上野東照宮は、徳川家康の遺言を受けて藤堂高虎がその屋敷地であった上野の山
に、寛永4年(1617)本営を造営しました。その後三代将軍家光が、この寺院
に満足できないとして、慶安4年に現在の社殿(金色殿)を造り、以後、江戸の象
徴としました。
上野東照宮には家康、八代吉宗、十五代慶喜が奉られています。
大石鳥居
大石鳥居は、寛永10年、酒井忠世が建築し奉納しました。昭和17年(194
2)国宝に指定されています。
水舎門
水舎門は慶安4年、安部重次が建築し奉納しました。上野東照宮は、1月から2
月にかけて白、紅、淡紅、紫などの彩りを添えて咲く「冬ぼたん」が有名です。