散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

猿若三座(現・浅草6丁目)

2007-12-02 07:38:26 | Weblog
   守田座と市村座の碑
 
猿若町に芝居小屋があったのは、天保末期から明治になるまでの20年間位だっ

たようです。天保の改革で、中央から猿若町にひとまとめにして猿若町に移したも

のです。中村勘三郎を座主とする中村座、市村羽左衛門の市村座、河原崎座(のち

の森田座)が移って興行をして、江戸歌舞伎興隆の場となりまして、これを江戸三

座と言いました。  

 安政になって森田座は守田座と改称して明治5年に新富町へ、中村座は明治17

年猿若座と改め鳥越へ、市村座は明治25年に二長町へと猿若町から離れていきま

した。  

 

 芝居の歴史がある町内には、「染物・叶屋」のれんが見えますが、いかにも芝居

の町らしい雰囲気が残っていますね。