あの大震災から100日目になりました。帰宅難民となってよろよろと千住仲街の弁天さま
に参拝して、しばらく休憩させて戴きました。鳥居をくぐって出たところにタクシーが止まっ
てお客を降ろしました。お陰でそのタクシーで帰宅できたのです。
今回は北千住駅から歩いて「お礼参り」に来ました。そこで、説明をよく読んでみると、こ
の弁天像は供養庚申塔として元禄二年(1689)に造塔されたもので、右手に剣を握り左手
に宝珠を持っています。塔の上部には日月、中ほどに二鶏、下部に三猿がそれぞれ刻まれてい
ます。弁財天を主尊とした庚申塔としては、現在のところ東京では一基といわれています。
弁天さまのおかげで帰りつくことが出来たことをお礼してきました。