NPO法人 三千里鐵道 

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韓国、日本、北韓共通の英雄 我が心の力道山を語る

2010年11月09日 | 管理人のつぶやき
★MINDANサイトに以下のような記事が載った。紹介します。namsang


韓国、日本、北韓共通の英雄 我が心の力道山を語る


写真ー田中敬子さん(左)に力道山の思い出を聞く朴一さん

夫人の田中敬子さん迎え
歴史資料館開設5周年記念セミナー

 力道山(金信洛)の渡日から70年、プロレスデビュー60年の節目の年を迎え、生前の勇姿を偲ぶ「まつり」が10月31日、東京・港区の韓国中央会館で開かれた。在日韓人歴史資料館の開設5周年記念企画。テレビ放送が始まって間もなくその活躍に胸躍らせた世代を中心に80人ちかい参加者が我らがヒーローを語り合った。

 第1部ではノンフィクション「力道山とその時代」、ドキュメンタリー「力道山 勝利の記録」、「力道山 幻のプライベート映像集」の3本を鑑賞した。各上映会とも定員(50人)を上回った。没後46年が経過したとはいえ、いまだに記憶の中に生き続けているようだ。

 朴一さん(大阪市立大学大学院教授)は対デストロイヤー戦に胸を踊らせた一人。「当時、家にテレビがなかったので、友人の家に押しかけて応援した。後に父から在日コリアンと聞かされことから、大学院時代から力道山について個人的に研究してきた」という。

 筑豊炭鉱で育ったというプロカメラマンの昭さんは、両親がテレビの前にかじりついていたときのことを昨日のことのように覚えている。さんはそんな両親を「欧米系のレスラーをばったばったと倒す姿を見て、在日としての憂さを晴らしていたのではないか」と想像している。

 記念セミナーでは夫人の田中敬子さんが、力道山の知られざる素顔を語った。田中さんが力道山からのプロポーズを受け入れると返事するや、別室に離れ、涙を流したというエピソード。力道山が夫人を前に初めて出自を明かしたときも涙ぐんでいたという。

 鄭大聲さん(滋賀県立大学名誉教授)は、「力道山の故郷(北韓)への思い入れはものすごかった。もし、いまも健在だったら、北と日本の関係がしっくりいっていないのを見てじっとしていられなかっただろうね」と語った。同じく金昌鎮さんも、「力道山は韓国と日本、そして北韓でも英雄だ。こんな存在は珍しい」という。

 夫人は力道山が生前、「スポーツを通してアジアが一つにならなければならない」と語っていたと明かし、「惜しい人を亡くした」と声を落とした。朴一さんは、力道山が韓日国交正常化交渉当時、ひそかに両国の間に立って関係修復に努力したという事実を明かし、「もし、生きていたならば、韓国と日本、北韓の三者の懸け橋となれる存在だった。ノーベル平和賞でさえも夢ではなかったかもしれない」と語った。

 懇親会では、参加者がマッコリと日本酒を酌み交わしながら偲んだ。

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丹波マンガン記念館、韓国内市民団体が再建に意欲

2010年11月09日 | NPO三千里鐵道ニュース
★嬉しい記事だ。一人の武骨な男の執念が韓国の市民団体、国会議員を動かした。
今月27日ユンドヒョン(YB)のチャリティーコンサートに、我らも集結しよう!
ロックは馴染まない、としり込みする方々も、目的のために叫んでみよう!namsang


日本強制徴用記念館, 国内市民団体が再建する

|記事入力2010-11-09 05:32

興士団など6団体募金運動…国会議員らも参加

(ソウル=聯合ニュース)
キム・ヨンジョン記者=資金難で昨年門を閉めた日本の強制徴用記念館'タンバマンガン記念館'を生き返らせようと国内市民団体らが動きはじめた。

地球村同胞連帯(KIN)と興士団、民族問題研究所、東北アジア平和連帯、私たちの民族助け合い運動、釜山海外同胞民族文化教育ネットワークなど6団体は、'タンバマンガン記念館再建韓国推進委員会'を発足させ、記念館再建募金運動に入ると9日明らかにした。

これらの団体代表らと共にナム・ギョンピル ハンナラ党議員、カン・チャンイル民主党議員も推進委員会共同代表として参加する。

日本京都府北部にあるタンバマンガン記念館は、1930~1940年代日帝強制徴用に連れられてきた朝鮮人を記憶しようと在日同胞篤志家が個人財産をはたいて運営してきた。だが年間600万円に達する赤字を耐えることができなくて昨年閉館になった。

当時在日同胞と日本の心ある学者が募金運動をしたが、成果が上がらず結局門を閉館した。
今年5月また日本人と在日同胞が主軸になって'日本タンバマンガン記念館再建委員会'を結成し募金運動を行っている。

日本の被害歴史を伝える記念館は多いが、加害の歴史を知らせる記念館は丹波マンガン記念館だけだ。

記念館を再開館しようとすれば、緊急補修費用だけで1千100万円が必要だ。これまで日本人と在日同胞が、400万円だけは集めた。 残りは日本側委員会の要請で、27日京都で慈善公演をするユン・トヒョンバンドの収益金と韓国推進委員会の募金額で充当する。

推進委員会は開館後必要な運営費(600万円)中半分ほどを支援しようと持続的な募金活動をする計画だ。

市民団体関係者は
"在日同胞に対する無関心を払しょくし、(この事業に)韓国からも支援しようとしている。だが、本質的には日本政府と地方自治体が正式に記念館運営を支援して安定的に運営しなければならない"
と強調した。

韓国推進委員会は早ければ22日発足式をする予定であり、この時まで発起人形態で推進委員を募集する。 ホームページ(www.tanbamangan.net)を通じて記念館再建募金活動を積極的に知らせる計画だ。