夏休みの子どもを対象に「すみだ川 水辺の伝説」という資料展が開かれていま
したのでちょっと拝見。今日は「片葉の芦」を紹介します。
昔、横網の留蔵というならず者がいて、亀沢町のおよしという未亡人の娘お駒に
惚れていた。口説いてもお駒が言うことを聞かないのに腹を立て、刃物で斬りつけ
片手片足を切り落とした。息絶えたお駒の死体を細い堀に蹴り込んで棄ててしまっ
た。この後、この堀に生える芦は片葉しか葉が付かなくなった。これが今に伝わる
「片葉の芦」です。
こわーいこの絵は明治時代の浮世絵の複製写真です。