的責任感のかけらもないようだ。

もし国民の知る権利保障と社会不正清算のために必ず確かめて行かなければならない懸案だと信じるならば、国会出席や記者会見、検察告発等を通して、公式に問題提起してそれにともなう負担を甘受することが穏当な態度ではないだろうか。