散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

針供養 (浅草寺淡島堂)

2008-02-09 07:54:34 | Weblog
 

 

 2月8日は針供養の日です。半月ぶりに浅草に出向いてみると、老若女女で混雑

していました。はて、人の多いほうに進むと針供養でした。 

 日頃、針を使って生活する人が、折れたり錆びついたりした針を、豆腐やこんに

ゃくに刺して淡島大明神にに供えます。この日だけはその針を休めて感謝の気持ち

を表す行事です。浅草寺では毎年2月8日です。  

 

 和服姿の女性や、裁縫関係の学校の先生や生徒さんが参加していました。早春の

花もほころぶ快晴のこの日参加者でいっぱいでした。

上野 不忍池

2008-02-08 07:43:58 | Weblog
 

 上野公園の西側に位置し、周囲2kmの池です。名前の由来は、むかし上野台地

と本郷台地の間を忍ヶ丘(しのぶがおか)と呼んでおり、この地名にちなんで池の

名を「不忍池」としたらしいとのことです。  

 また、周囲に笹が多く茂っていたことから「篠輪津」(しのわず)から転じたも

のともいわれます。男女が忍んで逢っていたことからという説もありますが、いち

ばんぴったりの感じです。就学旅行か中学生の一団がいますが、池は冬枯れで蓮の

緑は見えないのが残念です。  

 

 鴨が泳いでいますが、「えさを与えないで」と注意。これは太りすぎて飛べなく

なるとのこと、人間も鴨も同じ注意ですね。

五条天神社(上野公園)

2008-02-07 08:01:01 | Weblog
 

 

 その昔、日本武尊が東夷征伐のため、上野忍ヶ丘を通った際に、薬祖神のご加護

に感謝してこの地に祀ったのが創始といわれています。 

 祭神は、大己貴命=大国主命、少彦名命、菅原道真で、特に疫病に苦しむ人々に

製薬と治療の方法を授けたので、医薬の祖神として信仰されています。

 

 同じ境内に、縁結びの神様として知られる花園稲荷神社があり、縁を結び実を結

ぶとしてカップルのお参りも多く、梅もほころぶこれからはお稲荷さん、天神さま

ともに賑わうことでしょう。(資料・神社仏閣ガイド)

 

不忍池弁才天

2008-02-06 07:50:09 | Weblog
 

 金運上昇、芸道上達の弁天さまは、上野不忍池中之島に鎮座しています。夜の雪

が残って、風情がありますね。  

 寛永2年(1625)天海僧正が、比叡山延暦寺にならって、東叡山寛永寺を創

建したことは知られています。また、不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島にちなみ池

に中之島を築き、竹生島の宝巌寺の弁財天を勧請して弁天堂を建立したといわれて

います。  

 芸道上達祈願し、枇杷が飾られています。また、眼鏡屋さんの「めがね塚」、料

理屋さんの「ふぐ塚」などがあります。

駅伝の歴史碑(上野不忍池)

2008-02-05 08:08:10 | Weblog
  後方に弁天堂

 

 「駅伝の歴史ここに始まる」という碑を発見。昨日、残雪の上野不忍池に弁天様

参拝に来ましたところ、参道の入り口で見つけました。 

 碑文を紹介。「我が国、最初の駅伝は、尊都五十周年記念大博覧会「東海道駅伝

徒歩競争」は、大正六年(1917)四月二十七、二十八、二十九の三日間にわた

り開催された。スタートは、京都・三条大橋、ゴールは、ここ東京・上野不忍池の

博覧会正面玄関であった」とあります。  

 すごいですね。箱根どころではなく京都~東京三日間ですからたいへん。当時の

箱根の山は、非常な悪路であったと思われますから、恐るべき競争になったことで

しょう。誰が優勝か知りたいです。

JR上野駅中央改札口

2008-02-04 08:01:07 | Weblog
 

 

 最近の上野駅はキレイになりました。構内には新たに出来たお店がいっぱいあり

ます。駅中商店街が立派になっても、この中央改札口の風景はなんだか何十年も前

から変わらないように感じます。

 ずらり並んだ改札機、昔は駅員さんが ハサミ で切符を切っていた 姿があり

ましたが、今は無い。改札の隣にあった、いかにも駅らしい喫茶室でしばしば時間

待ちをしたけれど、今は無い。しかし懐かしい。それは、改札の上にある壁画のデ

ザインが昔と変わっていないからでしょうか。北へ向かう列車の玄関口である上野

駅の風情です。
 

 切符売り場は変化して平安朝のデザインの絵がありますね。

節分です 恵方巻きです

2008-02-03 08:03:21 | Weblog
 

 

 今朝は一面の銀世界です。寒い節分ですが、今年の恵方の南南東を向いて太巻き

寿司の「丸かぶり」ですね。縁起が良いと言われていますよ。 

 江戸時代末期、大阪の船場で商売繁盛の祈願をする風習として始まった行事。

 それも一時廃れましたが、1970年代後半に、大阪海苔問屋協同組合の人々が

道頓堀で行ったイベントで復活しました。関西地方では一般的な風習となったとい

います。近年では東京でも流行っていますね。(語源辞典より)

水温む (隅田川)

2008-02-02 07:47:29 | Weblog
 

 

 水上バスの向うに「人形の久月」の看板が見えますね。蔵前橋から下って浅草橋

方面へ進みますとJR総武線の鉄橋へ差し掛かります。柳橋、両国橋はこの鉄橋の

少し先です。  

 明日は節分です。やっと水温む頃となりますが、この季節は「新のり」の収穫が

あって市中に出回る頃ですね。正岡子規は「荷を解けば 浅草海苔の匂い哉」と詠

んでいます。まさに春よ来いです。

春の気配

2008-02-01 07:34:26 | Weblog
 

 

 「今年の冬は例年より寒い」と嘆く人が多いですが、スキーやスケートの愛好者

は大歓迎でしょう。でも2月となると、紅白の花が春の気配を届けてくれます。節

分まですぐですから寒がりも我慢です。  

 北からの流氷は平年より6日早く接岸したとか、ガリンコ船も活躍中です。今日

のニュースは滝の完全凍結の写真を放送していました。一方で、まぶしいような黄

色い菜の花が咲き誇って、観光客を喜ばせています。