ああ、なんということだ。
私自身は、韓統連の会員でもないし、韓統連の方針に全的に賛成できるものでもない。
しかし、政権がその団体が気に食わないからといって、その構成員の旅券発給を拒否するなんてこと、どうしてできるのだろう。
思想や良心の自由を認めないとあっては、民主主義国家を標榜するのを今すぐ辞めて、独裁政権時代に回帰したと宣言すべきだ。
本当に情けない国になり下がったものだ。
せっかく民主主義を勝ち取ったはずだったのに…
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駐日領事部、旅券発給の条件として韓統連脱退強要
●統一ニュース
http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=84769
9日在日韓国民主統一連合(韓統連,議長孫亨根)は、駐日本韓国領事部が韓統連会員であることを理由に韓国旅券発給を拒否していているとし、記者会見持った。
韓統連の報道資料によればソン・セイル副議長はこの日記者会見で“李明博政権の韓統連会員に対する不当な旅券発給拒否は盧武鉉前政府の政策の継承性を否定して独裁政権時代に歴史を逆に戻す行為”とし“韓統連は在日同胞の基本権である祖国の自由往来権を守る闘いを通し、民主主義後退を阻止し、6.15共同宣言と10. 4宣言による祖国の自主的平和統一を実現”することだと明らかにした。
記者会見場にはソン副議長をはじめとして、領事部から'韓統連脱退確認書および誓約書'提出を強要されたキム・イヘ東京本部常任委員が参加し、<朝日新聞>、<毎日新聞>をはじめとする日本各言論が取材に臨み高い関心を見せた。
韓国留学を計画していたキム・イヘ氏は去る5月14日担当領事が“韓統連会員を継続するのか自身が決定しなさい”と脱退を強要し、翌日15日'脱退確認書および誓約書'を郵送しろという連絡を受けた時に脱退提出を拒否した。
今月1日領事部に結果を聞いたキム氏に領事部は“旅券を発給することができない”と通告した。
しかし記者会見前日である8日、領事部は金氏に“パスポートが発給されるかも知れない”と連絡、この問題の世論化に制約を加えようと試みたと思われる。
李明博政府になってから、進歩的在外同胞団体に対する入出国が難しくなっており、去る4月18日仁川空港を通して入国した韓統連孫亨根議長など2人の在外同胞団体幹部に対して電撃押収捜索が実施されたことがある。