NPO法人 三千里鐵道 

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ニュースレター編集部、豚舎を訪問

2010年11月07日 | NPO三千里鐵道ニュース
先日の事務局会議でニュースレター17号(2011新年号)編集案が了承された。今日7日の日曜日、都相太理事長の案内で、初めて豊橋市郊外の老津にある豚舎を訪問した。

朝7時30分楊枝をくわえ自宅を出た都相太さんと会い、彼の車を追走しきっかり30分で目的地に着いた。国道から一車線道路に入り、ビニールハウスや牛舎などの並ぶ狭い道をさらにくねくねと走り止まったあたりに、三千里鐡道養豚実験場と称する豚舎が縦横に立ち並んでいた。
看板は無い。都さんは朝鮮半島北域での養豚団地建設、運営を視野に入れ、ここ豊橋で実験、模索を始めようとかねてから思い描いていた。既存の施設を松井氏(元オーナー)から譲り受け今年3月1日から、大規模養豚技術と経験を教わりながら、さらに独自に開発した自前の乾燥飼料による飼育などを実験している。

豚舎に着いた都さんは作業着に着替え、手慣れた手つきで荷車一杯の乾燥飼料を餌箱に入れる。最初の豚舎に都さんが入るや、一斉にクェークェーと甲高い啼き声がけたたましく響く。その声はだんだん小さくなり最後の餌やりが終わると、豚舎内は静かになる。そんな作業を繰り返し、成豚(こんな表現、正確ではない?ー大人になった豚の意)母豚と子豚、種豚と雌豚などの豚舎を回った。

作業を終え、ぼくが楽しそうですね、夢が膨らみますね、と話しかけると、まだまだ解決しなければならない課題は多い、と話した。そしてパイプをくわえ、松井さんと打合せをはじめた。

都さんは常々「人間は老いて行くと原点回帰するみたい、豚と幼少期を過ごし、豚のお陰で成長し、今豚を飼っている。他人は大変だねと言ってくれるが、やっている本人は楽しみながらやっている。」と仲間に話している。
今日も日曜日、普段は従業員がやるが、土日は当分の間は自分がする、と言う。趣味の碁を打つ時間を取られるのが辛いが、とぼくをみて二ッと笑う。

2011年初頭、NPO法人三千里鐡道は朝鮮半島南北両政府に、養豚団地建設に関する要望書を提出する予定だ。その要望書文案を、都相太理事長自らが書く。
地に足のついた統一運動、気張らず共に汗するそんな普段着の統一運動を、と語り自ら実践する都さんは、今回どのような夢を示すのであろう。namsang

解説ーテポポンゲート、隠すには問題が大き過ぎる

2010年11月07日 | 南域内情勢
解説ー

テポポンゲート、隠すには問題が大き過ぎる

2010年11月06日(土)10:21:41キム・グァンウォン言論人( media@mediatoday.co.kr)

テポポンは他人の名義で開設された電話機だ。 加入者と使用者の名前が違う。 捜査機関の追跡が懸念され、犯罪用に使われる。 テポポンはすでに犯罪の必須アイテムになっている。

大統領府がこういう電話機を民間人不法査察の主務部署の総理室の公職倫理支援室に支給、使用させた。
何日か前民主党イ・ソクヒョン議員の暴露に法務長官が認めたので、大統領府でもうやむやに引き下がれない。 大統領府が公式に口を開く状況になったのだ。

それで出てきた弁解が‘テポポンでないチャミョンポン(借名ポン)’話のようだ。 大統領府はそうだとしても、検察の一歩遅れた捜査解明としては、いかにも幼稚この上ない。

いよいよ 大検察庁中央捜査部のお出ましか?
中央捜査部の出現はノ・ムヒョン前大統領がみみずく岩で飛び降りた事態以後1年半ぶりだ。 今回は破産状態のC&グループ秘密資金・ロビー疑惑に電撃突入した。ところが 偶然に民間人不法査察に関する大統領府介入情況らが取りざたされる時期と一致したのだ。

去る10月国政監査で検察に提出された不法査察文書の中で‘B・H(大統領府)下命’という記録が出てきた。 不法査察疑惑で起訴されたイ・インギュ前公職倫理支援官は法廷で“大統領府に口頭で報告した”と述べた。
こういう状況で検察は‘上層部の線を明らかにすることができなかった’という立場をオウムのように繰り返した。 国会で再捜査と特検あるいは国政調査をしなければならない、という主張らがあふれる出るほかはない状況だった。



捜査1ヶ月後検察の発表はやはりであった。 不法査察を誰が指示したのか明らかにすることができなかったということだった。 検察はイ・インギュ前支援官など3人を職権乱用疑惑などで起訴しただけだ。 イ・ヨンホ前大統領府秘書官はただ一回呼んで調査した後、無嫌疑処分した。 背後人物中のひとりのパク・ヨンジュン当時総理室国務次長は最初から呼ぶこともなかった。

この単純で明確に見える事件を扱う検察の態度はますます不憫、不明だ。


ウォーターゲート事件を扱った映画‘皆が大統領の人々’はスリルを感じる。 リチャード・ニクソン米大統領を辞任させた事件は、ワシントン ポスト紙の二人のヒヨコ記者らによってその黒幕が暴かれた。

しかしあらわれた疑惑だけでも足りなくないテポポン捜査は、相変らず羽毛だけ触っている。 …‘テポポンゲート’、…政界にひと波乱起きそうだ。