散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

曲垣平九郎 出世の石段(愛宕山)

2008-02-28 07:36:53 | Weblog
 

 

 愛宕神社に上る石段は「出世の石段」と呼ばれています。その由来は講談などで

お馴染みの話。三代将軍徳川家光さんが芝増上寺に参詣しての帰り道、愛宕神社の

下を通りかかり、梅の花が見事に咲いているのを見つけました。

 「誰か 馬にてあの梅を取ってまいれ」、しかし、この急勾配ですから皆さんは

尻ごみしてダメ。家光さんはご機嫌が悪くなってきた時、この石段をパカッ、パカ

ッと上り始めたのが曲垣平九郎で、見事に梅を手折り献上しました。家光は喜んで

「日本一の馬術の名人」と讃えまして大いに出世したというお話です。

 

 しかしこの石段、上から見ると恐ろしくなるような急勾配ですね。平九郎さんは

立派です。その後も2人、馬で上り下りした人がいるそうです。